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シャケトラ(競走馬)

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 110回目を迎える伝統のGII「京都記念」は凱旋門賞以来のダービー馬マカヒキが注目を集めているが、そんな主役にひと泡吹かせようと逆転を狙っているのが和田竜二騎手(39)だ。手綱を取るミッキーロケット日経新春杯で重賞初Vを飾った成長株。引き続きの京都と舞台もいいだけに、意気あがるチャレンジとなりそうだ。

 −−8日の坂路はヒストリカルに半馬身遅れたが、4F51秒2の好時計

 和田竜二騎手「併せ馬で、中身に関しては任せると言われていた。先週の単走もいい感じだったけど、感触はさらに良くなっている。本当に順調だね」

 −−日経新春杯で待望の重賞初制覇

 「スタートも上手に切れたし、直線では(後続を)待つ余裕もあった。いったんは相手(2着のシャケトラ)に前に出られたけど、併せる形になったのも良かったんだろう。うまく差し返してくれたね。いい根性をしている。(菊花賞以来)3カ月ぶりだったことを考えれば、言うことなしの内容だった」

 −−いよいよ本格化のときを迎えた

 「まだ、最大のスピードを出すまでに時間がかかる面はあるけど、ギアが上がってしまえば、切れる脚を使える。(サトノダイヤモンドの2着になった神戸新聞杯から)3回乗ってきて、そういう特徴が分かってきたのは大きい。今の京都の馬場にも対応できると思うよ」

 −−マカヒキに挑む、見る側としては非常に楽しみな一戦。マカヒキの1週前(2日)の追い切りでは併せたアドマイヤトリプルに騎乗していた

 「先週はピューッという感じで抜かれてしまったからね。ただ、こちらはひと叩きしての上積みがあるし、ここへきての成長も感じている。とにかく先々に向けて、内容のあるレースをしたいと思っている」(夕刊フジ)

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【京都記念】ミッキーロケット半馬身遅れも充実 2017年2月8日(水) 11:52

 日経新春杯シャケトラとの激闘を制し重賞初Vを飾ったミッキーロケットが、同期のダービー馬マカヒキを相手にどんなパフォーマンスを見せるのか、注目だ。

 栗東坂路で重賞の常連ヒストリカルを追いかけた。テンから勢いあるフットワークで13秒8−13秒2と加速しながら差を詰め、3F目からは11秒9−12秒3とペースアップ。ゴールでは半馬身遅れたものの、充実を感じさせる内容だった。

 「先週もいい感じだったが、さらに良くなっている感触。ラストは少し左に向き加減だったが、途中まではいい感じでハミが抜けていた。最後は癖みたいなもの。すぐには直らないかな」と、騎乗した和田騎手。

 マカヒキとの対戦を前に、「前走はスタートも良く直線で待つ余裕も。差し返す勝負根性も見せた。最高スピードに達するまでに少し時間がかかるが、ギアが上がってしまえば切れる」と、ジョッキーは力強い。音無厩舎は先週のきさらぎ賞アメリカズカップ東京新聞杯ブラックスピネルで快勝。今週も続く可能性は十分にある。(夕刊フジ)

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【京都記念】連射ロケット!音無勢2週で重賞3勝へ 2017年2月8日(水) 05:06

 京都の日曜メインは京都記念(12日、GII、芝2200メートル)。マカヒキサトノクラウンと2頭のGI馬に注目が集まるが、ミッキーロケットも素質はヒケを取らない。着実に成長しながら才能を開花させ、4歳初戦の日経新春杯で重賞初制覇。先週、東西で重賞制覇を決めた音無厩舎の勢いにも乗って、実績馬に真っ向勝負を挑む。

 厩舎の勢いに乗って今週も重賞を制圧だ。5日に東京新聞杯ブラックスピネル)、きさらぎ賞アメリカズカップ)と東西で重賞を制覇した音無厩舎が、今週はミッキーロケットで2週連続の重賞Vを狙う。

 「できすぎですよ」。アメリカズカップも手がける橋本美助手は、担当馬の活躍に笑みをこぼす。

 3歳春の時点では世代のトップクラスと大きな差があったが、着実に力をつけて飛躍した。昨年の神戸新聞杯では、菊花賞有馬記念を制して最優秀3歳牡馬に輝いたサトノダイヤモンドとクビ差の接戦を演じて2着。前走の日経新春杯シャケトラとの壮絶な叩き合いをハナ差で制し、重賞初制覇を飾った。

 「筋肉がぶ厚くなってたくましくなりました。精神面の成長も大きいですね。ゲートの中でじっとできるようになって、(スタートは)もう心配ないと思います」と橋本助手。心身両面の充実が結果に結びついている。

 神戸新聞杯からコンビを組んでいる和田騎手も「切れる脚があって、上手に走れるところがいい。競馬の幅も広がってきているし、まだ伸びしろはあると思っています」とパートナーにかける期待は大きい。

 前走後も順調だ。「使って状態は上向いているし、体が絞れて反応が良くなっています」と橋本助手。今回はダービー馬マカヒキや、香港ヴァーズを制したサトノクラウンなど相手は強力だが、引け目は全く感じていない。「マカヒキは強すぎ。でも相手は休み明けだし、こちらも成長していますから。楽しみの方が大きいですよ」。同世代のダービー馬に敬意を表しつつも、強気な姿勢を崩さない。

 ノンストップで春の大舞台へ。強い4歳世代の遅れてきた大物が、重賞連勝を決めて一気にスターダムへのし上がる。

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【日経新春杯】2段ロケット!猛追にもうひと伸び重賞初V 2017年1月18日(水) 05:03

 第64回日経新春杯(17日、京都11R、GII、4歳上オープン国際、ハンデ、芝・外2400メートル、1着本賞金5700万円=出走14頭)出馬投票のやり直しで2日順延された一戦は、和田竜二騎乗で1番人気のミッキーロケットが、叩き合いの末にシャケトラをハナ差退けて重賞初V。明け4歳の初戦を飾った。タイム2分25秒7(稍重)。今後はGIに昇格した大阪杯を目標に調整される。同じ4歳馬の2番人気シャケトラが2着で、2馬身差の3着に4番人気の関東馬モンドインテロが入った。

 一度は並びかけられたが、ゴール前でもうひと伸び。降雪に見舞われた日曜日と対照的に快晴の京都競馬場で、ミッキーロケットがうれしい重賞初制覇を飾った。

 「ちょっとヒヤッとしたけどね。上手に競馬をしてくれました。ゲートも安定してきた。この流れで踏ん張れたのは大きいですね」

 先行策から最後まで粘り腰を見せたパートナーを和田騎手がたたえる。好発を決めると、すかさず好位へ。前半1000メートル60秒2の決して緩くない流れのなか、3コーナー過ぎの下り坂を利用して、先行勢をつかまえにいった。ラスト1ハロンからは、迫るシャケトラとマッチレースを繰り広げ、ハナ差で封じ込めてV。鞍上のアクションに応えた。

 昨秋の神戸新聞杯は、のちに菊花賞有馬記念を制したサトノダイヤモンドとクビ差の2着。今回の優勝で、最強4歳世代からまた新たなスター候補が誕生した。和田騎手も「もっと良くなりますよ。(4歳は)強い馬がいるし、もっと力をつけて負かせるようにしたい」と力を込める。

 音無調教師は「重賞2着(による賞金加算)でオープン馬になったけど、これで一人前」とほっとした表情。今後は大阪杯(4月2日、阪神、GI、芝2000メートル)を目標に、金鯱賞(3月11日、中京、GII、芝2000メートル)か京都記念(2月12日、京都、GII、芝2200メートル)を使われる予定。春の大一番に向けて、楽しみな大器が軌道に乗った。 (山口大輝)

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ミッキーロケット 父キングカメハメハ、母マネーキャントバイミーラヴ、母の父ピヴォタル。鹿毛の牡4歳。栗東・音無秀孝厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は野田みづき氏。戦績12戦4勝。獲得賞金1億4203万4000円。重賞初勝利。日経新春杯は、音無秀孝調教師、和田竜二騎手ともに初勝利。馬名は、「冠名+ロケット」。

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【日経新春杯】シャケトラ収穫、格上挑戦で2着2017年1月18日(水) 05:02

 第64回日経新春杯(17日、京都11R、GII、4歳上オープン国際、ハンデ、芝・外2400メートル、1着本賞金5700万円=出走14頭)格上挑戦のシャケトラは2番人気でハナ差2着。それでも、浜中騎手は前向きに振り返った。

 「勝った馬はサトノダイヤモンドといいレースをしていましたからね。まだ5戦目ですし、それに対抗して走れたのは評価できます」

 ミッキーロケットの直後を追走。直線で一旦先頭に立ちかけたが、最後はハンデが2キロ重い勝ち馬に内から盛り返された。とはいえ、格上の重賞初挑戦で勝ちに等しい競馬は高く評価できる。角居調教師も「見通しは明るくなりました」と、今後の飛躍に期待を寄せた。

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【日経新春杯】ミッキーロケットが接戦制し重賞初V! 2017年1月17日(火) 15:54

 1月17日の京都11Rで行われた第64回日経新春杯(4歳以上オープン、GII、芝・外2400メートル、ハンデ、14頭立て、1着賞金=5700万円)は、和田竜二騎手騎乗のミッキーロケット(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)が人気に応え、重賞初制覇を果たした。タイムは2分25秒7(稍重)。

 伝統のハンデ戦はヤマカツライデンが逃げ、アドマイヤフライトマドリードカフェが続く展開。トルークマクトとともにその直後につけていたミッキーロケットシャケトラ(2番人気)が直線で抜け出すと、激しい叩き合いとなり、ミッキーロケットがハナ差で勝った。中団から伸びたモンドインテロ(4番人気)がさらに2馬身離れた3着。

 ◆和田竜二騎手「今までのことを思えば、上手に競馬してくれた。ゲートも安定してきたし、この流れで踏ん張れたのは大きい」

 ミッキーロケットは、父キングカメハメハ、母マネーキャントバイミーラブ、母の父ピヴォタルという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は野田みづき氏。通算成績は12戦4勝。日経新春杯音無秀孝調教師、和田竜二騎手ともに初勝利。

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【日経新春杯】特別登録馬2017年1月16日(月) 17:30

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【京成杯】東西調教ウオッチャー2017年1月13日(金) 05:08

 今週の東西調教ウオッチャーは、京成杯日経新春杯が対象レース。美浦トレセンからは東京サンスポの片岡記者、栗東トレセンからは大阪サンスポの正木、山口記者が参戦し、好調教馬をピックアップした。

 片岡 京成杯組は任せてや。イブキはWコースでシルクブルックリン(1000万下)と併せて鋭く伸びて先着。コマノインパルスも同じコースの併せ馬でタイセイブラスト(500万下)をパワフルに4馬身突き放した。ともに申し分ない動きやった。

 山口 穴っぽいところでは?

 片岡 アサギリジョーやな。今回は併せ馬から単走に切り替えて、馬なりでも雰囲気は上々。出遅れの不安はあるが、発馬五分なら人気馬とも差はないよ。

 正木 こちらは週末の雪が心配やけど、日経新春杯は昔から雪がよく降るからな。今、売り出し中の山口のおすすめは?

 山口 カフジプリンスに魅力を感じます。坂路でオールドクラシック(500万下)を追走し、ラストは真一文字の伸びで、突き放す一方の5馬身先着。4ハロン51秒0−12秒6のタイムも自己最速。上積みは大です。

 正木 穴ならヤマカツライデンやな。昨年12月の半ばから丹念かつハードな乗り込み。CWで先週は6ハロン77秒9−11秒8、今週は同81秒0−12秒2と攻めの質、量とも文句なし。「重賞で善戦するにはこれぐらいやらんと」という陣営の意気込みを感じる。

 山口 人気どころでは推進力十分のシャケトラ、ハミを替えて素軽さが増したミッキーロケットが良さそうです。

京成杯の出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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【日経新春杯】厩舎の話2017年1月13日(金) 05:06

 ◆アクションスター・音無師 「じっくりと仕上げることができた」

 ◆アドマイヤフライト・橋田師 「調教は相変わらず動くが、最後にやめてしまう」

 ◆ウインインスパイア・高橋祥師 「馬場が少し渋ってくれるようなら」

 ◆カフジプリンス・矢作師 「前回より直線が長くなるのはいい」

 ◆シャケトラ・前川助手 「いい意味で体が張ってきたし、前走よりもいい」

 ◆ダコール・中竹師 「いくらか余裕残しの仕上がりです」

 ◆テイエムナナヒカリ・山内師 「まだ重賞でやれる力はない」

 ◆トルークマクト・尾関師 「いい反応、動きだったと思う」

 ◆マドリードカフェ・佐藤助手 「体調はずっといい」

 ◆ミッキーロケット・音無師 「いい位置で流れに乗れれば」

 ◆モンドインテロ・手塚師 「この舞台は2戦2勝で一番相性がいい」

 ◆ヤマカツライデン・池添兼師 「状態は心配ないと思う」

 ◆レッドエルディスト・笹田師 「完成はまだ先でも態勢は整った」

 ◆レーヴミストラル・高野師 「十分な動きで、いい仕上がり」

日経新春杯の出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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【日経新春杯】熟成の時!シャケトラ、初タイ獲る 2017年1月12日(木) 05:09

 日経新春杯の追い切りが11日、東西トレセンで行われた。栗東では4戦3勝のシャケトラが、CWコースで豪快に先着。今回は格上挑戦になるが、陣営は手応え十分の様子だ。菊花賞5着のミッキーロケットは、坂路で力強く先着し、サンケイスポーツ調教評価で最上級の『S』を獲得した。

 大器が気温4度の寒さを吹き飛ばす快走だ。格上挑戦のシャケトラが、CWコースの併せ馬で圧巻の5馬身半先着。本格化気配の動きに、前川助手が自信をのぞかせた。

 「使うたびにソエが出たりしていたが、今は体質が強くなった。能力は高いし、これだけちぎったのは元気だということです」

 雄大なフットワークで、向こう正面では僚馬キセキ(3歳500万下)に2馬身先行。軽快なリズムで、直線はそのまま外の進路を選択。鞍上から軽く促されると、楽々と相手を突き放した。6ハロン81秒0、3ハロン38秒5−12秒2と上々のタイムをマークし「いい意味で体が張ってきたし、実が入っている。前走よりもいい」と前川助手の言葉にも自然と熱がこもる。

 昨年6月にデビューし4戦3勝。体質の弱さからレース数をこなせずにいたが、少ないチャンスを確実にものにしてきた。4歳を迎え、満を持しての重賞参戦に期待は高まるばかりだ。

 騎乗停止中だった前走以外で手綱を取ってきた浜中騎手も「デビュー前から調教はよかった。前走も力でねじ伏せましたね。もともとオープンまで出世できると思っていた」と素質を感じている。「瞬発力があって、馬格にも恵まれて、見た目もかっこいい。乗っていて、普通の馬との違いを感じていました」。今後へ向け、期待に胸を膨らませる。

 一気の相手強化になるが、53キロのハンデなら、強豪との差を埋める可能性は十分。鞍上も「相手は強いが、見込みがないと重賞に使わないと思う。飛躍を期待している」と意欲満々だ。シャケトラとは、イタリアで幻と呼ばれるデザートワインのこと。熟成の時期を終えた素質馬が、重賞舞台でついにベールを脱ぐ。 (山口大輝)

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【日経新春杯】シャケトラ本番楽しみ5馬身先着 2017年1月11日(水) 13:45

 格上挑戦でも、不安より楽しみが上回る。4戦3勝の上がり馬シャケトラが、栗東CWコースで大きく先着した。併せたキセキが道中で掛かり気味になり、無理をしなかったこともあるが、直線だけで外から5馬身突き放した。

 「使うごとにソエが出て、出走する回数は限られる。(ステップが踏めないので)いきなり格上へ挑むけど、能力は高く期待も大きい。馬体にも実が入ってきたし、いい勝負をしてくれないかな」と前川助手。2キロ減のハンデ53キロも魅力だ。(夕刊フジ)

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【日経新春杯】レース展望 2017年1月9日(月) 18:15

 京都の日曜メインは、1月の京都名物となっている古馬のハンデ戦GIIレース、日経新春杯(15日、芝2400メートル)。重賞ウイナーは3頭しかいないが、伸びしろを感じさせる素質馬が多く、天皇賞・春(4月30日、京都、GI、芝3200メートル)などを見据えて熾烈(しれつ)な戦いとなりそうだ。

 ミッキーロケット(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)は重賞未勝利ながらも、前2走は神戸新聞杯2着、菊花賞5着。昨年、菊花賞有馬記念を制したサトノダイヤモンドと接戦を演じている。この2走を物差しにすれば、55キロなら間違いなく好勝負になるはず。ここで重賞タイトルを手に入れて、さらなる飛躍が期待される。

 モンドインテロ(美浦・手塚貴久厩舎、牡5歳)は前2走がアルゼンチン共和国杯4着、ステイヤーズS3着と中〜長距離重賞で安定した戦績。京都も、今回と同じ芝2400メートルの高雄特別(1000万下)と松籟S(1600万下)を勝っており、コース適性は証明済みだ。ハンデもアルゼンチン共和国杯と同じ56.5キロなら勝ち負けになる。ヴァンサン・シュミノー騎手にとっては日本での重賞初Vがかかる一戦だ。

 カフジプリンス(栗東・矢作芳人厩舎、牡4歳)は菊花賞8着のあと、中山に遠征してグレイトフルS(1600万下、芝2500メートル)でV。仕掛けてズブさを見せるのはいつものことだが、エンジンがかかってからのパンチ力は相当なものがある。うまく流れが向くかが鍵になるが、54キロのハンデは恵まれた印象。重賞を勝って、飛躍の足場固めを狙う。

 クリプトグラム(栗東・藤原英昭厩舎、牡5歳)は前走の目黒記念エリザベス女王杯優勝馬マリアライト(のちの宝塚記念V)を破って重賞初制覇。今回は7カ月ぶりの競馬になるが、下級条件時には8カ月ぶりで勝った実績もある。豊富な調教量をこなして、仕上がりに不安はない。ハンデ56キロは見込まれた印象もあるが、力は出せる仕上がりだ。今回はクリストフ・ルメール騎手と初めてコンビを組む。

 レッドエルディスト(栗東・笹田和秀厩舎、牡4歳)は神戸新聞杯3着、菊花賞9着といずれもミッキーロケットに後れをとったが、ハンデは54キロ。ミッキーと1キロ差があれば、差を詰めることも可能だろう。

 格上挑戦ながら注目を集めるのはシャケトラ(栗東・角居勝彦厩舎、牡4歳)だ。今回がまだ5戦目。重賞初挑戦で実績的には見劣るが、潜在能力が高く、4戦3勝と底を見せていない魅力がある。この相手関係で53キロのハンデは少し見込まれた感もあるが、マンハッタンカフェ×シングスピールという奥手の血が開花すれば一足飛びの大仕事をやってのけても不思議はない。

 58キロのトップハンデとなった昨年の日経新春杯の覇者レーヴミストラル(栗東・高野友和厩舎、牡5歳)は、その後の成績が今ひとつ。今回は天皇賞・春10着以来の実戦で、乗り込み量は豊富だが、休み明けのぶん、割引も必要だろう。

 同じく58キロのダコール(栗東・中竹和也厩舎、牡)は明け9歳馬。7勝中4勝を挙げている京都巧者で実績上位だが、年齢的にもピークを過ぎた感は否めない。

 ほかでは、先行策に活路を見いだしたいヤマカツライデン(栗東・池添兼雄厩舎、牡5歳)=55キロ、14年2着、15年3着とこのレースに実績があるアドマイヤフライト(栗東・橋田満厩舎、牡8歳)=55キロ=なども注意が必要だ。

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【日経新春杯】特別登録馬2017年1月8日() 17:30

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【今日のキラ星】ザクイーン2016年11月6日() 05:06

 【京都5R】伯父マムールは芝2400メートルの独GI2勝馬。ダート4勝の半姉モルジアナ(父ドバウィ)、芝2勝の半兄シャケトラ(父マンハッタンカフェ)と兄姉全2頭が活躍中だ。じっくりと乗り込まれ、臨戦態勢は整っている。「十分に仕上がっているし、コントロールも利く。力強い動きで、追って良さそう」と岸本助手。初戦から期待の大きな素質馬だ。

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【エプソムC】大器フルーキー、活力満点! 2016年6月9日(木) 05:10

 エプソムCの追い切りが8日、東西トレセンで行われた。栗東では新潟大賞典2着のフルーキーが、CWコースの併せ馬でわずかに遅れたが、動きそのものは軽快で、気配は上々だった。坂路ではラングレーヒストリカルが抜群の動きを披露。ともにサンケイスポーツ調教評価『S』を獲得した。

 活気あふれる走りで態勢を整えた。新潟大賞典2着のフルーキーが、CWコースで軽快なフットワークを披露した。

 「元気がいいし、調子もいい。追い切りは大丈夫ですね」

 騎乗したM・デムーロ騎手が、満面の笑みで好気配を伝えた。

 先行するタニノアーバンシー(500万下)を見ながら、シャケトラ(3歳未勝利)を後ろに置いてスタート。道中はリラックスした走りで、3頭が並ぶ形で直線へ。最先着した内のシャケトラにはクビ差遅れて、外タニノと併入でフィニッシュ。馬なりだったため5ハロンは67秒4と遅かったが、ラスト1ハロンは11秒7と優秀だ。ゴールを過ぎてからも追われ、それに応えて走る意欲を見せた点にも好感が持てる。

 2カ月ぶりだった前走は、メンバー最速の上がり3ハロン34秒0の末脚を発揮した。デムーロ騎手は騎乗していなかったが「前走はすごく頑張っていた。1800メートルはこの馬にちょうどいい」。前走から1ハロンの距離短縮を武器にVを見据える。

 岸本助手も「前走もいい競馬をしてくれました。若いときはうるさかったが、今は落ち着きが出てきたし、オンとオフがはっきりとして、いいと思う。デキも前走よりもう一段階いいです」と自信を持って送り出す。

 キャリア20戦で掲示板(5着)を外したのは、菊花賞6着の1度だけという安定ぶり。昨年12月のチャレンジCで重賞初制覇。6歳の今年こそ飛躍したい。2走前の中山記念は4着も、上位はドゥラメンテアンビシャスリアルスティールとGI級だった。今回の相手ならば、一歩も引くことはできない。

 デムーロ騎手と角居厩舎は、2011年のドバイワールドCをヴィクトワールピサで勝つなどの強豪タッグだ。「騎手も調子を上げていると思うし、あとはどう乗ってくれるかですね。楽しみです」と岸本助手は鞍上の手腕にも期待している。(渡部陽之助)

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