6月18日の東京6R・2歳新馬(芝1400メートル)は、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気ムスコローソ(牡、美浦・手塚貴久厩舎)が圧勝した。タイムは1分23秒7(良)。リンシャンカイホウ(5番人気)が5馬身差の2着に入り、エングローサー(3番人気)がさらに3/4馬身遅れた3着だった。
5番手を追走していたムスコローソは直線に向くと、逃げていたレディライクのさらに内に進路を取って力強く伸び、後続を突き放した。3~4番手から伸びたリンシャンカイホウが2着。エングローサーは中団から3着に食い込んだ。
1番人気ミヤビフィオーラはレース直前、輪乗りの際に大野拓弥が負傷したため、急きょ津村明秀騎手に乗り替わり。レースでは直線で急に外に逃避したため津村騎手が落馬し、競走中止となった。
ムスコローソは、父ヘニーヒューズ、母ルナレガーロ、母の父アドマイヤムーンという血統。伯父に2006年の高松宮記念優勝馬で通算9勝を挙げたオレハマッテルゼがいる。父ヘニーヒューズは国内供用後の産駒でJRA初勝利。
◆戸崎圭太騎手「追い切りで動いていたからね。少しフワフワしていたけど、上手に走ってくれた。しまいもしっかりしているし、走りますね」
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