サトノアレス(競走馬)

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 GI連載『東西現場記者走る』で朝日杯FSを担当する東京サンスポの板津雄志記者(38)は美浦トレセンに移動し、関東馬を入念にチェックした。サトノアレスに続く連覇がかかる藤沢和調教師は、タワーオブロンドンファストアプローチの2頭出しだ。ともに初のマイル戦が焦点。トレーナーを直撃した。

 栗東から美浦へ移動して金曜は関東馬のチェック。朝イチで坂路下へ。タイミング良く、スタッフと意見交換をしている藤沢和調教師を発見した。そこへ坂路調教を終えたファストアプローチが通りかかる。540キロの馬体の迫力がすごい。毛づやもぴかぴかだ。

 ファストについて気になっていたのは、デビュー戦から距離を延ばし続けたのに、なぜマイルを使おうと思ったのかだ。藤沢和師に聞くと「最初はホープフルSを使おうと思っていたけど、札幌2歳S(2着)が手応えの割に追ってからがもうひとつ。1500メートルを勝ったときが強かったから距離を短くした方がいいだろうと」と説明。

 さらに血統背景にも触れ、「父のドーンアプローチがチャンピオンマイラーなんだ。でも英ダービー(12着)を使ってえらいめにあった。英国人だって愛国人だってダービーを目指したいんだよ。俺もそう」と笑う。2000メートルまで試してきたうえで、マイルの方が適性が高いと判断したのだ。「フットワークの大きい馬で、札幌や中山より、阪神の外回りの方がいい」とも付け加えた。

 実績ではききょうS、京王杯2歳Sを連勝したタワーオブロンドンが上だ。こちらも坂路を上がる脚取りが力強く、落ち着きもあって雰囲気がいい。今回は距離延長がポイントとされるが、「ききょうSはペースが流れて展開に恵まれたけど、前走は東京のスローでも我慢して走れていたし、あの速い上がりの決着を差し切れたのは大きい。あれならマイルももつよ」とトレーナーは自信に満ちた表情だ。こちらは阪神遠征経験があるのが心強い。

 枠順はタワーオブロンドンが〔2〕枠(3)番、ファストアプローチが〔4〕枠(8)番に決まった。「阪神なら東京よりもペースは流れやすい。1200メートルの馬も何頭かいるからね。直線も馬群がばらけるだろうから、枠順は気にならないよ」とトレーナー。私から見れば、タワーにとっては前に壁が作りやすいし、ファストも真ん中の偶数で文句なし。状態面もともに万全の印象で、甲乙つけがたい。

 あすは結論。魅力的な馬が多く、ギリギリまで悩まされそうだ。



朝日杯FSの枠順はこちら 調教タイムも掲載

【東西現場記者走る】ライトオンキュー急浮上 2017年12月15日(金) 05:05

 GI企画『東西現場記者走る』で栗東トレセンでの密着取材を続ける東京サンスポの板津雄志記者(38)は、連載4日目にして“隠し玉”を投入。1勝馬の超伏兵ライトオンキューをピックアップした。未勝利戦を勝ったばかりとはいえ、レースセンスは非凡。混戦での強さはGIでこそ魅力だ。

 宿舎を出たら、空も地面も見事なほどに真っ白。まさか今シーズン初めての雪を連載中に見ることになるとは…。調教では走りづらそうな馬もいて、大変そうだった。

 ちなみに関西地方は土曜に傘マーク。もし前日に雨が降るなら、タフな馬場になる可能性もある。パワーを秘めた外国血統の出番かもしれない。そこで、ちょっと面白そうな馬がいた。ライトオンキューだ。

 「最初は段階を踏んで…と考えていたけど、あの勝ち方をみてGIに挑戦したくなったんだ」

 1勝馬とはいえ、昆調教師の力説には共感した。前走の未勝利戦はクビ差の辛勝では片付けられない勝ちっぷりだ。

 好スタートから一度、最後方まで下げ、勝負どころを迎えると馬群の中をするすると進出。直線では2度進路を切り替えるシーンがありながら、馬場の荒れたインから力強く伸びた。内、外回りの違いこそあれ、重馬場で1分36秒7の勝ちタイムは良馬場の前週、デイリー杯2歳S(1分36秒3)と大差はなかった。

 「環境の変化に動じないし、馬混みも怖がらない。精神面の強さ、混戦での強さは外国馬のよう。勝負根性と抜群の操作性は、多頭数のGIでこそ生きると思う」

 ライトオンキューの父シャマーダルは欧州の2歳王者で、その後、仏2000ギニー、仏ダービーなどもV。芝では6戦6勝と勝負強さを誇っただけに、昆師のいう“外国馬らしい強さ”もうなずける。

 手綱を取る四位騎手にも直撃すると「初戦(3着)は体つきがコロンとしていたけど、使うごとにシャープになっている」と良化具合を強調した。もともと、体が思うように絞れず入厩からデビューまで3カ月もかかった馬。新馬戦も明らかに余裕のある体つきだったが、2戦してさらに動ける態勢になっている。

 「GIだから甘くはない。でも楽しみもある。現状はテンは馬なりでいって、しまいを伸ばす形がいいかな。まあ、阪神のマイルは後ろからでも来る馬は来るから」

 昨年、6番人気のサトノアレスであっと言わせたベテランの言葉がぐっときた。 (板津雄志)



★朝日杯FSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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【朝日杯FS】タワー12秒1、ルメール「完璧」 2017年12月14日(木) 05:13

 朝日杯フューチュリティSの追い切りが13日、東西トレセンで行われた。美浦では京王杯2歳Sを勝ったタワーオブロンドンがルメール騎手を背にパワフルな走りを披露。体調の良さを見せつけた。栗東ではダノンプレミアムがラスト1ハロンを11秒7と鋭い伸び。無敗の戴冠へ、態勢を整えた。坂路で4ハロン50秒8を叩き出したケイアイノーテックが、サンケイスポーツ調教評価で最上位の『S』となった。

 510キロを超える雄大な馬体が、うなりを上げて坂路を駆け上がった。京王杯2歳Sの覇者タワーオブロンドンが、2歳馬とは思えないパワーとスピードで、世代の頂点を狙う。

 「動きはとてもよかった。馬の状態は完璧ですね。パワーが強いから僕は(抑えるのに)大変だけど、息が入って最後の反応がよかったから、うれしかったです」

 手綱をとったルメール騎手が好感触を口にする。雲ひとつない快晴の美浦の坂路で、ティソーナ(1600万下)を追いかける。時計がかかる今の坂路だが、力強いフットワークでウッドチップを捉えて加速していく。4ハロン53秒2の時計も優秀だが、ラスト1ハロン12秒1でフィニッシュ。しかも馬なりで古馬と併入した。状態のよさが十分に伝わる内容だった。

 問題はこのパワーとスピードがもろ刃の剣だということ。1500メートルまでしか経験がなく、マイルでは折り合いが鍵となる。藤沢和調教師は「京王杯はペースが遅いから心配したけど、折り合って走れた。血統的には短いところの馬じゃない。マイルはもってくれるんじゃないかな」と克服を信じている。

 藤沢和厩舎は昨年、サトノアレスでV。連覇すれば1984年のグレード制導入後、87、88年(サクラチヨノオーサクラホクトオー)の境勝太郎元調教師以来、史上2人目の快挙となる。

 「ここ2戦は1400メートルで折り合っているし、馬はまた同じ距離を走ると思っているんじゃないか。マイルでも折り合ってほしいね」

 ダービーをレイデオロで制した現役唯一の1000勝トレーナーが、自信を持って送り出すタワーオブロンドン。世代の王者へトップスピードのまま突き進みそうだ。(柴田章利)

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【朝日杯FS】藤沢和師自信!タワーオブロンドン12秒1 2017年12月13日(水) 10:56

 タワーオブロンドンは前2走、7FのOPききょうS→GII京王杯2歳Sを連勝。マイルは初めてとなるが、「確かにスピード馬。でも血統的に1200〜1400メートルの馬ではない」と、藤沢和調教師は言い切る。

 栗東から主戦ルメール騎手が駆けつけ、美浦坂路でティソーナを追いかけた。折り合いを教え込んできたかいもあり、しっかり脚がたまってラスト1Fは12秒1の伸び。あっさりと半馬身先着してみせた。

 「2歳同士のマイル戦だし、使ってきているので坂路で十分。早くからこのチャンピオン戦を目標にしてきたから、2歳にしては順調にきているよ」と、トレーナーはひとまず体調面の良さをアピールする。

 未知の距離にもひるむ素振りはなく、「ジョッキーが教え込んできたおかげで自在性が出てきたからね。追い出しを我慢できるようになったのは大きい。守備範囲だ」

 確かに新馬戦以外は最速の上がり3Fと、まだまだ奥はありそう。昨年のサトノアレスに続く厩舎V2へ、説得力のある仕上がりだ。(夕刊フジ)



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【朝日杯FS】手塚厩舎、ムスコローソの一撃! 2017年12月13日(水) 05:08

 朝日杯FSは過去10年で関東馬が6勝と好成績を挙げている。中でも2011年アルフレード、13年アジアエクスプレスで2勝している手塚厩舎が送り出すのが、ムスコローソ。伏兵といった存在だが、重賞で1番人気に推されるなど能力は確かだ。

 西高東低といわれて久しい競馬界だが、この2歳GIだけは、東高西低だ。過去10年を見ると、関東馬が6勝と、GIで唯一勝ち越している。しかも、2012年ロゴタイプが7番人気、16年サトノアレスは6番人気での戴冠。伏兵にもチャンスはある。

 ムスコローソは11月の東京(芝1400メートル)で2勝目を挙げた。「前走はクビ差勝ちだったが、持ち時計も詰めていて内容はよかった。距離もマイルぐらいまでなら対応できると思う」と平塚助手は評価する。

 6月のデビュー戦(東京芝1400メートル)は、ノーステッキで5馬身差の圧勝。2戦目の新潟2歳Sでは1番人気に推された。しかし、約2カ月ぶりのGIIIは、出遅れて折り合いを欠いて12着と惨敗。そして3戦目が前走だった。

 手塚厩舎の先輩には、朝日杯FSを勝ったアルフレード(2011年)、アジアエクスプレス(13年)がいる。とくに、アジアエクスプレスは、ムスコローソと同じヘニーヒューズ産駒。2頭の背中を知る平塚助手は「アジアと似た雰囲気はあるが硬さがないぶん、(ムスコローソは)芝でも走れるんだと思う。母系からも成長力が見込め、まだよくなりそう」と期待を寄せる。

 母系は優秀で、3代母にオークス馬ダイナカール、近親にドゥラメンテ(皐月賞、ダービー)、ルーラーシップ(QEIIC)などGIウイナーがズラリと並ぶ。

 初コンビとなる池添騎手は、6日の1週前追い切りに騎乗。「すごく乗りやすく、操縦しやすい。パワーがあるので阪神の馬場も合っていそう」と好感触だった。

 朝日杯FS3勝目へ平塚助手は「楽しみはあると思います」と一発を狙っている。大駆けのシーンも十分ありそうだ。(片岡良典)

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【朝日杯FS】2年連続Vへ!藤沢和師2頭出し 2017年12月13日(水) 05:06

 昨年サトノアレスで優勝した藤沢和厩舎は2頭出し。人気の一角であるタワーオブロンドンは、逃げて良し、好位から差して良し、さらには追い込んで良しとその自在性は何とも強み。藤沢和調教師は「教えたことはすぐのみ込む利口な馬。スピードがあり、マイルまでは何の問題もない。今後もGIを目指したい。期待は大きい」と素質を高く評価。状態に関しても「とにかく順調」と胸を張った。

 一方のファストアプローチに対しても「前走は2度ほど外に振られたが、よく頑張った。でも血統などから距離を短縮させるのはプラス」とした上で、「大型馬だが競馬上手。フットワークが大きく、阪神の外回りは合う」と期待感をほのめかした。

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【朝日杯FS】レースの注目点 2017年12月11日(月) 20:25

★唯一の無敗馬ダノンプレミアム、無傷3連勝でGIタイトル手にするか

 今年の朝日杯フューチュリティS登録馬18頭のうち無敗馬は、2戦2勝のダノンプレミアム(牡、栗東・中内田充正厩舎)1頭のみ。同馬は新馬→GIIIサウジアラビアロイヤルCと連勝中だが、無傷の3連勝で勝利を飾ることができるだろうか。

 Vなら、無敗馬の朝日杯FS制覇は、グレード制が導入された1984年以降、2015年リオンディーズ以来2年ぶり13頭目となる。なお、サウジアラビアロイヤルCの前身であるいちょうS勝ち馬からは、3冠馬シンボリルドルフを筆頭に、GI5勝馬メジロドーベルなど、多くのGIホースが誕生している。

 また、ダノンプレミアムに騎乗予定の川田将雅騎手は、初の朝日杯FS制覇がかかっている。同騎手は、昨年、牝馬のミスエルテで参戦し、1番人気で4着という結果だったが、今年は勝利を挙げることができるだろうか。

武豊GI完全制覇に王手かけるか 18度目の挑戦

 アサクサゲンキ(牡、栗東・音無秀孝厩舎)に騎乗予定の武豊騎手が、朝日杯FS初制覇を目指す。同騎手はJRAで実施されるGI競走24レースのうち、22レースで計74勝を挙げており、完全制覇へ残すは2歳GIの「朝日杯FS」と「ホープフルS」となっている。

 朝日杯FSには、過去17回騎乗し4度の2着があるが、果たして、GI完全制覇に王手をかけることができるだろうか。なお、武豊騎手はアサクサゲンキに2度騎乗し、GIII小倉2歳S優勝、GII京王杯2歳S3着の成績を残している。





★唯一の3勝馬タワーオブロンドン、モハメド殿下はライトオンキューも登録

 タワーオブロンドン(牡、美浦・藤沢和雄厩舎)は、18頭の登録馬のうち唯一の3勝馬で、通算4戦3勝の成績である。同馬は、7月29日の新馬戦を勝ったあと、2戦目のクローバー賞では2着に敗れたが、3戦目のききょうS、4戦目のGII京王杯2歳Sと連勝。京王杯2歳Sの勝ち馬は、グレード制が導入された1984年以降の朝日杯FSで22戦5勝、2着6回(勝率22.7%、連対率50.0%)の成績を残しているが、タワーオブロンドンは4勝目をGIの舞台で挙げることができるのだろうか。

 また、本邦外居住馬主のH.H.シェイク・モハメドは、タワーオブロンドンライトオンキュー(牡、栗東・昆貢厩舎)の2頭を登録。同馬主は、外国馬では1996年ジャパンCシングスピールで制しているが、JRAの馬主として初のGI制覇を遂げることができるだろうか。

 なお、今回登録している2頭はダーレー・ジャパン・ファームの生産馬で、タワーオブロンドンはRaven’s pass、ライトオンキューはShamardalの持込馬である。ちなみにRaven’s passは、現役時2008年ブリーダーズCクラシックなどGI・2勝、Shamardalは2005年仏ダービーなどGI・4勝を挙げている。

★連覇かかる藤沢和師、今年の2歳戦で4頭がオープン入り

 昨年、サトノアレスで優勝した藤沢和雄調教師は、タワーオブロンドン(牡)とファストアプローチ(牡)の2頭で連覇に挑む。今年、同調教師は、12月11日現在、出走させた2歳馬15頭のうち8頭が勝ち上がっており、そのうち4頭がオープン入りを果たしている。朝日杯FSの連覇を決めれば、グレード制が導入された1984年以降、境勝太郎元調教師(1987・88年)以来2人目となるが、今年も藤沢調教師は勝利を挙げることができるだろうか。

 また、タワーオブロンドンにはC・ルメール騎手、ファストアプローチにはV・シュミノー騎手が騎乗する予定。特にルメール騎手は、藤沢調教師の管埋馬で、12月11日現在、JRA通算178戦57勝、2着32回(勝率32.0%、連対率50.0%)と高い数字をマーク。重賞レースでもGI3勝を含む9勝を挙げており、今年のオークスとダービーも制している。





★活躍目立つ新種牡馬ロードカナロア産駒 ステルヴィオダノンスマッシュが登録

 今年の新種牡馬ロードカナロアは、12月11日現在、JRAで32勝を挙げており、1990年以降の新種牡馬の2歳戦勝利数では、2011年ダイワメジャーと並び2位タイとなっている。同産駒は、朝日杯FSにGIIIサウジアラビアロイヤルC2着のステルヴィオ(牡、美浦・木村哲也厩舎)ともみじS勝ち馬ダノンスマッシュ(牡、栗東・安田隆行厩舎)が登録しているが、初年度産駒からGIホースが誕生するだろうか。Vなら、新種牡馬産駒の朝日杯FS制覇は2005年フサイチリシャール(父クロフネ)以来12年ぶりとなる。

 また、今年の朝日杯FSには、新馬戦開幕週の6月3・4日にデビューした馬が登録しており、ケイアイノーテック(牡、栗東・平田修厩舎)は6月3日の阪神、ステルヴィオは4日の東京でデビューした。6月デビューの朝日杯FS優勝馬は、グレード制が導入された1984年以降5頭いるが、この2頭のどちらかが勝てば、もっとも早いデビューの優勝馬となる。

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【朝日杯FS】レース展望 2017年12月11日(月) 19:38

 今年の平地GIは残すところあと3戦。今週日曜は阪神競馬場で朝日杯フューチュリティS(17日、芝1600メートル)が行われる。中山から阪神に舞台を移して4年目。GIIだったホープフルS(28日、中山、芝2000メートル)が今年からGIに昇格したため、2歳マイル王を決める戦いとなった。ここを制して一躍その名を高めるのはどの馬か。

 メンバー中唯一の無敗馬ダノンプレミアム(栗東・中内田充正厩舎、牡)が、無傷の3連勝でのGI取りに挑む。新馬戦は4コーナー先頭から押し切って4馬身差、2戦目のサウジアラビアロイヤルCは2番手から楽に抜け出し、稍重ながら1分33秒0の2歳コースレコードで1馬身3/4差と、ともにワンサイドの勝利だった。無理なく好位につけられるスピードと、追われてからの反応の良さはまさに一級品。初戦も稍重だったが、跳びが大きくてきれいなディープインパクト産駒だけに、良馬場ならさらにパフォーマンスを上げそうだ。阪神の外回りコースはデビュー戦で経験済みで、舞台替わりも問題ない。



 中内田厩舎のもう1頭、フロンティア(牡)もVを意識できる存在。新馬戦は二枚腰を発揮しての逃げ切りで、2戦目の新潟2歳Sはゴール前で鋭く伸びた。3戦目のデイリー杯2歳Sは4着に敗れたが、道中に故障馬の影響でスムーズさを欠いたもので、決して力負けではない。半兄にクラシック3冠で2、3、2着と好勝負を演じたドリームパスポート(父フジキセキ)がいる良血。巻き返しても不思議はない。中内田厩舎は今年の2歳戦【10・4・2・7】で、勝率43.5%、連対率60.9%という驚異のハイアベレージを残しており、この2頭でGI初勝利を目指す。

 昨年のサトノアレスに次ぐ連覇を狙う美浦・藤沢和雄厩舎も精鋭2騎がスタンバイ。京王杯2歳Sを制したタワーオブロンドン(牡)は4戦3勝、2着1回の好成績。2戦目から前走まで3戦連続で上がり最速をマークしているように、末脚の切れ味は一級品だ。1500メートルまでしか経験がないが、3馬身半差で圧勝した2走前のききょうS(芝1400メートル)の走りを見る限り不安はない。近親に昨年の皐月賞ディーマジェスティがおり、血統的にもGI制覇が可能な逸材といえる。



 もう1頭のファストアプローチ(牡)は、2戦目の未勝利戦で5馬身差の圧勝を飾り、札幌2歳Sではクビ差の2着。前走の芙蓉Sでは前にいた勝ち馬を捕らえきれなかったが、しぶとく2着を確保している。叔父に国内外でGI・2勝のサトノクラウンがおり、大舞台で頂点を極める可能性は十分ある。

 ステルヴィオ(美浦・木村哲也厩舎、牡)はオープン特別勝ちを含む3戦2勝。前走のサウジアラビアロイヤルCは行きっぷりがひと息で後方から外々を回らざるを得なかったが、直線だけで前述のダノンプレミアムまで0秒3差の2着に迫っている。上がり3ハロンは最速の33秒5と、末脚の破壊力は新種牡馬の父ロードカナロア譲り。距離がもう少しあった方がいいタイプだが、ゆったり運べる阪神の外回りなら、前走同様マイルでも問題はない。逃げ、先行タイプがそろっており、ペースが速くなれば、一気に差し切るシーンもありそうだ。

 ロードカナロア産駒はもう1頭、ダノンスマッシュ(栗東・安田隆行厩舎、牡)が登録。こちらもステルヴィオに負けず劣らずの素質馬で、未勝利→オープン特別を連勝中だ。抜け出すと気を抜く面は前走では見られず、精神面の成長が感じられた。好位から鋭い脚を使うことができ、レースセンスは抜群。200メートルの距離延長も問題なさそうだ。父と同じ厩舎、同じ担当者(岩本調教助手)という点も興味深い。

 中央入り初戦のダブルシャープ(栗東・渡辺薫彦厩舎、牡)も侮れない存在だ。ホッカイドウ競馬所属時にオープン特別・クローバー賞でタワーオブロンドンを撃破。札幌2歳Sでは勝負どころで外々を大きく回るロスがありながらも、力強く脚を伸ばして3着に好走している。前走のサウジアラビアロイヤルCでは向こう正面で他馬と接触する不利がありながらも、6着と大崩れしなかった。伯父に中山開催時の2000年にこのレースを制したメジロベイリーがいる。血統面からも注目したい。

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【古馬次走報】マカヒキ、来年は京都記念から始動 2017年11月30日(木) 05:00

 ★ジャパンC4着マカヒキ(栗・友道、牡4)は、栗東に在厩したまま調整を続け、来年は京都記念(2018年2月11日、京都、GII、芝2200メートル)から始動する。その後は今年と同様に大阪杯(18年4月1日、阪神、GI、芝2000メートル)に向かう公算が大きい。

 ★ジャパンC11着シャケトラ(栗・角居、牡4)、12着サウンズオブアース(栗・藤岡、牡6)はともに、有馬記念(12月24日、中山、GI、芝2500メートル)に向かう。17着ディサイファ(美・小島太、牡8)はAJCC(18年1月21日、中山、GII、芝2200メートル)を視野に。

 ★浦和記念を快勝したマイネルバサラ(美・松山、牡4)は東京大賞典(12月29日、大井、GI、ダ2000メートル)に向かう。

 ★キャピタルS2着サトノアレス(美・藤沢和、牡3)は、東京新聞杯(18年2月4日、東京、GIII、芝1600メートル)。同7着トウショウドラフタ(美・萱野、牡4)はギャラクシーS(12月24日、阪神、OP、ダ1400メートル)などが視野に。ここには銀嶺S快勝のレッドゲルニカ(美・藤沢和、牡4)もシュミノー騎手で参戦予定。

 ★秋華賞4着ラビットラン(栗・角居、牝3)は、C・デムーロ騎手でターコイズS(12月16日、中山、GIII、芝1600メートル)に参戦する。

マカヒキの競走成績はこちら

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【古馬次走報】プラチナムバレット、白富士Sで復帰 2017年11月29日(水) 05:02

 ★菊花賞2着クリンチャー(栗・宮本、牡3)は来春の目標を天皇賞・春(2018年4月29日、京都、GI、芝3200メートル)に定めた。レースは未定ながら、1戦した後に阪神大賞典(18年3月18日、阪神、GII、芝3000メートル)をステップにする。

 ★京都新聞杯を勝った後、骨折で戦列を離れているプラチナムバレット(栗・河内、牡3)は白富士S(18年1月27日、東京、OP、芝2000メートル)で復帰する。

 ★体調が整わずジャパンCを回避したタンタアレグリア(美・国枝、牡5)はアメリカジョッキークラブC(18年1月21日、中山、GII、芝2200メートル)に向け、放牧に出て再調整。

 ★福島記念を制したウインブライト(美・畠山、牡3)は中山金杯(18年1月6日、中山、GIII、芝2000メートル)。

 ★キャピタルSを制したダイワキャグニー(美・菊沢、牡3)は東京新聞杯(18年2月4日、東京、GIII、芝1600メートル)が目標だが、中山金杯を挟むプランも。2着サトノアレス(美・藤沢和、牡3)は放牧休養。次走は未定。10着アウトライアーズ(美・小島茂、牡3)はディセンバーS(12月17日、中山、OP、芝1800メートル)。11着ロードクエスト(美・小島茂、牡4)は短距離路線に変更するか検討中で、年内に出走する可能性も。

 ★京阪杯7着セイウンコウセイ(美・上原、牡4)は年内休養。高松宮記念(18年3月25日、中京、GI、芝1200メートル)が目標でその前に一戦する予定。

 ★ウェルカムSを勝ったトーセンマタコイヤ(美・加藤征、牡6)は流動的ながら、中山金杯が視野に。

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【キャピタルS】3歳キャグニー、押し切りV 2017年11月26日() 05:01

 キャピタルステークス(25日、東京11R、3歳上オープン国際(特指)、別定、芝1600メートル、1着本賞金2300万円=出走18頭)横山典弘騎乗の1番人気ダイワキャグニー(美・菊沢、牡3、父キングカメハメハ)が好位から抜け出し、外から並びかけるサトノアレスをクビ差退けてV。1分32秒6(良)。通算7戦4勝でオープンは2勝目。

 ◆菊沢師(ダイワキャグニー1着) 「抜け出すとフワフワしたので、いい併せ馬になった。初のマイル戦も思った以上に器用に立ち回りましたね」

 ◆ルメール騎手(サトノアレス2着) 「残り150メートルでは勝ったと思ったけど、相手がしぶとかった」

 ◆ムーア騎手(レアリスタ3着) 「直線でスペースに入っていくスピードがなくて、内に切り替える場面があった」

★25日東京11R「キャピタルS」の着順&払戻金はこちら

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【キャピタルステークス】入線速報(東京競馬場)2017年11月25日() 15:27

東京11R・キャピタルステークス(5回東京7日目 東京競馬場 芝・左1600m サラ系3歳以上オープン)は、1番手4番ダイワキャグニー(単勝3.7倍/1番人気)、2番手2番サトノアレス(単勝4.3倍/2番人気)、3番手13番レアリスタ(単勝5.6倍/3番人気)で入線しています。

想定オッズは以下の通り。

馬連2-4(9.3倍) 馬単4-2(15.4倍) 3連複2-4-13(24.3倍) 3連単4-2-13(91.8倍)

更に詳しい情報はこちら→http://umanity.jp/racedata/race_8.php?code=2017112505050711
※着順・払戻金等の確定情報は、レース結果確定後にレース結果ページにてご覧頂けます。

(注=上記は確定前情報を含みます。成績、払戻金など正確な情報につきましては、必ず今後JRA(日本中央競馬会)から発表されるものと照合してください。)

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【京王杯2歳S】断トツ人気のタワーオブロンドンV 2017年11月5日() 05:05

 第53回京王杯2歳ステークス(4日、東京11R、GII、2歳オープン国際(指)、馬齢、芝1400メートル、1着本賞金3800万円 =出走11頭)クリストフ・ルメール騎乗で1番人気に推されたタワーオブロンドンが力強く差し切って快勝。重賞初Vを決めた。タイム1分21秒9(良)。次走は朝日杯フューチュリティS(12月17日、阪神、GI、芝1600メートル)が候補に挙がっている。2馬身差の2着は5番人気のカシアス。さらに1/2馬身差の3着が4番人気アサクサゲンキだった。

 外から一気に重賞勝ち馬たちをのみ込んだ。単勝1・8倍の断然人気に支持されたタワーオブロンドンが、516キロの巨体を躍動させて抜群の切れ味を発揮。重賞タイトルを手にして2歳王者に名乗りを上げた。

 「強い馬です。前走が楽勝だったし、今回はたくさんいい馬がいたけど自信がありました」

 この日、JRA通算700勝を達成したルメール騎手が胸を張った。

 好発を切ったが、控えて中団のインを追走。スローペースでも慌てることはなく、直線で馬群の外に持ち出した。先に抜け出した函館2歳S勝ち馬カシアスも、粘る小倉2歳S勝ち馬のアサクサゲンキも、楽々とまとめて差し切る完勝だ。

 これまで札幌の新馬戦と前走のききょうSを上がり3ハロン35秒台で勝ってきたが、この日は同33秒2。洋芝巧者で上がりの速い決着はどうか…という不安の声をあざ笑うような楽勝だった。

 この後は一旦放牧に出されて馬の状態を見極められるが、藤沢和調教師は「朝日杯FSも候補に考えていきます」と、GI取りも視野に。「距離は大丈夫そう。体が大きくてスプリンターっぽいから、ぎりぎりかもしれないけど、トライしてみます」と、ルメール騎手は距離克服も可能とみている。昨年はソウルスターリングサトノアレスで2歳GIを連勝した藤沢和厩舎。今年も名門の若駒が大舞台を席巻することになりそうだ。(柴田章利)

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タワーオブロンドン 父レイヴンズパス、母スノーパイン、母の父ダラカニ。鹿毛の牡2歳。美浦・藤沢和雄厩舎所属。北海道日高町・ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社の生産馬。馬主はH.H.シェイク・モハメド。戦績4戦3勝。獲得賞金6810万2000円。重賞初勝利。京王杯2歳S藤沢和雄調教師が初勝利。クリストフ・ルメール騎手は2016年モンドキャンノに次いで2勝目。馬名は「ロンドン塔」。

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【古馬次走報】エアスピネル、マイルチャンピオンシップへ 2017年10月25日(水) 05:03

 ★富士Sを快勝したエアスピネル(栗・笹田、牡4)、2着イスラボニータ(美・栗田博、牡6)、5着ペルシアンナイト(栗・池江、牡3)はマイルチャンピオンシップ(11月19日、京都、GI、芝1600メートル)へ。6着サトノアレス(美・藤沢和、牡3)と12着ロードクエスト(美・小島茂、牡4)はキャピタルS(同25日、東京、OP、芝1600メートル)などが選択肢。

 ★NHKマイルC13着後、休養しているアウトライアーズ(美・小島茂、牡3)はキャピタルSで復帰する。

 ★韓国GIコリアCを逃げて圧勝したロンドンタウン(栗・牧田、牡4)はチャンピオンズC(12月3日、中京、GI、ダ1800メートル)へ。

 ★シリウスS3着ピオネロ(栗・松永幹、牡6)は武蔵野S(11月11日、東京、GIII、ダ1600メートル)へ。同レースには秋嶺Sを勝ったクインズサターン(栗・野中、牡4)も北村宏騎手と新コンビを組んで出走予定。

 ★ブラジルC3着サンライズソア(栗・河内、牡3)は武蔵野Sか福島民友C(11月19日、福島、OP、ダ1700メートル)へ。4着ナムラアラシ(栗・目野、牡4)は浦和記念(同23日、浦和、交流GII、ダ2000メートル)か福島民友Cへ。

 ★小倉記念3着フェルメッツァ(栗・松永幹、牡6)は福島記念(11月12日、福島、GIII、芝2000メートル)を目指す。

 ★室町S1着ブルミラコロ(栗・大久保、牡5)、13着サイタスリーレッド(栗・佐藤正、牡4)、北陸Sを勝ってオープン入りを果たしたドリームドルチェ(美・根本、牡5)はカペラS(12月10日、中山、GIII、ダ1200メートル)へ。

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【富士S】厩舎談話2017年10月19日(木) 11:59

 イスラボニータ・栗田博調教師「すこぶる順調に調整。道悪がどうか」

 エアスピネル・笹田調教師「しまい重点にやって、いい動きだった。きっちり仕上がった」

 ガリバルディ・藤原英調教師「動きは悪くない。使ったアドバンテージでどれだけやれるか」

 クラリティシチー・上原調教師「動きはいい。重賞を勝つ力もある」

 グランシルク・戸田調教師「疲れもなく元気いっぱい。折り合いがつく今なら東京マイルでも」

 クルーガー・高野調教師「本当に良くなるここまで待っていた。いい動きだし、初の東京でも」

 サトノアレス・藤沢和調教師「驚くほど良化。極端に悪化しなければ道悪はこなせる」

 ジョーストリクトリ・清水久調教師「久々でも申し分のない動き。あとは年長馬との力関係か」

 ダイワリベラル・菊沢調教師「状態はいい。滑らないくらいの時計がかかる馬場が理想」

 ブラックムーン・西浦調教師「遅れたが、しっかり動けた。雨がカギ」

 ペルシアンナイト・Mデムーロ騎手「いつもどおり動きはいい。マイルは久々だが合うはず」

 マイネルアウラート高橋裕調教師「追い切りで軽快に動いた。涼しくなって体調は上向きだ」

 ミュゼエイリアン・黒岩調教師「馬体は回復。気負う面がポイント」

 レッドアンシェル・庄野調教師「輸送もあるので馬なり。東京は合う」

 ロードクエスト・小島茂調教師「追い切りは直線でいい伸び脚。着実に馬は良くなっている」

(夕刊フジ)

富士Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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