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ハクタイセイ(競走馬)

注目ホース
写真一覧
抹消  芦毛 1987年4月17日生
調教師布施正(栗東)
馬主渡辺 重夫
生産者土田農場
生産地三石町
戦績11戦[6-2-0-3]
総賞金18,067万円
収得賞金4,095万円
英字表記Haku Taisei
血統 ハイセイコー
血統 ][ 産駒 ]
チヤイナロツク
ハイユウ
ダンサーライト
血統 ][ 産駒 ]
ダンサーズイメージ
ネバアーライト
兄弟 ブライトスタースノースライド
前走 1991/05/12 安田記念 G1
次走予定

ハクタイセイの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
91/05/12 東京 10 安田記念 G1 芝1600 17612--17** 牡4 57.0 大崎昭一布施正---- ------ダイイチルビー
90/05/27 東京 9 東京優駿 G1 芝2400 22719--25** 牡3 57.0 武豊布施正448(-2)2.25.9 0.637.1アイネスフウジン
90/04/15 中山 10 皐月賞 G1 芝2000 18715--31** 牡3 57.0 南井克巳布施正450(-2)2.02.2 -0.036.9⑥⑤⑦⑦アイネスフウジン
90/02/11 阪神 11 きさらぎ賞 G3 芝2000 1233--11** 牡3 56.0 須貝尚介布施正452(-6)2.04.1 -0.2--⑤⑤④コガネタイフウ
90/01/20 京都 9 若駒ステーク OP 芝2000 1033--21** 牡3 56.0 須貝尚介布施正458(0)2.04.0 -0.3--ダンディスピリット
89/12/24 阪神 9 シクラメンス OP 芝2000 755--31** 牡2 55.0 須貝尚介布施正458(-4)2.03.9 -0.1--インターボイジャー
89/12/03 阪神 6 2歳400万下 ダ1200 1222--31** 牡2 54.0 南井克巳布施正462(+6)1.12.7 -0.5--ヤマノカグヤヒメ
89/10/28 京都 2 2歳未勝利 ダ1400 1144--11** 牡2 53.0 須貝尚介布施正456(-2)1.25.6 -0.7--エイシンキャロル
89/10/14 京都 2 2歳未勝利 ダ1200 16611--12** 牡2 53.0 須貝尚介布施正458(0)1.13.7 1.4--ヤマノカグヤヒメ
89/09/24 阪神 1 2歳未勝利 芝1200 1178--26** 牡2 53.0 須貝尚介布施正458(+2)1.11.7 0.7--エイシンサニー
89/09/10 阪神 2 2歳未勝利 芝1600 1446--14** 牡2 53.0 須貝尚介布施正456(-10)1.37.8 0.6--クィーンズキッス
89/07/15 小倉 3 2歳新馬 芝1000 1166--32** 牡2 53.0 須貝尚介布施正466(--)0.59.1 0.735.3ハギノハイタッチ

ハクタイセイの関連ニュース

 3戦3勝のきさらぎ賞馬サトノダイヤモンドが13日朝、「第76回皐月賞」(17日、中山、GI、芝2000メートル)に向けて、栗東トレーニングセンター(滋賀県)のCWコースで最終追い切りを行った。クリストフ・ルメール騎手を背に万全の手応えで2馬身先着して、調教チェッカーズは迷わずA評価。3強のなかでは最も輝くアクションで、無敗戴冠は目前だ。

 スーパーエリートがきっちり態勢を整えた。父ディープインパクトと同じように4戦目の無敗Vを狙うサトノダイヤモンドは、完成度の高さを見せつける大人のデモンストレーションを栗東CWコースで披露。戴冠へ一歩、前進した。

 朝一番に現れた主役の背には、3週連続してクリストフ・ルメール騎手の姿。先導役のエアカミュゼを3馬身追走して、実戦同様に完璧に折り合いをつけながら、ジワリと差を詰めていく。

 本領発揮は直線だ。ルメールに軽く促されただけで、ギアをグイッと上げてスパート。余力を残しながらラスト1Fを12秒0でまとめ、エアに2馬身先着した。

 “3強”の他2頭(マカヒキリオンディーズ)と同様に決して派手さはなかったが、GI仕様とばかりにゴール前でしっかりと弾けたのはサトノだけ。2カ月ぶりの不安を一掃する、文句なしの“A”スパーだった。

 「ベリーGOOD! 反応がとても良かった。動きは今までで一番いいです」

 ルメールの表情には明るさが戻っていた。先週の桜花賞は単勝オッズ150円という圧倒的な支持を集めたメジャーエンブレムでよもやの4着敗退。JRA所属となってから初めてともいえるキツい洗礼を浴びたばかりだが、当然、世界を股にかけ活躍してきたプロフェッショナルらしく、今や気持ちは切り替わっている。

 11年オルフェーヴルの3冠以来の牡馬クラシックをうかがう池江調教師も、「先週までで十分仕上がったので、けさは感触を確かめてもらっただけ。最後はよく伸びていた。目標のダービー前のレースとして、何の不安もない状態です」と、満足げな表情だ。

 とはいえ楽観の色は皆無で、世間の“3強”評には異を唱える。

 「3強、3強って言われるけど、自分のなかではマカヒキリオンディーズが実績的にも抜けていると思う。その次がエアスピネルで、僕の馬は実績を考えても4番手くらい。だからやってみないと分からない部分ばかりだけど、ダイヤモンド自身が力を出すことに関して不安はない。性格的に長距離輸送はまず大丈夫だし、馬場が渋っても問題ない。(間隔は空いたが)古馬の一流どころも春は3戦するのがセオリー。きさらぎ賞、皐月賞、ダービーの3戦というのも一番いいと思うから」

 あくまで追う立場を崩さないが、これまでの勝ちっぷり(新馬=0秒4差、500万下、きさらぎ賞=0秒6差)はド派手。無限の可能性を秘める超原石が、“実績馬”撃破へ万全のコンディションで打って出る。

★父ディープ以来 11年ぶり無敗戴冠へ

 3戦3勝馬サトノダイヤモンドマカヒキとともに、無敗での皐月賞Vなるかにも注目が集まる。勝てば同じく3戦3勝で挑み皐月賞を制した05年の父ディープインパクト以来、11年ぶり史上17頭目の快挙。

 さらに90年のハクタイセイ以来、26年ぶり史上2頭目となるきさらぎ賞直行Vの記録もかかる。また、前走から中69日での勝利となれば、これまでの記録(中62日=ハクタイセイ、12年ゴールドシップ、15年ドゥラメンテ)を上回り、史上最長間隔Vとなる。(夕刊フジ

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【東西現場記者走る】ダイヤモンドはブレない! 2016年04月13日(水) 05:06

 1週間の密着取材で皐月賞の勝ち馬を探し出すGI企画『東西現場記者走る』は、連載2日目。担当の大阪サンスポ・渡部陽之助記者(37)は、“3強”の一角、サトノダイヤモンドを取り上げる。底を見せていない走りで、マカヒキと同じく3戦3勝。強さの源に迫り、皐月賞Vへの可能性を探るため、陣営を直撃した。

 栗東トレセンは火曜日から馬場開場時間が先週より1時間早くなり、午前6時。眠たいのを我慢して、調教スタンドに向かったが、気温1度と予想外の寒さに面食らった。

 2日目の狙いは“3強”を形成するサトノダイヤモンド。初日に取り上げたマカヒキと同じ3戦無敗のディープインパクト産駒だ。前走のきさらぎ賞で初めてステッキが入ったが、3戦すべてメンバー最速の上がりを繰り出して快勝。あの走りを見て、最も戴冠に近いと感じていた。坂路を4ハロン64秒1で駆け上がるのを見届け、池江厩舎に向かった。

 担当する中澤助手はトーセンジョーダントゥザワールドなどの一流馬を世話してきた腕利きだ。「普段から無駄なことをしないのがいいところ。パドックでも厩舎でもドシッとして、今までの担当馬と比べても落ち着きは上で、全然違いますね」と何事にも動じない精神面を絶賛する。

 気になるのはきさらぎ賞から直行するローテーション。70日ぶりの実戦となるが、池江調教師は「ダービーをピークにしようと思えば、重賞を勝っているし、春は3戦でいいでしょう」と悠然と構える。状態に関して中澤助手は「前走よりも今回の方が動ける感じ。以前はモタれていたけど、今は軸が全然ぶれない。乗り味も違いますね」と好感触を伝える。中山への初輸送も「馬運車を嫌がったりしないし、心配はしていません」とこちらが抱く不安材料をすべて打ち消してくれた。

 マカヒキリオンディーズとは初対戦だけに力の比較はできないが、底知れない魅力が、陣営からも伝わってくる。きさらぎ賞から直行組の皐月賞Vは1990年ハクタイセイしかいないが、その空白を埋めるのは、この馬ではないか。ダイヤモンドの形をした額の流星を見て、そう思った。(渡部陽之助)

★渡部記者も好成績!

 密着取材の成果を発揮する企画は、先週の桜花賞でも東京サンスポの藤沢記者が担当レース3連勝を達成。信頼度は高い。皐月賞担当の渡部記者も、一昨年のヴィクトリアマイルで馬単2万8050円を◎(△△)で仕留め、昨年の菊花賞では◎キタサンブラックで3連単3万8880円をヒットしている。

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【皐月賞】ベスト尽くした!12秒3締め 2013年04月12日(金) 05:04

 前走のフジテレビ賞スプリングSで2歳王者ロゴタイプの2着に粘ったタマモベストプレイが、デキの良さをアピールした。

 冷たい北風が吹く栗東の坂路コースで、外ラチ沿いを一完歩ごとに加速。ラスト1ハロンで気合をつけられると、俊敏に反応して4ハロン53秒9−12秒3をマークした。腰や臀部の盛り上がった筋肉が、充実ぶりを物語る。

 「先週(4日)CWコースでしっかりとやった(6ハロン79秒4)ので、きょうは単走で上がり重点。予定通りにいい感じだ」。騎手時代に、皐月賞をハクタイセイ(1990年)とナリタブライアン(94年)で制した南井克調教師が、満足そうな表情を浮かべる。

 芝1400メートルの新馬戦から徐々に距離を延ばし、前走は1800メートルを克服。「今回は200メートル延びるが、具合はいいし、チャンスはあると思う。いい内容の競馬ができればダービーも考えなきゃね」とトレーナー。

 主戦の和田竜二騎手は99年にテイエムオペラオーで皐月賞V。「相手は強いが、競馬が上手な馬だし、うまく(前々で)流れに乗れれば…」と腕をぶす。

 枠順の〔3〕枠(5)番に「欲をいえば偶数の方が良かったが、希望通り内で良かった」と指揮官はロスなく先行できる枠にひと安心だ。デビューから5戦はすべて3着以内と安定感は抜群で、状態の良さが光るタマモベストプレイ。皐月賞Vコンビが波乱を巻き起こす。

14日中山11R「皐月賞」出馬表★PCはこちら★スマホはこちら

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【エ女王杯】ホエール芦毛最強イヤー証明 2012年11月07日(水) 05:07

 秋の女王決定戦・エリザベス女王杯(11日、京都、GI、芝2200メートル)に照準を合わせ、今春のヴィクトリアマイルを制したホエールキャプチャが、調子を上げてきた。府中牝馬S(11着)の敗因は明らかで、ひと叩きされた上積みは大。今年のGIを席巻する芦毛馬の一角を担うマイル女王が2冠目を狙う。

 芦毛の女王が反撃の態勢を整えた。ホエールキャプチャが、史上初のヴィクトリアマイル&エリザベス女王杯制覇へ向け、本来の調子を取り戻してきた。

 前走の府中牝馬S11着の敗因は、はっきりしている。「夏負けが尾を引いていた。調教で動く馬だから、判断が難しかったけど、春の状態にはなかった」と長谷川調教厩務員は説明。続けて「ジョッキー(横山典騎手)が『次は良くなる』と言ってくれたし(使って)キャンターでの完歩が大きくなった。体がうまく使えているからですね。常脚(なみあし)なんかも全然違いますよ」と上積みを強調する。

 輸送の負担を考慮して先週2日に美浦から栗東トレセンに移動。全休日明けの6日は4ハロン61秒6で登坂した。62秒の予定よりも少し速くなったが、元気が有り余っている証拠だ。

 昨年の女王杯は英国の女傑スノーフェアリーや3冠牝馬アパパネなどを相手に4着。「ハイペースを追走し、正攻法で強い競馬を見せてくれた。その時より相手も楽になるし、1週前(美浦坂路4ハロン51秒1)もいい時の動きだった」と田中清調教師は手応え十分だ。

 芦毛馬の勢いが目立つ今年のGI戦線。ホエールが勝ったVマイルのほかに、高松宮記念(カレンチャン)、皐月賞、菊花賞(ゴールドシップ)と、1984年のグレード制導入後では88年、90年に並んで年間最多タイの4勝。記録更新の期待もかかる。

 ホエールキャプチャにとっては、最優秀古馬牝馬のタイトルがかかる重要な一戦。古馬の代表格として、3歳や上がり馬の挑戦を堂々と受けて立つ。 (板津雄志)

 ◆芦毛馬とGI 1984年のグレード制導入後、芦毛馬はGI42勝。今年はカレンチャン(高松宮記念)、ゴールドシップ(皐月賞、菊花賞)、ホエールキャプチャ(ヴィクトリアマイル)が4勝をマーク。タマモクロス(天皇賞・春秋、宝塚記念)、オグリキャップ(有馬記念)が活躍した88年、ハクタイセイ(皐月賞)、メジロマックイーン(菊花賞)、オグリキャップ(安田記念&有馬記念)の90年の年間最多勝に並んでいる。今週のホエールのほかにも、有馬記念のゴールドシップなどが控えており、記録を更新する可能性は十分だ。

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【皐月賞】ウチパク会心!ゴールド1冠 2012年04月16日(月) 05:05

 第72回皐月賞(15日、中山11R、GI、3歳、芝2000メートル、1着賞金9700万円=出走18頭)“ウチパク・マジック”のさく裂だ! 3コーナー最後方からポッカリと空いた内を通って進出した4番人気ゴールドシップが、直線で力強い伸びを披露。堂々と牡馬第1冠を制した。タイム2分1秒3(稍重)。鮮やかな手綱さばきを見せた内田博幸騎手(41)=美・フリー=は、骨折から復帰後、初のGI制覇。須貝尚介調教師(45)=栗東=はGI初制覇。スタート後につまずきながらも、直線で追い込んだワールドエースが2着に入った。

 支えてくれた人への感謝を込めて、拳を天に突き上げた。大けがを乗り越えて、つかんだ勝利。内田博幸騎手が思い切りのいい騎乗で、ゴールドシップを牡馬クラシック第1冠の覇者へ導いた。

 「最高ですね。馬を信じて乗りました。けがをしてから、『絶対にGIを勝つんだ』と思ってやってきました。それを実現できて、うれしい」

 昨年5月11日の大井競馬で落馬し、頸椎歯突起(けいついしとっき、首の部分)骨折の重傷を負い、今年1月28日の復帰まで約8カ月半の戦線離脱。その逆境を乗り越えた名手が完全復活だ。

 勝負どころで、迷いなく動いた。向こう正面では最後方だったが、各馬が馬場の悪い内を避けて外へ出した3〜4コーナー。ゴールドシップ1頭だけが、ガラリと空いた内へ進路を取った。「道悪は下手ではないので、内へ行ったら走りがよかった」。その作戦はズバリ。4コーナーを回りスルスルと3番手まで押し上げると、直線は馬場のいいところを選ぶだけ。グングンと伸びて後続を突き放す一方だった。

 ウチパクは2008年菊花賞(オウケンブルースリ)、10年ダービー(エイシンフラッシュ)に次ぐ牡馬クラシック勝利で史上20人目、地方出身では初の3冠騎手となった。一時は寝たきりで上手に会話もできず、見舞いも断る苦しさを味わったが「馬に乗れる幸せは、大きなけがをしなければ分からなかった」と、競馬への情熱を再確認。妻の文子(あやこ)さんや、千葉県・鴨川市のリハビリ施設のスタッフの助けを得て、10年ダービー以来のGI制覇を果たした。

 「(内田博に)全て任せていましたが、ヒヤヒヤしました」と振り返る須貝尚介調教師は、昨年の朝日杯FS(マコトリヴァーサル13着)に次ぐ2度目の挑戦でGI初制覇。中62日のVは、1990年にきさらぎ賞から直行したハクタイセイと並ぶ最長記録で、開業4年目ながら、難しい調整過程を克服した。

 ステイゴールド×メジロマックイーンの配合は昨年優勝のオルフェーヴルと同じで、先輩に次ぐダービー(5月27日、東京、GI、芝2400メートル)制覇、2年連続3冠馬誕生へ期待は膨らむ。「本当に強い馬。東京の方が合っている」とウチパクが言えば、「距離は延びれば延びるほどいい」と須貝尚師も意欲十分。名手が舵を取る“黄金の船”ゴールドシップの未来は、前途洋々だ。 (森田実)

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【オークス】絶好ホエール、東京で燃える 2011年05月17日(火) 05:06

 先週のヴィクトリアマイルを勝ったアパパネに続き、今週も関東馬が狙いだ! 阪神JF、桜花賞とGIでともに2着のホエールキャプチャが、クイーンCで重賞初制覇を飾った東京コースでリベンジに燃えている。中間の状態も絶好。3度目の正直なるか−。

 『負けて強し』のなぐさめはもうたくさんだ。3度目のGI挑戦で必ず戴冠して見せる!! 主戦の池添謙一騎手、厩舎スタッフが今まで以上に愛情と渾身の仕上げを施したホエールキャプチャが樫の舞台に立つ。

 阪神ジュベナイルフィリーズで1/2馬身先着された2歳女王レーヴディソールへのリベンジを期すため、早めに栗東に乗り込んだホエール。しかし、ライバルが1週前追い切りの直後に右橈骨遠位端骨折を発症してリタイアするアクシデント。桜花賞では1番人気に推されたが(16)番という外枠で少し出負けしたうえ、道中も馬群の外を走らされる厳しい展開。直線は内から抜け出したレーヴの僚馬マルセリーナを捕らえ切れず、無念の銀メダルと涙をのんだ。

 「2歳の頃よりもトモがしっかりして、精神的にも少しずつどっしりとしてきた。折り合いはつくので(2400メートルの)距離はこなせると思う」と、田中清隆調教師は01年レディパステル以来となるオークス2勝目への手応えを感じている。

 主戦の池添騎手も思いは同じだ。11日の1週前追いに栗東から駆けつけて芝コースで5ハロン61秒5、ラスト11秒7を馬なりでマーク。先行したミラクルレインボー(牡3未勝利)を並ぶ間もなくかわして1秒先着と、状態の良さとともに貫禄の違いを見せつけた。

 「栗東にいる時よりも、どっしりとしているし、息遣い、反応ともに良かった。レーヴ不在の桜花賞は自分の馬が一番強いと思って乗ったけど、内からマルセリーナに抜けられて2着。いい状態に仕上げてくれた蛯名さんの期待に応えられなかったのが凄く悔しかった」と池添は胸のうちを明かした。

 蛯名幸作厩務員(64)は今年10月で定年となるため、オークスが最後のクラシック挑戦となる。タマミで70年の桜花賞を制したが、オークスは不良馬場に泣かされて14着に敗退しているだけに、主戦はベテラン職人に是非ともGIをプレゼントしたいのだ。

 東京コースも桜花賞馬マルセリーナが未経験なのに対し、2走前のGIIIクイーンC(芝1600メートル)を快勝している実績は大きなアドバンテージになる。

 歯痒い思いはもうおしまい。同じ関東の牝馬の1歳先輩アパパネが先週のヴィクトリアマイルを制覇と、流れもいい。新緑がまぶしい府中の舞台で、07年ローブデコルテに次ぐ2頭目の芦毛のオークス馬が誕生する可能性は十分ある。

★芦毛のクラシックホース

 以前は“芦毛はクラシックに勝てない”と言われていたが、77年の菊花賞でプレストウコウがそのジンクスを打ち破った。その後ウィナーズサークル(89年ダービー)、ハクタイセイ(90年皐月賞)、メジロマックイーン(90年菊花賞)、ビワハヤヒデ(93年菊花賞)、オグリローマン(94年桜花賞)、セイウンスカイ(98年皐月賞&菊花賞)、ヒシミラクル(02年菊花賞)、ローブデコルテ(07年オークス)、キャプテントゥーレ(08年皐月賞)が芦毛のクラシックホースに輝いている。

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クラシック三冠レースの第一関門となる皐月賞。瞬発力勝負のダービーと比較して、持続力を試されるレースではあるのだが、2歳、3歳競馬としてはむしろ皐月賞こそが異端。なぜなら2歳、3歳のクラシック路線はスローペースになりやすく、全体的にどのレースも“スローの瞬発力勝負”になりやすいからだ。古馬のG1で必要とされる能力は、ダービーよりも皐月賞や菊花賞に集約されるのだが、2歳戦、3歳戦においての皐月賞は、それが異端となる。


■2017春シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=8644


瞬発力より持続力の勝負。とは言っても、それは“究極の瞬発力勝負”であるダービーと比較してのことであって、とくに近年では“瞬発力のない馬”が皐月賞を制覇することは皆無と言っても良い状況。ちょうど良い機会なので、拙作・ラップギアでフィルタを作ってお見せしよう。

■1990年以降、皐月賞馬の皐月賞出走時ラップギア適性値
2016年 皐月賞 ディーマジェスティ 【瞬3平1消0】
2015年 皐月賞 ドゥラメンテ 【瞬4平0消0】
2014年 皐月賞 イスラボニータ 【瞬4平1消0】
2013年 皐月賞 ロゴタイプ 【瞬3平1消0】
2012年 皐月賞 ゴールドシップ 【瞬4平1消0】
2010年 皐月賞 ヴィクトワールピサ 【瞬3平2消0】
2009年 皐月賞 アンライバルド 【瞬3平0消0】
2008年 皐月賞 キャプテントゥーレ 【瞬2平0消0】
2007年 皐月賞 ヴィクトリー 【瞬2平1消0】
2006年 皐月賞 メイショウサムソン 【瞬5平2消0】
2005年 皐月賞 ディープインパクト 【瞬3平0消0】
2004年 皐月賞 ダイワメジャー 【瞬1平0消1】
2003年 皐月賞 ネオユニヴァース 【瞬2平1消1】
------
2002年 皐月賞 ノーリーズン 【瞬1平1消0】
2001年 皐月賞 アグネスタキオン 【瞬2平1消0】
2000年 皐月賞 エアシャカール 【瞬2平2消0】
1999年 皐月賞 テイエムオペラオー 【瞬2平1消1】
1998年 皐月賞 セイウンスカイ 【瞬1平2消0】
1997年 皐月賞 サニーブライアン 【瞬3平0消0】
1996年 皐月賞 イシノサンデー 【瞬3平1消0】
1995年 皐月賞 ジェニュイン 【瞬3平1消1】
1994年 皐月賞 ナリタブライアン 【瞬4平3消0】
1993年 皐月賞 ナリタタイシン 【瞬2平3消1】
1992年 皐月賞 ミホノブルボン 【瞬1平3消0】
1991年 皐月賞 トウカイテイオー 【瞬3平0消1】
1990年 皐月賞 ハクタイセイ 【瞬1平5消1】

※ラップギアについての説明はこちら→http://saikyo.k-ba.com/members/lapgear/about.html

2000年より以前の皐月賞は【瞬2平2消0】のようなラップギア適性値の馬が上位を占めるようなレースだったのだが、そういった傾向も時代とともに薄れはじめ、【瞬1平2消0】のような完全平坦タイプは1998年セイウンスカイ、【瞬2平2消0】のような瞬発・平坦同数タイプの皐月賞馬も2002年ノーリーズンを最後に姿を消してしまった。


もう少し掘り下げて、・・・

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