コウゾウメン~今週末の調教注目馬~ 11月13・14日分
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『競馬』という名の推理小説 ~第13話高松宮記念(謎解き編)~
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第13話 「高松宮記念」
【ラップ】
05年 33.3-35.1 =1.08.4 △2△2△5 消耗戦
06年 33.7-34.3 =1.08.0 ±0±0△4 消耗戦
07年 33.8-35.1 =1.08.9 △2△4△1 消耗戦 重
08年 33.4-33.7 =1.07.1 ±0▼1△9 平坦戦
09年 33.1-34.9 =1.08.0 △6▼1△6 平坦戦
【脚質】
逃げ 1-0-0-4 勝率20.0% 連対率20.0%
先行 0-1-1-17 勝率0.0% 連対率5.3%
中団 4-4-3-28 勝率10.3% 連対率20.5%
後方 0-0-0-1 勝率0.0% 連対率0.0%
【枠順】
1~4枠 2-1-2-35 勝率5% 連対率7.5% 複勝率 12.5%
5~8枠 3-4-3-40 勝率6% 連対率14.0% 複勝率 20.0%
流石にスプリントGⅠということでテンの3Fは33秒前半と速く流れる傾向にある。
このレースは中京開催の最終週に行われるレースであり内の馬場が痛んでいる可能性が高い。
それに加えて中京コースは3~4コーナーがきついレイアウトで前半飛ばすとコーナーで若干ブレーキをせざるを得ない。
故に前に行った馬達の成績が悪くなっています。
好成績を収めているのは主に外枠から中団に位置する差し馬ということが言えるでしょう。
逃げたローレルゲレイロが勝利した昨年は最終週といっても変則開催で6日目のAコースで行われ(例年は8日目のBコース)
08年はキンシャサノキセキが先行して2着となっているが1.07.1という走破時計が示す通り超高速馬場で前が止まりにくいという状況にありました。
今年に関して言えば小倉の代替開催をしていることもあり昨年末から使い詰めという点と今開催は雨の週が多く馬場が相当痛んでいる可能性は高い。
週中のメンテでどの程度手を加えるかは定かではないが日曜の午後には外差し馬場になっているのではないかと思われます。
狙い目は外枠の差し馬と言えるのではないでしょうか。
ではどの様なタイプの差し馬が狙い目といえるのか?
過去5年の連対馬の高松宮記念の出走前までのレース結果をまとめてみます。
【距離別】
1200m 20-5-4-17 勝率43.5% 連対率54.3%
1600m 16-12-12-27 勝率23.9% 連対率51.8%
2000m 4-2-4-7 勝率23.5% 連対率35.3%
【コース別】
東京芝16 8-5-4-7 勝率33.3% 連対率54.2%
京都芝12 6-1-0-3 勝率60.0% 連対率70.0%
京都ダ12 5-0-0-0 勝率100.0% 連対率100.0%
京都芝16 4-2-3-13 勝率18.2% 連対率27.3%
阪神芝14 2-2-2-5 勝率18.2% 連対率36.4%
1200mでの成績がいいのは当たり前として1600mでも通用する馬というのが結果として表れています。
じゃあ「高松宮記念というのはスタミナが必要なの?」となりますが、そうではありません。
必要なのはある程度の「瞬発力」です。
中距離になると話は別ですがマイル戦では概ね必要なファクターは瞬発力なはず。
狙うべき差し馬というのは「マイル戦でも通用する差し馬」となるのではないでしょうか。
外枠から外を回って差せる馬なので走行距離は1200mよりも長くなるという要素もあるのでしょう。
オープン以上のクラスのマイル戦で連対経験のある差し馬というのは登録メンバーでは
エーシンフォワード、サンカルロ、キンシャサノキセキ、トウショウカレッジ、スズカコーズウェイ、ファイングレイン
の6頭が挙げられます。
これに勝ち馬は5~6歳馬が有力という過去の傾向からすれば
エーシンフォワード、スズカコーズウェイ
の2頭が残ります。
そして大敗からの巻き返しは困難&休養明けは不振というデータを加えるとエーシンフォワードが最有力候補となるかと思われます。
あとは枠順次第か。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。 |
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