注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます!⇒いますぐ会員登録(無料)
POGウォッチリストに登録すると、ウマニティPOGのPOGリストに追加できます!

レイデオロ(競走馬)

注目ホース

レイデオロの関連ニュース

 土曜の東京芝1600メートル戦で、興味深い対決が実現する。初お目見えのオルフェーヴル産駒モカチョウサンと、“藤沢和ブランド”の血統馬ミュージアムヒルだ。春の東京最終週。来年のクラシックにつながる激戦となりそうだ。

 ’11クラシック3冠などGIを6勝したオルフェーヴルの初年度産駒がついにベールを脱ぐ。モカチョウサン(牝、美浦・中舘厩舎、母プジュリ)はおじに毎日王冠を制したチョウサンがいる良血で、「こうして注目されることはありがたいですね。順調に仕上がったし、楽しみはありますよ」とトレーナー。

 Wコースで14日にラスト1F12秒5、21日には12秒8を余裕たっぷりにマークして動きも上々。「当初は苦しがっていたけど、体力が充実して体を使って走れるようになった。気性面も今のところ大丈夫。長い目で見たいけど、まずは東京のマイルでどんな競馬をしてくれるか」と、初陣を心待ちにしている。

 ◇

 助手時代に藤沢和調教師の薫陶を受けた古賀慎調教師のもとからデビューするミュージアムヒル(牝、父ハーツクライ)は、母ロレットチャペル、その祖母サンタフェトレイルともに藤沢和調教師が手がけた。

 ダービー馬レイデオロの牝系(ラドラーダ→レディブロンド)が脈々と続く“藤沢和ブランド”だったことはご存じのとおりだが、この馬の牝系もOPまで行った祖母の妹ハッピーパスコディーノ皐月賞3着)、チェッキーノオークス2着)を輩出。母の兄キングストレイルセントライト記念Vと華やかさでは負けていない。

 このきょうだい4頭目の管理となる古賀慎調教師も、「2週前の動き(Wコース5F67秒4)から“走る”ことは分かっていた」と期待感十分。2400メートルで勝ち星を量産する現OPの半兄アルターとタイプは違い、こちらはマイル〜中距離がターゲットで、「フットワークもそうだが、気持ちの乗りがいい。テンからスピードに乗れる気性なので、初戦から力を出せる」と言い切っている。(夕刊フジ)

モカチョウサンの競走成績はこちら★ミュージアムヒルの競走成績はこちら

【函館SS】レース展望 2017年6月12日(月) 18:49

 函館、札幌の順で6週ずつの北海道シリーズが幕を開ける。開幕週の日曜メインは、9月10日の産経賞セントウルSまでの6戦で構成されるサマースプリントシリーズの第1戦、函館スプリントS(18日、GIII、芝1200メートル)。開港158周年を迎えた異国情緒あふれる函館で行われる名物重賞だ。

 エントリーはフルゲート16頭に満たない13頭と少ないが、何と言っても注目を集めるのは高松宮記念を制した春のスプリント王、セイウンコウセイ(美浦・上原博之厩舎、牡4歳)だ。その高松宮記念は、桜花賞レッツゴードンキや、昨秋のスプリンターズSの勝ち馬レッドファルクスを早めの競馬で完封。重賞初制覇をGIで飾った。未勝利を勝ち上がったのが昨年3月。わずか1年でスターホースの仲間入りを果たしたのだから、その成長力には驚かされるばかりだ。

 4歳馬で、ダービー翌週にクラス編成用の賞金が半分になり、収得賞金は4650万円。函館スプリントSは3歳52キロ、4歳以上56キロ(ともに牝馬2キロ減)で、収得賞金3000万円超過馬は超過額2000万円ごとに1キロ加算される別定戦のため、前走より1キロ軽い斤量56キロで出走できるのは有利だ。また、高松宮記念では見た目以上に力を要する稍重の馬場を難なくクリアしており、間違いなくパワータイプ。それだけに初めての洋芝でも不安はないだろう。3カ月近い休養明けだが、順調に乗り込まれており、いい状態で出走できそうだ。

 一昨年の函館でひときわ輝きを放ったのがブランボヌール(栗東・中竹和也厩舎、牝4歳)。デビュー連勝で函館2歳Sを制した洋芝巧者で、昨夏も札幌のキーンランドCを勝っており、北海道では3戦3勝の戦歴を誇る。近2走はスプリンターズS11着、シルクロードS13着と大敗を喫しているが、放牧を挟んで立て直され、ここに照準を合わせてきた。得意の滞在競馬で、函館の2戦などで騎乗した岩田康誠騎手とのコンビが復活。GI馬にひと泡ふかせる可能性は十分にある。5カ月近い休み明けになるが、キーンランドC勝利時も4カ月近くレース間隔があいていただけに、問題ないだろう。

 シュウジ(栗東・須貝尚介厩舎、牡4歳)も高いスプリント能力と洋芝適性の持ち主だ。レコード決着だった昨年のこのレースはハナ差2着。斤量50キロのソルヴェイグを捕らえることはできなかったが、内容としては勝ちに等しい競馬だった。昨年暮れの阪神Cを勝ったあとは、気難しさを見せ、阪神C8着、高松宮記念15着に終わっているが、今回は鞍上に初めて武豊騎手を迎えて挑む。名手の手綱でリズム良く運べれば、当然V争いに加わってくるはずだ。高松宮記念以来だが、この馬も久々は苦にしない。

 実績では見劣るが、充実度ではキングハート(美浦・星野忍厩舎、牡4歳)も引けを取らない。2走前の春雷Sはクビ差2着で涙をのんだが、続く前走の鞍馬Sでは逆にクビ差の接戦をものにし、オープン初勝利を挙げた。スプリント戦は【4・3・0・3】で全て4着以内と堅実。好位で折り合うことができ、決め手も非凡なものを持っている。初めての洋芝への対応が鍵だが、今の充実ぶりなら好勝負は必至だ。コンビを組んで【4・3・0・2】の中谷雄太騎手にとっては、デビュー20年目で悲願の重賞初Vがかかる。

 昨年は勝ち馬から0秒3差の5着だったエポワス(美浦・藤沢和雄厩舎、セン9歳)は、函館のスプリント戦で【1・3・0・1】の好成績を残している。9歳を迎えた今年も、4カ月の休み明けだった大阪−ハンブルクCを快勝しており、年齢を感じさせないばかりか、老いてなお盛んだ。日本ダービーレイデオロで勝利し、晴れてダービートレーナーとなった藤沢和雄調教師が送り込む大ベテランが、前記の4歳勢を一蹴するか。

 昨年ワンツーを決めた3歳馬にもチャンスは十分ある。3連勝でデイリー杯2歳Sを勝ったジューヌエコール(栗東・安田隆行厩舎、牝)は、持ち前のスピードを生かせるこの距離は歓迎だろう。昨年の勝ち馬と同じ斤量50キロでVを狙う。

 レヴァンテライオン(栗東・矢作芳人厩舎、牡)は、前記のブランボヌール同様、デビュー連勝で函館2歳Sを制している。その後は振るわないが、デビュー2年目で積極的な騎乗が持ち味の坂井瑠星騎手で、斤量も52キロと軽い。ここで復活を遂げても不思議はない。

 5歳以上の各馬では、4年前の函館2歳Sの覇者で、この舞台では【3・0・1・0】とオール馬券圏内のクリスマス(美浦・伊藤大士厩舎、牝6歳)、昨年の夕刊フジ賞オーシャンS優勝馬エイシンブルズアイ(栗東・野中賢二厩舎、牡6歳)、ダート重賞3勝の快速自慢で、初めて芝に参戦するノボバカラ(美浦・天間昭一厩舎、牡5歳)も地力は上位。馬産地競馬の開幕重賞は熱戦間違いなしだ。

函館スプリントSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

[もっと見る]

【安田記念】夕刊フジ・調教チェッカーズ 2017年6月3日() 11:43

 ダービーはレイデオロがV。「うまいねぇ。オリビエ(ペリエ)のほうがうまいと思っていたけど、アナタのほうがうまいね」と、ルメールを笑顔とジョークで讃えた藤沢和調教師。すかさず我々にも「ホント、またペルーサ(10年2番人気6着)かと思ったよな」とリップサービス。先生の座右の銘は「ハッピーピープル・メイク・ハッピーホース」。なるほどです。

 1番手はロゴタイプ

 ローテの誤算がありぶっつけ本番だが、いいリフレッシュになったと思えるほど動きが軽快。馬場の内側を通ったこともあり直線は豪快に弾け、パートナーを一瞬で突き放した。フォームの柔らかみ、馬体のメリハリと、雰囲気は絶好だ。

 サトノアラジンは大跳びでスピードを感じさせないのが特徴。今週もラスト1F11秒5と見た目以上に速く、3馬身先着した。走りにまるでブレがなく、さすがに完成の域。

 ロジチャリスは先週のWコースで6F79秒5の好タイム。今週も絶好調のテオドールと余裕十分に併入した。コーナーでのスピードの乗りが印象的だ。

安田記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載

[もっと見る]

【東西現場記者走る】ファルクス、久々のマイルでも心配なし 2017年6月3日() 05:04

 東西サンスポの精鋭記者が、1週間の密着取材でGIの勝ち馬を探る企画『東西現場記者走る』。安田記念は大阪サンスポの山口大輝記者(25)が担当だ。5日目は美浦トレセンで、レッドファルクスイスラボニータに密着。ともに実績は上位。取材からも好感触を感じ取った。

 今週は栗東、東京競馬場と移動し、金曜は美浦で朝を迎えた。

 注目しているのは、昨年のスプリンターズSレッドファルクスだ。前走の京王杯SCを上がり3ハロンメンバー最速でV。重馬場で3ハロン33秒7をマークした末脚は脅威だが、さらに1ハロンの距離延長がどう影響するのか。早速、尾関調教師を直撃だ。

 「やってみないと、という部分はあります。それでも、前走を見て、(安田記念に)チャレンジする価値はあるかな、と。この時期に(右回りの)マイルCSなら向かわなかったでしょう」

 慎重な口ぶりだが、自信を感じ取った。右回りの中山でGIを勝ったが、ダートも含め9勝中8勝が左回り。東京なら信頼度は大きく増す。折り合いには問題がない馬だけに、久々のマイル戦でも心配はないとみた。

 近走で崩れたのは昨年12月の香港GI香港スプリント12着だけ。「GIを勝ったあとで、見えない疲れもあったと思う」とトレーナーは振り返る。今シーズンの戦いぶりを見る限り、体調に不安はなさそう。この日、発表された枠順は〔3〕枠(6)番。指揮官は「どこがいいとかはなかった。帽子も赤でいいんじゃないですか」と冠号の“レッド”と同じ枠色に上機嫌だった。

 もちろん、2014年の皐月賞イスラボニータの存在も忘れてはいない。前走のマイラーズCで2年7カ月ぶりの勝利を挙げ、ルメール騎手も日本ダービーレイデオロで3週連続GI制覇。栗田博調教師に迫ると「坂路の本数を2本に増やすなど馬の状態をみながらやってきたことが、いい方に向かってきた」と目を細める。

 1992年、93年にこのレースを連覇したヤマニンゼファーも管理した名伯楽。「今までの馬が教えてくれたことを、今度はこの馬にお返ししているところです」。重みのある“栗田節”のとりこになった。

 外めの〔7〕枠(15)番にも「当たったところがいい枠ですから。あまり気にしていない」と泰然自若。昨年の勝ち馬ロゴタイプも13年の皐月賞以来、3年2カ月ぶりのVだった。どっしりと構える指揮官から今年は、イスラボニータが完全復活を遂げる気もしてきた。最後まで精力的に取材し、悔いのない結論を導き出したい。

安田記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載

[もっと見る]

レイデオロ、福島・ノーザンファーム天栄に放牧2017年6月1日(木) 05:01

 日本ダービーを制したレイデオロ(美・藤沢和、牡3)は1日、福島・ノーザンファーム天栄に放牧に出る。夏は北海道に移動せず、そのまま滞在する予定。今後については関係者の協議で決められる。

 「レース後はケロッとしていたし、心肺機能がすごいのだろう。今後はダービー馬にふさわしい競走生活を送らせたい」と藤沢和調教師。

レイデオロの競走成績はこちら

[もっと見る]

【安田記念】イスラボニータ態勢万全12秒2 2017年5月31日(水) 10:52

 予期せぬ流れも、GI制覇への原動力に変えてみせる。イスラボニータが落ち着き払った走りで万全の態勢をアピールした。

 美浦Wコースでヤマニンリュウセイを2馬身追走したが、前を行く他厩舎の併せ馬が邪魔になって、なかなかペースが上がらない。直線でも内めを回らされたが、前が開いてからはさすがの伸び脚。ラスト1F12秒2で僚馬をきっちり捕まえたところがゴールだった。

 「前にちょっと余分な馬がいてタイトな併せ馬になったが、実戦のように抜けてきてくれた。それはそれで良かったかと思います。動きには満足していますよ」と、栗田博調教師は安堵の表情を浮かべた。

 前走・マイラーズCセントライト記念以来2年7カ月ぶりの勝利を飾り、皐月賞に続くビッグタイトルは目前だ。ダービー(レイデオロ)までGI3連勝中のルメール騎手も頼もしく、「去年(5着)とは中身も状態も全然違う。ルメールも乗れているから、何とか勝たせてあげたい」と、指揮官は力を込めた。(夕刊フジ)

安田記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

[もっと見る]

【安田記念】栗田博師、イスラの馬体は完成の域 2017年5月30日(火) 05:07

 6週連続GI開催の締めくくりは、春のマイル王決定戦となる安田記念。混戦模様だが、マイラーズCで久々の勝利を挙げたイスラボニータ(美・栗田博、牡6)が期待を集める。騎乗するクリストフ・ルメール騎手(38)の4週連続GI制覇なるかが注目の的だが、管理する栗田博憲調教師(68)も安田記念3勝目がかかる一戦。ベテラントレーナーに胸の内を聞いた。 【取材構成・板津雄志】

 −−前走で2年7カ月ぶりのV

 「ほっとした。大外枠だったけど、うまく内に入って抜け出した。末脚を温存できていた証拠だね。走破時計、上がりともに良かったし、レース後もすぐ息が入って落ち着いていた。今年はいいスタートが切れたね」

 −−前走は厩舎で2カ月の調整期間を設けた

 「この馬にとって、これだけ長く在厩で調整したのは初めて。2着ばかりだったし、4カ月ぶりでも何とか惜敗の流れを断ちたいという気持ちがあった。好結果を残せたし、次にいい風が吹いてくれると思う」

 −−中間も在厩調整。1週前追い切りの様子は

 「気分良く走らせた。時計はそんなに速くないけど、十分に負荷はかかっている。最後の反応も良かったし、久々を使った効果は大きい」

 −−2歳時から一線級で活躍している

 「新馬戦が開幕した週にデビュー。ちょうど4年前の安田記念の日だね。当時から筋肉が柔らかく、関節部分もしなやかだったけど、2歳で重賞を勝って、3歳で皐月賞。6歳でまた重賞を勝つのだから立派な馬」

 −−成長しているのか

 「遅生まれだけど、さすがに6歳を迎えて馬体は完成の域に入ったと思う。体つきも四角くなって、正方形に近いマイラー色の強い体になってきた。精神面はドッシリとして成長がうかがえる」

 −−安田記念は、16日に29歳で死んだヤマニンゼファーで1992、93年と連覇

 「29歳なら大往生でしょう。ソエや骨りゅうなど体質が弱くデビューが遅れた馬でね。3歳3月の新馬戦(ダート)は今でも覚えている。勝ち負けするのに厳しい位置からすごい脚で伸びてきた。並外れた根性がある馬だった」

 −−勝てば、史上2人目の安田記念3勝

 「自分のことより、イスラボニータにもう一度GIを取らせたい。昨年5着は道中でごちゃついたし力負けじゃない。今まで惜敗してきたぶんを、今年は取り返したいと思っている。これだけ順調に来られたのも久しぶりだし、スムーズに送り出していい結果を待つだけ。人事を尽くして天命を待つ、ですね」

 イスラボニータに騎乗するルメール騎手は、ヴィクトリアマイルアドマイヤリード)、オークスソウルスターリング)、ダービー(レイデオロ)に次ぐ史上初の4週連続GI制覇がかかっている。先週はGII目黒記念も勝つなど6勝を挙げ、リーディングでは首位のM・デムーロ騎手に3勝差と肉薄。ダービーのレース後は「来週、また頑張るので、皆さん応援してください」と新記録達成に向けてファンにアピールしていた。

[もっと見る]

レイデオロ、ダービーVから一夜明け「ケロッとしている」 2017年5月30日(火) 05:03

 第84代日本ダービー馬に輝いたレイデオロ(美・藤沢和、牡3)は、激闘から一夜明けた29日、茨城・美浦トレセンの自厩舎で疲れを癒やした。

 帰厩したのは28日の午後8時30分ごろ。「レース後もケロッとしています。走り切ったという感じはないし、いつも通り。オンとオフがはっきりしている賢い馬です」と千島助手は殊勲のダービー馬をたたえた。

 レースに関しては「やっぱりジョッキーの判断が大きかった。動いたときは“オッ”と思いましたが、あのポジションにいっても折り合えたのがすごい。『自信があった』と言っていましたからね」とルメール騎手の好騎乗を振り返った。

 今週中に福島・ノーザンファーム天栄に移動。今後の予定は関係者が協議して決められる。

[もっと見る]

【安田記念】レース展望 2017年5月29日(月) 18:50

 5月7日のNHKマイルCから東京で5週連続開催の春のGIは、今週の安田記念(6月4日、芝1600メートル)がラスト。12万人を超える観客が詰めかけた日本ダービーの余韻が残る府中の杜で、春のマイル王に輝くのはどの馬か−。

 2014年の皐月賞イスラボニータ(美浦・栗田博憲厩舎、牡6歳)が、3年2カ月ぶりのGI勝利を狙う。前走のマイラーズCでは上がり3ハロン32秒9の脚を使い、セントライト記念以来2年9カ月ぶりの勝利をマーク。昨年はスローペースで折り合いを欠いたぶん、直線では伸びあぐねたが、0秒3の5着と力は示している。

 マイル戦は、マイルチャンピオンシップでの2、3着を含む【2・3・1・1】の好成績。コンビを組むクリストフ・ルメール騎手は、ヴィクトリアマイルアドマイヤリード)→オークスソウルスターリング)→日本ダービーレイデオロ)と、史上最多タイのGI・3連勝中と乗りに乗っている。イスラボニータが最強の相棒を背に、待望のGI・2勝目を挙げる可能性は十分ある。

 イスラボニータよりひとつ年上の皐月賞ロゴタイプ(美浦・田中剛厩舎、牡7歳)は連覇がかかる一戦。昨年は絶対王者モーリスを2着に封じる鮮やかな逃げ切り勝ち。3年2カ月ぶりの勝利をGIでマークした。今年初戦の中山記念は、軽快な先行力を発揮し、勝ったネオリアリズムから0秒2差の3着と上々の滑り出し。しかし、その後に予定していたダービー卿チャレンジTを、フレグモーネ(皮下の組織に見られる急性の化膿性疾患)で出走を見送った経緯がある。

 それでも、放牧先の宮城・山元トレセンでじっくり乗り込み、帰厩後も運動量は十分。実質的な最終追い切りを1週前に美浦Wコースで行い、5ハロン65秒2−ラスト1ハロン12秒5の好時計をマークしており、仕上がりに関しては万全とみていいだろう。ただし、コンビを組む田辺裕信騎手が5月21日の東京競馬場で落馬し、戦列を離れていることが気になるところ。復活に導いたパートナーだけに、仮に乗り替わりとなるなら、一抹の不安が残る。

 昨年のスプリンターズSを制したレッドファルクス(美浦・尾関知人厩舎、牡6歳)は、史上8頭目となるスプリント&マイルGI制覇に挑む。前走の京王杯スプリングCは重馬場をものともせず、上がり3ハロン33秒7の切れ味を発揮してV。右回りでGIを勝っているが、やはり左回りでは一段階上の末脚が使えるようだ。3年5カ月ぶりのマイル戦となるが、当時は2歳のデビュー2戦目(9着)。年齢を重ね、力をつけた今なら、対応は可能だろう。末脚の破壊力はメンバー中1、2位を争い、なおかつ、前記の京王杯SCのように道悪はめっぽう得意。当然、V争いの1頭で、天候に左右されず力を発揮できる点は心強い。

 オープン特別の東風Sを勝って連勝を「5」に伸ばしたグレーターロンドン(美浦・大竹正博厩舎、牡5歳)は、マイル路線の新星だ。ペースを問わず、常時上がり3ハロン32秒台前半〜33秒台後半の末脚を使うことができ、東京マイルは3戦3勝。両前脚に蹄葉炎を罹い、一昨年秋から1年の休養を余儀なくされたが、復帰後は文句のつけようがないレースを続けている。中間、蹄に不安が出たため、出否は水曜の追い切り後に決まる。重賞初挑戦がGIの大舞台だが、好勝負を期待せずにはいられない。なお、出走の場合は福永祐一騎手と初コンビを組む。

 前記4頭はいずれも関東馬だが、関西馬も強力なメンバーがそろっている。今年からGIに昇格した大阪杯で、現役最強馬キタサンブラックの0秒1差2着だったステファノス(栗東・藤原英昭厩舎、牡6歳)は、GI・9度目の挑戦で悲願の優勝を目指す。マイルは14年の富士S以来2年7カ月ぶり。当時は10番手から上がり3ハロン32秒9の末脚を繰り出して、見事な差し切り勝ちを飾った。今回と同舞台の東京マイルで重賞勝ちがあることは大きな強みで、当時の鞍上・戸崎圭太騎手との再コンビ。GI・2着が3回。惜敗続きに終止符を打つか。

 アンビシャス(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳)は、GIでは【0・0・0・4】と振るわないが、昨年の産経大阪杯キタサンブラックを2着に封じている実力馬だ。マイルは2戦2勝で、新馬戦→500万下特別を連勝。しかし、本質的には1800〜2000メートルで強さを発揮するタイプで、2年5カ月ぶりのマイルに対応できるかが鍵だ。それでも、横山典弘騎手とのコンビ復活は魅力たっぷり。先週の日本ダービーマイスタイル(4着)で、超スローペースを作り出して場内をどよめかせたベテランの手綱さばきに注目だ。

 マイラーズCイスラボニータの2着だったエアスピネル(栗東・笹田和秀厩舎、牡4歳)は、デビューからの11戦すべてが掲示板内という堅実な走りがセールスポイント。昨年のクラシックでも、皐月賞4着→ダービー4着→菊花賞3着と好走したように、適性外の距離でも高い能力を発揮している。今回のメンバーの中に入ると、ワンパンチ足りない印象を受けるが、常に手綱を取ってきた名手・武豊騎手とのコンビで、立ち回り次第で戴冠のチャンスは十分ある。

[もっと見る]

【日本ダービー】レイデオロV!ルメール3週連続GI勝ち 2017年5月29日(月) 05:06

 第84回日本ダービー(東京優駿)(28日、東京10R、GI、3歳オープン国際(指)、セン馬不可、定量、芝2400メートル、1着本賞金2億円=出走18頭)2014年に生まれたサラブレッド7015頭の頂点に立ったのはレイデオロ。スローペースの中、積極的にレースを運んだクリストフ・ルメール騎手(38)に導かれて栄冠を手にした。歴代3位の1351勝を挙げる藤沢和雄調教師(65)は開業30年目で悲願を達成。両者ともにオークスに続いての勝利でルメール騎手は3週連続GI制覇となった。タイム2分26秒9(良)。2着はスワーヴリチャード、3着は1番人気のアドミラブル

 12万人からの大歓声を味わう余裕があった。直線半ばで満を持して先頭に立つと、GIで3週連続のトップゴール。力強く右拳を握ったルメール騎手はデビュー戦からコンビを組むレイデオロの頭を優しくなでた。

 「(母国の)フランスでダービーを勝って、今回は日本ダービーです。別の国でもダービージョッキーになれてすごく、すごくうれしいです。この馬に関わってくださった方にとっていい一日になりました」

 冷静なペース判断と大舞台でもぶれない勇気が最大の勝因だった。前半1000メートル通過が1分3秒2の超スローペース。だが、13番手で突入した最初の1コーナーで名手の腹は決まっていた。「レースプランや指示はなかったけど最初の300メートルが過ぎたところでペースが遅いなと思った。初めてでも2400メートルはこなせる自信があったから動いた」。2コーナーを回ると、馬群の外から進出を開始。遅い1000メートル通過タイムに場内がどよめいたときには、2番手につけていた。ペースを乱すことなく絶好のポジションを確保すると、上がり3ハロンを33秒8でまとめて後続の追撃を完封。逃げたマイスタイル(4着)の横山典騎手が「ルメールが来ていなければ」と悔しがり、猛追及ばず2着のスワーヴリチャードの四位騎手が「もう少し流れてくれれば」と歴代のダービージョッキーが唇をかんだ“神騎乗”で、ダービージョッキーの称号をつかみ取った。

 JRA移籍3年目。日本ダービーの重みは理解している。だからこそ、2週連続で美浦トレセンに出向いて追い切りに騎乗。万全の態勢で挑んだ鞍上は「一番うれしかったのは、藤沢和調教師をダービートレーナーにできたことです。これまで多くの騎手が彼のために乗って、オリビエ・ペリエ騎手もGIをたくさん勝ったけど、ダービーは勝てていなかった。それを自分がプレゼントできました」と胸を張った。JRAのGI3週連続勝利は、そのペリエ騎手以来2人目の快挙。レース後、藤沢和調教師から「オリビエの方がうまいと思ったけど、この人もうまいね」とねぎらわれ、満面の笑みで抱き合った。

 今秋の路線は未定ながら、ルメール騎手は「日本でも海外でも大きなレースを勝てるポテンシャルの高さがある」と結んだ。日仏でダービー騎手に輝いた名手は、さらなる高みを見すえている。 (川端亮平)

★28日東京10R「日本ダービー」の着順&払戻金はこちら

[もっと見る]

【日本ダービー】藤沢和師、牡馬クラシック悲願V! 2017年5月29日(月) 05:05

 第84回日本ダービー(東京優駿)(28日、東京10R、GI、3歳オープン国際(指)、セン馬不可、定量、芝2400メートル、1着本賞金2億円=出走18頭)「藤沢先生ー! おめでとー!」

 表彰式に現れた藤沢和雄調教師に、スタンドのファンから声援が飛ぶ。誰もが待ち望んだ勝利だ。開業30年目で初めての牡馬クラシック制覇を果たすとともに、19頭目の挑戦でダービートレーナーの称号を手にした。

 「いつか勝てるかなと思っていたけど、時間がかかりました。おばあちゃん(レディブロンド)も、お母さん(ラドラーダ)もよく知っていて、牧場時代から期待の馬だったので良かったです。感謝しています」

 ゆかりの血統での勝利に、藤沢和師も笑みが絶えない。検量室前では多くの関係者から握手攻め。顔をくしゃくしゃにして戴冠を喜んだ。向こう正面でポジションを上げたルメール騎手にも「いいタイミング」と賛辞の言葉を贈った。

 皐月賞を叩いての2戦目。全てはダービーを万全の態勢で迎えるためだった。この日のパドックでも、イライラしていた愛馬の姿を見て、引き手を1人から2人に。「オーロラビジョンの前を通過するときに小走りになっていて、助手が“つきますか?”と言うのでオーロラビジョン側につかせました」。厩舎一丸となっての馬優先主義が実を結んだ。

 今後については「2400メートルを上手に走ってくれたけど、これ以上の距離は分からない。古馬と一緒や、3歳だけのレースもある。乗り役や馬主さんと相談してやっていきたい」と話すにとどめたが「見ての通り素晴らしい馬。ダービー馬にふさわしいローテーションを、と考えています」。世代の頂点に立ったレイデオロとともに、さらなる飛躍を目指す。 (千葉智春)

★28日東京10R「日本ダービー」の着順&払戻金はこちら

[もっと見る]

【日本ダービー】アドミラブル3着、展開&大外枠に泣き2017年5月29日(月) 05:03

 第84回日本ダービー(東京優駿)(28日、東京10R、GI、3歳オープン国際(指)、セン馬不可、定量、芝2400メートル、1着本賞金2億円=出走18頭)1番人気アドミラブルは3着。青葉賞の優勝馬は、またも厚い壁に阻まれた。後方から上がり3ハロン最速の末脚(33秒3)で外から追い込んだが、2頭を捕らえることはできなかった。

 「レースが全く流れなかった。『今年こそはダービーを』と思っていただけに…。レイデオロと一緒に上がっていってほしかった」と音無調教師は険しい表情。一方、M・デムーロ騎手は「向こう正面で一緒に動きたかったけど、あそこで動くと、かなり外めを回りそうだったから…」と唇をかむ。スローペースと大外枠に泣かされた。

★28日東京10R「日本ダービー」の着順&払戻金はこちら

[もっと見る]

【日本ダービー】四位「あーっ悔しい」スワーヴ届かず2着2017年5月29日(月) 05:03

 第84回日本ダービー(東京優駿)(28日、東京10R、GI、3歳オープン国際(指)、セン馬不可、定量、芝2400メートル、1着本賞金2億円=出走18頭)3番人気のスワーヴリチャードは3/4馬身届かず2着に敗れた。「あーっ、悔しい!」。検量室に引き揚げてきた四位騎手が無念の叫びを上げた。

 道中は中団の内々。直線は馬場の真ん中に持ち出して勝ち馬を追いかけたが、相手が止まらなかった。「レイデオロが動いて、前の馬が捕まえに行くかと思ったが、自分から動くしかなかった。直線も並ぶところまでいかなかったからね。完敗は完敗。でも、きょうは道中のリズムも完璧だった」と、ジョッキーはさばさばした表情で振り返った。

★28日東京10R「日本ダービー」の着順&払戻金はこちら

[もっと見る]

【目黒記念】8番人気フェイム重賞5勝目! 2017年5月29日(月) 05:01

 第131回目黒記念(28日、東京12R、GII、4歳上オープン国際、ハンデ、芝2500メートル、1着本賞金5700万円=出走18頭)目黒記念もルメールだ!! 中団を進んだ8番人気フェイムゲームが直線で外から鋭く伸び、内から先に抜け出した1番人気ヴォルシェーブをゴール寸前で捕らえて優勝。3カ月半の休み明けながら、2015年2月のダイヤモンドS以来2年3カ月ぶりの重賞5勝目を飾った。タイム2分30秒9(良)。ルメール騎手は昨年のホープフルSレイデオロ)、有馬記念サトノダイヤモンド)に次ぐ2度目の一日重賞2勝となった。騎手の一日での重賞2勝は4人による6度目。

 ◆ルメール騎手(フェイムゲーム1着) 「速いペースでスタミナも問われるレースとなり、展開も向いた。最後は内の馬(ヴォルシェーブ)をかわす自信があった。1日に2つの重賞を勝ててうれしい」

 ◆戸崎騎手(ヴォルシェーブ2着) 「直線で少し窮屈になったが、前があいてからはしっかり伸びてくれた」

 ◆川田騎手(ハッピーモーメント3着) 「7歳馬ですが、最後まで目いっぱい頑張った3着だと思います」

 ◆福永騎手(クリプトグラム4着) 「少し気負ってあと100メートルで止まったけど、1年ぶりのレースでよく頑張っている」

 ◆M・デムーロ騎手(ウムブルフ9着) 「切れる脚がないぶん、時計のかかる馬場の方がよかった」

★28日東京12R「目黒記念」の着順&払戻金はこちら

[もっと見る]

【目黒記念】フェイムゲームが2年3カ月ぶりの重賞V 2017年5月28日() 17:13

 5月28日の東京12Rで行われた第131回目黒記念(4歳以上オープン、GII、芝2500メートル、ハンデ、18頭立て、1着賞金=5700万円)は、C・ルメール騎手騎乗の8番人気フェイムゲーム(セン7歳、美浦・宗像義忠厩舎)が直線外から一気に伸びて、重賞5勝目を飾った。タイムは2分30秒9(良)。半馬身差の2着はヴォルシェーブ(1番人気)で、さらに2馬身離れた3着にハッピーモーメント(13番人気)が入った。

 レースはメイショウカドマツが後続を大きく離して逃げたが、4コーナーで吸収。直線、激しい攻防の中、馬群を縫うようにヴォルシェーブが抜け出したところを外からフェイムゲームが容赦なく差し切った。トップハンデの馬が目黒記念を勝ったのはポップロック(2007年)以来、10年ぶり。ルメール騎手はこの日、日本ダービーレイデオロ)に続き同日2重賞制覇となった。

 フェイムゲームは、父ハーツクライ、母ホールオブフェーム、母の父アレミロードという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は22戦5勝(他に海外2戦未勝利)。重賞は2013年京成杯・GIII、14年ダイヤモンドS・GIII、アルゼンチン共和国杯・GII、15年ダイヤモンドS・GIIIに次いで5勝目。目黒記念は、宗像義忠調教師、C・ルメール騎手ともに初勝利。

 ◆Cルメール騎手「速いペースでスタミナも問われるレースとなり展開も向いてくれました。最後は内の馬(ヴォルシェーブ)をかわす自信があった。(ダービーを含めて)1日2つの重賞を勝ててうれしい」

★28日東京12R「目黒記念」の着順&払戻金はこちら

[もっと見る]

97件中 1-15件目を表示≪前の15件 1 2 3 4 5 6 7 次の15件≫

レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。