【札幌日経OP】ロードオブザリング末脚鋭く12秒62013年8月1日(木) 05:06
鳴尾記念14着以来となるロードオブザリング(栗・笹田和、牡6)は函館Wコースでエアディジョン(牡3、未勝利)の内に併せて5ハロン68秒6、3ハロン39秒9-12秒6。直線で追い出すと鋭い脚を繰り出して併入した。笹田調教師は「久々で少しもたもたしたけど、最後はきっちり並んできたからね。最終追いとしてはいいでしょう。小回りコースはもたつくところがあるので、ジョッキーがその点を注意して乗ってくれれば」と巻き返しを狙っていた。
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【函館記念】最新ナマ情報2012年7月15日(日) 05:05
◆(1)マイネルスターリー 内枠競馬しやすい
一昨年の勝ち馬(1)マイネルスターリーは、ダートコースで軽く流して最終調整を終えた。途中で止まったりする気難しさを見せていたが、動き自体は問題ないものだった。加用調教師は「もう十分仕上がっているし、昨年よりもデキはいいと思うよ」と1番人気に支持された昨年(8着)以上の状態に満足そうな表情だった。枠順は昨年の大外(16)番から一転して最内の(1)番に。「3着だった前走のエプソムCも奇数((3)番)だったし、内枠はいい。あまり前に行く馬もいないみたいだから、前々で流れに乗って競馬がしやすそうだね」と2年ぶりの函館記念2勝目に自信を深めていた。
◆(7)トウカイパラダイス 真ん中枠はいい
前哨戦の巴賞を勝って前売り1番人気に支持されている(7)トウカイパラダイスはWコースをキャンターで2周。1周目は少し速めの内容で中1週の疲れを感じさせない、軽快な動きだった。騎乗した柴山騎手は「しまいを少し伸ばすのは予定どおりです。週明けは少し気が緩んでる感じだったけど、ここにきてすごく良くなっていますね。枠も真ん中はちょうどいいところ。あとは僕が自信を持って乗るだけです」と、人気に応えられるよう気合が入っていた。
◆(5)マヤノライジン 11歳引退花道飾る
昨年の2着馬(5)マヤノライジンはWコースで軽めのキャンター。馬体に張りがあって11歳とは思えない体つきが目立った。梅内調教師は「馬は元気一杯だね。本当なら昨年のこのレースで引退の予定だったけど、クビ差負けじゃあ、やめられないでしょう。状態に関しては問題なく来ているし、今年は本当にこのレースが最後になりそうだから、まずは無事に走ってきてくれるのが一番」と厩舎の功労馬が引退の花道を飾ることを期待していた。
◆(14)ロードオブザリング 雰囲気は上々
垂水Sを勝って昇級になる(14)ロードオブザリングだが、京都記念5着の実績もありGIIIなら見劣らない。最終調整はWコースで軽快なキャンターを行い、雰囲気は上々だ。宮地調教助手は「状態はいいけど、少しでも馬場が緩いとノメるので、天気が心配ですね」と話していたが、なんとか天気は持ちこたえそう。外めの(14)番枠にも「スタートがあまり速くないからまくっていく形になると思うし、外めの枠はいいと思います」と枠順には満足そうだった。
◆(16)キングトップガン ノリの腕に期待
昨年の覇者(16)キングトップガンは、運動で体をほぐしてWコースで軽めのキャンター。力強い脚取りで力は出せる状態になっている。野田調教助手は「展開が向かなかったりして結果は出ていないけど、ここ2走ぐらいから調子は良くなっていますよ。昨年の勢いはないけど衰えは感じない。昨年勝っている横山典騎手の腕に期待しています」と連覇への意欲を見せた。 |
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