第159回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~デイリー杯クイーンカップ GIII
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みなさんこんにちは!
本日は東京11R「クイーンカップ GIII」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。
今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」
上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。
第1グループ(橙)は、メジャーエンブレム1頭。
第2グループ(黄)は、ペルソナリテから1.0ポイント差(約1馬身差)内のソロフライト、ビービーバーレルまで3頭。
第3グループ(薄黄)は、エクラミレネールから同差内のダイワドレッサーまで2頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。
メジャーエンブレムが5.2ポイントと2位以下に大差をつけ、他にも第3G→第4G間に1.1ポイント、その下にも1.0ポイント、2.2ポイント、1.0ポイント等々、各所に1.0ポイント以上の溝が点在している構図となっています。
しかし、いつも言っているようにまだまだキャリアの浅い3歳牝馬同士の闘い。一気に指数を跳ね上げる可能性には注意したほうが良さそうです。
今回、一応の本命は◎メジャーエンブレムで仕方ないかなという印象。先週まで同様の馬場なら脚質的にも有利で、好枠を引いて、ということで馬券内1議席はこの馬で堅いと見ています。
以下、中間絶好で更なる上昇が見込め先行力武器の○ビービーバーレル、2走前葉牡丹賞高評価でこちらも馬場の恩恵がありそうな▲ダイワドレッサーと、唯一の関西馬☆サプルマインドを上位に取り、今回の私の馬券は◎=○▲からの3連複としたいと思います。
相手△にはペルソナリテ、ラブリーアモン、ルフォール、フロンテアクイーン、ナックビーナスを選びます。
【3複フォーメーション】
◎=○▲☆=印
6=7,11,13=2,5,7,8,11,13,14,16(18点)
ちょっと気になるのは先行勢が揃った上に、先週の競馬で植え付けられた明らかな内先行有利馬場の印象...。もしかして、Hペース→ズブズブ決着なんてオチがあったりして。 |
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伊吹雅也の週末メイン「1点」分析 2016年02月09日号
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▼2016年02月13日(土) 京都11R 洛陽ステークス
【前走がJRAのレースだった馬の、前走の4コーナー通過順別成績(2011年以降)】
●5番手以内 [4-3-3-19](複勝率34.5%)
●6番手以下 [1-2-2-45](複勝率10.0%)
→差し馬は人気を裏切りがち。先行力が高い馬にも注目しておきましょう。
▼2016年02月13日(土) 東京11R デイリー杯 クイーンカップ
【フェアリーステークスにおいて連対経験がなかった馬の、JRA、かつ500万下から上のクラスのレースにおける優勝経験の有無別成績(2010年以降)】
●あり [4-4-2-14](複勝率41.7%)
●なし [0-2-4-60](複勝率9.1%)
→好走馬の大半は、JRAのレースにおいて2勝以上をマークしていた馬か、フェアリーステークスで2着だった馬。特別登録を行った馬のうち、フェアリーステークスで連対した2頭(ダイワドレッサー、ビービーバーレル)を除くと、JRA、かつ500万下から上のクラスのレースにおいて優勝経験があるのは、エクラミレネール、ペルソナリテ、マシェリガール、メジャーエンブレムの4頭だけです。
▼2016年02月14日(日) 京都10R すばるステークス
【前年か同年、かつJRA、かつダートの重賞かオープン特別において3着以内となった経験の有無別成績(2010年以降)】
●あり [6-5-3-26](複勝率35.0%)
●なし [0-1-3-47](複勝率7.8%)
→実績馬が強いレース。しばらく好走例がない馬や、条件クラスのレースを主戦場としてきた馬までマークする必要はありません。
▼2016年02月14日(日) 京都11R 京都記念
【JRA、かつ2000~2500mのGⅠにおいて9着以内となった経験の有無別成績(2011年以降)】
●あり [5-5-5-18](複勝率45.5%)
●なし [0-0-0-22](複勝率0.0%)
→2200m前後のGⅠで善戦したことのある馬が優勢。昨年はJRA、かつ2000~2500mのGⅠにおいて9着以内となった経験のある5頭がそのまま1~5着を占めました。
▼2016年02月14日(日) 東京11R 共同通信杯
【前年11月以降、かつJRA、かつ芝1600~2000mの重賞かオープン特別において3着以内となった経験の有無別成績(2010年以降)】
●あり [5-5-3-6](複勝率68.4%)
●なし [1-1-3-49](複勝率9.3%)
→前年11月以降にJRA、かつ芝1600~2000m、かつオープンクラスのレースで3着以内となった経験のある馬が中心。なお、この条件をクリアしていなかった馬のうち、前年11月以降、かつJRA、かつ芝1600~2000mのレースにおいて1着、かつ2位入線馬に0.4秒以上のタイム差をつけた経験のない馬は2010年以降[0-0-1-47](複勝率2.1%)と苦戦しています。
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる騎手大全』(ガイドワークス)、『現在(いま)の勝負気配が分かる 騎手×調教師 黄金タッグ』(ガイドワークス)、『一口馬主の愉しみ(競馬道OnLine新書)』(スタンダードマガジン)、『本当に儲かる騎手データブック 馬券の勝ち組は騎手を野次らない(競馬王新書EX008)』(ガイドワークス)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。昨年12月4日には制作総指揮を務めている人気シリーズの最新刊『ウルトラ回収率 2016-2017』(ガイドワークス)が発売された。 |
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