17日の小倉5R2歳新馬(芝1200メートル)は、松山弘平騎手騎乗の1番人気エイシンキサナドゥ(牡、栗東・野中賢二厩舎)が直線で外から鮮やかに差し切り快勝した。タイムは1分9秒4(良)。
ヴァッフシュテルケとグッドウェーブが内からジワッと先行。その外にプレフェリートがつける。人気のエイシンキサナドゥはあまりダッシュがつかず、後方から中団へと少しずつ押し上げていった。直線半ばで先行した馬が軒並み失速。これに代わって、一番外に持ち出していたエイシンキサナドゥが力強い伸び脚を披露すると、そのまま豪快に差し切って快勝した。1馬身1/4差の2着争いは、4コーナーで最後方に並んでいた2頭が鼻面をそろえてゴール。わずかにハナ差、4番人気のセフィーロが先着した。3着は9番人気のタガノスカイ。
エイシンキサナドゥは、父Distorted Humor、母River’s Prayer、母の父Devon Laneという血統。母は米GIプリンセスルーニーHの勝ち馬。
松山騎手は「ゲートがひと息だったし、道中もスムーズな競馬はできなかったけど、きょうは馬の力に助けられました。使ったことで、次は反応が変わってくると思います」とさらなる良化を見込んでいた。
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