《栗東》昨年暮れのGII阪神C2着以来となるダンスディレクター(笹田、牡8)は、坂路でゴールドパドル(未勝利)と併せ馬。一杯に追われて4ハロン51秒8-12秒4でまとめて半馬身先着。「休み明けでGIとなるので今週はちょっと強めに。今年は何とか無事でいい結果を期待したい」と笹田調教師も納得の仕上がりだ。
ラインスピリット(松永昌、牡7)は森一騎手を背に坂路4ハロン52秒2-13秒0を計時した。「馬なりでこの時計ならね。前走(オーシャンSは勝ち馬から0秒2差8着)も着順ほど負けていないし、馬場のいい中京でやれれば」と松永昌調教師は良馬場を願う。
前哨戦の阪急杯を逃げ切ったダイアナヘイロー(大根田、牝5)は初コンビの松山騎手を背にCWで折り合いもついて6ハロン80秒6-11秒7の好時計。「乗りやすくて、口向きも問題なく動きもいいですね」と鞍上も好感触だった。
シャイニングレイ(高野、牡6)は坂路で4ハロン50秒9-12秒7。高野調教師は「今朝の時計は速すぎた。今後、レースまでの10日間の調整が大事」とオーバーワークを気にかけていた。
《美浦》連覇を狙うセイウンコウセイ(牡5、上原)は松田騎手を背にWコースで5ハロン66秒4-12秒4をマークした。ゴール板を過ぎてからもびっしり追われた。「まだ重たいですし、息ができていないから、いい調教ができました」と松田騎手。
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