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ブレスジャーニー(競走馬)

注目ホース

ブレスジャーニーの関連ニュース

 3日間開催の今週、中日の19日には中山で皐月賞TR「第66回フジテレビ賞スプリングS」(GII、芝1800メートル)が行われる。主役は朝日杯FSサトノアレス。満を持して今季初戦を迎える2歳王者が、格の違いを見せつけるか。

 重賞2勝馬ブレスジャーニーが骨折でリタイアしたことにより、2歳王者にさらなるスポットが当たる。ギリシャ神話に登場する軍神の名をいただいたサトノアレスが、戦国クラシックの平定に乗り出す。

 デビュー3戦目に初Vを飾ると、ベゴニア賞→朝日杯FSと連勝し世代の頂点を極めた。「前走は広いところに出したらビュンと伸びたね。いい切れ味がある。早くから競馬を使いつつ、どんどん良くなってきた」と、藤沢和調教師は想像以上の成長力に目を細める。

 先月2日の帰厩からじっくりと調整され、先週8日には新コンビの戸崎騎手を背にWコースへ。4F53秒2、ラスト1F12秒7を馬なりでマークし、「思っていたより体が立派。コントロールもしやすかった。さすがはGI馬」と、クラシック初制覇を狙う昨年のリーディングジョッキーも頼もしげな視線を送る。

 「馬体は10キロほど増えて、いい格好になっている。こんなに健康で丈夫なディープインパクト産駒は珍しいよ。穏やかに走れるのもいい」とトレーナー。JRA・GI24勝の名伯楽にも、いよいよ初の牡馬クラシックタイトルが近づいている。

 僚馬の2歳女王ソウルスターリングチューリップ賞を圧勝して桜花賞へ駒を進めた。男も負けてはいられない。牡牝春2冠独占へ、TRも勝ち切る。(夕刊フジ)

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重賞2連勝中のブレスジャーニーが骨折 2017年3月9日(木) 11:34

 JRAは3月9日、昨秋のサウジアラビアロイヤルCと東京スポーツ杯2歳Sを連勝しているブレスジャーニー(牡3歳、美浦・本間忍厩舎)の右橈骨遠位端骨折が判明したことを発表した。

 同馬は8日にフジテレビ賞スプリングSに向けての1週前追い切りを消化。Pコースでラスト1ハロン11秒5と切れのある動きを見せていたが、本間調教師は「夕方になって歩様に乱れが出たため、検査した結果、右前脚の剥離骨折と診断された。放牧先から帰厩後は慎重に慎重に調教を進めてきたけどね。こればかりは仕方ありません」と状況を説明した。全治については未定となっており、来週中にトレセンの競走馬診療所で手術が施される予定だ。

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【スプリングS】サトノアレス、馬なり53秒2 2017年3月9日(木) 05:01

 《美浦》朝日杯FS1着以来となるサトノアレス(藤沢和、牡)は戸崎騎手が初めて騎乗し、Wコース4ハロン53秒2を馬なりでマーク。中ダノンゴールド(障害OP)と外シャドウチェイサー(1600万下)に1馬身遅れたが、ゴール後には楽々と追いついた。「勢いを止めずに1コーナーまでいった。思っていたより体が立派な馬。イメージよりコントロールもしやすかった。1週前としては上々だと思います」と戸崎騎手。

 調整遅れで弥生賞を回避していた重賞2勝馬ブレスジャーニー(本間、牡)は柴田善騎手を背に、Pコースでラスト1ハロン11秒5(5ハロン67秒3)の好反応を見せて外グレースシャンティ(500万下)に半馬身先着した。本間調教師は「ゆっくり慎重に進めてきたが、先週、今週としっかりやれたし、トライアルとしてはまずまずの仕上がりで出せそう。背丈が伸びたし、プラス10キロくらいになると思う」と今年初戦へゴーサインを出した。

 《栗東》朝日杯FS2着のあと休養しているモンドキャンノ(安田隆、牡)は、新コンビに決まった大野騎手が乗ってCWコースで4ハロン51秒2−12秒2。「大野騎手は『アクションを起こしたら、ドンと反応しそう』と言っていたし、雰囲気は上々。あとは初の1800メートルでうまく折り合えるかでしょう」。安田隆調教師は好感触を告げた。

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【報知杯弥生賞】ブレスジャーニー回避2017年3月1日(水) 05:07

 未勝利−サウジアラビアロイヤルC−東スポ杯2歳Sと3連勝中で、弥生賞に登録があるブレスジャーニー(美・本間、牡)は同レースを回避する。「調整はしているけど、(賞金的に)権利を持っているということで、無理をさせません」と本間調教師は説明。フジテレビ賞スプリングS(19日、中山、GII、芝1800メートル)での復帰を視野に入れつつ、状態次第で皐月賞(4月16日、中山、GI、芝2000メートル)へ直行する可能性もある。

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【報知杯弥生賞】ブレスジャーニーが回避2017年2月28日(火) 11:17

 サウジアラビアRC→東スポ杯2歳Sと重賞連勝中のブレスジャーニー(牡3歳、美浦・本間厩舎)は弥生賞を回避する。調整が遅れ気味で「(賞金的に皐月賞出走の)権利はある。無理はしない」と本間調教師。(夕刊フジ)

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【報知杯弥生賞】コマノインパルス、主役張るっす! 2017年2月28日(火) 05:04

 いよいよ明日から3月。クラシックの蹄音が間近に迫ってきた。今週は東西で注目のトライアルが行われる。中山の日曜メインは弥生賞(GII、芝2000メートル)。関東の期待を背負って出陣するのは、京成杯を制したコマノインパルスだ。中山で抜群の成績を残す田辺騎手とのコンビで重賞連勝を果たし、牡馬クラシックの主役の座を狙う。

 関東の主役として、トライアルに堂々と出陣だ。京成杯を制したコマノインパルスが、皐月賞と同じ舞台で重賞連勝を狙う。

 「トモ(後肢)に丸みが出てきて、状態は良さそう。前走よりさらに充実していると思います」

 順調にパワーアップする愛馬に、菊川調教師は頼もしげに笑みを浮かべる。デビューから一貫して芝2000メートルのレースに出走してきた。東京でデビュー戦を快勝。2戦目こそ、3戦無敗でダービーの有力候補ともいわれるレイデオロの2着に敗れたが、前走の京成杯は格上挑戦ながら1番人気に支持され、重賞初制覇を飾った。

 「前走後に疲れがなかったので、弥生賞の出走を決めました。皐月賞に向けて、順調に使えるにこしたことはないですね」。トレーナーが思い描いた通りの臨戦過程で、クラシック制覇を強く意識する。

 現3歳世代で芝重賞を勝った関東の牡馬は他に3頭(サトノアレスレイデオロブレスジャーニー)いるが、トライアルの王道といえる弥生賞へ順調に参戦できそうなのはコマノインパルスしかいない。東のエース格と言ってもいい存在だ。

 22日に行われた1週前追い切りは、美浦Wコースで田辺騎手が騎乗して一杯に追われ、5ハロン65秒4−12秒5をマーク。ジョッキーは「まだ動きはモコモコしていたけど、来週がありますからね。前回(の追い切り)はカリカリしていたので、気持ちが落ち着いているのはいいと思います」と、デビューから全3戦でコンビを組む相棒の成長を感じている。

 田辺騎手は年明けから関東リーディングを快走し、関東の開催が中山に替わった先週も土日で5勝。人馬ともに好調で、ムードは高まるばかりだ。その名の通り衝撃的な走りを見せ、本番にはずみをつける。

★菊川師も中山は“庭”

 新馬戦からコマノインパルスとコンビを組んでいる田辺騎手は、今年23勝で関東リーディングの首位。先週も5勝を挙げるなど、特に中山での活躍が目立つ。今年の中山騎乗実績は【16・7・5・42】で、勝率22・9%というハイアベレージだ。また、コマノインパルスを管理する菊川調教師もJRA通算222勝のうち中山で最多の54勝をマークしており、重賞3勝のうち2勝が中山。人馬とも“コース巧者”といえる。

展望 3連勝中のブレスジャーニーは回避の公算が大きく、例年にない混戦ムード。実績では重賞勝ちのあるコマノインパルスカデナがリードしているが、断然という存在感はない。新馬−セントポーリア賞を強い内容で連勝したダイワキャグニーホープフルS3着ながら兄に2頭のGI馬をもつグローブシアターも素質では互角かそれ以上という印象だ。きさらぎ賞3着で地力を見せたダンビュライト、新馬勝ちの内容が光るサトノマックス、自在性のあるマイスタイルなどにも注意を払いたい。

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【報知杯弥生賞】レース展望 2017年2月27日(月) 18:04

 中山2週目の日曜メインは弥生賞(3月5日、GII、芝2000メートル)。1〜3着馬に皐月賞(4月16日、中山、GI、芝2000メートル)の優先出走権が与えられるトライアルレースだ。過去10年の優勝馬に2009年ロジユニヴァース(ダービー)、10年ヴィクトワールピサ皐月賞)、16年マカヒキ(ダービー)とクラシックホースが名を連ねるように、春のクラシックの行方を左右する重要な一戦。今年も将来性豊かな3歳馬が、皐月賞と同じ舞台で熱戦を繰り広げる。

 コマノインパルス(美浦・菊川正達厩舎、牡)が重賞連勝で、皐月賞へ弾みをつける。東京でデビュー戦を勝ち、続く500万下・葉牡丹賞では、直後にホープフルSを勝つレイデオロから0秒2差の2着。前走の京成杯は3、4コーナーで大外を回りながらも力強く伸びて重賞初制覇を飾った。これまでの3戦は、いずれも芝2000メートルで、近2走は今回と本番と同じ中山。距離、舞台適性、実績はメンバー中一番だ。死角らしい死角は見当たらない。

 前走の京都2歳Sで重賞初勝利をマークしたカデナ(栗東・中竹和也厩舎、牡)も、Vは譲れない。ここまで4戦し、【2・2・0・0】の好成績。敗れた2戦も、新馬戦がタイム差なし、3戦目の500万下・百日草特別が0秒1差の接戦だった。上がり3ハロンは、4戦すべてメンバー最速で、末脚の切れ味は父ディープインパクト譲り。初の中山コースが鍵だが、関東圏への輸送は前々走で経験しており、素質の高さで克服する可能性は十分ある。

 2戦2勝のダイワキャグニー(美浦・菊沢隆徳厩舎、牡)は無傷の3連勝を狙う。前走の500万下・セントポーリア賞は、直後に共同通信杯で2着に入ったエトルディーニュに2馬身差をつける完勝だった。デビュー2戦はともに東京芝1800メートルだったが、好位につけられる先行力は中山向き。重賞ウイナー2頭より前めの位置取りで勝機をうかがう。

 グローブシアター(栗東・角居勝彦厩舎、牡)の母は、オークス、アメリカンオークスを制したシーザリオ菊花賞ジャパンCを勝ったエピファネイアの半弟で、朝日杯フューチュリティSの勝ち馬リオンディーズの全弟にあたり、血統的スケールは3歳屈指の存在といえる。新馬勝ち後の前走のホープフルSは0秒4差の3着。勝ったレイデオロには突き放されたが、デビュー2戦目だったことを考れば、上々の内容だった。パワータイプだった兄2頭は折り合いに苦労していたが、430キロ台で小柄なこの馬は乗り手に従順。良血の成長力で、前記の3頭と渡り合う。

 サウジアラビアロイヤルC2着、きさらぎ賞3着の実績を持つダンビュライト(栗東・音無秀孝厩舎、牡)は、“3度目の正直”で重賞取りに挑む。「アメリカズカップと遜色ない力はある」と音無調教師が同厩のきさらぎ賞優勝馬と同等の評価をしている素質馬。半兄ラブラドライトは長距離戦で活躍するステイヤーだけに、血統面から距離延長はプラスに出そうだ。

 キャリア1戦のサトノマックス(美浦・堀宣行厩舎、牡)は父がディープインパクトで、母ラシャルマンテがアルゼンチンの重賞5勝を誇る良血馬。デビュー戦は東京のマイル戦で1分37秒3の勝ち時計は平凡だったが、テン良し、中良し、しまい良しのレース内容で、センスの高さを見せた。当時騎乗したクリストフ・ルメール騎手は「2000メートルぐらいがベストかもしれない」と話しており、今回はさらにパフォーマンスを上げてくる可能性が高い。堀厩舎は京都記念サトノクラウン)、ダイヤモンドSアルバート)、中山記念ネオリアリズム)と3週連続で重賞を勝っており、勝てば史上初の4週連続重賞Vとなる。

 サトノマックスと同じ堀厩舎に所属し、京成杯で6着ながらコマノインパルスから0秒3差の勝負をしているバリングラ(牡)、京都2歳Sカデナから0秒4差の3着があるベストアプローチ(栗東・藤原英昭厩舎、牡)も上位を狙える力がある。ノーリーズンカレンブラックヒルメイショウマンボと後のGIホースが勝っているこぶし賞を制覇したマイスタイル(栗東・昆貢厩舎、牡)も相手なりに走るタイプで、目が離せない。

 なお、サウジアラビアロイヤルC、東京スポーツ杯2歳Sを連勝しているブレスジャーニー(美浦・本間忍厩舎、牡)は、回避の公算が大きい。

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【報知杯弥生賞】特別登録馬2017年2月26日() 17:30

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【報知杯弥生賞】コマノインパルス1馬身先着 2017年2月23日(木) 05:04

 《美浦》京成杯を勝ったコマノインパルス(菊川、牡)は、Wコースで田辺騎手を背に併せ馬。直線で一杯に追われて5ハロン65秒4−12秒5をマークし、外で1馬身先着した。「動きはまだモコモコしているけど、前回(の追い切り)はカリカリしていたので、気持ちが落ち着いているのはいいと思う」と田辺騎手。

 東スポ杯2歳Sを勝ち、3連勝中のブレスジャーニー(本間、牡3)はPコースで5ハロン72秒1と軽め。「まだ軽く時計を出し始めた段階。無理はさせたくないし、あくまでも馬の状態次第で判断していきたい」と本間調教師は慎重な構え。

 《栗東》京都2歳S勝ち以来となるカデナ(中竹、牡)は、坂路単走で4ハロン53秒4−12秒6。ラストは強めに追われた。中竹調教師は「いい動きだったね。脚が伸びて、胴回りもひと回り大きくなっている」と、成長に目を細める。

 ホープフルS3着のグローブシアター(角居、牡)は、坂路4ハロン55秒5−12秒6。馬なりで1/2馬身先着した。辻野助手は「小柄で、2頭の兄(エピファネイアリオンディーズ)とタイプは違うけど、軽くて伸びやかな走り。ポテンシャルの高さを感じる」と、素質を高く評価する。

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【共同通信杯】スワーヴ伸び盛りV!成長力&末脚見せつけた 2017年2月13日(月) 05:06

 第51回共同通信杯(12日、東京11R、GIII、3歳オープン国際(特指)、別定、芝1800メートル、1着本賞金3800万円 =出走11頭)四位洋文騎乗の2番人気スワーヴリチャードが、中団追走から余裕たっぷりに差し切って重賞初制覇。クラシック戦線に名乗りを上げた。このあとは皐月賞(4月16日、中山、GI、芝2000メートル)に直行する。タイム1分47秒5(良)。2着はエトルディーニュ、3着は1番人気のムーヴザワールド

 春本番を前に、底知れぬ才能が開花した。スワーヴリチャードが驚異的な切れ味を発揮して重賞初制覇。クラシックの有力候補に名乗りを上げた。文句なしの勝ちっぷりに、四位騎手の笑みがはじける。

 「思った通りの競馬ができてよかったです。今回もスタートで遅れたけど、少し促したらいい位置に行ってくれて、道中も折り合っていい感じで進められました」

 出遅れをリカバーして中団のインにつけ、4コーナーで外に持ち出しながら直線へ。手応えは抜群で、他馬を見ながら追い出しを我慢する余裕すらあった。仕掛けられると瞬時に加速。残り200メートル過ぎで早々と先頭に立ち、大混戦の2着争いを尻目に悠々とゴール板を駆け抜けた。

 「前走の負けを生かして、あまり早く追い出さないようにしました。使うごとに競馬を覚えてきていますし、順調に階段を上っています」。先に抜け出して外からブレスジャーニーに差された東スポ杯2歳Sの敗戦が、人馬にとって大きな糧となった。この世代ではサトノアレスで朝日杯フューチュリティSも勝った四位騎手だが、スワーヴリチャードとは全4戦でコンビを組み、着実にステップアップしている。

 庄野調教師は「今までの中でも一番理想的なレースだったと思います」と絶賛。その上で「精神的に少しずつ大人になってきているのがうかがえますが、上積みはまだまだあると思っています。この馬に求めているものは大きいですから」とさらなる飛躍を期待している。

 この後は皐月賞へ直行する予定。昨年のディーマジェスティなど、過去5年で4頭の皐月賞馬を出している“黄金ローテ”で、世代の頂点を狙う。「大きいところが2つあるので、無事に行って勝ってくれたらいいと思います」。ダービー2勝の名手にGI制覇を強く意識させる大器が、クラシック戦線を引っ張っていく。 (藤沢三毅)

★12日東京11R「共同通信杯」の着順&払戻金はこちら

スワーヴリチャード 父ハーツクライ、母ピラミマ、母の父アンブライドルズソング。栗毛の牡3歳。栗東・庄野靖志厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(株)NICKS。戦績4戦2勝。獲得賞金5931万4000円。重賞初勝利。共同通信杯は、庄野靖志調教師が初勝利、四位洋文騎手は2005年ストーミーカフェに次いで2勝目。馬名は、「冠名+人名より」。

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【共同通信杯】スワーヴ鬼脚に金棒!勝って皐月賞だ 2017年2月8日(水) 05:09

 今週の日曜日には東京競馬場でGIII共同通信杯が行われる。過去3年の優勝馬イスラボニータリアルスティールディーマジェスティがその後、GIを制している出世レース。今年は東スポ杯2歳S2着のスワーヴリチャードが重賞初勝利を狙っている。前走と同じ舞台で自慢の末脚がさく裂だ。

 過去5年の皐月賞馬のうち4頭が、共同通信杯からの直行組。偉大な先輩に続くために、スワーヴリチャードは、この重賞を今年の始動戦に選んだ。

 「皐月賞(4月16日、中山、GI、芝2000メートル)、日本ダービー(5月28日、東京、GI、芝2400メートル)から逆算して、ここを使うことに決めた。最低でも(2着で)賞金を加算したい」

 本番へ向け、理想のローテーションを選択した庄野調教師の言葉に気合がこもる。現在の収得賞金は1050万円。皐月賞は例年、賞金1000万円以上が出走のボーダーライン。ここで2着なら750万円を加算し1800万円となり、本番への直行が可能となる。

 前走の東スポ杯2歳Sは、ブレスジャーニーにゴール前でクビ差かわされ2着。出遅れて後方からになったが、メンバー最速の上がり3ハロン33秒6を駆使し、一度は先頭に立った。「少し仕掛けが早かったぶん、右にもたれて、かわされた感じ」と指揮官。力負けだとは感じておらず、前走と同じ舞台の今回、タイトル奪取を強く意識する。

 約2カ月半ぶりだが仕上がりは上々だ。1日の1週前追い切りは、CWコースで前半こそ力んでいたものの、途中から折り合いがつき、ラスト1ハロンは11秒9(6ハロン83秒0)とダイナミックに伸びた。庄野調教師は「何とか我慢できた。負荷をかけることができたので、直前はサラッとやればいい」と青写真通りの調整を強調した。

 トレーナーが「体つきにメリハリが出たし、折り合い面にもだいぶ成長がみえる」と言えば、担当の久保淳助手も「まだまだ子供っぽかった東スポ杯2歳Sでも2着。今は筋肉が付いて、気性も徐々に成長しているからね」と、上昇をアピール。陣営は“勝って皐月賞”のつもりだ。 (片山和広)

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【共同通信杯】レース展望 2017年2月6日(月) 15:05

 東京開催は3週目。日曜はメインで伝統の3歳重賞、第51回共同通信杯(12日、GIII、芝1800メートル)が行われる。昨年のこのレースを制したディーマジェスティは、皐月賞へ直行して見事に優勝。一昨年の1着リアルスティールは、クラシックでは2、4、2着と勝つことはできなかったが、昨年3月のドバイターフで悲願のGI制覇を遂げた。また、リアルスティールの2着だったドゥラメンテは、その年の春2冠馬。ほかにも、2012年ゴールドシップ、14年イスラボニータが、このレースを制して皐月賞馬となった。過去5年のうち4年は、皐月賞馬がここで連対していたことになる。今年も、クラシックで好勝負を期待できるスター候補が登場するか、注目の一戦だ。

 ディープインパクト産駒ムーヴザワールド(栗東・石坂正厩舎、牡)が、2度目の東上で重賞初Vを狙う。1番人気に支持された前走の東京スポーツ杯2歳Sでは、クビ、ハナ差でタイム差なしの3着に敗れた。エンジンがかかるまでの反応が遅かったが、上がり3ハロン33秒8の末脚を使い、能力の高さは明らか。母リッスンは英GIフィリーズマイルを勝った活躍馬で、一昨年のローズSを制し、エリザベス女王杯で3着に好走したタッチングスピーチを全姉に持つ良血馬。きさらぎ賞を登録だけで見送り、必勝気配が漂う。ひと冬を越し、精神面に成長が見られれば、前走以上の走りは可能だ。なお、デビュー2戦で手綱を取ったクリストフ・ルメール騎手から戸崎圭太騎手に乗り替わりとなる。

 前走の東スポ杯2歳Sでムーヴザワールドに先着し、2着だったスワーヴリチャード(栗東・庄野靖志厩舎、牡)も、Vは譲れない。勝ったブレスジャーニーや、3着ムーヴザワールドを上回る上がり3ハロン33秒6をマーク。その末脚は父ハーツクライ譲りの破壊力だ。引き続き、デビュー戦から手綱をとる四位洋文騎手とのコンビ。ダービー2勝を誇るベテランジョッキーの手綱さばきにも注目したい。

 エアウィンザー(栗東・角居勝彦厩舎、牡)は、デビュー戦でムーヴザワールドのクビ差2着。2戦目の京都芝2000メートルで初勝利を挙げ、前走の500万下・福寿草特別では3/4馬身差の2着と底を見せていない。昨年のクラシックで善戦したエアスピネルの全弟で、兄同様、武豊騎手がデビュー戦から競馬を教え込んでいる。重賞初挑戦だが、2月5日の東京新聞杯で3着と不覚を取った兄のぶんまで期待がかかるところだ。

 昨年の最優秀短距離馬ミッキーアイルの半弟にあたるタイセイスターリー(栗東・矢作芳人厩舎、牡)は、前走のシンザン記念で1馬身差の2着。500キロを優に超える大型馬で、切れる印象はないが、重馬場の前走でもしっかり脚を使ったように、開催後半のタフな馬場状態を味方にできれば上位進出は可能だ。今回はルメール騎手に乗り替わって挑む。

 関東馬は劣勢ムードだが、使いつつ力をつけているアサギリジョー(美浦・相沢郁厩舎、牡)は軽視できない。前走の京成杯はしぶとく伸びて0秒3差の5着。01年の覇者ジャングルポケットに続く父子制覇、そして鞍上の石川裕紀人騎手には重賞初制覇の期待がかかる。

 チャロネグロ(美浦・大和田成厩舎、牡)は新馬戦でいいところなく9着と敗れたが、ひと叩きされた前走は鋭い決め手を発揮して鮮やかな差し切り勝ち。セレクトセールで7128万円(税込み)の値がついた期待馬が見事な変わり身を見せた。今回は内田博幸騎手とのコンビ。スケールは大きく、ここが試金石の一戦となる。

 ハナレイムーン(美浦・堀宣行厩舎、牝)、コマノレジーナ(美浦・菊川正達厩舎、牝)、ビルズトレジャー(美浦・田中剛厩舎、牝)の3頭はいずれも素質を感じさせるが、土曜のクイーンC出走が本線。除外された場合にここへ回ってきた場合は、注意が必要となる。

 公営・大井からはサイバーエレキング(佐々木洋一厩舎、牡)が参戦。母シスターエレキングは交流GIIエンプレス杯2着など活躍し、近親にも東京大賞典や帝王賞を制したアブクマポーロがいるように血統はダート向きの印象だが、未知の芝でどんな走りを見せるか、注目したい。

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ブレスジャーニー、弥生賞から始動2017年2月2日(木) 05:00

 サウジアラビアロイヤルC、東京スポーツ杯2歳Sと重賞を連勝中のブレスジャーニー(美・本間、牡3)は、1月27日に放牧先の千葉県・エスティファーム小見川から帰厩。本間調教師は「オーナー(島川隆哉氏)とも相談して早めに戻した。あくまでも馬の状態次第になるけど、まずは弥生賞(3月5日、中山、GII、芝2000メートル)を目指して進めていく。いい筋肉がついてきたし、いくらか背丈も伸びて成長している。様子を見ながら徐々に調教のピッチを上げていきたい」とプランを語った。引き続き柴田善騎手とのコンビを組み、この春は皐月賞(4月16日、中山、GI、芝2000メートル)、ダービー(5月28日、東京、GI、芝2400メートル)のクラシック路線を歩む方針だ。

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【きさらぎ賞】レース展望 2017年1月30日(月) 17:48

 京都の日曜メインは、クラシックに直結する3歳重賞、第57回きさらぎ賞(2月5日、GIII、芝1800メートル)。昨年のこのレースを制したサトノダイヤモンドは、皐月賞3着、日本ダービー2着、菊花賞1着とクラシックで大活躍し、有馬記念でも昨年の年度代表馬キタサンブラックを下して最優秀3歳牡馬に選出された。登録は11頭(このうちムーヴザワールドは次週の共同通信杯出走が濃厚)と、寂しいメンバー構成となったが、例年レースレベルは高く、クラシックを狙うだけでなく、将来の日本競馬を担うスターホースの誕生が見られるかもしれない。

 昨年はサトノダイヤモンドレプランシュロイカバードと、ディープインパクト産駒が1〜3着を独占。2012年にも、ワールドエースヒストリカルベールドインパクトが1〜3着を占めており、11年はトーセンラー、14年はトーセンスターダムがV。このレースはディープインパクト産駒抜きでは考えられない一戦だ。

 今年、出走を予定しているディープインパクト産駒は1頭だが、2戦2勝で最有力候補に挙げられるサトノアーサー(栗東・池江泰寿厩舎、牡)だ。母キングスローズも、ニュージーランドのGI・1000ギニー(芝1600メートル)の勝ち馬で、血統面も申し分なし。デビューは昨年10月の阪神芝2000メートル戦で、スズカフロンティアとの同着Vだったが、上がり3ハロン35秒3は最速で、3着を5馬身引き離した。2戦目は阪神芝1800メートルの500万下・シクラメン賞。最後は抑える余裕を見せながら、上がり3ハロン32秒7の切れ味で楽々と差し切り、3馬身半差の完勝だった。

 デビュー2戦で見せたパフォーマンスは、同馬主、同厩舎のサトノダイヤモンドと遜色のないもの。偉大なる先輩と同じ無傷の3連勝で、クラシックの主役に名乗りを上げる構えだ。また、8日の京都競馬で落馬し、第2、3腰椎横突起骨折、鼻骨骨折の重傷を負った鞍上の川田将雅騎手は、懸命なリハビリで今週復帰する。デビュー戦から手綱を取る愛馬で、快気祝いのVといきたいところだ。

 京都芝1800メートルで2戦2勝のプラチナヴォイス(栗東・鮫島一歩厩舎、牡)が強敵となる。昨年10月の未勝利戦は、1分45秒9の2歳コースレコードで圧巻の4馬身差V。続くオープン特別の萩Sは2番手から抜け出し、1馬身3/4差で快勝した。前走の京都2歳Sは6着に敗れたが、直線での不利が響いたもの。また、イレ込みがきつく、向こう正面の中ほどまで力んでいたことも影響したようだ。前走後は放牧でひと息入ったが、1週前追い切りでは栗東CWコースで6ハロン79秒4の好時計を出している。得意舞台と早めの競馬で、勝機を見いだす。

 新種牡馬ルーラーシップ産駒のダンビュライト(栗東・音無秀孝厩舎、牡)も能力が高い。昨年7月の中京芝1600メートルの新馬戦は5馬身差で圧勝し、2戦目のサウジアラビアロイヤルCでは直線でモタれる面を見せながらも、勝ったブレスジャーニーから0秒2差の2着に好走。前走の朝日杯フューチュリティSは13着だったが、「結果的に馬が緩かった。その反省を踏まえた上で、中間は意識して時計を出している」と、音無調教師は巻き返しに意欲満々だ。前走時プラス8キロだった馬体が絞れていれば、好勝負に持ち込むことは可能だろう。

 同じ音無厩舎のアメリカズカップ(牡)は、前走の朝日杯FSで出遅れて9着。3カ月の休み明けだったことと、外枠で前に壁をつくれなかったことで、酌量の余地はある。昨年7月の中京芝1600メートルで初陣を飾り、続く阪神芝1800メートルのオープン特別・野路菊Sで連勝を決めた素質馬。僚馬ダンビュライト同様、「前走で競馬をしていないので馬を鍛えている」と音無調教師も気合が入っている。スタートさえ五分なら、上位争いに加わる可能性は高い。

 また、伯父に春の天皇賞馬スズカマンボがいる良血で、5日の京都芝2000メートルの新馬戦で勝ち上がったスズカメジャー(栗東・橋田満厩舎、牡)、2走前に京都芝2000メートルの500万下・黄菊賞を大逃げで勝っているタガノアシュラ(栗東・五十嵐忠男厩舎、牡)も侮れない存在だ。

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【東西現場記者走る】ダンビュ右回りに不安も好印象 2016年12月17日() 05:04

 1週間の密着取材で勝ち馬を探し出すGI企画『東西現場記者走る』。朝日杯FSは大阪サンスポのルーキー・山口大輝記者(25)が担当する。枠順が決定した連載5日目は、ダンビュライトアメリカズカップの音無厩舎2頭がターゲット。それぞれ個性の違う2頭がどのように王者を狙うのか。陣営を直撃した。

 密着取材も枠順発表の金曜日を迎えたが、一筋縄では終わらないのがこの連載。最後の試練は今年初めての雪だった。自転車をこぐ顔に、あられに近い雪がバンバン当たり、激痛が走る…。試練を乗り越えてこそ、的中に近づくと自分に言い聞かせ、取材に駆け回った。

 この日の狙いは上位人気に推されそうなダンビュライトと、2戦2勝のアメリカズカップという音無厩舎の2頭。ダンビュライトは前走のサウジアラビアロイヤルCで2着だったが、直線でブレスジャーニーと併せ馬の形になった際、内ラチに寄っていたシーンが気になっていた。

 音無調教師に聞くと、「真っすぐ走っていたらもっと際どかった。今回はハミを替えて、チークピーシズも着けるよ」と対策済み。ただ、初めての右回りで不安は残る。

 さらに掘り下げようと今度は浜田助手を取材。「メンコも着けてレースをしようかなと思っています」と、さらに馬具を着用する可能性もある。やれることは全てやる、というタイトルへの執念に好印象を受けた。

 前走に関しては「内にスペースがあったからそっちにいった感じかな。厩舎にきた最初のころから併せ馬はできていましたしね」と同助手。不安が全くなくなったわけではないが、心配の種は減った。〔4〕枠(8)番の枠順に関してもトレーナーは「ここなら内、外の出方を見てスムーズな競馬ができそう」と歓迎した。

 もう1頭のアメリカズカップは、2戦2勝と底を見せていない魅力がある。3戦続けてコンビを組む松若騎手は「長く良い脚を使える。手応えがなくても、しっかり伸びてくれる馬ですね」とぞっこんだ。〔8〕枠(16)番と少し外めの枠も「もまれず内枠を見ていけますし、ゲートも速い馬」と全く心配していなかった。

 2頭とも勝つ力はありそうで、本命馬選びは混迷を極める。16日は栗東トレセンで直前気配を注視した後、阪神競馬場で関東馬の到着取材と馬場を確認。正解を導き出したい。 (山口大輝)

★朝日杯フューチュリティSの枠順はこちら 調教タイムも掲載

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