注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます!⇒いますぐ会員登録(無料)

ダイナガリバー(競走馬)

注目ホース
写真一覧
抹消  鹿毛 1983年3月23日生
調教師松山吉三郎(美浦)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者社台フアーム
生産地千歳市
戦績10戦[3-1-1-5]
総賞金25,994万円
収得賞金5,850万円
英字表記Dyna Gulliver
血統 ノーザンテースト
血統 ][ 産駒 ]
Northern Dancer
Lady Victoria
ユアースポート
血統 ][ 産駒 ]
バウンテイアス
フアインサラ
兄弟 カズシゲユアースダイナ
前走 1987/12/27 有馬記念 G1
次走予定

ダイナガリバーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
マークが付いたメニューはウマニティ会員専用のコンテンツになります。メールアドレスがあれば登録は簡単!今すぐ会員登録(無料)しよう!
成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
87/12/27 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 1659--514** 牡4 57.0 増沢末夫松山吉三492(+14)2.36.0 2.137.7メジロデュレン
87/10/11 東京 10 毎日王冠 G2 芝1800 1244--412** 牡4 59.0 増沢末夫松山吉三478(-10)1.47.8 1.7--ダイナアクトレス
87/04/05 中山 11 日経賞 G2 芝2500 766--23** 牡4 58.0 増沢末夫松山吉三488(+6)2.34.6 0.835.6ミホシンザン
86/12/21 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 1256--41** 牡3 55.0 増沢末夫松山吉三482(-2)2.34.0 -0.137.4④④ギャロップダイナ
86/11/09 京都 10 菊花賞 G1 芝3000 21614--52** 牡3 57.0 増沢末夫松山吉三484(0)3.09.3 0.1--⑤⑤④メジロデュレン
86/10/19 京都 11 京都新聞杯 G2 芝2200 1333--24** 牡3 57.0 増沢末夫松山吉三484(+12)2.14.6 0.3--タケノコマヨシ
86/09/28 中山 11 セントライト G3 芝2200 911--14** 牡3 56.0 増沢末夫松山吉三472(+2)2.15.0 0.536.5レジェンドテイオー
86/05/25 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 2336--31** 牡3 57.0 増沢末夫松山吉三470(-6)2.28.9 -0.1--グランパズドリーム
86/04/13 中山 10 皐月賞 G1 芝2000 21615--210** 牡3 57.0 増沢末夫松山吉三476(+6)2.03.9 1.838.6⑫⑧⑨⑩ダイナコスモス
86/02/09 東京 11 共同通信杯4 G3 芝1800 911--11** 牡3 55.0 増沢末夫松山吉三470(-2)1.48.7 -0.3--マウントニゾン

ダイナガリバーの関連ニュース

 皐月賞2着馬が、逆転へ向け抜群の仕上がりだ。あと4日に迫った競馬の祭典「第82回日本ダービー」(31日、東京、GI、芝2400メートル)に挑むリアルスティールが27日朝、真夏を思わせる陽気の栗東トレーニングセンター(滋賀県)で豪快に動いた。調教チェッカーズも文句なし“A”の4馬身先着。悲願のVに向けて、福永祐一騎手(38)の自信も高まった。

 やはり、この馬が西のエースだ。皐月賞銀メダルのリアルスティールが、栗東坂路で極上の切れ味を発揮した。

 福永騎手を背に、トニーポケットを2馬身追いかける流れ。スローペースも十分考えられる東京の2400メートルを意識したのか、前半のペースはいつもよりゆったりしたものだったが、リラックスしたフォームで気負うことなく駆け上がる。

 真骨頂はここからだ。ラスト1F手前、ユーイチが微妙なアクションでGOサインを出すと、反応がケタ違い。あっという間に一杯に追われたトニーを捕らえると、最後は脚力の違いが露骨に形に出て、馬なりのまま4馬身先着した。

 「1週前に負荷をかけて、当週は馬なりといういつものパターン。体の切れが良かったし、前走より動ける体になっている。タイムも動きも文句なし。本当に予定どおりにうまくいった」

 ユーイチが百点満点のジャッジで仕上がりを讃える。皐月賞前はフィジカルな強さを4F52秒1のタイムで見せつけていたが、ダービー仕様の今回はよりメリハリが強調された、洗練された“A”スパーだ。

 デビュー前の追い切りに跨った時点でダービーを意識し、「GIを狙えると思った馬で、実際に有力馬として出られるのはそうはないこと。そういう意味では自分の期待以上」とそれが実際のものとなり、最強のチャレンジャーとして皐月賞馬ドゥラメンテに挑める。

 「前走は枠順も良く、スムーズに運べて脚もたまったけど、1頭強い馬がいた。馬体が並んでいたとしても、結果は一緒だったと思う。それくらい(決め手は)すごかった」とドゥラメンテの強さを振り返りながらも、「中山2000メートルで勝てる競馬をした結果。一瞬フッとやめるところはあったけど、本当に抜け出してやめていたら、あの時計(芝2000メートル1分58秒4)では走れない。競馬はだいぶ違ってくるけど、東京の2400メートルなら難しく考えることはない。いい結果を出すだけだ」と力を込める。

 「こういうチャンスが続くわけがないことは自覚している」16度目のダービー挑戦で、天才と謳われた父・洋一騎手も手の届かなかった(78年カンパーリの3着が最高)栄冠をつかめるか。デビュー2戦目の共同通信杯でドゥラメンテを破り優勝した実績からすれば、逆転してまったく不思議ない。ユーイチは勝つつもりだし、リアルスティールも応えられるだけのデキに仕上がっている。

■矢作師に聞く

 −−皐月賞は直線でいったん抜け出す2着

 矢作芳人調教師「ウチの馬はいいレースをしたと思う。勝った馬(ドゥラメンテ)が強すぎました」

 −−中間は順調な調整過程をたどり、けさは坂路で4F54秒6

 「(併せた)先導役もうまくリードしてくれて、非常に満足できる追い切りになった。ギリギリまで仕上げないと勝てないレースだけど、99・9ならいいけど、100を越えちゃうとダメというところで、本当にうまく調教できた」

 −−ダービーに向けての作戦は

 「何もありません。鞍上(福永騎手)に任せるだけです」

 −−皐月賞の前は久々に緊張していると言っていた

 「今回は挑戦者だし、気楽に楽しんでますよ。ここを勝つためにやってきたし、あとは天命を待つ気持ち。みなさん、ぜひ応援してください」

(夕刊フジ

★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら

【若駒ピカイチ】ペガサスボス 2014年07月08日(火) 05:00

 《戦評》行き脚がつかずに後方からになったが、メンバー最速の末脚(3ハロン34秒2)で差し切り勝ち。良馬場発表ながら雨を含んだ緩い馬場でも力強くストライドを伸ばし、着差(半馬身)以上に強かった。

 《血統》母は1996年の桜花賞馬で、オークスも2着に入った。父は3冠馬ディープインパクト。さらに母の父は日本ダービー馬ダイナガリバーで、マイル以上の距離にも十分に対応できそう。

 《将来性》週初めの歩様が少し硬かったため、1本もしっかり追い切れずに6、7分の仕上がりだったが、素質の高さを見せつけた。岩田騎手は「抜け出してくるときの脚がすごかった。かなり走りそう」と絶賛。伸びしろも大きく、来春のクラシックが楽しみな1頭だ。

[もっと見る]

【2歳戦結果】サウスキャロライナ新馬戦V!2014年07月07日(月) 05:02

 【福島】5R新馬(芝1800メートル)=フォワードカフェ(美・小島太、牡、父マンハッタンカフェ

 ◆蛯名騎手 「敏感過ぎるところがあるので、ゆったりと競馬ができるようになれば」

 6R新馬(芝1200メートル)=クラウンノキミ(美・金成、牡、父サクラバクシンオー

 ◆金成師 「スピードの違いで押し切れたが、道中でムキになる面もあるのでこれが今後の課題ですね」

 【函館】5R新馬(芝1800メートル)=サウスキャロライナ(美・鹿戸、牝、父ステイゴールド

 ◆三浦騎手 「1コーナーまでスーッと行けたのでハナへ。道中は物見していたけど、センスが高くて先々まで楽しみ」

 *札幌2歳S(9月6日、札幌、GIII、芝1800メートル)に直行する

 1R未勝利(芝1200メートル)=ヤマカツエース(栗・池添兼、牡、父キングカメハメハ

 ◆藤田騎手 「素直でおとなしいと聞いていた。出たなりで競馬したけど、手応え通りに伸びてくれた」

 【中京】5R新馬(芝1600メートル)=ペガサスボス(栗・矢作、牡、父ディープインパクト

 ◆岩田騎手 「テンに行けなかったけど、仕掛けてからの反応はすごかった。走りますよ」

 *母は1996年桜花賞馬ファイトガリバー(その父ダイナガリバー)。新潟2歳S(8月31日、新潟、GIII、芝1600メートル)が視野に

 6R新馬(牝馬、芝1400メートル)=コートシャルマン(栗・松永幹、父ハーツクライ

 ◆福永騎手 「体はまだまだだけど、エンジンはいい。体が整ってくれば」

 *半兄に2012年安田記念優勝馬ストロングリターン(父シンボリクリスエス

 1R未勝利(芝1400メートル)=タガノアザガル(栗・千田、牡、父バゴ)

 ◆福永騎手 「1200メートルの方がいいのかも。ただ、センスはいいし、完成度は高い」

[もっと見る]

【2歳新馬】桜花賞馬の子ペガサスボス快勝 2014年07月06日() 12:32

 6日の中京5R2歳新馬(芝1600メートル)は、岩田康誠騎手騎乗の1番人気ペガサスボス(牡、栗東・矢作芳人厩舎)がゴール前で差し切り、人気に応えた。タイムは1分40秒0(良)。

 抜群のスタートを切ったニホンピロヘーラーがハナに立ち、内からワンダーショットが2番手。さらにブラヴィッシモアキトオリオンダノンジャンヌなどが続く。しかし、流れが落ち着いた3コーナー手前で内からワンダーショットがハナを奪って先行。ニホンピロヘーラーが2番手に控えて勝負どころを迎える。人気のペガサスボスは中団の後ろでゆったりと構えていたが、直線に向くと外に持ち出してゴーサイン。先行した馬は直線半ばで勢いが衰えて混戦となったが、ゴール前でペガサスボスがきっちりと差し切って人気に応えた。1/2馬身差の2着にも外から鋭く伸びたシングウィズジョイが入っている。2着とクビ差の3着争いは写真判定に持ち込まれたが、6番人気のアキトオリオンが確保した。

 ペガサスボスは、父ディープインパクト、母ファイトガリバー、母の父ダイナガリバーという血統。母はGI桜花賞の勝ち馬で、おじナリタタイセイはGII・NHK杯の勝ち馬。

 岩田騎手は「タイミング良く抜け出したことで、物見をする面を見せませんでした。道中は子供っぽい面がありましたが、仕掛けてからの反応が良く、抜け出してくれました。力通りに走ってくれましたね」と人気に応える新馬勝ちを振り返っていた。

★6日中京5R「2歳新馬」の着順・払戻金はこちら

[もっと見る]

【うわさの3歳馬】アンジュプリエール動き◎2013年01月18日(金) 15:25

カトラス(せん、父アドマイヤメイン、母ミスホーユー、母の父ダイナガリバー、栗東・大橋勇樹厩舎)=19日、京都4R、ダート1800m、熊沢重文騎手

 カトラスは先週10日のCWコースでタイセイバスター(14日に新馬勝ち)の1馬身差に食い下がり、17日は古馬500万下に1馬身半先着した。「動きは上々。仕上がりもいいから初戦から期待している」と大橋調教師。調教どおりのパフォーマンスを披露するか。

アンジュプリエール(牝、父クロフネ、母テンシノキセキ、母の父フジキセキ、栗東・橋口弘次郎厩舎)=19日、京都6R、ダート1400m、小牧太騎手

 セントウルSなど9勝したテンシノキセキを母に持つアンジュプリエールはここ2週、坂路で併走馬にあっさり先着した。「牝馬としては(490キロ前後の)雄大な馬体だし、動きも上々」と橋口調教師。初戦から動ける態勢は整っている。

(夕刊フジ)

 サンスポ、エイト、夕刊フジ、Gallop 業界最大のボリュームを誇る『100人予想』! ★PCはこちらから ★スマホはこちらから

 「サンスポ予想王TV」入会案内 ★PCはこちらから ★スマホはこちらから

[もっと見る]

ダイナガリバー死す、29歳…疝痛 2012年04月27日(金) 05:01

 1986年にダービーと有馬記念を制して年度代表馬に輝いたダイナガリバー(牡29、父ノーザンテースト、母ユアースポート、母の父バウンテイアス)が26日早朝、繋養先の北海道苫小牧市・ノーザンホースパークで疝痛のため死んだ。

 ダイナガリバーは美浦・松山吉三郎厩舎で、生産者の北海道千歳市・社台ファームに初めてダービーのタイトルをもたらした。また、名種牡馬ノーザンテーストの産駒としても、唯一のダービー馬となった。現役時代の成績は13戦5勝。総獲得賞金は2億5994万6300円。88年から種牡馬となり96年の桜花賞馬ファイトガリバー、92年のNHK杯勝ち馬で皐月賞2着のナリタタイセイなどの活躍馬を出した。

 社台ファーム代表の吉田照哉氏は「社台グループに初めてのダービーの栄冠をもたらしてくれた馬で、ダービーを勝ったときには父の善哉が涙を流して喜んでいたことを思い出します。ノーザンテースト産駒でダービーと有馬記念を勝利してくれた、本当に素晴らしい馬でした」と話した。

[もっと見る]

⇒もっと見る

ダイナガリバーの関連コラム

関連コラムはありません。

ダイナガリバーの口コミ


口コミ一覧
閲覧 78ビュー コメント 0 ナイス 3


【徹底考察】有馬記念(G1) サトノダイヤモンド「世代最強を証明した菊花賞。有馬記念制覇に向け、レジェンドだけに許された最強馬の『領域』に手を掛ける」━ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2016年12月19日 09時12分00秒 http://biz-journal.jp/gj/2016/12/post_2117.html


『考察』

 世代を、いや、「競馬界」そのものを背負っていくはずだった。

 10月23日に行なわれた第77回菊花賞。クラシック3冠の中でも「強い馬が勝つ」といわれているレースを完勝し、「史上最強世代」と謳われた近年まれにみるハイレベルな逸材たちの頂点に立ったサトノダイヤモンド。それは即ち、歴戦の古馬に替わって今後の競馬界を牽引して行くものの誕生を意味しているはずだった。

 ところがその後、ジャパンCを始めとした古馬との激突で尽く跳ね返された同世代のライバルたち。「史上最強世代」の評価は急落し、今や弱小世代とさえ囁かれている。

 その真偽はさておき、少なくともサトノダイヤモンドにとっては年末のグランプリに向けて虎視眈々と爪を研いでいる内に描かれていた"未来図"とは大きくズレが生じた。あくまで結果論だが、仮にレインボーラインかディーマジェスティがジャパンCを勝っていてくれさえすれば、堂々の1番人気で有馬記念を迎えられていたことだろう。

 ところが蓋を開けてみれば、キタサンブラックの1強ムードさえ漂い始めている。 

 ただ、幸いなことに競馬は人気でするものではない。わずか一度の勝利が天地をひっくり返すのが競馬だ。サトノダイヤモンドにとっては「実力を見せつけるのみ」といったところだろう。まずは前走の菊花賞から振り返りたい。

 良馬場の18頭立てで行なわれた菊花賞。サトノダイヤモンドはG1未勝利馬だったにもかかわらず、2.3倍の1番人気に推された。皐月賞馬ディーマジェスティは3.2倍の2番人気に甘んじた。

 続いて、大きく離れた3番人気がカフジプリンスの11.7倍。つまりは完全な「2強ムード」だったということだ。

 レースは全体的にややばらついたスタートから始まった。ただ、致命的に出遅れたのはジュンヴァルカンのみ。ディーマジェスティの出があまり良くなかった一方で、サトノダイヤモンドはほぼ完璧なスタートを切っている。

 この秋を迎え大きく変わった印象はない本馬だが、荒削りな面が影を潜め、競走馬としての完成度は確実に増している。

 3000m級のレースでは珍しく序盤から先行争いが激しい。ミライヘノツバサがハナ争いを制したかと思えば、さらに外からサトノエトワールが強引に主導権を握りに行き、アグネスフォルテもそれにつれて上がっていく。

 スタート直後から出入りの激しい展開が繰り広げられたが、そういった先頭集団を見るような形でエアスピネル。そのすぐ後ろにサトノダイヤモンド。ディーマジェスティは中団で脚を溜めている。その後ろにはレインボーラインの姿もあった。

 隊列が落ち着いたのは、最初のコーナーを曲がり切ってからだ。結局、ミライヘノツバサとサトノエトワールが並ぶように集団を引っ張る形で、離れた3番手にアグネスフォルテ、ジョルジュサンク、エアスピネルが続く縦長の展開で正面スタンド前を通過。

 サトノダイヤモンドは好位集団の中、ディーマジェスティも中団に構え、折り合いはついているようだった。

 最初の1000m通過は59.9秒。昨年が60.2秒で、一昨年が60.9秒。菊花賞の最初の1000m通過が60秒を切ったのは2009年以来で、激しい先頭争いが起こり20馬身ほどの縦長の展開となった。

 レースが終盤に向かって動き出したのは、向こう正面の中程を過ぎた辺り。内からシュペルミエールがスルスルとポジションを上げると、観客からは大きな声援が上がった。サトノダイヤモンドが好位の外目に持ち出し、いつでも上がっていける状況を築くと、それをマークするような形でディーマジェスティも外目にポジションを取った。

 3コーナーを過ぎて坂を下るところで、いよいよサトノダイヤモンドがじょじょに進出を開始。それに反応したディーマジェスティが即座に並びかける。

 だが、最終コーナーを回って最後の直線の入り口に達した時、「2強」の手応えには大きな差があった。すでに蛯名正義騎手のムチが入っているディーマジェスティに比べて、サトノダイヤモンドは馬なりのまま先頭との距離を詰めていく。

 やがてサトノダイヤモンドが手応え十分に先頭に躍り出ると、ディーマジェスティはついていくだけで精一杯という格好になった。そこを内からエアスピネルが、外から脚を伸ばしたレインボーラインが強襲。

 だが、サトノダイヤモンドの手応えは他の追随を許すものではなかった。

ほぼ馬なりで抜け出し、主戦のC.ルメール騎手がムチを打ったのは抜け出した後に気を抜かないようにするだけのもの。最後も流してゴールしたが、その差は2馬身1/2という決定的な差で何の危なげもなかった。

 戦前こそ「2強」ムードだったが、レースが終わってみれば紛れもない「1強」の内容だ。菊花賞を終えた段階でサトノダイヤモンドは「世代から一歩抜け出した」と述べても過言ではないほどの完勝劇だった。

【血統診断】

satonodaiyakettou.jpg  http://biz-journal.jp/images/satonodaiyakettou.jpg

 母マルペンサはアルゼンチンでG1を3勝した名牝。母の父Orpenはダンチヒ系のスピード種牡馬で2010年にはアルゼンチンのリーディングサイヤーになるほどの成功を収めている。日本では馴染みの薄いアルゼンチン血統だが、ディープインパクト×ダンチヒ系であれば、G1を7勝しディープインパクト産駒で最も大きな成功を収めたジェンティルドンナがいる。距離適性に関しても気性に問題が少ない本馬であれば、ジェンティルドンナのように距離をこなせるはずだ。また、母型にはアルゼンチンの大種牡馬サザンヘイローの血が入っているが、これはライバルの一頭マカヒキにも共通しているところが興味深い。純粋な切れ味ではリファールのクロスがあるマカヒキの方がありそうだが、こちらはその分スピードの持続力や底力に優れた配合だ。

 だが当初、前走の3000m戦に関しては強気にはなれなかった。

 それは当然、「ディープインパクト産駒が菊花賞を勝ったことがなかった」という点に起因するが、過去の菊花賞で上位を賑わせたディープインパクト産駒の内、2着のサトノノブレスがトニービン、3着のトーセンラーがSadler's Wellsと歴代の菊花賞で活躍したスタミナ血統を持ち、4着のラストインパクトの祖母はビワハヤヒデとナリタブライアンという2頭の菊花賞馬を送り出したパシフィカスだからだ。

 つまり、ディープインパクト産駒ながら菊花賞で活躍できるだけのスタミナ的な要素を持っていたということだが、サトノダイヤモンドにはそれがないと判断したのだ。

 ただ、例外的な存在として昨年2着のリアルスティールは、サトノダイヤモンドと同様......いや、本馬以上にスタミナ的要素に乏しいディープインパクト産駒だった。その事実から「本馬が多少の距離不安を絶対能力の高さでねじ伏せてしまう可能性は十分にある」と結論付けたのだが、結果はそれ以上の内容。これは本馬への見解を改める必要性があると同時に、菊花賞そのものへの認識を大きく変える必要があると強く思わされた結果といえる。

 しかし、だからといってサトノダイヤモンドをステイヤーと呼べないところが血統の限界か。少なくとも500mの距離短縮はプラスと見る。血統的にこの馬のベストは2000mから2400m。器用さが問われる舞台がどうかだが、菊花賞の走りを見る限りこの馬も競馬が上手になっている印象を受けた。
≪結論≫

サトノダイヤモンドを考察する場合、どうしても「今年の3歳世代が古馬に通用するのか」という疑問がつきまとう。

だが、少なくともディーマジェスティやレインボーラインがジャパンCで通用しなかったからといって、本馬が通用しないと考えるのが早計であることは『考察』で述べた菊花賞の内容が物語っている。

長距離戦での2馬身1/2は決して大差とはいえないが、最後の直線の手応えの差は率直に述べて、オルフェーヴルやディープインパクトといった歴代の3冠馬にも匹敵するものがあった。

無論、歴代の3冠馬とは異なり、あくまで菊花賞一戦だけの評価だが、最大のライバルだったディーマジェスティの不甲斐なさもあって、今年の菊花賞は本馬の強さだけが浮き彫りになったレースだったといえる。

世代の評価に関係なく、「サトノダイヤモンドだけが抜きん出て強い」という可能性も充分に感じられるだけの内容と述べてよいだろう。

グレード制が導入された1984年以降、有馬記念を制した3歳馬はシンボリルドルフ、ダイナガリバー、オグリキャップ、ナリタブライアン、マヤノトップガン、シルクジャスティス、グラスワンダー、マンハッタンカフェ、シンボリクリスエス、ヴィクトワールピサ、オルフェーヴル、ゴールドシップの12頭。当然ながら層々たるメンバーだ。

この中で「菊花賞に出走しながらも敗れた馬」はシルクジャスティス、ダイナガリバーのわずか2頭しかいない。それもこのメンバーの中では大きく格の劣る2頭。そういった意味では、サトノダイヤモンドが菊花賞を制した「意義」は、有馬記念を戦う上で非常に大きいという事実を歴史が証明している。

仮に有馬記念を勝てば、これら歴史的名馬と並んで今後の覇権を握る可能性は充分にあるということだ。

逆に述べれば、本馬が「レジェンド」といえるだけの歴代最強馬と比肩できるだけの能力があるのか否かという点が、本馬が有馬記念を勝ち切れるのかという判断材料になる。

当然ながら、近年でもキタサンブラック、スリーロールス(中止)、ザッツザプレンティといった3歳の有馬記念で敗れた菊花賞馬もおり、有馬記念の勝敗はそういった馬たちとの分水嶺を示している。

その上で結論を述べると"ハードル"は極めて高いながらも、サトノダイヤモンドの菊花賞は「歴代の3冠馬にも匹敵する」と最大級の評価をしただけに、上記した10頭の内で菊花賞を戦ったシンボリルドルフ、ナリタブライアン、マヤノトップガン、マンハッタンカフェ、オルフェーヴル、ゴールドシップといった面々の内容と遜色ない可能性は充分だ。

「圧倒的に内々を回れた馬が有利」といわれている近年の菊花賞を外からまくって差し切った内容は、少なくとも昨年のキタサンブラックを上回っていると述べて良いだろう。

もっとも現在のキタサンブラックは、先述した10頭にも勝るとも劣らない歴史的名馬の仲間入りを果たしそうな程の充実ぶりを見せている。

だが、そんな王者を破ってこそ、サトノダイヤモンドに「歴代最強馬への扉が開かれる」と述べることができるのも、また事実ではないだろうか。
(監修=下田照雄(栗東担当))

ダイナガリバーの掲示板

コメント投稿
コメント一覧
コメントはありません。

ダイナガリバーの写真

投稿写真はありません。

ダイナガリバーの厩舎情報 VIP

厩舎情報はありません。

ダイナガリバーの取材メモ VIP

取材メモはありません。


レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。