ソウルスターリング(競走馬)

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ソウルスターリングの関連ニュース

 隠れた出世レースになりつつある2歳OPアイビーS(芝1800メートル)が、土曜の東京で行われる。昨年はのちのオークスソウルスターリングと、皐月賞2着ペルシアンナイトがワンツー。来年のクラシック戦線に乗れそうなのが、名門・藤沢和厩舎が送り込む大物候補フラットレーだ。

 今年のダービー馬レイデオロの全弟レイエンダは、残念ながら8月に骨折が判明。しかしながら、横綱級がリタイアしてもクラシック候補がウジャウジャいるのが名門の層の厚さだ。

 フラットレーも、レイエンダと同じく札幌芝1800メートルのデビュー戦を快勝。大外一気の勝ちっぷりは同等、いやそれ以上の器と思わせるものだった。北海道での好発進にトレーナーも前のめりになる。

 「いい馬。反応がいいし、切れ味がある。動きやすいサイズをしているというか、とにかく手先が軽い」

 18日はWコースで、富士Sに出走するサトノアレス、次週の天皇賞・秋に挑むソウルスターリングの真ん中から互角の動きを披露。この豪華セットからも、期待度の高さが分かるだろう。

 「レイエンダは骨折してしまったが、いい馬はたくさんいる。来年のためにもここは」と、番頭格の津曲助手。フランケル×ウオッカの超良血タニノフランケルを前にしても、ここは通過点と言わんばかりだ。(夕刊フジ)

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【菊花賞】アルアイン、2冠へ「完璧」追い! 2017年10月19日(木) 05:08

 クラシック最終戦、菊花賞の追い切りが18日、滋賀県の栗東トレセンで行われた。今年はダービーの1〜3着馬が不在で混戦模様の中、皐月賞馬が存在感を示した。アルアイン(栗東・池江厩舎、牡3)がCWコースでの併せ馬で確かな伸びを見せて先着。皐月賞制覇時と同じように、休み明けをひと叩きして心身とも右肩上がりの態勢で、2冠達成に挑む。

 雨雲が去った栗東の空のように、2冠奪取へ視界良好だ。メンバー唯一のGI馬、アルアインがCWコースで力強い動き。風格漂う走りに、手綱を取ったルメール騎手は満足げにうなずいた。

 「すごくリラックスして自分から動いていた。前回は休み明けで少し重くて最後はちょっと疲れていたけど、今回はいいコンディション。状態は完璧になったと思う」

 プロフェット(1600万下)を2馬身追ってスタートし、序盤はゆったりしたペースで向こう正面を流す。3コーナー過ぎからスピードを上げ、内側に進路を取って最後の直線へ。仕掛けられると伸びやかなフットワークで加速し、クビ差先着した。前日までの雨の影響で稍重だった馬場状態を考えれば、6ハロン81秒5、3ハロン37秒3−12秒0の時計も上々。見届けた池江調教師は「使ったぶん、動きや息の入りがよくなっている」と納得の表情だ。

 今春は2カ月半ぶりの毎日杯で勝ち、1カ月後の皐月賞も制覇。担当の音瀬助手が、当時との共通点を語った。

 「(レースを)使ってガス抜きができて、余計なことをしなくなりました。春も、毎日杯を使った後に落ち着きが出ました。肉体的にも、使ってからビルドアップされて筋肉が付くタイプなので上積みはありますよ」

 3カ月半ぶりだった前走のセントライト記念は、見せ場十分ながら2着に終わった。その後、心身ともに一変の気配。皐月賞時の“Vモード”に入ったのは間違いない。

 名手・ルメール騎手も最後の1冠奪取へ自信をみせる。3000メートルへの対応力が鍵となるが、「いけると思います。オートドライブ。何もしなくていい。どんなペースでもいいポジションを取れるので、いけそう」。道悪になっても、重馬場で勝利経験があり問題はない。

 ルメール騎手は昨年、サトノダイヤモンドでV。秋華賞ディアドラ)からの2週連続GI制覇に加え、1981、82年の菅原泰夫元騎手以来、史上4人目となる菊連覇もかかる。

 「すごく楽しみです。アルアインはまたGIを勝てると思います。先週(の秋華賞V)は素晴らしかった。また、GIを勝ちたいです」

 名手のエスコートで、史上9頭目の皐月賞菊花賞の2冠(3冠馬は除く)達成へ。アルアインが歴史にその名を刻む。 (川端亮平)

★今年のルメール騎手

 先週の秋華賞ディアドラ)を勝ち、GI4勝目(ヴィクトリアマイルアドマイヤリードオークスソウルスターリング、ダービー=レイデオロ)とした。通算141勝は戸崎圭太騎手の145勝に次いで2位。獲得賞金30億4891万1000円(このうち騎手の取り分は5%)も、Mデムーロ騎手の30億7071万3000円に次いで2位。菊花賞の1着本賞金は1億1500万円だけに、今週の結果次第で勝ち星、獲得賞金ともにリーディングトップに躍り出る可能性は十分にある。

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【富士S】アレス、3頭併せで併入12秒5 2017年10月19日(木) 05:03

 昨年の2歳王者で函館記念6着のサトノアレスは、大野騎手を背に美浦Wコースで3頭併せ。水分を含んだ重い馬場でも力強いフットワークを見せ、中フラットレー(2歳500万下)、外ソウルスターリング(OP)と馬なりで併入した。タイムは5ハロン69秒2、3ハロン39秒6−12秒5。初コンビの鞍上は「集中して走れていましたし、前に並びかけるときの脚も良かったです。マイルに戻るのもいいと思いますし、結果を出したいですね」と好感触を口にした。

富士Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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【天皇賞・秋】キタサン、半馬身先着12秒9 2017年10月19日(木) 05:02

 《栗東》宝塚記念9着以来のキタサンブラック(清水久、牡5)はCWコースで6ハロン80秒9−12秒9。ジョーストリクトリ(OP)に半馬身先着した。「順調です。折り合いも問題なかったですし、これだけの馬ですからね。やるごとに馬体の張り、つやが変わってきています」と清水久調教師。

 宝塚記念4着シャケトラ(角居、牡4)はCWコースで5ハロン66秒1−12秒6。馬なりで僚馬と併入した。「まだ体に余裕があったので、しっかり負荷をかけた」と辻野助手。

 産経賞オールカマー2着ステファノス(藤原英、牡6)はCWコースで3頭併せ。外に4馬身先着、内と併入し、6ハロン84秒5−12秒0をマークした。「1回使って素軽くなっている」と藤原英調教師。

 《美浦》毎日王冠で8着に敗れたソウルスターリング(藤沢和、牝3)は、Wコースで3頭併せ。5ハロン70秒5−12秒9で僚馬2頭と併入した。「きょうはこれで十分。来週はルメールで追い切る。ひと叩きされたことで、ガス抜きができた」と藤沢和調教師は満足げな表情を見せた。

 札幌記念1着サクラアンプルール(金成、牡6)はWコースで一杯に追われたが、5ハロン68秒0−13秒3で僚馬に1馬身遅れた。「まだ重いね。でも、これでしっかり変わってくれれば」と金成調教師。

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【天皇賞・秋】ソウル反撃態勢「良くなっている」 2017年10月18日(水) 10:39

 毎日王冠でまさかの8着に敗れたソウルスターリングは、美浦Wコースで中フラットレー(2歳500万下)、今週の富士Sに登録している外サトノアレス(3歳OP)と3頭併せ。前走時より体をさらに大きく見せ、5F70秒9−54秒6−40秒5−12秒8(馬なり)で併入した。

 「今回も(体は)増えている。前回は厩舎が変わったこともあり、少しテンションが高かった。常識的に1回使って良くなっている」と、藤沢和調教師は前向き。来週はルメール騎手が感触を確かめる予定だ。(夕刊フジ)



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【菊花賞】絶好調ルメールとアルアイン2冠獲り 2017年10月16日(月) 17:00

 今週もGIの舞台は京都。牡馬クラシック3冠最終戦「第78回菊花賞」(22日、芝3000メートル)が行われる。ダービー馬レイデオロがジャパンCへ向かうため、2冠の可能性があるのは皐月賞馬アルアインのみ。秋初戦のセントライト記念で2着をキープし、菊の舞台へ全力投球だ。

 アルアインの秋のスタートは、皐月賞を勝った舞台から1F延びたセントライト記念。ミッキースワローの決め手に屈したものの2着と、改めて高性能をアピールした。

 「ズブい面はあるが、そういうところは見せなかった。差されたのは久々によるものでしょう」と池江調教師。母系はスピード色が濃いだけに、「3000メートルは分からない」のは本音かもしれないが、2400メートルのダービーでももどかしい内容で5着と離されてはいない。ことさら距離を気にする必要はないだろう。

 1週前追いはCWコースでともに出走するサトノクロニクルと併せ、6F83秒1、ラスト1F11秒8。クビほど遅れはしたが、「反応を含めて、全体的に動きは良かった。前走からの上積みはあると思う」と、仕上がりも申し分ない。

 前走からコンビを結成したルメール騎手は、サトノダイヤモンドからの連覇がかかる。

 「休み明けで少し太かったし、ラスト500メートルで疲れたのは久々。今度は当然良くなってくると思う。3000メートルは長い分、いろいろなことを考えていける」と頼もしい名手。ディアドラで秋華賞Vの勢いもあり、春のGI3連勝(ヴィクトリアマイル=アドマイヤリード、オークス=ソウルスターリング、ダービー)のような伝説がまた生まれるかもしれない。(夕刊フジ)

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【秋華賞】“泥ん娘”ディアドラ、雨中の大混戦でV 2017年10月16日(月) 05:05

 第22回秋華賞(15日、京都11R、GI、3歳牝馬オープン国際(指)、馬齢、芝・内2000メートル、1着本賞金9200万円=出走18頭)牝馬3冠最終戦は3番人気のディアドラが、鮮やかに差し切り勝ち。春のクラシック惜敗の悔しさをラスト1冠で晴らした。初コンビで勝利に導いたルメール騎手はソウルスターリングで制したオークスに続いて今年の牝馬2冠を達成。タイム2分0秒2(重)。2着は4番人気のリスグラシュー、3着は5番人気のモズカッチャン。変則2冠を狙った1番人気のアエロリットは7着に敗れた。

 降りしきる雨を自慢の豪脚で切り裂いた。春のクラシックで悔し涙を流したディアドラが、“三度目の正直”でGI初制覇。オークスソウルスターリングに続く牝馬2冠を飾ったルメール騎手が胸を張る。

 「ごっつぁんです。素晴らしい馬です。きょうはトップコンディションになったし、GIでたくさんいい馬がいたけど、自信がありました」

 初騎乗でも1週前追い切りで感触をつかみ、パートナーの末脚を信じていた。スタートでやや遅れて道中は後方4番手。描いていたレースプラン(中団追走)とは違う形になったが、そこからの判断はさすがだった。

 「大外を回ったら無理だと思って内へトライした」。4コーナーまでは距離ロスが少ないインにこだわった。直線でうまく外に持ち出すと、先行勢を次々とかわしていく。重馬場をものともせず、桜花賞(6着)、オークス(4着)に続き、またも上がり3ハロン最速(35秒7)の末脚を発揮。最後はリスグラシューモズカッチャンの実績馬を鮮やかに差し切った。

 「ラスト50メートルは前の馬が止まったけど、彼女は最後まで伸びてくれた」

 この秋もルメール騎手は“モテ男”。ソウルスターリング(天皇賞・秋予定)だけでなく、古馬にはGI2勝のヴィブロスと有力牝馬がめじろ押しで「楽しみ」とうれしい悩みを口にする。

 橋田調教師にとっては2007年の高松宮記念スズカフェニックス)以来、10年ぶりのGI制覇。サイレンススズカをはじめ、アドマイヤベガアドマイヤグルーヴなどの名馬を育てた名伯楽は「GIはちょっとご無沙汰でしたし、うれしかったです」と晴れやかな笑みを浮かべる。

 オークス後は秋華賞を見据え、8月の札幌、紫苑Sとコーナー4つの2000メートルにこだわった。「レースや調教を重ねるごとに、プラスの面を作っていける。春からかなり上積みを持って臨めた」。ライバル以上の成長がラスト1冠奪取につながったと分析する。

 今後は状態をみて、エリザベス女王杯(11月12日、京都、GI、芝2200メートル)に挑む。「相手は強くなるけど、距離はもう少し延びてもいいし、対応できると思う」と橋田調教師。ルメール騎手は先約のヴィブロスに騎乗するため、鞍上は未定だが、成長を続ける若き女王なら一気に古馬の壁を越える可能性は十分にある。初タイトルを起爆剤に、まだまだ高みを目指して突き進む。 (斉藤弘樹)



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【天皇賞(秋)】特別登録馬2017年10月15日() 17:30

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【秋華賞】ルメール、ディアドラに太鼓判「めっちゃ速い」 2017年10月13日(金) 05:10

 中央競馬3週連続GI開催の第1弾となる秋華賞(15日、京都競馬場、GI、芝2000メートル)の追い切りが12日、栗東トレセンで行われた。トライアルの紫苑ステークスを制したディアドラ(栗東・橋田満厩舎、牝3歳)は、坂路で4ハロン54秒6−12秒3と上々の動き。サンケイスポーツ調教評価『A』となった。新コンビのクリストフ・ルメール騎手(38)=栗東・フリー=も、「加速がめっちゃ速い」とぞっこん。今年GI4勝目を狙う名手が女王へとエスコートする。

 歩んできた道は確実に秋華賞へと続いている。トライアルの紫苑Sを制したディアドラが坂路で力強い走り。上がり馬の勢いを前面に出す走りでイキの良さをアピールした。

 「しまいの反応が良かった。すぐに動けましたからね。馬場が悪かったから時計はかかったけど、そのぶんすぐに息が入った」

 橋田調教師がうなずいた。朝一番の冷たい空気を切り裂くように、バランスのいいフットワークで少しずつ迫力を増していく。そして直線へ向いてラストスパート。右ムチ2発に応えるように、ゴール前でグンと加速した。実戦と同様の切れを披露して、4ハロン54秒6−12秒3。全体的に時計がかかっていたこの日の馬場を思えば、上々のタイムだ。

 今回、新たにコンビを組むのはルメール騎手。この日は騎乗しなかったが、調教を確認したあと納得の表情を浮かべた。

 「ちょうどいいコンディションで出られそうだね。1週前のファーストインプレッション(第一印象)は良かった。乗りやすい。息も合いました。全部大丈夫だった」

 4日に坂路で4ハロン54秒4−12秒2を馬なりで計時。このときを振り返りながら好感触を語った。

 オークス馬ソウルスターリングが別路線へ向かったことで新コンビが誕生。「今回は1番人気じゃない(と思う)から、ノープレッシャー。いいチャレンジャーです」とおどけながらも、勝算については「加速がめっちゃ速い。GIレベルに立てそうな馬」と自信を見せた。

 ディアドラの春のGIは桜花賞6着、オークス4着。馬券には絡めなかったが、ともにメンバー最速の上がりで素質をうかがわせた。復帰戦のHTB賞を勝つと、トライアルは関西馬ながら中山の紫苑Sを選んで快勝。本番と同じ小回り2000メートル戦で連勝してきたのは、他馬にない強みだ。紫苑S組が昨年、ワンツーを決めたのも大きな後押しとなる。

 橋田調教師は「春まではコーナーが4回のコースを走ったのが、オークスだけだった。だから内回りの2000メートル、賞金的に出られるか、この両方を見極めてローテーションを決めました。ここまで予定通りですね」と順調さを強調した。体は秋華賞仕様にできている。あとは栄冠まで突き進むのみだ。 (山口大輝)

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【古馬次走報】シュヴァルグラン、ジャパンCへ 2017年10月12日(木) 05:00

 ★京都大賞典3着シュヴァルグラン(栗・友道、牡5)、13着サウンズオブアース(栗・藤岡、牡6)はジャパンC(11月26日、東京、GI、芝2400メートル)へ。8着カレンミロティック(栗・平田、セン9)は、アルゼンチン共和国杯(11月5日、東京、GII、芝2500メートル)へ。

 ★毎日王冠2着サトノアラジン(栗・池江、牡6)は、天皇賞・秋(29日、東京、GI、芝2000メートル)に向かう。6着マカヒキ(栗・友道、牡4)も引き続き内田騎手で、8着ソウルスターリング(美・藤沢和、牝3)も同レースへ。9着ヒストリカル(栗・音無、牡8)は、福島記念(11月12日、福島、GIII、芝2000メートル)へ田中勝騎手で向かう。

 ★大原Sを勝ったプリメラアスール(栗・鈴木孝、牝5)は、エリザベス女王杯(11月12日、京都、GI、芝2200メートル)、同日の福島記念(福島、GIII、芝2000メートル)かアンドロメダS(11月18日、京都、OP、芝2000メートル)を視野に入れる。

 ★ポートアイランドS3着キョウヘイ(栗・宮本、牡3)は、カシオペアS(29日、京都、OP、芝1800メートル)へ。

 ★新潟記念を勝ったタツゴウゲキ(栗・鮫島、牡5)は、チャレンジC(12月2日、阪神、GIII、芝2000メートル)に向かう。

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【秋華賞】レース展望 2017年10月10日(火) 19:02

 今週から3週連続のGI開催となり、15日は3歳牝馬の3冠最終戦、秋華賞(芝2000メートル)が京都競馬場で行われる。今年はオークスソウルスターリングが天皇賞・秋に向かうため不在。桜花賞レーヌミノルもトライアルのローズSで9着に敗れ、例年以上の大混戦ムードとなっている。

 そのなかで中心視されるのが、アエロリット(美浦・菊沢隆徳厩舎)だ。新馬戦を勝って以降はサフラン賞、フェアリーSクイーンCと3戦いずれも2着で、桜花賞でも5着と惜敗続きだったが、NHKマイルCでは2番手から抜け出し、同世代の一線級牡馬を撃破してGI初制覇。休養を挟んで年長牝馬に挑戦したクイーンSでも、よどみのないペースで逃げて2馬身半差の圧勝を飾った。その前走は496キロとデビュー以来最も重い体重で、春からのパワーアップは明らか。もまれたときに折り合い面の不安が残るが、抜群のスタートセンスとスピードがあれば取り越し苦労に終わる可能性も高い。短距離馬にありがちなピッチ走法ではなく、フットワークの大きな走りなので1ハロンの距離延長にも対応できそうだ。

 関東のトライアル・紫苑Sを勝ったディアドラ(栗東・橋田満厩舎)も、春は桜花賞6着、オークス4着と善戦止まりだったが、ひと息入れた後のHTB賞(1000万下)で年長馬を封じると紫苑Sも終始、馬群の外を回りながらライバルをねじ伏せて連勝。勝ちみに遅かった春までの姿が嘘のように、勝負強さが身についた。主戦の岩田康誠騎手がファンディーナに騎乗するため乗り替わりとなるが、クリストフ・ルメール騎手なら心配はないだろう。ハービンジャー産駒は京都芝2000メートルで【14・5・7・66】で勝率15.2%のハイアベレージ。血統的な後押しもある。

 復活が注目されるのがファンディーナ(栗東・高野友和厩舎)だ。デビュー3連勝で2着に合計15馬身以上つけた走りは、皐月賞7着、ローズS6着で影を潜めているが、皐月賞は連戦続きの関東再遠征に加えて牡馬の一線級が相手で、ローズSは夏休み後の調教の立ち上げが遅れた影響により、強い攻め馬が少なかった。ともに万全のデキではなかっただけに、それほど悲観することはないのかもしれない。春よりもカイバ食いがガラッと良くなり、デビューから減り続けた馬体は前走で22キロ増までビルドアップ。本番へ向けても仕上げやすいはずだ。ディアドラというお手馬もいた岩田騎手がこちらに騎乗するほど高い能力を秘めた馬で、この2回の敗戦だけで見限るのは早計だろう。京都コースで2戦2勝という点も見逃せない。

 この秋に新星として突如注目を浴びたのがラビットラン(栗東・角居勝彦厩舎)だ。ラニ(UAEダービー)、テスタマッタ(ジャパンダートダービー、フェブラリーS)などを出したタピットの産駒だけに、デビューから3戦はダートを使われ、1着、2着、6着だったが、芝に転戦した2走前の中京マイル戦で最後方から大外一気で快勝。8番人気と伏兵の立場だったローズSでも大外から鮮やかに突き抜け、ファンディーナレーヌミノルリスグラシューモズカッチャンといった春の実績馬を一蹴した。本来はパワーが特長である米国血統の割に脚さばきが軽やかでバネがあり、まさに名前の通りの『ウサギのような走り』だ。半弟が今年の小倉2歳Sを勝ったアサクサゲンキ(父ストーミーアトランティック)だけに、さらに1ハロンの距離延長がポイントとなるが、芝2戦2勝でともに上がり最速をマークした脚力はGIでも侮れない。

 桜花賞2着、オークス5着と世代上位の実力を持つリスグラシュー(栗東・矢作芳人厩舎)は、秋初戦のローズSで3着とまずまずの走り。デビューから8戦して【2・3・2・1】で掲示板を外したことがない安定感は、同世代でもトップクラスだ。ただ、どうしても勝負どころでの反応に時間がかかるので京都の内回り2000メートルというコース形態がポイント。9日の京都大賞典スマートレイアーで制した武豊騎手の手綱さばきに注目だ。

 桜花賞レーヌミノル(栗東・本田優厩舎)はオークス13着、ローズS9着と大敗続きだが、休み明けを叩かれてデキはグンとアップしている。2000メートルの距離を克服して春の輝きを取り戻せるか。サンケイスポーツ賞フローラS優勝、オークス2着のモズカッチャン(栗東・鮫島一歩厩舎)もローズSで7着と秋のスタートでつまずいたが、能力は確か。ミルコ・デムーロ騎手とのコンビ2戦目で巻き返しを狙う。

 リカビトス(美浦・奥村武厩舎)は3戦3勝の無敗馬で関東の秘密兵器的な存在。体質が弱くて休み休みでしか使えない面はあるが、全レースで上がり最速をマークしているように末脚は一級品だ。浜中俊騎手と初めてコンビを組むが、これまですべて違うジョッキーで勝ってきており、大一番での乗り替わりも問題ないだろう。

 紫苑S2着で出走権をつかんだカリビアンゴールド(美浦・小島太厩舎)は輸送で体が減りやすいタイプだけに長距離移動が鍵。来年2月いっぱいで定年となる小島太調教師にいい走りを見せたいところだ。同3着のポールヴァンドル(美浦・上原博之厩舎)は、通算【3・2・2・2】ですべて5着以内の安定株。伯母に第1回の女王ファビラスラフインがいる血統背景は魅力にあふれている。ローズS2着のカワキタエンカ(栗東・浜田多実雄厩舎)も桜花賞7着や前走で見せた逃げっぷりが良く、あっと言わせる激走があるかもしれない。



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【サンスポ反省会】位置取り心配もなんの!さすが武豊2017年10月10日(火) 05:06

 板津 さあ3日間開催の反省です。

 柴田 南部杯か? 2着ノボバカラにも印を回して、◎△△で当たったけど。

 板津 いや、毎日王冠の方です。

 柴田 お前はホント冷たいよな…。8着の◎ソウルスターリングは負けパターンの競馬。押し出されて逃げたうえにプレッシャーをかけられて、3歳牝馬にはきつい展開だった。しかもスローの切れ味勝負では分が悪いから。

 花田 私は◎▲●(=二重△)でばっちりです。◎リアルスティールは仕上がり絶好で、ワンターンの1800メートルがピッタリ。買うならここでしょ。ただ天皇賞・秋で大きな上積みはどうか…。

 板津 僕はそのリアルを週中の◎から●(=二重△)に降格して失敗。でも◎サトノアラジンが2着だったので何とか面目は保てたかと。サトノも多頭数になる天皇賞で外を回るとロスが大きいだけにどうでしょうか。直前まで熟考します。

 花田 京都大賞典は◎シュヴァルグランがまさかの3着。この相手に負けているようだとGIで勝ち切るのは厳しい気がする。2、3着には来そうだけど。柴田さんの◎サウンズオブアースは13着。

 柴田 …。

 板津 放心状態なのでそっとしておきましょう。僕は◎△▲で的中。このメンバーでは◎スマートレイアーの切れ味が上でしたね。

 花田 4コーナーでは「位置が後ろすぎる」という悲鳴が聞こえましたが…。

 板津 勝てば官軍−。さすが武豊騎手です!

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【毎日王冠】リアル復活V!超豪華決戦差し切った 2017年10月9日(月) 05:05

 第68回毎日王冠(8日、東京11R、GII、3歳上オープン国際(指)、別定、芝1800メートル、1着本賞金6700万円、1着馬に天皇賞・秋の優先出走権=出走12頭)ミルコ・デムーロ騎乗で3番人気のリアルスティールが中団追走から鋭く伸びて差し切り勝ち。7カ月半ぶりの実戦を克服して3度目の重賞勝ちを飾り、天皇賞・秋(29日、東京、GI、芝2000メートル)の優先出走権を獲得した。タイム1分45秒6(良)。クビ差2着は5番人気サトノアラジン。単勝2・0倍の支持を受けたオークスソウルスターリングは先手を取ったものの8着に沈んだ。

 歴戦の古馬が復活ののろしを上げた。7カ月半の休養明けだったリアルスティールが力強く差し切り、昨春のGIドバイターフ以来となる重賞3勝目。引き揚げてきたM・デムーロ騎手は相棒の肩を7回叩き、快走をたたえた。

 「スタートからペースが良くて、ずっと馬なりで手応えは十分。すごくきれいな勝ち方だった」

 3つの集団に分かれた道中。逃げたソウルスターリングをマークする先行勢に加わることなく、中団でじっくりと脚をためた。抜群の手応えで直線へ。断然人気の3歳女王が失速してスタンドがどよめく中、残り200メートルで先頭に立ち、外から伸びたサトノアラジンをクビ差振り切った。

 これまで休み明けに勝利がなかったが、陣営の復活にかける思いが1週前追い切りに表れていた。栗東坂路で自己ベスト(4ハロン49秒6)をマーク。昨秋の天皇賞(2着)以来のコンビとなったジョッキーも「追い切りで去年と比べてすごくいい状態と感じていた。自信があった」。自身もメインの前まで3戦全勝と勢いに乗る中、約1年半ぶりのVにつなげた。

 「ようやく好調時の状態に戻ったと思っていたから、自信があった。値打ちのある勝ち方だね」

 手応え通りの勝利に、矢作調教師も鼻息が荒い。春はドバイターフ連覇を狙ったが、現地で外傷性鼻出血を発症して回避。無念の帰国となっただけに、待望の勝利に喜びもひとしおだ。

 輝きを取り戻した今、次なる目標はGIの大舞台。視界には天皇賞・秋とブリーダーズCマイル(11月4日、米デルマー、GI、芝1600メートル)が入る。「選択肢は2つ。(BCが行われる)デルマーに向けても準備を水面下で進めてきた」とトレーナー。「GIみたいなメンバーで、この勝ち方は自信になる。また乗りたい」と熱望するM・デムーロ騎手には、天皇賞で始動するサトノクラウンというお手馬もいるだけに、今後の動向から目が離せなくなった。いずれにせよ、GIの舞台に向けて大きく弾みがついたことは間違いない。 (千葉智春)

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リアルスティール 父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー、母の父ストームキャット。鹿毛の牡5歳。栗東・矢作芳人厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績14戦4勝(うち海外1戦1勝)。獲得賞金8億2713万6200円(うち海外4億3336万8200円)。重賞は2015年GIII共同通信杯、16年GIドバイターフに次いで3勝目。毎日王冠は、矢作芳人調教師が08年スーパーホーネットに次いで2勝目、ミルコ・デムーロ騎手は初勝利。馬名は「アメリカのSFアクション映画名」。

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【毎日王冠】ソウルまさか8着、藤沢和師「古馬強かった」 2017年10月9日(月) 05:04

 第68回毎日王冠(8日、東京11R、GII、3歳上オープン国際(指)、別定、芝1800メートル、1着本賞金6700万円、1着馬に天皇賞・秋の優先出走権=出走12頭)直線半ばで、5万人を超す観衆の間からどよめきが漏れた。先手を取った1番人気ソウルスターリングが、抵抗することなく馬群にのまれる。結果はまさかの8着。終始後ろからプレッシャーをかけられる厳しい展開とはいえ、後続に次々とかわされるシーンに春の強さは見られなかった。

 「スタート前はテンションが高かったけど、レースに行ったら、リラックスして走れていました。ただ、長く脚を使うタイプなので、距離が少し短かったのかもしれません。きょうは最内枠、1800メートルという距離での競馬。いい経験になったと思います」とルメール騎手は悔しげな表情ながらも前を向いた。

 藤沢和調教師も「やっぱり古馬は強かった。まあ、仕方がない。競馬だからね。様子を見て、状態が良かったら天皇賞へ」と中2週でのリベンジを見据えていた。

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【毎日王冠】リアルスティールが復活V〜ソウルは8着 2017年10月8日() 15:51

 10月8日の東京11Rで行われた第68回毎日王冠(3歳以上オープン、GII、芝1800メートル、別定、12頭立て、1着賞金=6700万円)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の3番人気リアルスティール(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)が中団追走から直線は馬場のど真ん中を伸びてドバイターフ以来約1年半ぶりの勝ち星を挙げ、天皇賞・秋(10月29日、東京、GI、芝2000メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは1分45秒6(良)。

 クビ差の2着には同じく中団追走から外めを伸びた今年の安田記念サトノアラジン(5番人気)、さらに1馬身半差遅れた3着に大外から追い込んだグレーターロンドン(4番人気)。ディープインパクト産駒のワン・ツー・スリーという決着になった。

 1番人気の3歳牝馬ソウルスターリングは最内枠からハナを切る形でレースを進め、直線は内ラチ沿いで踏ん張り切れずに馬群にのまれて8着に敗れた。

 毎日王冠を勝ったリアルスティールは、父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー、母の父ストームキャットという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は14戦4勝。重賞は2015年共同通信杯・GIII、2016年ドバイターフ・ドバイGIに次いで3勝目。毎日王冠は、矢作芳人調教師は2008年スーパーホーネットに次ぐ2勝目、ミルコ・デムーロ騎手は初優勝。

 ◆ミルコ・デムーロ騎手(1着 リアルスティール)「先々週に追い切りで乗って、去年と比べてすごくいい状態と感じていた。掛かる馬だけど、今日は返し馬からゲートの中でも落ち着いていたね。スタートからペースが良くて、ずっと馬なりで手応えは十分。すごくきれいな勝ち方だった」

 ◆クリストフ・ルメール騎手(8着 ソウルスターリング)「スタート前はテンションが高かったけど、レースに行ったらマイペース。リラックスして走れていました。ただ、長く脚を使うタイプで、距離が少し短かったかもしれません。きょうは最内枠、1800メートルという速い距離での競馬。いい経験になったと思います」

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