ダイナアクトレス(競走馬)

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抹消  鹿毛 1983年5月4日生
調教師矢野進(美浦)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者社台フアーム
生産地千歳市
戦績16戦[4-3-2-7]
総賞金31,550万円
収得賞金6,425万円
英字表記Dyna Actress
血統 ノーザンテースト
血統 ][ 産駒 ]
Northern Dancer
Lady Victoria
モデルスポート
血統 ][ 産駒 ]
モデルフール
マジツクゴデイス
兄弟 サクラテルノオーステラスポート
市場価格
前走 1988/10/30 天皇賞(秋) G1
次走予定

ダイナアクトレスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
88/10/30 東京 10 天皇賞(秋) G1 芝2000 1345--34** 牝5 56.0 岡部幸雄矢野進 480
(0)
1.59.6 0.8--⑩⑩⑦タマモクロス
88/10/09 東京 10 毎日王冠 G2 芝1800 1279--25** 牝5 56.0 岡部幸雄矢野進 480
(+12)
1.50.1 0.9--オグリキャップ
88/05/15 東京 10 安田記念 G1 芝1600 12711--22** 牝5 55.0 河内洋矢野進 468
(+2)
1.34.4 0.2--ニッポーテイオー
88/04/24 東京 11 京王杯スプリ G2 芝1400 944--11** 牝5 56.0 岡部幸雄矢野進 466
(-4)
1.21.4 -0.0--ニッポーテイオー
88/03/20 東京 11 スプリンター G2 芝1400 13812--11** 牝5 56.0 的場均矢野進 470
(0)
1.21.9 -0.2--⑪⑧セントシーザー
87/12/27 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 1624--27** 牝4 55.0 岡部幸雄矢野進 470
(0)
2.34.3 0.435.6メジロデュレン
87/11/29 東京 10 ジャパンカッ G1 芝2400 14814--93** 牝4 55.0 岡部幸雄矢野進 470
(0)
2.25.1 0.2--⑬⑬⑪⑩ルグロリュー
87/11/01 東京 10 天皇賞(秋) G1 芝2000 14712--28** 牝4 56.0 岡部幸雄矢野進 470
(0)
2.01.2 1.5--⑥⑤⑤ニッポーテイオー
87/10/11 東京 10 毎日王冠 G2 芝1800 12812--21** 牝4 55.0 岡部幸雄矢野進 470
(+6)
1.46.1 -0.0--⑥⑥⑦ウインドストース
87/09/13 中山 11 京王杯オータ G3 芝1600 1044--11** 牝4 56.0 岡部幸雄矢野進 464
(+20)
1.32.2 -0.634.5⑥⑥⑤アイランドゴッテス
87/06/07 阪神 11 阪急杯 G3 芝1400 1823--114** 牝4 56.0 岩元市三矢野進 444
(-4)
1.23.7 1.4--セントシーザー
87/05/17 東京 10 安田記念 G1 芝1600 19716--45** 牝4 55.0 東信二矢野進 448
(-4)
1.36.3 0.6--フレッシュボイス
87/04/26 東京 10 京王杯スプリ G2 芝1400 1835--92** 牝4 54.0 東信二矢野進 452
(+26)
1.22.1 0.3--⑥⑧ニッポーテイオー
86/10/12 京都 11 関西TVロー G2 芝2000 1458--14** 牝3 55.0 岩元市三矢野進 ---- ------メジロラモーヌ
86/05/18 東京 10 優駿牝馬 G1 芝2400 2238--23** 牝3 55.0 柴崎勇矢野進 426
(-6)
2.30.3 0.7--④④メジロラモーヌ
86/04/27 東京 11 サンスポ4歳 G2 芝1800 15510--42** 牝3 54.0 柴崎勇矢野進 432
(+2)
1.51.0 0.2--メジロラモーヌ
86/03/22 中山 10 すみれ賞 OP 芝1200 877--28** 牝3 55.0 東信二矢野進 430
(+4)
1.14.0 4.039.4⑦⑧ゲイリーマッハ

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週末に行われる中央重賞の過去の優勝馬をピックアップして回顧し、競馬の長い歴史の狭間できらめいた馬を紹介する「中央重賞懐古的回顧」。第60回は1987年の阪急杯優勝馬セントシーザーを取り上げる。


「この馬には特別の思い入れがあります。自分の馬で初めて東上した思い出の馬なんです」

いずれもG1馬であるダンスインザダークハーツクライ、そして念願の日本ダービーを制したワンアンドオンリーを育てた名伯楽・橋口弘次郎調教師は、その調教師キャリアの初期の活躍馬であるセントシーザーについて後にこう語っている。セントシーザーは1980年代の短距離戦線における西の名脇役として存在感を示した馬だ。

ダービーで4度の2着に泣き、ワンアンドオンリーによりとうとう笑った橋口師だが、セントシーザーもまた2着の多い馬であった。その回数、通算8勝に対して13回。血筋でいうと1歳下のフレッシュボイスとは同父系・同牝系にあたるのだが、決め手は雲泥の差があった。この2頭が激突した1987年の安田記念。本質的に千四ベストのセントシーザーには府中千六はややタフすぎるきらいがあり、内目を立ち回って8着が精一杯。そしてその約7馬身前には遠い親戚のフレッシュボイスがいた。千四の芝G1がないことはセントシーザーにとって不幸だったし、「シーザー」という馬名由来の(?)のジリ脚ぶりであった。

橋口師にとって関東のG1初挑戦だった安田記念を経て、セントシーザーは中2週でG3・阪急杯へとコマを進めた。同じく安田記念(5着)からの参戦であり、西下して自信を持って臨んだダイナアクトレスという強敵がそこにはいた。ハンデはセントシーザーの57キロに対してダイナアクトレスは牝馬の56キロ。1つ年下の社台の令嬢は手ごわいが、阪神の平坦(当時)千四ならば負けられない。男一匹、実に12度目の重賞挑戦である。

意外なことにハナを切ったのは岩元市三騎手がテン乗りのダイナアクトレス。岩元騎手は同馬主・同枠のダイナルックを前に置いて競馬を進める算段だったようなのだが、そのダイナルックが思うように行けずに自分自身がハナを奪う形になってしまった。後の名牝もほぼ一本被りの人気で目標にされると脆いもので、緩みないペースに4角過ぎで早々と脱落。この流れが自分から動くと甘いが末堅実なセントシーザーに向いた。冷静沈着な西のトップジョッキー・河内洋騎手が操る彼は、暮れに大仕事を成し遂げるハシケンエルドを直線半ばで交わし、キレ味自慢のマヤノジョウオの追撃をクビ差凌いだ。

この阪急杯での勝利を皮切りに、5歳馬セントシーザーは充実期に突入する。同年秋にはマイルCSニッポーテイオーの2着に食い込み、続くCBC賞では同厩のサンキンハヤテなどを退けて2つ目の重賞タイトルを手にしたのであった。1989年より新冠・太平洋ナショナルスタッドにて種牡馬入り。直仔からクリスタルC勝ちのセントミサイルを出したほか、揃ってホッカイドウ競馬きっての快速として鳴らしたアザワク&ソロユニット姉妹の母母父としても名を残している。ちなみにこの姉妹の祖母コスモグローリは橋口師の管理馬。師が愛したセントシーザーの血は令和の世も健在であり、物語はこれからも続いていく。

セントシーザー
牡 鹿毛 1982年生
父モバリッズ 母ワイエスパンジー 母父ロードリージ
競走成績:中央37戦8勝
主な勝ち鞍:阪急杯 CBC賞

(文:古橋うなぎ)

【中央重賞懐古的回顧】1994年札幌3歳S 天才少女プライムステージが持つ歴史的意義 2022年8月29日(月) 14:59


週末に行われる中央重賞の過去の優勝馬をピックアップして回顧し、競馬の長い歴史の狭間できらめいた馬を紹介する「中央重賞懐古的回顧」。第10回は1994年の札幌3歳S(旧馬齢表記・2001年以降の札幌2歳Sに当たる)優勝馬プライムステージを取り上げる。


(当記事における馬齢表記は旧馬齢表記に統一)

3歳時に札幌3歳S、フェアリーSとG3を連勝し、以後勝ち星を挙げられずに終わったプライムステージは、その戦績を単独のものとして見れば1年に1頭現れる程度の“天才少女”であろう。しかし日本競馬の歴史の中で彼女の存在は記念碑としての価値があるし、決して無視できない。あの偉大なる“SS”こと、大種牡馬サンデーサイレンスの産駒におけるJRA重賞初勝利を飾ったのが彼女なのだから。

多大な期待を込められて社台ファームにより輸入されたサンデーサイレンスだが、1994年夏の産駒デビュー時の評判は「賛」の意見に占められていたわけでは必ずしも無かった。「否」に相当する意見の一例として、筆者が文章家として私淑している血統通の競馬評論家が下した「ダート千八向きの種牡馬ではないか」という評価が挙げられよう。同氏の評価は本邦で実績の乏しかったヘイローの直仔で母方が貧弱という血統背景が根拠とされているのだろうが、サンデーサイレンスの一個体としての競走能力に対してまだ半信半疑だったことの裏返しとも言えるか。

ところが、キタサンサイレンスを皮切りにいざ産駒がデビューすると、その圧倒的な成績によって3歳戦線は瞬く間にSS一色に塗り替えられていく。母に名牝ダイナアクトレスを持つプライムステージは、結果として大攻勢の尖兵の役割を担った。新馬戦でヤマニンアリーナとの良血対決を制してレコード勝ちを収めると、管理する伊藤雄二調教師はその1時間後に同じくレコード勝ちを飾ったエイブルカグラとともに「去年のメローフルーツ(札幌3歳S勝ち)と比較してひとランク違う」とプライムステージを評した。この時点で、SS産駒初勝利一番乗りのキタサンサイレンスとは期待感が段違いだったのだ。

1994年当時は札幌と函館の開催順が現在と逆であり、札幌3歳S(札幌2歳S)は今の函館2歳Sのポジションで施行されていた。同父のキタサンサイレンスの他に、新馬戦と平場オープンを連勝したマキシムシャレードや、岡田繁幸氏が英ダービーに登録したことで話題を呼んだマイネルエナジーといった馬たちが立ちはだかったが、プライムステージのキレ味はそれらとは一枚も二枚も違った。キタサンサイレンスが直線インを突き、その外をマキシムシャレードが進出。しかし岡部幸雄騎手に導かれたプライムステージはこともなげに2頭を一刀両断し、産駒のワンツーという形でSSに初重賞を献上した。

BCジュヴェナイルフィリーズへの挑戦が噂されたほどプライムステージの当時の評判は高かったが、伊藤師の判断により遠征プランは立ち消えとなり、次第に深刻な気性難が表面化していくことになる。札幌3歳S終了時の期待は所詮うたかたの夢だったのかも知れないが、サンデーサイレンスを語る上でプライムステージの存在は今もって重要であり、その扱いが変わることは無いであろう。

プライムステージ
牝 黒鹿毛 1992年生
父サンデーサイレンス 母ダイナアクトレス 母父ノーザンテースト
競走成績:中央12戦3勝
主な勝ち鞍:札幌3歳S フェアリーS

(文・古橋うなぎ)

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