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ハンソデバンド(競走馬)

注目ホース
写真一覧
抹消  黒鹿毛 2007年2月13日生
調教師尾形充弘(美浦)
馬主渡邊 隆
生産者藤沢 武雄
生産地苫小牧市
戦績 9戦[3-2-0-4]
総賞金6,866万円
収得賞金1,650万円
英字表記Hansode Bando
血統 マンハッタンカフェ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
サトルチェンジ
クラウンアスリート
血統 ][ 産駒 ]
アフリート
クラウンフォレスト
兄弟 ウェンブリーロングスローイン
前走 2011/07/02 大沼ステークス OP
次走予定

ハンソデバンドの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
11/07/02 函館 11 大沼S OP ダ1700 132225.6812** 牡4 56.0 的場勇人尾形充弘480(0)1.46.1 1.938.2⑪⑬⑪⑪エーシンモアオバー
11/06/12 東京 11 エプソムC G3 芝1800 185932.4918** 牡4 56.0 N.ピンナ尾形充弘480(+12)1.50.7 3.438.5④④ダークシャドウ
10/05/30 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 18611120.21316** 牡3 57.0 蛯名正義尾形充弘468(0)2.29.2 2.334.7⑬⑭⑮⑯エイシンフラッシュ
10/04/18 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 181222.7718** 牡3 57.0 蛯名正義尾形充弘468(-4)2.03.1 2.337.9ヴィクトワールピサ
10/02/07 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 13567.431** 牡3 56.0 蛯名正義尾形充弘472(-6)1.48.2 -0.034.0ダノンシャンティ
10/01/05 中山 9 ジュニアC OP 芝1600 16592.411** 牡3 56.0 内田博幸尾形充弘478(+6)1.34.6 -0.136.4④⑤バトルシュリイマン
09/11/21 東京 3 2歳未勝利 芝1600 188161.511** 牡2 55.0 内田博幸尾形充弘472(+4)1.35.4 -0.335.1コスモクロッシング
09/11/01 東京 2 2歳未勝利 芝1800 9881.712** 牡2 55.0 武豊尾形充弘468(-4)1.48.4 0.034.3イチブン
09/10/11 東京 5 2歳新馬 芝1800 13453.422** 牡2 55.0 武豊尾形充弘472(--)1.50.3 0.234.3④⑤⑥ミッションモード

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 14日の東京11Rで行われた第50回共同通信杯(3歳オープン、GIII、芝1800メートル、10頭立て、1着賞金=3800万円)は、蛯名正義騎手騎乗の6番人気ディーマジェスティ(牡、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が中団追走から差し切ってV。タイムは1分47秒4(稍重)。

 人気を分け合った2頭が全く伸びない。伏兵陣が上位争いを繰り広げる中、力強く抜け出したのは人気薄のディープインパクト産駒ディーマジェスティだった。出走取消明けの1勝馬が大金星。クラシックへの登竜門レースを制した。

 レースはリスペクトアースが好スタートから先手を取り、ダンディーアローが2番手。スマートオーディンイモータルが3番手を併走して、人気のハートレーは中団の外めからレースを進めた。リスペクトアースはよどみないペースで逃げ、直線に向いても粘りを見せる。しかし、好位のインを進んだスマートオーディンも、外に回ったハートレーも直線は全く伸びない。これに対して、イン追走から外に持ち出したディーマジェスティがグイグイと力強く伸びる。粘るイモータル以下をきっちりと差し切ってV。6番人気の伏兵が出世レースを制した。1馬身1/4差の2着は5番人気のイモータル。さらに1/2馬身差の3着には3番人気のメートルダールが入っている。

 ディーマジェスティは、父ディープインパクト、母エルメスティアラ、母の父ブライアンズタイムという血統。北海道新ひだか町・服部牧場の生産馬で、嶋田賢氏の所有馬。通算成績は4戦2勝。重賞初勝利。二ノ宮敬宇調教師は1998年エルコンドルパサー、08年ショウナンアルバ、11年ナカヤマナイトに次いで共同通信杯4勝目、蛯名正義騎手は08年ショウナンアルバ、10年ハンソデバンド、14年イスラボニータに次いで4勝目。

 蛯名騎手は「相手も強かったですし、3、4コーナーでは馬場が悪いところもうまくなくて、馬自身戸惑っていましたが、直線でエンジンがかかってからは、何とかなるかな、と。(出走取消明けだったが)馬は前回も良かったし、一頓挫あっても厩舎でうまく調整してくれました。ディープインパクト産駒らしく、フットワークが軽いですが、課題もまだまだたくさんあります。ただ、このメンバーを負かしたのだから、多少は自信を持っていいかもしれませんね。まだあたっていない強いところもたくさんいますが、その舞台に上がる権利はもらえたのでひと安心です。これからもいい競馬ができるように頑張ります」と4度目の同レースVに笑みを浮かべていた。

★14日東京11R「共同通信杯」の着順&払戻金はこちら

【先週の3歳戦】キャノンシュート 2012年02月21日(火) 05:01

 キャノンシュート (美・藤沢和、牡、東京日曜新馬、芝1800メートル)

 《戦評》好発からスッと好位に付け、5ハロン通過が63秒1の遅い流れにもピタッと折り合う。直線では他馬よりひと呼吸置いてからスパートし、鋭い瞬発力を発揮して勝利を飾った。最後は内田博騎手が手綱を抑える余裕があり、1馬身1/4の着差以上の強さだった。

 《血統》(父ハーツクライ、母クラウンアスリート、母の父アフリート)=10年GIII共同通信杯を制覇した半兄ハンソデバンド(父マンハッタンカフェ)をはじめ、姉、兄は全てJRAで勝利をあげているように、コンスタントに走る母系。芝の1600〜2400メートルと、比較的幅広く距離をこなせそうだ。

 《課題&将来性》乗りやすそうで、鞍上のGOサインにすぐに反応できるセンスの良さがセールスポイント。いい脚を長く使えるので、小回りよりも広いコース向き。将来性も十分でダービーに出走してほしい逸材だ。

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【3歳戦結果】スザンナ逃げ切りV2012年02月20日(月) 05:01

 【東京】9Rセントポーリア賞(500万下、芝1800メートル)=メイショウスザンナ(栗・高橋忠、牝、父アグネスデジタル

武豊騎手「逃げ馬がいなかったのでハナへ。うまく息を抜いて走ってくれましたし、ラストもしぶとかった。距離が延びても大丈夫ですね」

 5R新馬(芝1800メートル)=キャノンシュート(美・藤沢和、牡、父ハーツクライ

◆内田博騎手「道中は楽に折り合え、狭いところも入って行けた。距離が延びても大丈夫」

*半兄に10年GIII共同通信杯優勝馬ハンソデバンド(父マンハッタンカフェ)。次走は3月11日中山の500万下(芝2000メートル)か山吹賞(3月31日、中山、500万下、芝2200メートル)などが候補

 【京都】6R新馬(芝・内1600メートル)=ウインサーガ(栗・池江寿、せん、父ゼンノロブロイ

◆クウィリー騎手「まだ子供っぽくてモノ見しながら走っていたが、最後はいい脚を使ってくれた。距離はもう少し延びてもいい」

 7R500万下(ダ1800メートル)=ラフィングインメイ(栗・武宏、牡、父ロージズインメイ)

◆浜中騎手「ペースが速くなかったので早めに動きましたが、長く脚を使ってくれました。まだ子供っぽいので、これから良くなると思います」

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キャノンシュート、初陣ゴール! 2012年02月19日() 12:45

 19日の東京5Rメイクデビュー東京(芝1800メートル)は内田博幸騎手騎乗の1番人気キャノンシュート(牡、父ハーツクライ、母クラウンアスリート、母の父アフリート、美浦・藤沢和雄)が快勝。タイム1分51秒3(良)。

 好スタートから3番手のインを確保したキャノンシュートは、ゆったりとした流れにも折り合いを欠くことなく追走。終始インコースを回って末脚を温存すると、直線では馬群の間隙を突いて鋭い伸びを披露。残り200メートルで、しぶとく伸びる2番人気ミッキーナチュラルを内からかわし去り、1馬身1/4差をつけてゴールに飛び込んだ。3着は中団から伸びた3番人気ジルニトラが入った。

 勝ったキャノンシュートは、共同通信杯(GIII)を勝ったハンソデバンドの半弟。兄や姉にはハンソデバンド(真冬でも半袖ユニホームを着用する播戸竜二選手から)のほか、ウェンブリー(英サッカーの聖地)、ヘディングマキ、ロングスローインといったサッカーにちなんだ馬名がつけられており、同馬の名前も“イングランドの至宝サー・ボビー・チャールトンの左足シュート”に由来する。

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【3歳馬情報】キャノンシュート2012年02月19日() 05:01

 【東京】強弱のメリハリをつけて計12本もの丹念な乗り込みは、藤沢和厩舎ならでは。「時計を詰めましたし、動きも良かったですよ」と追い切りに騎乗した所属の杉原騎手。津曲調教助手も「腰幅があって、470〜80キロの体重以上に迫力がある馬。秘めた能力を感じるし、ゲートも問題ないので初戦から楽しみ」と期待を寄せる。共同通信杯を勝ったハンソデバンド(父マンハッタンカフェ)の半弟。レースぶりに注目だ。

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ハンソデバンドが登録抹消2011年07月07日(木) 05:01

 昨年のGIII共同通信杯を制したハンソデバンド(美・尾形、牡4)が7日付で競走馬登録を抹消。通算成績は9戦3勝。獲得賞金は6866万1000円(付加賞含む)で、重賞は1勝。2日の大沼S12着が最後のレースとなった。今後は乗馬となる予定だが、繋養先は未定。

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第222話 「共同通信杯」

積み重ねた数字が222になりました。
いや、別に褒めてもらおうなんて思ってはいないです。
単純に数字が並んだなぁって(´∀`)


08年 33.9-37.6-36.1 =1.47.6 ▼ 8▼7△9 瞬発戦
09年 35.6-36.8-34.9 =1.47.3 ▼ 4±0△1 平坦戦
10年 36.2-37.8-34.2 =1.48.2 ▼ 7▼5△1 瞬発戦
11年 36.8-37.3-34.4 =1.48.5 ▼12▼2△9 瞬発戦
12年 37.3-37.4-33.6 =1.48.3 ▼12△1△7 瞬発戦

昨年2着のディープブリランテがダービーを制しましたがこのレース出走組からダービー馬が出たのは01年のジャングルポケット以来11年振りのことでした。
という様に舞台は東京コースですが決して東京向きの馬が勝つとは限らないのが共同通信杯です。
後に記述しますが近年の連対馬の名前を見てもそう思うはずです。
このレースはテン〜中盤が緩む傾向にあるので直線入っての急加速に対応出来る馬や先行馬が有利となります。
ダービーで問われやすい「長くいい脚を使う」というのはそれほど重要ではないでしょう。
エンジンの掛かりが遅く急加速のレースは不向きなはずのゴールドシップが昨年勝利出来たのも4番手で先行出来たことが大きかったと思われます。
このレースが平坦戦になった09年以外の年は前走4角5番手以内の馬の成績は4-2-1-17(勝率16.7%、連対率25.0%)となっているのも先行有利という証拠でしょう。
次に過去5年の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ショウナンアルバ  【瞬2平1消0】± 0▼ 9△4 ▼ 6▼10△13 ▼ 2▼1△3
ブレイクランアウト 【瞬2平0消0】▼ 8▼ 2▼1 ▼ 7▼15△ 8
ハンソデバンド   【瞬3平1消0】△ 1▼ 2△9 △ 1▼ 6△ 9 ▼12▼8△5
ナカヤマナイト   【瞬5平0消0】▼ 9▼ 2△2 ▼10▼ 2△ 9 ▼ 8▼8△6
ゴールドシップ   【瞬3平1消0】▼ 5▼ 4△8 △ 1▼11△ 7 △ 2▼3△2
2着馬
タケミカヅチ    【瞬2平0消0】▼ 4▼10△6 ▼ 6▼10△13
トーセンジョーダン 【瞬3平0消0】▼ 2▼12△8 ▼ 5▼ 8△ 4 △ 2▼6△5
ダノンシャンティ  【瞬1平0消0】▼ 8▼13▼1
ユニバーサルバンク 【瞬4平0消0】▼ 9▼ 3△4 ▼ 7▼ 8△ 4 ▼12▼7±0
ディープブリランテ 【瞬2平0消0】▼10▼ 7△7 ▼ 9▼ 4△14

過去5年の連対馬全てに▼10以上の加速実績がありました。
これはあった方がベターでしょう。
今年の登録馬では
クロスボウケイアイチョウサンザラストロマイネルマエストロメイケイペガスター
の5頭となっています。
この中で前走4角5番手以内だった馬は
ケイアイチョウサンマイネルマエストロ
の2頭だけです。

イチオシはケイアイチョウサン
前走京成杯では向正面で13秒台が2つで緩んだおかげもありますが残り800mから▼8▼3というコーナー加速を10-4-2というマクリの脚は急加速のレースには向いているでしょう。
追い出しのタイミングさえ遅れなければ勝ち負けだと思いますがどうやらヤネが替わるようでその辺りが不安といえば不安かも。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ケイアイチョウサンメイケイペガスターマイネルマエストロ
メイケイペガスターは前走出遅れたのが痛かった。
テンで流れ乗れず最後方からの競馬に。
内が断然有利だった京都開催で直線で外に出さず内が空くのを待ったが流石にそんな隙間はなく結局勝ったリヤンドファミユの後ろを付いて回っての3着という内容。
この手の馬にノリさんが騎乗すると「えっ?」っと言うぐらいスムーズにレースが出来たりします。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。


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2010年05月28日(金) 11:16 鈴木和幸
【鈴木和幸G1コラム】 ダービー出走全馬解説
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●第77回日本ダービー(G機暴仭馬の短評

 
エイシンフラッシュ
    
順調さを欠き、ローテーションに狂いがあった皐月賞でも3着、G卦成杯勝ちはダテではなかった。今回は青写真通りの攻め馬を積め、皐月賞をはるかに上回るデキに。2400メートルは若干長い気もするが、もっかの上昇をもってすれば克服可能、連がらみまである。

 
レーヴドリアン

追い込み一辺倒、ここ3戦の重賞では差を詰めるにとどまっている。この脚質は直線長い東京向きには違いないが、それだけで上位争いに加われるとは考えにくい。テンにいけないこと、後方からの競馬しかできないことが命とり、体調もここ一連と比べてとくによくなってはいない。3着争いも危うい。

 
ルーラーシップ

ひとたび加速がつけば恐るべき脚を使う。4馬身千切った、前走のプリンシパルSのように。ちなみにこのときのラスト3Fは11秒6、11秒1、11秒4のすさまじさ、他馬がついてこられなくて当たり前である。ただし、あまりにもアクションが大きく、小脚が使えず、馬ごみでは制御するのが大変。一度スピード落とすと再びスピードをあげるには時間がかかってしまう。テン乗り四位がこの内枠でどう馬群をさばいて流れに乗せるか、そこにすべてがかかっている。Vの可能性まで秘めた一頭。

 
サンディエゴシチー
   
ここ2戦が10馬身、8馬身差の大敗、巻き返すにはよほどの変わり身がないと。その変わり身は今週の追い切りを見るかぎり、さほどとは思えない。2歳時の3連勝、東スポ杯の0秒3差4着の実績、馬体のよさからやがては巻き返してくるとは思うが、今回は見送り。

 
コスモファントム

これまで4着以下がなく、ラジオNIKKEI杯でヴィクトワールとクビ差の勝負をしているのがなんとも不気味。休み明けの前走でも2着しているのでなおさらだが、難をいえば決め手に乏しく、先行前残り型、果たして東京向きかどうか。3着残りがあれば上々とみる。

 
アリゼオ

皐月賞は大外枠が不利、それにスプリングSを逃げ切ったことで、馬が前に行きたがり、横山典も苦労した乗り方に見えた。それだけに5着は底力の証明といっていい。瞬発力があってスタミナもあるこの馬には、東京2400メートルはぴったり、Vまでは厳しいが上位争いは間違いあるまい。

 
ヴィクトワールピサ

素直に皐月賞勝ちを評価しよう。あの一瞬にして内ラチ沿いから1馬身半抜け出た脚、爆発力は群を抜いている。このダービー、皐月賞組に後れを取ることはない。問題はまだ戦ったことのない、青葉賞組などの別路線の馬たちとの比較ということになるが、クラシック本流というか、王道を歩んできたヴィクトワールに一日の長を認めたい。過去に春、皐月賞とダービーの2冠馬が21頭もいるのは、それだけ皐月賞⇔ダービーの関わりが深い証拠。これに対し、青葉賞の勝ち馬はこれまで1頭もダービー馬になっていない。やっぱり、皐月賞重視が正解、最有力だ。
     
 
ローズキングダム

スプリングS、皐月賞の敗走でいささかメッキがはげた感がある。そして、挫石のアクシデント、運にも見放されたといったら失礼か。もともと、ダービーより皐月賞向きと見ていただけに、2歳時の実績を考えても電光掲示板が精いっぱい。

 
ペルーサ

若葉Sでのちの皐月賞2着馬を破り、青葉賞がレース史上、3番めに速い2400メートル2分24秒3、それも4馬身のぶっちぎりだから、ヴィクトワールといえどもウカウカしてはいられない。最大の難敵、こちらに◎を打つ人も多かろう。もっといえば、今回がデビュー以来初めての本気の仕上げ、なおさらヴィクトワールにとっては脅威だが、それでも私は○まで。若葉S時のヒルノは2ヶ月の休み明けだったし、他馬にぶつけられる不利もあったから、きっちり仕上げた皐月賞のときのヒルノとは違う。破った価値を過大に考えるのは危険が伴う。青葉賞ははっきりいって相手が弱かった、あの4馬身差を額面通りに受け取ってはいけないとの考えからである。

 
トーセンアレス

ダートでしか勝っていない。芝は弥生賞も皐月賞も1秒以上も離された7、14着、これが現在のこの馬の実力。見せ場のひとつも作れまい。

 
ハンソデバンド

共同通信杯ではのちのNHKマイルCの勝ち馬ダノンシャンティを破ったほどだが、皐月賞はしんがり18着。この結果からすると、共同通信杯はスローの展開の2番手、いうところの展開の利が大きかったということに。とうてい狙えない。

 
ヒルノダムール

究極の仕上げだった皐月賞で2着死守、さすがに藤田がぞっこんの馬だけあって一級品の末脚を持っている。二度ほど窮屈になるシーンがあってのことだけに、単なる2着確保とはワケが違う。その後の馬体の回復は早く、最終追い切りもすばらしい動き。長く脚を使えるレースぶりから、もちろん東京でこそ本領発揮だろう、ヴィクトワールを脅かしてもおかしくない。

 
ゲシュタルト
    
決してスローではなかった皐月賞で2番手追走、結果は7着でも0秒5差は着順に隠れた好内容。“見どころあり”とみていたら、京都新聞杯を勝ってダービーの出走権を取ってきた。スプリングS以降、一戦ごとに力をつけている。すんなり先行したときの前残りに要警戒。

 
リルダヴァル

NHKマイルCまでのローテーションがきつく、もう上がり目はないと見ていたら、今週の追い切りはここ2戦をしのぐほどの鋭さ、迫力さえ感じさせた。そう、疲れどころかさらなる体調アップを見せつけたのだからびっくりだ。こちらが考えている以上、スマートに映る馬体とは裏腹のタフネスである。常識的には前走以上は考えにくいのだが、あまりの最終追い切りのすばらしさ、福永の「今まで乗った中で一番の躍動感があった」にほだされて、ヴィクトワールの相手一頭に考え直す。

 
メイショウウズシオ
    
前走の京都新聞杯でも先着馬が3頭もいた。今回は当時より一枚も二枚も上の馬たちがずらり、持ち前の相手なりに走る堅実さをもってしても勝負にはならない。

 
哀轡礇ぅ

シンザン記念の2着はスローの単騎逃げに助けられただけ、本来なら勝っていなければならない。前2戦の結果をみれば、一線級に混じっての実力不足は明らか。スローで逃げられたとしても電光掲示板にも残れない。

 
トゥザグローリー

G鞠トゥザヴィクトリーの仔、素質は認める。でも、現時点ではまだ520キロの体を持て余している。青葉賞で2着できたのは、3着馬の位置取りの悪さ、仕掛け遅れがあったから。夏を越してからあらためて注目したい。

 
ダノンシャンティ

1600メートルを1分31秒4の日本レコードV、それはとりもなおさず“ベストマイラー”の証だと思う。絶対能力の高さで2400メートル克服の可能性はあるが、この馬をかつてNHKマイルC→ダービーを制したキングカメハメハディープスカイと同等に考えていいのかどうか。前述の日本レコード、レース前の気負い込み、掛かり癖など、この2頭と比べると、はるかにマイラー色が濃いのがダノンだからである。個人的にはつけても△まで。

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2010年05月27日(木) 18:29 鈴木和幸
【鈴木和幸G1コラム】 ダービー全馬調教診断
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●第77回日本ダービー(G機暴仭馬の追い切り診断
 
 
アリゼオ 5月27日 美浦W 52秒8−38秒8−13秒2 馬なり

この20日にウッドコースでステッキを何発も入れ、実戦さながらの併せ馬。この意欲は買えたが内容的にはいかにも反応が鈍く、併走馬に遅れてしまい、ラスト1Fも13秒8とかかってしまった。この時点では太め残り。今週は先週の猛ゲイコで体はできたとの判断だろう、4Fからの短めしか行かず、それも馬なりままだったが、ウィリアムズとの呼吸はぴったりでフットワークにも乱れなし。クビの高いフォームなのでお世辞にも鋭いとはいえないが、良化は伝わってきた。これで完調にもっていける。

 
ヴィクトワールピサ 5月26日 栗東W 67秒3−52秒1−38秒2−12秒2 馬なり
     
皐月賞制覇後は、まず疲れを取ることに専念、4月中はプール調整を施された。時計を出し始めたのは5月に入ってからで、4日を皮切りに坂路、Cウッド併用で合計9本、この中には3回の併せ馬が含まれ、順調すぎるほど順調、先週19日のCウッド5F66秒1−37秒8−11秒8でほぼ仕上がった。今週は先週同様の3頭併せ、最後まで追ったところなしだったが、直線半ばから2頭の間を割って出る闘志を見せ、最先着した。時計はとくに速くはないが、これは意識的に目いっぱい追わなかったからで心配無用、というよりまったくの予定通り。一完歩ごとに重心の沈むダイナミックなフットワーク、リラックスした中に両サイドの馬を抜き去ろうとする、これまでにない闘争心を見せ、まさに磐石の仕上がり。

 
エイシンフラッシュ 5月26日 栗東W 68秒0−52秒9−38秒7−11秒6 馬なり

中間、一頓挫あった前走時と比べると、今回は何もかも思い通り、寸分の狂いなく調教されている。先週19日の併せゲイコでは併走馬を1秒以上もちぎる元気のよさ。古馬を2馬身ほど先行させた今週も直線半ばでGOサインが出るとグイグイとストライドを伸ばし、あっさり2馬身差をつけてのゴール。前走時までとの違いはより完歩が大きくなり、回転が速まってスピード感が出たこと。二走ボケの不安を吹き飛ばし、デビュー来の最高で生涯一度の大舞台に挑むことができる。

 
ゲシュタルト 5月26日 栗東W 66秒5−51秒5−37秒3−11秒7 強 め

内のG鞠リトルアマポーラを追いかけ、追って追ってこれにクビほど先着した。脚色は馬なりの相手に見劣ったものの、これはタイプの違い、ひと追いごとに差を詰めた渋い末脚こそがこの馬の真骨頂。前からこっち、また一歩の良化が認められる。

 
コスモファントム 5月26日 栗東坂 54秒4−39秒7−25秒7−12秒8 馬なり
   
4ヶ月半ぶりの前走でも太め感はなかったが、ひとたたきの効果は歴然で、この中間は目に見えて動きにすがるさがでてきている。今週の坂路での併せ馬でもゴール板が近づくと自らハミをとり、グイッと伸びて半馬身先着、これまでにない鋭さが目を引いた。

 
サンディエゴシチー 5月26日 栗東W Γ牽寡達掘檻僑敬達院檻毅寡達粥檻械孤達掘檻隠栄達供^貲嫩鼻 

このラスト1Fを見ると鋭く伸びたようにも見えるだろうが、実際は数字ほどではなく、平凡に映った。前半を控えたことを考えると、もっと切れなければおかしいし、いいときは切れていた、まだ復調途上。

 
・シャイン 5月27日 栗東W Γ牽敬達粥檻沓杏達后檻毅吃達后檻苅撹達亜檻隠吃達亜’呂覆

先週にCウッドで6Fからの併せ馬をやったといっても全体時計は85秒0と遅く、上がり中心、その上がりも39秒0と平凡だった。そこへもってきて、このただ回ってきただけのこの最終追い、変り身どころかカイ食いの悪さ、馬体減りの方が心配。
     
 
ダノンシャンティ 5月26日 栗東坂 53秒3−38秒8−25秒3−12秒6 強め

レース間隔が短いし、もうすっかり体はできているので、この中間は軽めばかり、しかし、体や動きに硬さはなく、よくケアされている。今週は目黒記念に出走する古馬オープンのモンテクリスエスと併せ、難なく半馬身先着、どちらが古馬かわからないほど手ごたえ、伸びの違いを見せつけた。つい3週間前に日本レコードで走ったばかり、さすがにもう上がりめは望めないが、かといって気になるところはどこにもなく、状態は高いレベルで安定している。

 
トゥザグローリー 5月26日 栗東P Γ沓局達后檻僑栄達機檻苅孤達亜檻械吃達魁檻隠栄達掘^貲嫩

追ったところなしのリルダヴァルに対し、いっぱいに追いまくってクビほど出ただけ。相手が少しでも追えば大きく先着されていただろう。まだ体を持て余しぎみだし、クビをうまく使えず、追われるたびにアゴが上がるフットワークも気になった。これだけの速い時計が出せるのだから元気は元気だが、本格化にはもう少し時間がほしい。

 
トーセンアレス 5月26日 美浦W 67秒5−52秒2−38秒0−12秒9 馬なり

終始馬なり、軽快なフットワークだったが、アピールできるほどではなく、悪くない程度。これだけのメンバ−に入って変わり身がないようでは。

 
ハンソデバンド 5月26日 美浦W 66秒7−51秒9−39秒2−14秒6 一杯追
 
時計が平凡なら、動きもまったく良化したところなし。それどころかラスト1F14秒6とバッタリときてしまい脚が上がらなかった。中間は順調に乗り込めてはいたが、このバテ方では本調子にはほど遠い。
 
 
ヒルノダムール 5月26日 栗東坂 55秒3−39秒5−25秒3−12秒1 G一杯

皐月賞で10キロ減った体もすぐに回復、5月に入ると追い日ごとに6本の時計を出し、12、19日は坂路52、53秒台だから中身も濃い。今週も念には念を入れて併せ馬、G前のひと追いで1馬身先着した。姿勢がまったくぶれないし、この速いラスト1Fでたっぷり余力を残していた。直前、坂路4F51秒台の速い時計を出した前走もよかったが、55秒台で上がり中心の今回の方が、東京への長距離輸送を考えるとより理想的に思える。

 
ペルーサ 5月26日 美浦W 67秒8−53秒2−40秒1−13秒9 馬なり

事実上の最終追い切りは23日の坂路50秒9−37秒5−12秒6。この追い切りで九分以上のデキになったので、今週は息を整える程度、馬なりというより楽走といったほうがいいくらいに軽かった。大一番の最終追い切りがこれでいいのかと思えたくらいだが、動きは柔らか味十分で、はつらつ感があり、いかにも気分がよさそうな走り。その気になればいくらでも速い時計が出せただろう。道中の横山典との折り合いのよさといい、まぶしいほどに光り輝いた馬体といい、ケチのつけようがない。

 
メイショウウズシオ 5月26日 栗東坂 56秒1−39秒3−25秒4−12秒7 馬なり

先週、Cウッドだハードに追っている。今週は坂路で単走だが、馬なりでこのラスト1Fなら上々。4着に善戦した前走と比べても遜色がない。ただし、このメンバーに入るともうひと皮むけないと。
   
 
リルダヴァル 5月26日 栗東P Γ沓局達亜檻僑杏達后檻苅敬達魁檻械吃達粥檻隠栄達供’呂覆
 
中2週でのレースがつづき、疲れが心配されたが、持ったままでこんなにも速い時計が出た、出せたのだから、疲れうんぬんは考えなくていい。スマートな馬体とは裏腹に思いのほかタフだ。動きの方もいっぱいに追う僚馬トゥザグローリーを横目で見やりながら余裕しゃくしゃく、躍動感にあふれていた。常識的には上がりめより下降線が心配される強行スケジュールながら、今週の追い切りを見るかぎり、疲れは皆無、戦列復帰後の最高と見て取れた。

 
ルーラーシップ 5月26日 栗東W 71秒2−55秒1−40秒7−12秒2 馬なり
 
首を上下させ、全身を使って走るフォーム、こんな遅いタイムでも迫力満点だ。もちろん、その気ならいくらでも速い時計が出せる脚勢だった。前走からのレース間隔がなく、この馬もまたローテーションのきつさが懸念されるものの、その不安を一掃するダイナミックな動きと、走りたくて走りたくて仕方がないといった気合乗り。外見からは今回が一番いい。

 
レーヴドリアン 5月26日 栗東W Γ牽管達掘檻僑紘達押檻毅管達掘檻苅杏達検檻隠撹達魁^貲嫩

いっぱいの追い比べで後れをとった。末脚自慢の馬がこれでは。確かに、攻め馬より実戦タイプのところはあるが、それにしても追われての反応が鈍すぎる最終追い切りだった。

 
ローズキングダム 5月27日 栗東坂 52秒9−38秒3−24秒9−12秒6 馬なり

今週、火曜日に挫石のアクシデントに見舞われ、一時は出否未定だったが、27日に追い切ることができ、出走にこぎつけた。この時計は優秀だし、動きも好調時と変わりなくきびきび、併走馬にクビ先着して闘争心、集中力を失うこともなかった。力は出せる。ただ、順調さを欠いたことは事実だから、より巻き返しが難しくなったのは確かだろう。

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2010年05月26日(水) 18:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 〜第31話日本ダービー(謎解き編)〜
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第31話 「日本ダービー」

05年 35.5-36.7-36.6-34.5 =2.23.3 ▼3▼9△6 瞬発戦
06年 37.4-37.8-37.4-35.3 =2.27.9 ▼5△3△2 瞬発戦 稍重
07年 35.8-36.8-37.5-34.4 =2.24.5 ▼8±0△2 瞬発戦
08年 35.5-38.1-36.7-36.4 =2.26.7 ▼4△4△2 平坦戦
09年 35.6-36.7-41.7-39.7 =2.33.7 ▼5▼3△7 瞬発戦 不良

2400mもあるので展開が全く同じという感じにはなりません。
敢えて分けるとすれば
・平均的な流れから上がり3つ勝負になった05年、06年
・3コーナーで溜めに溜めて上がりが弾けた07年
・超ロングスパート戦になった08年
・不良馬場で超前傾ラップになった08年
というところでしょうか。
スタンダードな流れとなると05〜07年になるでしょう。

まず目に付くのは直線入っての加速度です。
05年の▼9はディープインパクトの叩き出した数字。
07年の▼8は3コーナーで十分脚を溜めたおかげの数字。
以外は▼5程度の数字しかない。
つまり爆発的な瞬発力が必要なのではなく道中脚を使いながら最後もう一伸びする瞬発力が必要。
ダービーを解く鍵は「底力+瞬発力」と言えるでしょう。

この2つのファクターは必要不可欠だと思いますが決して2つ共抜けた器でなくても構いません。
「そこそこの底力+抜けた瞬発力」でもいいですし「抜けた底力+そこそこの瞬発力」でもいいでしょう。
概ね前者が人気馬で後者が人気薄の馬となっているでしょう。
なので馬券になりやすい人気薄の馬というのは中距離戦を逃げor先行して勝ち負け経験のある馬かなと思います。
もちろん道中のペースが遅すぎではNGなので各レース毎の判断が必要にはなります。

もう1点、注目したいのは「完成度」です。
3歳春の最高峰のレースなので極限に仕上げてくる馬がほとんどなはず。
成長途上の馬はやはりマイナスだと思われます。
その目安となるのは誕生日。
過去5年での誕生月別の成績はこれ

1月生まれ 0-0-1-0 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率100.0%
2月生まれ 0-1-1-13 勝率0.0% 連対率6.7% 複勝率13.3%
3月生まれ 3-3-2-22 勝率10.0% 連対率20.0% 複勝率26.7%
4月生まれ 2-1-1-31 勝率5.7% 連対率8.6% 複勝率11.4%
5月生まれ 0-0-0-9 勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率0.0%

3月生まれの馬の成績が優秀です。
1〜2月はまだ寒い時期なので早ければいいというものではないということ。
1〜2月生まれで馬券になった3頭は全て社台系の生産馬になっていて施設の充実ということがマイナスを消しているのかもしれません。
好走率が高いのは3月〜4月初旬となっています。

この項目でマイナスとなる馬は
ゲシュタルトコスモファントム(外国産馬)、サンディエゴシチー(4月後半)、タニノエポレットダノンシャンティ(4月後半)、トーセンアレス(4月後半)、トゥザグローリー(ノーザンF)、ハンソデバンドヒルノダムールビートブラックルーラーシップ(ノーザンF)、ローズキングダム(ノーザンF)
で12頭と結構いますね。

(注意)
このデータを2000年ぐらいまで範囲を広げると5月生まれの馬の好走馬が出てきます。
(ジャンポケ、ギムレット、ネオユニが5月生まれ)
近年の傾向をたまたまと判断するか、牧場の施設や血統背景などから近年の傾向の方が正確と判断するかでこのファクターが使えるかどうか決まってきます。
一応私は後者の方を選択しました。

あと、やはりダービーということで各馬の考察を日記にて書いてます。
あくまで個人的見解ですが参考程度にご覧下さい。
考察その1

考察その2

考察その3は木曜日以降の予定


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2010年04月16日(金) 16:48 鈴木和幸
【鈴木和幸G1コラム】 皐月賞出走全馬チェック
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●皐月賞出走馬の短評

  
リルダヴァル
       
6ヶ月の長いブランクがあった毎日杯の3着は気にしなくていい。いいとこ八分の仕上げでしかなかったのだから。新馬、野路菊Sで見せた瞬発力、爆発力は今年のメンバーでもトップクラス。この中間、その力をフル回転させられるまでに良化しており、Vの可能性まで持つ。

  
ハンソデバンド
       
共同通信杯で破ったダノンシャンティが毎日杯を、アリゼオがスプリングSを勝っている。この比較からここでも勝ち負けに持ち込んで不思議はない。5戦してまだ連対を外していない堅実さも魅力。要警戒だ。

  
トーセンアレス
       
ダートでしか勝っていないし、芝では見せ場も作れていない。苦戦だ。

  
ネオヴァンドーム
       
きさらぎ賞勝ちは2着レーヴドリアンの位置取りの悪さ、ボーンヘッドに助けられた気がする。2連勝を額面通りには受け取れない。

  
ローズキングダム
       
ダービーよりは皐月賞向き、まさかスプリングSで負けるとは。負けても2着を外すとは思わなかったが、1勝馬さえ捕らえきれずの3着は情けない。2歳チャンピオンの名が泣く。休み明けで体重が減っていたこと、最終追い切りで格下馬に脚色劣勢だったことなど、そう簡単に巻き返せない、厳しい状況下にあるのは確かだろう。無印にはできないが。

  
ゲシュタルト
       
スプリングSは先行馬ペースにうまく乗れたし、ローズキングダムの凡走にも後押しされての2着。仮に今回、同じ流れ、レースができても相手が強すぎる。

  
レッドスパークル
       
休み明けになるし、ローズキングダムエイシンフラッシュには完敗している。仕上げに問題はなくても5着があれば上デキと見る。

  
バーディバーディ
       
いかなる理由があろうとも、前走・スプリングSで1秒6も離されていては、巻き返しはとうてい不可能。失礼ながらダート路線をいくべきではないか。

  
サンディエゴシチー
       
札幌2歳Sの勝ち馬だけに、前走のスプリングSではもう少しやれると思ったが、8馬身差の10着だった。あれから1ヶ月足らず、この差を挽回するには時間がなさすぎる。

  
シャイン
       
シンザン記念で2着したが、実は3馬身も離されている。そして、前走のきさらぎ賞も4馬身差の6着がやっと、これが現在のこの馬の実力。

  
エイシンフラッシュ
       
京成杯はハナ差とはいえ、スローペースを3番手からきっちり差し切るすばらしい勝ち方。それだけに以後が期待されたのだが、不運にもアクシデントに見舞われて、ローテーションに狂いがでてしまった。それを感じさせない今週の好ゲイコだったが、大レースにおいては順調さが一番。勝つまでは難しい。

  
エイシンアポロン
       
京王杯2歳Sは勝ったものの、デイリー杯2歳S、朝日杯FS、弥生賞はいずれも2着と、“善戦マン”のきらいがある。前走後の意欲むき出しの猛ゲイコに、デビュー以来の最高を見たが、それでも勝ち切れるかどうか。京王杯1400メートルの勝ちっぷりのよさからすると、NHKマイルCが最適のようにも思われる。

  
ヴィクトワールピサ
       
唯一の4勝馬であり、2つの重賞勝ちと中身もすばらしい。ローズキングダムに負けたデビュー戦は不利あってのもので、実力負けとは違う。おそらく、1番人気に推されると思うが、それにこたえられるだけの実力の持ち主。仕上げも万全だし、テン乗り岩田は昨年の皐月賞騎手、ネックになることもないだろう。三冠資格を取る最有力候補。

  
レーヴドリアン
       
きさらぎ賞は負けて強し、並みの馬では3着にもこられなかっただろう。ただ、ここまでの4戦をすべてレース最速で上がりながら、2勝にとどまっているように、後方からの競馬しかできず、勝ち味に遅い欠点がある。今回はこれまで以上の相手強化だし、頭数も増えている。期待より不安の方が多い。

  
ダイワファルコン
       
1勝馬の身で弥生賞に挑戦、3着して皐月賞の出走権を取った。血は水よりも濃いというか、さすがはG戯綽寸該侈毒錬咫文什澆虜綽瀬献絅戰淵ぅ襭董砲韮加紊靴ダイワルージュの仔である。しかし、現時点では気性的な若さが見え隠れし、本格化はもっと先の気が。今回は首位争いまでは苦しい。3着があれば上々とみる。

  
ヒルノダムール
       
ラジオNIKKEI賞2歳Sではヴィクトワールピサとわずか0秒2差。この一事にこの馬の非凡さが証明されている。前走の若葉Sで2着に負けたのは、プラス6キロ、デビュー以来の最高体重466キロにあったのではないか。つまり、トライアルはトライアルの仕上げ、目いっぱいには作っていなかったのではないか。中間、今週の追い切り良化にもそれが感じられる。ヴィクトワール一辺倒とはいわせない。

  
ガルボ
       
朝日杯FSの4着馬だし、シンザン記念も3馬身差の完勝。それだけに不気味さが漂う。問題は3ヶ月の休み明けになることで、仕上げは進んでいるが、根っからの“イレッポ”、イレ込んでまたまた体重を激減させたりしないだろうか。この17番枠も好位でレースをしたいこの馬にはマイナスに映る。

  
アリゼオ
       
前走は逃げ切りだが、これは相手関係、内めの5番枠だったことで横山典が機転を利かせたもの、本来は逃げ馬ではないのでこの大外枠でも競馬はできる。もちろん、決して有利とはいえないが。久々に関東馬から出た、スケールの大きさを感じさせる馬で、一戦ごとの体質強化も頼もしいかぎり。どう乗って勝ち負けして見せるか、横山典のお手並み拝見だ。



明日はいよいよ最終予想を公開します。

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2010年04月15日(木) 16:12 鈴木和幸
【鈴木和幸G1コラム】 皐月賞の追い切り全馬チェック
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●第70回皐月賞(G機膨匹だ擇蠖巴


  
アリゼオ 4月15日 美浦W 50秒7−37秒0−13秒3 一杯追
      
以前は馬なりの調教が多かったが、前走時からは長めからのハード追いを取り入れるようになり、結果もだした。今回も先週に6Fからの併せ馬を行うなど、攻めはゆるめていない。すでに十分に乗り込んだからだろう、今週は長いところは行かず、ウッドの4Fから。しかし、実戦を想定しての前を追い掛ける併せ馬。4コーナーでは交わすほどの勢いを見せ、難なく1馬身近い先着。ラスト1Fは13秒3とかかったが、だからといってフットワークを乱したわけではなく、おそらくこれは悪化した馬場のせい。張りつめた馬体からも文句のつけようがない好仕上がり。

  
ヴィクトワールピサ 4月14日 栗東W 69秒5−53秒7−39秒1−12秒2 馬なり
      
大型牡馬の最終追い切りとしては、少し軽い気がしないでもない。しかし、これは弥生賞以降、坂路、ウッド併用で10本以上の時計をだし、2週前から3回の併せ馬を行ってきたからだ。すでに先週の時点で九割がた出来上がったからでもある。遅めながら今週も3頭併せで、2番めのスタート、4コーナーで2頭の真ん中に合流、手が動く相手を尻目にずっと持ったまま、ゴール寸前に左ステッキが入るとグーンと伸び、これで内と併入も脚色優勢、外に1馬身の先着だ。もう少し追えばぶっちぎりそうな勢いだった。道中のゆったりとした大きなフットワークにも好感が持て、万全の仕上がりと判断できる。

  
エイシンアポロン 4月14日 栗東坂 49秒8−36秒4−23秒9−12秒1 一杯追
      
3月31日に53秒8、先週7日に51秒3を坂路でやっている。「最終追いはもっと攻める」とのコメントはでていたが、今週はアッと驚く別掲の猛ゲイコ、13秒4、12秒5のゆるみのないペースで行き、最後もいっぱいに追ってきた。まさしく闘志むき出しである。動きは鋭いというよりパワフル、これだけ攻めてラスト1Fを12秒1でまとめたのだ、究極の仕上げと言い切れる。

  
エイシンフラッシュ  4月14日 栗東W Γ牽栄達機檻僑吃達掘檻毅杏達押檻械局達后檻隠栄達掘。念貲
      
中間、鼻肺炎の兆候がでて、大事を取って若葉Sを回避。それだけに最終追い切りが注目されたが、上がり中心とはいえ、3F36秒9、ラスト1Fは切れに切れて11秒7をマークした。これなら一頓挫の心配は無用だろう。

  
ガルボ 4月14日 美浦P 65秒8−50秒2−36秒6−12秒1 一杯追
      
3頭併せで直線ぶっちぎった。前半をセーブしたにしてもこの上がりならいうことなし。とにかく馬に活気があって、走りたくて走りたくて仕方がないといった印象。前走で12キロ減っていた馬体もふっくらと回復して、とても3ヶ月ぶりとは思えない。 

  
ゲシュタルト 4月14日 栗東W 67秒8−52秒2−38秒2−12秒4 一杯追
      
行きだしの6F標すぎでは少し掛かっていたが、すぐに落ち着き、直線いっぱいに追われると力強く伸び、ラスト1F12秒4のフィニッシュ。しかし、前走時は12秒を切っていたのだから、特別に良化したわけではない。前走時のデキをキープといったところ。

  
サンディエゴシチー 4月14日 栗東W В坑管達院檻僑管達魁檻毅栄達亜檻械敬達掘檻隠寡達后^貲嫩

Cウッドコースで長め7Fからの併せ馬を敢行し、直線の追い比べで大きく3秒先着した。相手の大バテに助けられたとはいえ、最後まで乱れなくこれだけの時計をマークしていれば、4ヶ月ぶりだった前走よりずっといい。

  
・シャイン 4月14日 栗東坂 56秒3−40秒5−26秒7−13秒3 馬なり
      
時計も動きも平凡、どこといって良化したところがない。先週に52秒6をだし、いつも通りの仕上げパターンではあるが、変わり身がないようでは。

  
ダイワファルコン 4月14日 美浦W Γ牽寡達亜檻僑局達掘檻毅寡達供檻械紘達機檻隠撹達院’呂覆
      
最後まで追ったところなし、それでも追えば大幅な時計短縮、ぶっちぎり間違いなしの脚色だった、仕上がりに関してはいうことなし。問題は角馬場などで尻っぱねなどをしているように、気性の若さ、幼さ。さらなる成長の余地を残す半面、心配な面も残されている。

  
トーセンアレス 4月14日 美浦P 40秒0−12秒2 馬なり
      
前走勝ちの反動か、中間はプール調整のみ。いかに中1週とはいってもこんなにも短め、軽めの最終追い切りでは。

  
・ネオヴァンドール 4月14日 栗東坂 53秒1−38秒6−25秒3−13秒0 強め
      
きさらぎ賞のあと放牧にでて、3月中旬に帰厩した。3月28日から追い日ごとに時計4本、そして、今週が別掲の時計。併せ馬で先着したことを含め、合格点をやれるが、馬場入りの際に頭を振ったり、追われて内にもたれるなどの気性の若さと、そのためかラスト1F13秒0を要したあたりに物足りなさも。

  
ハンソデバンド 4月14日 美浦坂 49秒5− 計不 ー24秒0−12秒3 強め
      
2月7日以来でも中間の乗り込みは十分すぎるほど。3、7日には坂路50秒台の好時計を出している。そして、今週は50秒を切って49秒5、併走馬を5馬身もちぎって、なおかつ余裕があったとなると、仕上げには100点満点がやれる。あとは力関係のみ。

  
・バーディバ−ディ 4月14日 栗東P Γ沓敬達押檻僑栄達械苅敬達后檻械局達亜檻隠寡達押^貲嫩
      
時計のでやすいポリトラックではあるが、これだけの数字がでるのは体調がいいからこそ。まだ余力を残していたし、こと仕上げに関しては何の心配もいらない。

  
ヒルノダムール 4月14日 栗東坂 51秒5−37秒6−24秒7−12秒1 G強め
      
先週の坂路51秒6に続き、今週も好時計がでた。とくに目を引いたのは追われての反応のよさで、重心を沈めてのラスト1F12秒1はこの日の坂路ではエイシンアポロンとともに出色。前走時、前々走に続いて体重増だったことから察するとまだ仕上げ途上、今回こそが本気の仕上げ、最良の状態で大一番に向かえる。

  
リルダヴァル 4月14日 栗東P Γ沓紘達魁檻僑管達押檻毅杏達供檻械敬達機檻隠杏達検…尚貲
      
6ヶ月の休み明け、前走、毎日杯の反動もなかったようで、プール調整のあと、4月の4日から時計をだしている。8日にはポリトラックで6F79秒台の併せ馬もやれた。今週もポリトラック、1秒ほど先行する僚馬を6Fから追いかけ、15秒1、13秒6、13秒1と1Fごとのスピードアップ、4角でインから並びかけた。直線は残り1Fからの追い出し、すると待ってましたとばかりにストライドを伸ばし、別掲の好時計をあっさり。圧巻は追われての反応の鋭さ、相手を2馬身置き去りにした脚は鬼脚さながらの10秒8ときた。前走がガス抜きになってびっくりするほどよくなった。


レッドスパークル 4月14日 栗東W 66秒0−50秒7−36秒6−11秒8 直強め
      
Cウッドで3頭併せ、最先着した。時計的にも前走時が同じCウッドで5F66秒9−37秒3−12秒1だったから、良化のあとが見られる。ピーンと張りつめた馬体ともども、状態だけならどの馬にも負けない。

  
レーヴドリアン 4月14日 栗東W Γ牽栄達機檻僑吃達検檻毅栄達機檻械孤達魁檻隠寡達機^貲嫩
      
およそ2ヶ月ぶりのレースになるが、3月3日を皮切りに10本以上の時計をだしている。その成果で馬体に太め感は一切ない。ただ、もともとあまり調教では動かず、今週もたたき合いでアタマほど後れを取ったが、動きはしっかり、松田博調教師のいう、「順調」そのものの内容だった。

  
ローズキングダム 4月14日 栗東坂 51秒6−37秒5−24秒8−12秒6 一杯追
       
いまの栗東坂路は以前よりずっと時計はでるが、それでもこのタイムなら合格点がやれる。ただし、内容となると強めの相手にいっぱいに追って併入がやっとと、?がつく。この追い切りを見るかぎりは、たたき2戦めの良化はさほどではない。



“皐月賞調教ベスト4"

1位ヴィクトワールピサ

2位エイシンアポロン

3位ヒルノダムール

4位リルダヴァル
     


以上です。

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コメント一覧
3:
  hironish   フォロワー:3人 2009年12月23日(水) 16:34:41
http://umanity.jp/circle/topic_detail.php?kbn=0&id=1aa6f7db49&topicid=6d9c3608b2
2:
  hironish   フォロワー:3人 2009年11月3日(火) 15:10:03
サークル参照
1:
  hironish   フォロワー:3人 2009年10月14日(水) 22:14:18
10/11は勝ち馬にはやられたが、この馬も能力はある。

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2011年7月2日大沼ステークス12着
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2010年5月30日 東京優駿 G1 16着
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