19日の中山6R2歳新馬(ダート1800メートル)は、大野拓弥騎手騎乗の2番人気ブライトリビング(牝、美浦・久保田貴士厩舎)が3番手追走から直線で楽々と抜け出し、5馬身差で快勝した。タイムは1分56秒6(良)。
外からアポロガッツが積極的に先手を取り、1番人気のレッドゲルニカが2番手でマーク。好スタートのブライトリビングは3番手におさまり、その後ろにマイネルリーブラが続いた。4コーナーでは前3頭が固まる形になって直線へ。抜群の手応えで追い出したブライトリビングが並んでいた2頭を置き去りにしてぐんぐんと差を広げる。直線外から伸びてきたマジカルウインドに5馬身差をつける完勝で初戦勝ちを決めた。2着は7番人気のマジカルウインドで、さらに1馬身差の3着にレッドゲルニカが入っている。
ブライトリビングは、父ワイルドラッシュ、母アイヴォリーカラー、母の父クロフネという血統。姉カラフルデイズは交流GII関東オークスの勝ち馬。
大野騎手は「直線で抜け出してからもすごく楽でした。バランスが取れているし、けいこではキリキリする面を見せていましたが、実戦では堂々としていましたね」と5馬身差のVをにこやかに振り返っていた。
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