【2/25 小倉】馬場・血統バイアスチェック!2018年2月25日(日) 13:00
前週(開幕週の場合は前年同週)ならびに土曜日、日曜日午前中のレース結果をもとに、各場の馬場や血統のバイアスを考察。特別以降のレースで傾向に合致する注目馬をお伝えします。
【ダート】
先々週の凍結防止剤投入の影響が残っており、力の要る馬場状態。ただし、路盤が比較的しっかりしていることに加えて、低温対策に伴うマメなハローがけの効果もあってか、走りやすいコンディションであることは間違いない。土曜日の連対馬の大半が先行勢。流れや力関係を差し引いても、前めに位置した馬の健闘が顕著だった。
日曜日はあいにくの雨予報。「前有利」の騎手心理が必要以上に働くことも想定され、土曜日とは異なる傾向が出ることも十分に考えられる。よって、基本的に先行優勢ではあるものの、時計および展開次第では差し・追い込みの台頭もあり得るということを念頭に置いたほうがいい。
血統面では父ミスプロ系と父サンデーサイレンス系の活躍が顕著。前者はキングカメハメハなどのキングマンボ系に加え、フォーティナイナー系やエンパイアメーカーなどが好走を重ねている。後者についてはハーツクライやネオユニヴァースなど、ダートの定番血統を押さえておけば問題はないだろう。
(注目馬)
小倉9R(7)ドルチェリア
小倉9R(9)ワンダープレジール
【芝】
土曜日はA→Bコース替わりの週ということもあり、先週よりも先行馬の健闘が多い半面、芝の番組が多いことも災いしたのか、後半は差し馬の台頭が目に付いた。ただし、内が極端に荒れていて外差しがバンバン決まる馬場というわけではない。ペース次第で先行馬も粘ることのできるフラットな馬場ととらえたほうがいいだろう。
土曜日の結果を見る限り、日曜日はたとえ雨が降ったとしても傾向が一変することは考えづらい。距離別では1200mが先行~好位差し有利、中~外枠やや優勢。1800~2000mはやや差し有利、枠順不問と想定する。
血統面については、距離に関係なくサンデーサイレンスの内包馬が好調。1200mではダイワメジャーのほか、ダートでも走れるようなパワータイプが好走を重ねている。1800~2000mではハーツクライやステイゴールド、マンハッタンカフェなどスタミナに長けたタイプに注目したい。
ほかでは、ダンチヒ系種牡馬を父か母父に持つ馬の好走例も多い。面白いところでは、サンデーサイレンスを経由しないヘイルトゥリーズン系(ロベルト系、タイキシャトルなど)やグレイソヴリン系を母父に持つ馬の好走例が増えてきている。人気薄の激走も見られることから、警戒は怠れない。
(注目馬)
小倉10R(1)デルマオギン
小倉10R(7)マイネルプレッジ
小倉11R(1)タニノアーバンシー
小倉11R(11)プロフェット
小倉12R(16)ブラックバード
小倉12R(17)オフクヒメ |
[もっと見る]