サトノアレス(競走馬)

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 第53回函館記念(16日、函館11R、GIII、3歳上オープン国際(特指)、ハンデ、芝2000メートル、1着本賞金4100万円 =出走16頭)柴山雄一騎乗の5番人気ルミナスウォリアーが中団追走から直線で抜け出し、重賞初V。大事に使われてきた素質馬が晩成の血を開花させた。タイム2分1秒2(重)。1馬身1/2差の2着には14番人気のタマモベストプレイが入り、3連単の配当はレース史上最高の91万5320円。今年も波乱の伝統は受け継がれた。1番人気サトノアレスは6着だった。

 雨上がりの函館で“善戦マン”を返上だ。ルミナスウォリアーが重く湿った洋芝をものともせず、直線入り口で先頭に並びかける強気の競馬で快勝。待望の重賞タイトルをゲットし、その名の通り力強く輝いた。

 「いつもより前につけられたし、少し強引な競馬になったけど、小回りの競馬を。返し馬では馬場も気にならなかったし、とにかく中間の状態が良かったので何とか勝たせたかった」

 2週間の騎乗停止期間が明け、いきなり積極的な騎乗で魅了した柴山騎手。コンビ15戦目の相棒を重賞初制覇に導き、爽やかな笑みを浮かべた。

 この中間、鞍上はルミナスウォリアーと多くの時間をともにした。函館入厩後、普通キャンターから追い切りまで入念にコンタクト。パートナーの具合の良さをひしひしと感じ取っていた。

 「この馬の調教に、これだけ多く乗ったことはなかった。厩舎スタッフと一緒に仕上げていき、その中で馬が頑張って勝ってくれた。本当にこの勝利はうれしい」

 自身にとっては2015年12月の金鯱賞ミトラ)以来となるJRA重賞勝ちだが、それ以上に「JRAに移籍して最初に所属した畠山厩舎で一緒だった厩務員(町田助手)の担当馬で重賞を勝てたことがうれしい」と喜びをかみしめた。

 障害GI馬オジュウチョウサンを管理する和田郎調教師にとっては初の平地重賞V。能力を感じながらも体質の弱さが残る愛馬を、無理せずじっくりと育ててきた。「馬の能力をつぶさないようにやってこられた。きょうは気持ちも乗っていたし、力をつけているのも確か」と感慨深げだ。

 トップに並んだサマー2000シリーズ制覇に向け、次走は昨年5着だった新潟記念が候補。6歳でようやく本格化を迎えたルミナスウォリアーが、まだまだ続く夏競馬をさらに熱く盛り上げる。 (板津雄志)

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【函館記念】道悪と距離に泣く…6着アレス放牧へ2017年7月17日(月) 05:08

 第53回函館記念(16日、函館11R、GIII、3歳上オープン国際(特指)、ハンデ、芝2000メートル、1着本賞金4100万円 =出走16頭)巴賞を勝ち、1番人気に支持されたサトノアレスは、6着と期待を裏切った。中団のインを追走したが、直線はこの馬らしい伸びが見られず。ルメール騎手は「軟らかい馬場で持ち味が生きなかった。道悪では2000メートルは長かった」と唇をかみしめた。藤沢和調教師も「よく頑張ったが、この枠((1)番)ではね。良馬場だったら違った結果が出たかも」と残念そう。今後は放牧に出され、秋に備える。

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【函館記念】ルミナスウォリアーがまくり作戦で重賞初V 2017年7月16日() 15:33

 7月16日の函館11Rで行われたサマー2000シリーズ(全5戦)の第2戦、第53回函館記念(3歳以上オープン、GIII、芝2000メートル、ハンデ、16頭立て、1着賞金=4100万円)は、柴山雄一騎手騎乗の5番人気ルミナスウォリアー(牡6歳、美浦・和田正一郎厩舎)が快勝。重賞初制覇を果たした。タイムは2分1秒2(重)。

 雨は上がったものの、馬場は道悪。ヤマカツライデンがハナを主張した。2番手にパリカラノテガミタマモベストプレイマイネルミラノケイティープライドステイインシアトルアングライフェンなどが続いた。サトノアレスの外の8〜9番手にいたルミナスウォリアーは3〜4コーナーにかけてまくっていき、直線入り口ではヤマカツライデンマイネルミラノアングライフェンとほぼ横一線の位置取り。そこからグングンと脚を伸ばして抜け出すと、激しい2着争いを尻目にトップでゴールを駆け抜けた。1馬身1/2差の2着はタマモベストプレイ(14番人気)で、さらにアタマ差の3着にヤマカツライデン(7番人気)が入り、3連単は91万5320円の好配当となった。

 1番人気サトノアレスは6着。2番人気ステイインシアトルは15着に終わった。

 ルミナスウォリアーは、父メイショウサムソン、母ルミナスハッピー、母の父アグネスタキオンという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は22戦6勝。函館記念和田正一郎調教師、柴山雄一騎手ともに初勝利。

 ◆柴山雄一騎手「(4カ月ぶりの実戦でも)いい状態でした。中団か中団より前にいたいと思っていたので、理想通りでしたね。(まくっていったのは)狭いところで窮屈な思いをさせるより、リズムよく運びたいと思ったから。(未経験だった重馬場や洋芝は)返し馬のときに気にしている感じはなかったですね。小回りで強い競馬ができました。まだ成長している馬なので、(これからも)本当に楽しみです」

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【函館記念】大駆け再びケイティープライド2017年7月15日() 11:37

 不朽の3連覇を飾ったエリモハリアーを筆頭に“名物リピーター”が乱舞するGIII。昨年2着のケイティープライドが再び大駆けを決める。

 今年の3戦は見せ場なく終わっているが、いずれも外枠でなし崩しに脚を使わされる展開がこたえた。「いいときはいいし、ダメなときはダメとはっきりしているタイプ。7歳でも使い減りしていないし、カイ食いもいい。一発を期待してるよ」と、早稲田厩務員は意気軒昂だ。

 函館の芝は少雨の影響で希に見る高速決着が続いているうえ、今週から幅員の狭いBコースでの施行となる。各陣営から「内枠、(8)番以内じゃないと厳しい」という声が上がるなか、前年の(8)番に続いて(4)番をゲットした。「ハミを噛む癖があるので、とにかく内を引いて脚をためたい」と連発していた角田調教師にとっては、まさしく“僥倖”だろう。

 12日のWコースではラスト1F12秒0と上々の切れ味を披露。「しっかり動けていたし、硬さもなくフレッシュな状態。きれいな軽い馬場での高速決着はこの馬にとってピッタリですね」と、重賞初Vを狙うデビュー3年目の鮫島駿騎手も好感触を伝えている。

 前年の1〜3着馬がそろって出走してきたが、1着マイネルミラノ、3着ツクバアズマオーがハンデ2キロ増になるのに対し、本馬は据え置き。逆転Vへのお膳立ては完璧に整っている。

 “究極の3連単”で相手に指名するのはGI馬サトノアレス。他陣営からブーイングが上がったハンデ54キロに加え、絶好の(1)番枠と好走材料がズラリとそろった。◎○の1・2着折り返しで、3着候補に6頭を置いた計12点で勝負する。(夕刊フジ)

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【水戸万助はるばるきたぜ函館へ】ライデン北の大地で逃走V再び 2017年7月14日(金) 05:08

 毎年、夏の風物詩となっている水戸正晴記者(68)の函館記念取材。連載最終回の13日は、逃げ馬ヤマカツライデンに目星を付けた。有力馬2頭と同じ先行タイプだが、デキの良さと洋芝適性は見逃せない。陣営に再三の取材を敢行した“万助”は、徹底先行タイプのダークホースに心を動かされた。

 この函館記念。展開がひとつの、あるいは大きな鍵を握っているのでないか。昨年のマイネルミラノは、逃げ切り勝ち。ハナにこだわらないが、前々で流れに乗る競馬が理想だ。鳴尾記念で重賞初Vを果たしたステイインシアトルも、全5勝が逃げ切り。ともに有力候補であり、競り合う愚は避けたいところだろう。

 しかし、できれば主導権を奪いたい両馬にとって難題は、“目の上のたんこぶ”といえる馬がいることだ。ヤマカツライデンである。何が何でも逃げたい馬で、前記2頭にとっては“邪魔”であるに違いない。が、なんとも不気味さが漂う。ここ何戦かと比べて緩みがなく、シャープなつくりの馬体に映るのだ。

 12日の追い切りは意欲的で、手綱を取った池添騎手は、「きょうは指示通り目一杯にやった。最後までしっかり動いたし、息はできた。これで仕上がってくれるはず」と納得の表情。池添兼調教師も「ここを目標にしっかり乗り込めた。問題はない」と動きの良さに何度もうなずいていた。

 タマモベストプレイを寄せつけず逃げ切った昨夏の丹頂Sの映像が頭をよぎる。洋芝の北海道は間違いなく合う−。そうにらんだからには、厩舎へ突撃だ。この馬を手掛ける岡富調教助手が快く応対してくれた。

 「多少重いけど、当日はプラス6キロ程度の体重ではないでしょうか。増えてはいるけど、あばら骨が浮いて、締まって見えるのは事実です」

 抜かりない仕上がりを強調したうえで、「もっと距離が長い方がいいと言われるけど、ポケット(4コーナーの奥)からのスタートで、最初のコーナーまで距離がある。案外楽にハナに立てるかも」と見通しを口にした。

 一見、無謀と思える逃げを打つ馬だが、ハイラップを踏んでも頑張れるのが持ち味。他馬に脚を使わせてでも…が恐らく池添騎手のもくろみだろう。一発があって不思議はない。

 連載はこれにてひとまず終了だが、前日まで取材と検討を重ねて、結論を導き出すとしよう。乞うご期待−。

★前日までのおさらい

 取材開始より2日も早く函館入りした水戸記者は、海の幸と銘酒でたっぷりと充電して、連載をスタート。初日は巴賞2着のアングライフェンサトノアレスを逆転する可能性を見いだし、2日目はナリタハリケーンカムフィーの8歳馬2頭が自身と同じように(?)夏場を得意とすることを指摘した。夜には須貝彦三元調教師と旧交を温めるなど、充実の日々を過ごしている。

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【函館記念】さらに良化!サトノアレス再び古馬斬り 2017年7月14日(金) 05:06

 函館記念の追い切りが13日、函館競馬場で行われた。昨年の2歳王者で前哨戦の巴賞を勝ったサトノアレスは、芝コースで併せ馬を消化。派手さこそなかったが、確かなフットワークで前走からの上積みをアピール。鳴尾記念を勝ったステイインシアトルは、Wコースでシャープな動きを見せた。

 津軽海峡がはっきりと見えるほど晴れ渡った函館競馬場で、昨年の2歳王者サトノアレスが青々と輝くターフを弾むように駆け抜けた。同じレースに出走する僚馬スーパームーンを3馬身追走。ゆったりとしたペースにもピタリと折り合い、直線では外から余力たっぷりの脚いろで並んだ。

 5ハロン70秒6、1ハロン12秒6の時計も、見た目も派手さはなかったが、「中1週だから、そんなに(速い時計は)いらない。しまい併せる程度で十分。前走を使った上積みはあるよ」と藤沢和調教師。腕を組みながら、じっくりと動きをチェックした指揮官は、確かな良化を感じていた。

 春のスプリングS4着、皐月賞11着はともにスタートがひと息で、2歳王者としては物足りない結果に終わったが、前を射程圏に入れる競馬で初対戦の古馬を撃破した前走の巴賞で光が見えた。「ああいう競馬ができたのは良かった。やっぱり中団くらいにはつけられないと。後方からの競馬だけじゃ、うまくいかないから」とトレーナーは収穫を語った。

 しかし、復活Vに全くうかれてはいない。今回は古馬相手の重賞だ。ハンデは前走と同じ54キロと恵まれた印象だが、「たとえGII、GIIIでも3歳馬が古馬と戦うのは大変なんだ。いくら2歳、3歳限定のGIを勝った馬でも、なかなか通用しない」と藤沢和調教師は気を引き締め、「そのためにも、どの条件が合うのかを見極めてあげないといけない」と続ける。

 今回は1ハロンの距離延長がポイント。トレーナーは「(マイルの)朝日杯FSが強い競馬で、スプリングSは伸びそうで伸びなかったから距離は短い方がいいとも思った」と振り返るが、「前走を勝った後、ルメールが『2000メートルに何の問題があるんだ?』と言っていたよ」と笑う。サトノアレスにとって、この函館での結果が新たな道標になる。 (板津雄志)

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レイデオロ全弟レイエンダ、30日札幌デビューへ2017年7月14日(金) 05:01

 ダービー馬レイデオロの全弟で早くも評判のレイエンダ(美・藤沢和、牡2)が15日、函館競馬場に入厩する。12日に美浦トレセンの坂路で54秒9の時計を出してからの移動で、藤沢和調教師は「兄以上に気がよく、兄より早い仕上がりを見せている。素質的に見劣りしない」と期待感たっぷりだ。デビューは7月30日の札幌競馬の新馬戦(芝1800メートル)を予定している。また同厩舎でサトノアレスの弟サトノテラス(父オルフェーヴル)は13日に美浦トレセンに入厩。札幌競馬、後半戦のデビューに備える。

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【函館記念】サトノアレス再度の古馬狩りへ急上昇 2017年7月13日(木) 11:31

 巴賞に続く古馬狩りを狙う朝日杯FSサトノアレスが、さらにパワーアップした姿を示した。

 早朝から厳しい日差しのなか、ともに出走するスーパームーンと函館芝コースへ。2馬身追いかける形でスタートした。やや頭の高い走法だが、しなやかさを感じさせる身のこなし。余力たっぷりに直線を向くと、手綱を引き絞ったまま併入した。

 「前走の反動はなさそう。リラックスして走れていたし、使って反応が良くなった感じですね」と、跨った柴山騎手(レースはルメール騎手)。自身はルミナスウォリアーの手綱を取るだけに、強敵の上昇ぶりに笑顔も少々引きつり気味だった。

 「中1週で、しまい重点。オーバーペースにならず、いい追い切りができた。古馬相手はつらいが、前走で前から競馬ができたのは収穫。ルメールも『2000メートルでも何の問題もない』と言っている」と藤沢和調教師。ダービー馬レイデオロオークスソウルスターリングと東京の春を制圧したタッグが、函館の祭典もジャックする。(夕刊フジ)

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【函館記念】スーパームーン余裕たっぷりに併入2017年7月13日(木) 11:30

 スーパームーンは函館芝コースでサトノアレスをリードし、ゆったりしたペースにも折り合いを欠くことなく、ベテランらしい走り。余裕たっぷりに併入した。

 ◆藤沢和調教師「中1週でも状態はいい。冬場は蹄を悪くして使えなかったので、夏こそ頑張ってもらいたい」(夕刊フジ)

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【水戸万助はるばるきたぜ函館へ】8歳2頭に密着 2017年7月13日(木) 05:07

 函館入りして穴馬探しに奔走する水戸正晴記者(68)は12日、ナリタハリケーンカムフィー、2頭の8歳馬に密着した。ともに人気薄必至のダークホースだが、追い切りの動きにも不安はなく、“万助”は穴のにおいをかぎ取った。

 この日は恒例になっている公開調教。熱心なファンが見守る中、こちらも出走各馬の動きを注意深く見続けた。

 まずは登録前から「出走してくれば…」と目を付けていたナリタハリケーンに関心が向いた。連闘後の中1週。強行軍の疲れが気掛かりだ。その点を踏まえて動きを追ったが、不安はないとみえた。Wコースを単走で、3ハロン42秒1−12秒7。もちろん馬なりだが、滑らかなストライドで、しまいもシャープに伸び、硬さは感じられなかった。

 手綱を取った藤岡康騎手は満足げに口を開く。「直線のみで反応を確かめたが、感触は悪くなかった。この年齢(8歳)ではすごいこと」と言い、続けて「最後はすごい脚だったね。あれだけ走ってくれれば」と巴賞3着の内容からも期待感をにじませた。

 担当の本多助手にも話を聞くと「体が硬く、追うと頭が高くなっていた馬。フットワークからダートの方がいいかも」とそっけなく返されたが、「気性難が消えて普段の調教でも扱いやすくなっている。いい方向に向いてきたのは確か。久々の芝であれだけ走ったんだから」と言ってくれた。

 その前走はサトノアレスと0秒1差。それでいて斤量は2キロ軽くなる。血統(祖母ファビラスラフイン秋華賞勝ち、ジャパンC2着)からも芝でこそのタイプ。軽視は禁物といっておこう。

 もう1頭、侮れないのがカムフィーだ。こちらも8歳馬だが、躍動感たっぷりの動きで5ハロン69秒1、39秒7−12秒5。勝浦騎手の手綱が動くと、瞬時に外の僚馬を半馬身斬り捨てた。「ズブいと聞いていたけど、難しさはなく、さすがと思える動き。速い時計の決着になるとどうかだけど、一発を狙っていきたいね」とは勝浦騎手の弁。このレースは、2000年に◎クラフトマンシップ(14番人気)で勝ってくれた男でもある。

 11年には8歳馬と10歳馬で決着したように、高齢馬も活躍するのが函館記念。若馬と違って強い調整も必要なく、夏場にも結果を出せる。言うなれば当方と同じだ。2頭とも印は落とせない。

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【函館記念】ミラノ、丹内騎手でもう一丁!力強く12秒2 2017年7月13日(木) 05:05

 夏の函館開催のメインレース、函館記念の追い切りが12日、函館競馬場で行われた。連覇を狙うマイネルミラノは、主戦・丹内騎手を背に併せ馬で1馬身先着。サンケイスポーツ調教評価で最高の『S』となった。堅実な成績を残しているルミナスウォリアーも、絶好の動きで同じく『S』評価。前哨戦の巴賞を制したサトノアレスは13日に追い切られる。

 レース史上5頭目の連覇に向けてマイネルミラノが函館Wコースに飛び出した。アルチレイロ(500万下)が馬場の内を通って先行したが、ミラノは終始外ラチ沿いを進んで直線でも外へ。強風の中、5ハロン67秒7、1ハロン12秒2で力強く伸びて僚馬を1馬身引き離し、絶好調をアピールだ。

 「しまい動かしてほしいとの指示。反応は良かったし、勝った昨年と同じくらいの雰囲気です」

 満足いく最終追い切りに丹内騎手の笑みがこぼれる。調教スタンドで動きを見守った担当の荒木助手も「予定通りの動き。牧場でもしっかり乗り込まれてきたし、体つきもいつもと変わらない。この追い切りでスイッチも入るでしょう」とデキに自信の表情だ。

 函館出身の鞍上にとって、この函館記念は一年で最も燃えるレースといっていい。ミラノと念願の地元重賞Vを成し遂げた1年前は、GIIIでは異例のウイニングランで故郷のファンを喜ばせた。「昔は地元ということで新聞に大きく取り上げられると気負ってしまって、チャンスをもらってもなかなか勝てなかったけど、昨年はあえて意識しないで自然体で臨んだら好結果が出た。本当にうれしかった」と丹内騎手は振り返る。

 その昨年と違う点は、当時より2キロ増のトップハンデ58キロを背負うこと。それでも「(57・5キロだった2走前の)福島民報杯で(番手から)自分で動く競馬で勝てたのは収穫。それが今回に生きてくれるはず」と語り、「今週からBコースになって内がきれいな状態。内枠が欲しい」と枠順をポイントに挙げた。

 「今はマスコミにどんどん取り上げてもらって、函館を盛り上げたい気持ち。もちろん昨年の再現をしたいし、たくさんの人に函館まで見に来てほしい」

 GI馬が相手でも、ディフェンディング・チャンピオンとして受けて立つ立場になる。昨年の勝利で自信をつけた名コンビ。7・16函館は『マイネルミラノ&丹内』劇場の再演だ。 (板津雄志)

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【水戸万助はるばるきたぜ函館へ】ビビっときたぜアングライフェン 2017年7月12日(水) 05:08

 函館記念は万券王の出番だ! このレースで何度も大穴を的中させている水戸正晴記者(68)が、今年も北海道に乗り込み、函館記念の穴馬を探索。きょうから3回にわたって現地からリポートする。連載の1回目は巴賞2着のアングライフェンだ。※結論はレース当日の16日に掲載

 のっけからビビッときた。アングライフェンである。前哨戦の巴賞。函館記念の最有力とみられるサトノアレスとクビ差の接戦を演じたのは周知だろうが、中間のムードがいいのだ。

 実のところこの春、立て続けにGII、GIを使ってきたので前々走のメイSは、そのツケで凡走したのだろうと思い込んでいた。だから前走の好走で能力を再認識した次第なのだ。

 この馬の世話役は藤巻渓輔助手(33)。厩舎で働くようになって8年目になるが、その前はノーザンファームで調教役を務めていた好青年。モンドキャンノ京王杯2歳S)も手掛ける腕利きである。しばし藤巻さんの話に耳を傾けてみる。

 「洋芝の適性は高いとみていたが、レコードが出る高速馬場だったでしょ。厳しい競馬になると覚悟していたんです。頑張ってくれました」と前走を振り返ってから、「輸送減りする馬で、メイSはその影響もあった。今回は滞在競馬。使った後の回復は早く、体重が増えての出走になるはず。何かパワーアップした印象さえあり、楽しみ。前走と同じ56キロのハンデを覚悟していたので、1キロ軽くなるのはいいですね」。

 確かにその通りで、あのトランセンドJCダート勝ち、ドバイワールドC2着などの活躍馬)の近親という血統的背景を思うと、いよいよもって重賞初制覇への期待が膨らむ。実はこのアングライフェン、本来はトランセンドを世話した厩務員さんの担当だが、遠征競馬の際のみ藤巻さんが世話をしている。

 その藤巻さんは最後に、「キャンノ(朝日杯FS僅差2着)もサトノアレスに惜しいところで負けている。ライフェンの前走とキャンノのお返しをまとめてって…」と言って笑顔を作った。もっか「サマージョッキーズシリーズ」トップで、乗りに乗っている北村友騎手(先週日曜7戦7連対。土、日で6勝)とのコンビがまた魅力。▲以下には断じて落とせない。

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【函館記念】サトノアレスさらに上昇2017年7月12日(水) 05:06

 巴賞を快勝した昨年の2歳王者サトノアレスは、ダート→Wコースで調整。最終追い切りは13日の木曜に予定している。「前走は美浦から輸送したこともあってビッシリやらなかったし、体も10キロ増だったけど、それでも勝ってくれた。(極端な競馬ではなく)普通のスムーズな競馬ができたのも良かった。その後も順調にきているし、前走と同じハンデ54キロもいいと思う」と松本助手。前走より、さらにムードが上昇している。

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【函館記念】2歳王者サトノアレスが主役だ! 2017年7月11日(火) 05:04

 今週の中央競馬は、函館開催最大のレース・函館記念がメイン。サマー2000シリーズの第2戦で、荒れるハンデ戦として伝統を築いてきた。最大の注目は、メンバー唯一のGI馬サトノアレスだ。巴賞を快勝して復調をアピールし、中1週でも元気いっぱい。28年ぶりの3歳馬Vを目指して、古馬の挑戦を受けて立つ構えだ。

 昨年の最優秀2歳牡馬がようやく目を覚ましてきた。今年3戦目となった前走の巴賞を快勝したサトノアレスが、返す刀で函館開催ハイライトの主役を務める。

 「前に並びかけたスピードや反応はさすがだった。馬は傷んでないし、水曜(5日)に乗り出したくらい。上がり目はあると思う」。前走で能力を再認識した津曲助手は、中1週でも上積み十分とアピールする。

 2歳王者として迎えたこの春はスプリングS4着、皐月賞11着。さらにダービーも態勢が整わずに見送りと不振に終わった。しかし、じっくり良化を待ったことで少しずつ体調はアップ。巴賞では春2戦でひと息だったスタートも決まり、最後は自慢の切れ味で初対戦の古馬をねじ伏せた。

 久々のコンビだったルメール騎手は「リラックスして走れていたし、反応も良かった」と語る一方で、「抜け出すとソラを使って(気を抜いて)ブレーキをかける面があったし、パワーアップしてほしいところもある」と課題も挙げた。それだけ良化の余地がある証拠だ。

 グレード制導入後に朝日杯FS(旧・朝日杯3歳S)を勝った2歳王者の函館記念参戦は、メリーナイス(1988年2着)、アドマイヤコジーン(2000年6着)以来3度目。3歳での挑戦は初めてで、盛り上がること間違いない。勝てば3歳馬としては28年ぶりの快挙でもある。

 オーナーの里見治氏は今年も安田記念サトノアラジン)、宝塚記念サトノクラウン)とGI2勝を挙げるなど絶好調。10日のセレクトセールでは、最高額の1歳馬を競り落とした。ハンデは54キロとなったが、相変わらず景気のいいオーナーの勢いも得て、サトノアレスが函館の名物レースで重賞2勝目を飾る。 (板津雄志)

★28年ぶり3歳馬Vなるか

 3歳馬が函館記念を勝つと、1989年のスピークリーズン以来、28年ぶりとなる。ただ、函館開催が札幌開催より先に行われるようになった1997年以降、3歳馬の挑戦はわずか4頭のみ。一昨年は、GIIニュージーランドTを制した3歳馬ヤマカツエースが3着に好走しており、GI馬サトノアレスならさらに上の着順が狙える。

★展望

 函館開催伝統の荒れるハンデ戦。昨年の2歳王者サトノアレスは54キロで、古馬に換算すると58キロで実質トップハンデだが、底力は最上位。斤量も許容範囲内で、主役の座は譲れない。昨年の覇者マイネルミラノはトップハンデの58キロだが、自分のリズムで走れれば、連覇も十分に考えられる。鳴尾記念を制したステイインシアトル、函館巧者のツクバアズマオー、晩成の血が開花したサクラアンプルール、ひと息入れて好気配のルミナスウォリアーといった実力馬に加え、軽ハンデ馬の台頭にも注意を払いたい。

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【函館記念】レース展望 2017年7月10日(月) 18:22

 6週にわたる函館競馬も残りあと2週となり、日曜メインにサマー2000シリーズの第2戦、函館記念(16日、GIII、芝2000メートル)が行われる。過去10年で馬単万馬券決着が6度もある、荒れる名物ハンデ重賞。今年はどんな結末が待っているのか−。

 前哨戦の巴賞を制した昨年の2歳王者サトノアレス(美浦・藤沢和雄厩舎、牡3歳)が中心だ。フジテレビ賞スプリングS4着→皐月賞11着と、春2戦は振るわなかったが、ひと息入れて立て直した前走は3番手から抜け出し、朝日杯フューチュリティS以来の4勝目をマーク。手頃な8頭立て、斤量54キロの恩恵がありながら、2着のアングライフェンにクビ差まで詰め寄られた点は物足りないが、初勝利に3戦を要したように、使われるごとに状態を上げていくタイプでもある。年長馬と初対戦できっちり勝利を収めたことは評価できるだろう。中1週も【1・1・0・0】と好成績で、滞在競馬も問題なし。小回りコースだけに1ハロンの距離延長も苦にしないはずだ。実質トップハンデとなる54キロだが、別定戦の巴賞と同じ。叩き2戦目の今回、前走以上のパフォーマンスを発揮するのは間違いない。引き続きクリストフ・ルメール騎手とのコンビで、ここは前走同様、負けられない戦いとなる。

 マイネルミラノ(美浦・相沢郁厩舎、牡7歳)は、昨年のこのレースを鮮やかに逃げ切って重賞初制覇を飾った。昨年と同じエプソムCからの臨戦で連覇を狙う。その前走は7着で、前年の3着より着順を落としたが、勝ち馬とは0秒4差。悲観する必要は全くない。ハンデは前年より2キロ増の58キロだが、2走前の福島民報杯では57.5キロを背負って、4コーナー先頭からの押し切り勝ち。斤量増はそれほど気にしなくてもいいだろう。控える競馬でも結果が出るようになったのは収穫で、コーナー4回のこの距離は最も持ち味を発揮できる舞台だ。手綱を取るのは、地元・函館出身の丹内祐次騎手。昨年同様、この人馬のウイニングランが見られるか注目したい。

 ステイインシアトル(栗東・池江泰寿厩舎、牡6歳)は、鳴尾記念を逃げ切って重賞初制覇。その前走は、鞍上の武豊騎手が、前半1000メートル61秒6−後半1000メートル57秒8という巧みな逃げを打ったことも大きいが、GIでも好走歴があるスマートレイアーマイネルフロストを封じての勝利だけに、フロック視するのは禁物だ。6歳だが、キャリアはわずか10戦で、まだまだ伸びしろが見込める存在。2週連続、栗東CWコースでの3頭併せで最先着を果たしており、中間の動きの良さも目立つ。ハンデは57キロ。コンビ【4・2・0・1】と相性抜群の名手の手綱さばきが興味深い。

 今年の中山金杯で重賞初Vのツクバアズマオー(美浦・尾形充弘厩舎、牡6歳)は、昨年のこのレースで3着。中山金杯に加え、昨秋の産経賞オールカマーで、グランプリホース・ゴールドアクターから0秒2差の3着だったように、この1年での地力強化は明らか。美浦からの輸送距離が短い中山で5勝、滞在競馬の函館、札幌で計2勝を挙げており、ここはもちろん狙いすました一戦。ハンデ57キロもOKで、昨年の雪辱を果たす可能性はある。

 サクラアンプルール(美浦・金成貴史厩舎、牡6歳)は、重賞初挑戦だった2走前の中山記念が見どころ十分のレースぶり。7番手からメンバー最速の上がり3ハロン33秒8の末脚を使い、のちに香港GI・クイーンエリザベス2世Cを勝つネオリアリズムに3/4馬身差まで迫った。前走の大阪杯は13着だったが、気性的に繊細な面があり、初の関西圏への輸送が大きく響いた印象だ。その点を考えれば、滞在競馬の今回は本来の力を発揮できそう。ハンデ56キロなら好勝負が望める。今回は蛯名正義騎手とのコンビで臨む予定だ。

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