モーリス(競走馬)

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【若駒ピカイチ】ルーカス

2017年8月22日(火) 05:05

 《戦評》道中は中団を追走。1000メートル過ぎに、鞍上がスローペースとみるや促して進出し、馬なりで4コーナーで3番手に。直線早め先頭から押し切った。勝ちタイム1分50秒6は過去8年の同舞台の新馬戦で最速。

 《血統》天皇賞・秋、香港マイルなどGI6勝を挙げたモーリスの全弟。本格化するのは4歳以降だろうが、現時点の完成度は兄以上で、3歳春の時点でも活躍が期待できる。

 《将来性》モレイラ騎手が「最初の競馬とは思えないほど落ち着いていた。反応が非常に良くて、能力がある」と絶賛。落ち着いたレースぶりから、2000メートル超の距離にも対応できそうだ。

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ルーカス初陣V!モレイラ騎手が向こう正面まくって魅せた 2017年8月21日(月) 05:02

 20日の札幌5R新馬(芝1800メートル)は、国内外でGI6勝を挙げたモーリスの全弟で、2番人気のルーカス(美・堀、牡、父スクリーンヒーロー、母メジロフランシス)が力強く末脚を伸ばして初陣を飾った。タイム1分50秒6(良)。道中は後方3番手を追走し、向こう正面から馬群の外を回って進出開始。場内がどよめく中で3番手まで押し上げて最後の直線に向くと、メンバー最速の上がり3ハロン34秒4をマークして鮮やかに差し切った。

 モレイラ騎手は「初めての競馬とは思えないほどレース前から落ち着いていた。直線が短いコースだから早めに上がっていったけど、無理して押すこともなくて、直線で仕掛けたときの反応もよかった」と笑顔で語った。兄の背中も知る鞍上は「モーリスと比べてどうかはまだ分からないけど能力はある。次の挑戦を楽しみにしているよ」と締めた。次走は未定。

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【2歳新馬】札幌5R ルーカスが楽々初戦を突破!  2017年8月20日() 12:45

 8月20日の札幌5R・2歳新馬(芝1800メートル)は、ジョアン・モレイラ騎手騎乗の2番人気ルーカス(牡、美浦・堀宣行厩舎)が余裕たっぷりの手応えでデビュー勝ち。タイムは1分50秒6(良)。道中は9頭立ての後方3番手から進み、3コーナー過ぎに馬任せに進出。持ったままで4コーナーで前を射程に入れて、直線は内の2頭を楽々とかわした。

 1馬身半差の2着には好位から伸びたリシュブール(1番人気)、さらにクビ差遅れた3着に逃げ粘ったマイスターシャーレ(3番人気)。

 ルーカスは、父スクリーンヒーロー、母メジロフランシス、母の父カーネギーという血統。全兄のモーリスは2015年JRA賞年度代表馬で日本と香港でGIを6勝。

 ◆ジョアン・モレイラ騎手(1着 ルーカス)「最初の競馬とは思えないくらい落ち着いていて、返し馬の感触も良かった。直線が短いし、ヨーイドンになるのも良くないと思って早めに上がる形。無理することなく、反応は非常に良かったし、直線で仕掛けてからの反応も良かった。非常に能力がある」

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【うわさの2歳馬】モーリスの全弟ルーカス登場2017年8月19日() 13:38

 【札幌5R】ルーカスは16年天皇賞・秋、香港カップなどGIを6勝した名馬モーリスの全弟。10日には函館芝コース5F65秒0でネオリアリズムと併入し、16日も同期に1馬身先着した。「10日に初めてトップスピードに入れたけど、まずまず動けていた。子供っぽいところはあるけど、レースで集中して走れれば」と、渡辺助手も好発進を期待する。(夕刊フジ)

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【札幌記念】モレイラも合格点!ロブソン1馬身半先着 2017年8月18日(金) 05:07

 夏競馬最大のレース、札幌記念が17日に確定した。ただ一頭の木曜追いとなったマウントロブソンには、来日したばかりのジョアン・モレイラ騎手(33)=ブラジル出身、香港拠点=が騎乗。僚馬にあっさりと1馬身半先着した。この動きには“マジックマン”も合格点のジャッジ。復調気配の素質馬が、心強い相棒を得て飛躍を果たそうとしている。

 北の大地から、人馬ともに飛躍へ。9カ月ぶりで福島テレビOPを快勝したマウントロブソンが、モレイラ騎手を背に札幌のダートコースで力強い走りを披露した。香港の名手も、手綱から伝わる感触にご満悦だ。

 「すごくいいフィーリング。テンションが高くなったけど、困るほどではない。元気がいいという感じだね。併せてからの反応も良かった」

 朝5時半の馬場開場直後に登場。涼しげな風が吹き込む中、半マイルからサトノヴィクトリー(3歳未勝利)を2馬身追いかける。リズムのいい脚取りで、4コーナーで内へ。馬なりで僚馬を抜き去ると、4ハロン54秒8、3ハロン39秒6−12秒6で1馬身半先着した。

 11日の輸送まで、美浦トレセンで入念な乗り込み。「順調に仕上がっています。休養明けを使った後も反動はなく、前走より状態もいい」と小林厩務員も自信のデキだ。

 手綱を託されたモレイラ騎手は、3季連続のリーディングに輝いた香港のNO・1ジョッキー。日本でも【26・19・8・36】で勝率29・2%、連対率50・6%と破格の数字を残すなど、その技量は世界中に知られている剛腕だ。

 日本馬の海外挑戦でもGI4勝。サトノクラウン(香港ヴァーズ)、ネオリアリズム(クイーンエリザベス2世C)をGI初制覇に導くなど、その“神騎乗”ぶりは日本のファンにも浸透している。「カミキジョウ? ナイスなニックネームだね。ありがたい」と名手は笑顔を見せつつ、切なる思いもある。「昨年はモーリスに乗って2着。悔しかった。札幌記念は勝ちたいレースになった。日本ではまだ重賞を勝っていないし、今回は取りたい」と雪辱&初タイトルへ意欲を燃やす。

 「しまいの脚がすごくいいし、非常にポテンシャルは高い。スムーズに流れに乗れれば、チャンスはある」。マウントロブソンの持ち味を生かし切り、札幌のファンを魅了する。 (千葉智春)

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モレイラ・メモ ◆連勝 昨年の8月27日・札幌12Rから翌28日の札幌9Rまで、騎乗した7頭ですべて1着。JRAでは武豊騎手に次ぐ、史上2人目の騎乗機会7連勝を成し遂げた。今年3月5日には、香港・シャティンで一日8勝を記録している。 ◆毎年記録更新 現在の拠点である香港では、2014/15シーズンに145勝を挙げて従来の年間最多勝記録(114勝=ホワイト騎手)を大幅に更新。15/16シーズンは168勝、16/17シーズンは171勝を挙げ、自身の記録を次々と塗り替えている。 ◆雷神 “マジックマン”のニックネームがついているが、香港では漢字で「雷神」というあだ名も。すさまじい勝ちっぷりと、モレイラの漢字表記である「莫雷拉」が由来とされる。

ジョアン・モレイラ(Joao Moreira) 1983年9月26日生まれ、33歳。ブラジル出身。2000年に同国でデビューし、13年からは香港を拠点。“マジックマン”と呼ばれる鮮やかな手綱さばきで、香港で14/15シーズンから3年連続リーディング首位。日本馬ではモーリス(16年チャンピオンズマイル)、サトノクラウン(16年香港ヴァーズ)、ヴィブロス(17年ドバイターフ)、ネオリアリズム(17年クイーンエリザベス2世C)でGI4勝。15年にワールドオールスタージョッキーズ優勝。JRA89戦26勝。1メートル65、52キロ。

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【新馬戦スター発見伝】ルーカス2017年8月18日(金) 05:01

 GI6勝馬モーリスの全弟。先週は併せ馬でGI馬ネオリアリズムに食い下がり、16日は函館芝コースで余力を残し5ハロン67秒9−13秒0をマークした。「いい雰囲気があるが、まだ子供っぽい。モーリスのようにどっしりとした感じがない」と渡辺助手は慎重だが、「やるごとに良くなっている。チークピーシズを着けて先週より集中して、しまいも動けるようになった」と話し、臨戦態勢は整った印象だ。

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【うわさの2歳馬】超良血が激突!ルーカスvsリシュブール 2017年8月17日(木) 11:12

 20日、札幌記念デーの芝1800メートル戦で注目の超良血が激突する。’15年度代表馬モーリスの全弟というスペシャルなルーカスに対し、リシュブールは名牝エアグルーヴの血を受け継ぐ名門ファミリーの出身。北都でどちらが最高のスタートを決めるか、見逃せない。

 ルーカス(牡、美浦・堀厩舎、父スクリーンヒーロー)は先月21日に函館に入り、今月10日芝コース(5F65秒0)でネオリアリズムの胸を借りて併入と、素質の片鱗を見せつけた。

 「(先週は)馬場が重くて、トップスピードに上げたのも初めて。それを考えたらよく動けていた。臆病な面があったりモーリスと比べたらさすがに子供っぽいけど、集中して走ってくれれば」と渡辺助手。兄と香港GIチャンピオンズマイルを勝った“マジックマン”モレイラとのコンビでV発進を決めたい。

 強敵となるのはキングカメハメハ産駒のリシュブール(牡、栗東・藤原英厩舎)。母ラストグルーヴは名牝エアグルーヴ(天皇賞・秋、オークス)の最後の牝駒だ。

 その素質はしっかり受け継がれ、「(母父の)ディープインパクトの軽さだけじゃなく、キングカメハメハの重厚感もあってかなり走りそう。今の時点でもクラシックを意識させる」と、田中博助手も相当な惚れ込みよう。福永騎手で勝負だ。(夕刊フジ)

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【札幌記念】“マジックマン”太鼓判!ロブソン軽快走 2017年8月17日(木) 11:03

 香港から来日した名手・モレイラ騎手を背に、マウントロブソンが軽快な動きを披露した。

 札幌の澄み渡る空のもと、ダートコースでサトノヴィクトリーを2馬身追いかけて加速。初タッグながらコンビネーションは申し分なく、直線は馬任せの手応えで、内から1馬身半抜け出した。

 休み明けの福島テレビOPを快勝した勢いそのままの素軽いアクションに、「テンションは若干高いけど、コントロールに困る面はなかった。併せてからの反応も良かったし何の問題もないよ」と、“マジックマン”モレイラは笑顔だ。

 今年3月のドバイターフヴィブロスで勝つなど、日本馬で海外GIも席巻する腕達者だが、JRA重賞は未勝利とあって気合は十分。

 「去年の札幌記念の2着(モーリス)はすごく悔しかったし、強い馬が出てくるレースだと分かっているけど、マウントロブソンも出遅れて7着に入ったダービーは感動するくらいのパフォーマンスだった。ポテンシャルをまだ出し切れていない感じもあるし、スムーズな競馬で少しの運さえあれば、いいレースになる」と、タイトル奪取へ集中力を高めていた。(夕刊フジ)

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【札幌記念】レース展望 2017年8月14日(月) 21:43

 札幌開催も後半戦に突入。今週の日曜メインでサマー2000シリーズ(全5戦)の4戦目となる札幌記念(20日、GII、芝2000メートル)が行われる。7〜8月では唯一のGIIで、例年、一線級が集う伝統の重賞。2014年には同年の桜花賞馬ハープスターが当時GI・5勝のゴールドシップとの一騎打ちを制して4万人超の大観衆を沸かせ、昨年はネオリアリズムが僚馬で前年の年度代表馬モーリスを退けて後の香港GIクイーンエリザベス2世C制覇につなげるなど、数々の名勝負が繰り広げられてきた。

 ただ、今年は古馬に挑む3歳馬はおらず、連覇がかかっていたネオリアリズムも1週前に回避が決まったことで、06年以来となるGI馬不在のメンバー構成になった。ただ、そのぶん混戦模様で、馬券的な魅力は十分ある。

 充実度ではヤマカツエース(栗東・池添兼雄厩舎、牡5歳)がリードしている。初タイトルは一昨年のニュージーランドTだが、中距離に的を絞ってからは2000メートルで重賞4勝。今春の2戦も、金鯱賞で連覇を果たすと、GIに昇格した大阪杯でキタサンブラックに0秒2差の3着に好走したように、距離&重賞実績はメンバー屈指だ。成熟機に入り、秋にはGI奪取が視界に入る存在。札幌記念は過去2年で4、5着と善戦どまりだが、充実した今年は相手関係からも雪辱を果たして不思議はない。

 エアスピネル(栗東・笹田和秀厩舎、牡4歳)は、京都金杯で重賞2勝目を飾ったが、その後は3、2、5着と歯がゆい成績で、前走の安田記念も直線で前が壁になる不利が痛かった。それでも、進路が開けてからは際立つ伸び脚で0秒2差まで追い上げたように、瞬発力はGI級だ。今回は距離延長となるが、菊花賞で3着に好走したように潜在的なスタミナは十分にある。今回、初コンビとなるクリストフ・ルメール騎手は、今年の1回札幌開催で【13・9・8・6】、連対率48.9%と抜群の成績を残し、6勝の2位を離して開催リーディングを独走中。この点も魅力だ。

 鞍上の魅力では、札幌記念で【2・2・5・8】の横山典弘騎手と初タッグを組むサウンズオブアース(栗東・藤岡健一厩舎、牡6歳)も引けを取らない。14年のはなみずき賞を最後に勝利から遠ざかっているが、GIで2着3回を誇る、現役最強の2勝馬。名手を背に、3年4カ月ぶりの勝利&待望の重賞初制覇の期待がかかる。ポイントは、今春のドバイ遠征組が帰国後、いまだ勝利を挙げられていない点。函館入厩後は追うごとに良化が見られるものの、まだ太め感があり、最終追い切りの動きは入念にチェックしたい。

 昨年の覇者こそいなくなったが、同厩の美浦・堀宣行厩舎が送り出すマウントロブソン(牡4歳)も有力な存在。フジテレビ賞スプリングSを制した実績馬で、小回りコースも得意。上がりのかかる馬場の方が持ち味が生きるだけに、初めての洋芝も向く可能性はある。前走の福島テレビオープンは、9カ月ぶりのうえに初の年長馬相手だったことを全く問題にせず快勝。連勝で秋の飛躍につなげるか注目だ。

 ネオリアリズムの回避は、同型のマイネルミラノ(美浦・相沢郁厩舎、牡7歳)にとっては吉と出そう。札幌コースは初めてだが、昨年の函館記念勝ちから洋芝適性は確か。大差で先行した僚馬に悠々と先着した1週前追いの動きからも、7歳という年齢的な衰えは感じられない。

 サマー2000シリーズ第2戦の函館記念で2着に好走したタマモベストプレイ(栗東・南井克巳厩舎、牡7歳)も、夏の中距離王の座を虎視眈々と狙う。同9着のサクラアンプルール(美浦・金成貴史厩舎、牡6歳)は今年の中山記念2着、同10着のツクバアズマオー(美浦・尾形充弘厩舎、牡6歳)は中山金杯勝ちがあり、ともに叩き2戦目で前進を期す。

 その他、今年の金鯱賞でヤマカツエースの0秒2差2着に逃げ粘ったロードヴァンドール(栗東・昆貢厩舎、牡4歳)、近況不振ながら、一昨年の覇者ディサイファ(美浦・小島太厩舎、牡8歳)なども、北の地の祭典で主役を狙う。

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【札幌記念】北都10Fでエアスピネル逆襲 2017年8月14日(月) 16:52

 今週は札幌でサマー2000シリーズ第4戦「第53回札幌記念」(20日、GII、芝2000メートル)が行われる。GI馬ネオリアリズムが回避したものの、北都の一大決戦にふさわしいメンバーが顔をそろえた。注目は10Fで巻き返しを期すエアスピネルだ。

 昨年の3冠で(4)(4)(3)着のエアスピネルは、悲願のGI制覇を狙い今季前半はマイルを選択。京都金杯Vで好発進したが、以降は東京新聞杯3着→マイラーズC2着→安田記念5着とフラストレーションがたまる結果に。特に前走は武豊騎手が「いいレースができなかった」と悔しがったように、直線で前が壁になり脚を完全に余していた。

 4歳夏のクラス再編で賞金が半減され、秋のGIに向けては賞金の加算が必須。陣営は始動戦を夏の祭典に定め、鞍上をルメール騎手に替える“荒療治”を施してきた。

 先週は函館芝コースで6F82秒0、ラスト1F13秒3。古馬500万下に1馬身先着し、「最初は行きたがっていたが、だんだんリラックスして長く脚を使った。反応も良かった。折り合いは少し難しいが2000メートルは大丈夫」と跨ったルメール。昨年ネオリアリズムでモーリスを破った名手は連覇へやる気満々だ。

 「距離延長で折り合いがカギになるが、徐々に大人になってきている。適応能力が高く、こなしてくれると思う」と笹田助手。今秋は天皇賞(10月29日、東京、GI、芝2000メートル)からマイルCS(11月19日、京都、GI、芝1600メートル)と異なる2つのジャンルでの頂点を狙う。まずは真夏のスーパーGIIで足場を固める。(夕刊フジ)

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【小倉記念】シャドウ、堀厩舎&浜中で大駆け要素満載! 2017年8月4日(金) 05:07

 サマー2000シリーズの第3戦となる小倉記念は、関東馬のシャドウパーティーに注目だ。美浦所属ながら積極的に小倉に遠征する堀厩舎は、過去5年の小倉芝2000メートルで勝率トップ。浜中騎手も同じくトップ成績を残している。舞台実績を残す両者のタッグで臨む8歳セン馬から目が離せない。

 関東の名門が今夏も小倉で存在感を発揮しそうだ。過去5年の小倉芝2000メートルで、堀厩舎は勝率33・3%をマーク。関西勢を押しのけてトップの数字をマークし、当地での活躍は目を見張る。毎年、意欲的に小倉に滞在させており、昨夏は北九州記念バクシンテイオーで制した。

 「夏も冬もですが、小倉に合う馬を持ってきています。目標を小倉に定めて調整してきますからね」

 森助手が自信の表情を浮かべながら解説する。小倉記念にはシャドウパーティーがスタンバイ。「もともと小倉に連れてきたかった馬なんです。小回りの舞台で一瞬の脚を使う競馬が合う馬。コースが合う可能性はあると思いますよ」と、初めての舞台にも期待感たっぷりだ。7月22日に現地入りした後も、すこぶる順調に調整を消化。2日の追い切り後には、美浦に入厩しているときと同じように、ゲート入りの確認も行った。

 「(最終追い切りは)馬なりでしたけど、しっかりと反応していました。硬さがある馬ですが、追うごとに息の感じは良くなっていますね」

 成績にむらがあるのは確かだが、2走前の中山金杯は勝ち馬から0秒5差の4着。今回、人気を集めるストロングタイタン(9着)に先着している。当時と同じ54キロのハンデなら勝機も十分に見込めるはずだ。

 「展開、枠に左右される面はありますけど、ハンデ戦ですし、力を出せば上位争いは可能かな、と思います」

 森助手が前向きな姿勢で締めくくった。今回は人気を落としているが、モーリスドゥラメンテなどを育てた一流厩舎が適性を見込んで送り出す存在。今回は初のブリンカー着用という刺激も加えられる。さらに、鞍上には小倉芝2000メートルで勝率トップの浜中騎手。大駆けの要素は満載だ。 (宇恵英志)

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【めざせクラシック】シーリア、ゲート練習中…雰囲気上々 2017年7月26日(水) 05:02

 デスク 開催が終了しても、斉藤は函館に居残りだったな。何かいい話はあったか。

 斉藤 2歳馬情報には、こと欠きませんよ。先週の金曜日にはシーザリオの娘、シーリアが入厩しています。

 デスク エピファネイアリオンディーズと、兄2頭はGIウイナーか。

 斉藤 現在はゲート練習中ですが、雰囲気は上々。辻野助手は「馬格があって、わりとしっかりしていますね。いいものを持っていそうです」と伝えてくれました。

 デスク デビューが決まっている馬は?

 斉藤 同じ日に入ってきたルーカスですね。国内外でGIを6勝したモーリスの全弟で、金子助手は「輸送も無難にこなしてくれましたし、環境にも徐々に慣れてきました」と順調さをアピール。8月20日札幌の新馬戦(芝1800メートル)に向けて、調整が進められていきます。

 デスク 次は栗東から頼む。

 宇恵 カレンシリエージョの話をしましょうか。22日函館の未勝利戦(芝1800メートル)を8馬身差で圧勝した馬ですが、栗東で鈴木孝調教師の話を聞くことができました。

 デスク クイーンSに出走するGI馬アドマイヤリードを姉に持ち、血統的にも注目されるよなぁ。

 宇恵 快勝については「新馬戦のとき(2着)は、そんなに体を仕上げていなかったので」とコメント。この後は札幌2歳S(9月2日、札幌、GIII、芝1800メートル)を視野に入れて、函館に滞在する予定です。

 デスク お待たせ。最後は美浦から報告してくれ。

 花田 ではロジピエナを。父が2009年の日本ダービー馬で今年初年度産駒がデビューしたロジユニヴァース。「前向きな気性で、素質はあります」と菊沢調教師は感触のよさを伝えてくれました。8月6日新潟の新馬戦(芝1400メートル)を予定しています。

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モーリスの全弟ルーカスが美浦で再始動2017年7月19日(水) 17:47

 美浦トレセンでは一昨年の年度代表馬モーリスの全弟ルーカス(美浦・堀宣行厩舎、牡2)が15日の入厩後、初時計をマーク。Wコースを馬なりで5ハロン73秒1−14秒0。「前回入厩(4月末)したときよりも一段階、体がしっかりとしてきた」と森助手。今後は週末に函館競馬場に移動、順調なら札幌開催でデビューする可能性がある。

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【宝塚記念】レース展望 2017年6月19日(月) 20:11

 今週の阪神日曜メインは、上半期最後のGI・宝塚記念(25日、芝・内2200メートル)。今年のサマーグランプリは登録こそ11頭と少ないが、GIホース4頭を含む重賞ウイナー9頭が名を連ねており、ハイレベルな熱戦が繰り広げられることは間違いない。

 主役は2年連続ファン投票1位のキタサンブラック(栗東・清水久詞厩舎、牡5歳)。昨年を約1万9500票上回る10万1621票を獲得した現役屈指のスターホースだ。先手を取った昨年のこのレースは、終始後続にプレッシャーをかけられる流れの中、最後まで激しく抵抗。マリアライトドゥラメンテにとタイム差なしの3着に粘った。その後は、ジャパンC大阪杯、天皇賞・春と3勝を積み上げ、現在GIは5勝。特に前走の天皇賞・春は、勝ちタイム3分12秒5で、ディープインパクトが2006年にマークしたタイムを0秒9更新する日本レコードだった。

 14日の栗東での1週前追い切りではCWコースで6ハロン78秒9の好時計を馬なりでマーク。辻田厩務員も「このままの感じなら、馬体重は540キロ前後(天皇賞・春時536キロ)でレースに出走できると思います。心配事は何もないです」と順調さをアピールする。GI愛チャンピオンステークス(9月9日、レパーズタウン競馬場、芝2000メートル)と仏GI凱旋門賞(10月1日、シャンティイ競馬場、芝2400メートル)に登録を済ませており、秋には世界デビューのプランもあるだけに、ここは負けられない一戦だ。

 ファン投票3位のシュヴァルグラン(栗東・友道康夫厩舎、牡5歳)は、GI・6度目の挑戦で悲願の初勝利を狙う。前走の天皇賞・春は2着で、GIで初めての連対を果たした。阪神大賞典ではサトノダイヤモンド、天皇賞・春ではキタサンブラックを相手にともに0秒2差に迫っているが、内容的には完敗。それでもこの2戦は機動力に磨きがかかってきた。昨年の宝塚記念は9着で、「昨年は疲れが残っていたが、今年は違うよ」と友道調教師は状態面の良さを強調する。成長力豊かなハーツクライ産駒。父が2005年の有馬記念で大本命のディープインパクトを負かしたように、息子がこの宝塚記念で大本命のキタサンブラックを負かしても不思議はない。

 ファン投票5位のゴールドアクター(美浦・中川公成厩舎、牡6歳)は一昨年の有馬記念を制したグランプリホース。昨年の有馬記念でもサトノダイヤモンドキタサンブラックから差のない3着に入ったように、その実力は現役でも指折りだ。今年2戦目だった天皇賞・春は出遅れが響いての7着。前走に引き続き横山典弘騎手が手綱を取り、巻き返しを図る。阪神は初めてだが、同じような急坂がある中山は得意。コース替わりがプラスに出れば、一変の可能性は十分ある。

 ファン投票6位のミッキークイーン(栗東・池江泰寿厩舎、牝5歳)は、前走のヴィクトリアマイルは1番人気を裏切って7着。マイルでも実績を残しているが、オークスを制しているように、やはり最も高いパフォーマンスを発揮するのは中距離なのだろう。牝馬はエイトクラウン(1966年)、スイープトウショウ(2005年)、マリアライト(16年)と過去に3頭がこのレースを制覇している。今年のメンバーの中で唯一の牝馬。能力、実績は前記の3頭と比べても遜色なく、史上4頭目の快挙を成し遂げても不思議はない。

 ファン投票8位のサトノクラウン(美浦・堀宣行厩舎、牡5歳)は、昨年の香港ヴァーズでGI初制覇。能力を見事に開花させた。芝2200メートルは【2・0・0・1】と好成績を残しているが、2勝はともに京都外回りの京都記念で、着外の一戦は昨年の宝塚記念6着。前走の大阪杯も直線の短い内回りで、コース適性には疑問符をつけざるを得ない。ただし、重馬場だった昨年の京都記念を3馬身差で圧勝しているように、渋った馬場は得意中の得意。梅雨どきで週末の天気が崩れるようなら、逆転のチャンスは出てくる。

 昨年6月に阪神で未勝利戦を勝ち上がったシャケトラ(栗東・角居勝彦厩舎、牡4歳)は瞬く間に出世を遂げ、デビュー6戦目でGIIの日経賞を制した好素材だ。前走の天皇賞・春がGI初出走で、歴戦の強者たちを前になすすべもなく9着に敗れたが、阪神は3戦3勝(内回りで2勝)とコース適性が高い。今回は同じ阪神内回り芝2200メートルの境港特別を勝ったときのクリストフ・ルメール騎手と2度目のコンビを組む。2度目のGIでもあり、侮れない存在だ。

 レインボーライン(栗東・浅見秀一厩舎、牡4歳)は、このレースで5勝と相性抜群のステイゴールド産駒。ネオリアリズムモーリスを相手に3着に好走した札幌記念や、サトノダイヤモンドの2着だった菊花賞での末脚は目を引いた。ラストの爆発力にかけるスタイルのため、展開に左右されるが、注意しておきたい。

 ミッキーロケット(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)も、レインボーライン同様、直線での追い比べにかけるタイプ。こちらは、神戸新聞杯サトノダイヤモンドのクビ差2着の実績があり、上位争いする可能性はある。

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【めざせクラシック】音無師ほれたダノンマジェスティ2017年6月7日(水) 05:02

 デスク 先週から東西で2歳の新馬戦が始まり、勝ち上がった馬はそれぞれ強かった。今年もレベルは高そうだな。

 正木 新種牡馬のロードカナロア、ノヴェリスト産駒が早速、勝ちました。それでも、今年も2歳戦はディープインパクト産駒が中心に動いていくことになりそうです。

 デスク よさそうな馬を教えてくれ。

 正木 ダノンマジェスティはいいですよ。

 デスク 今年の皐月賞アルアインの全弟だな。昨年のセレクトセール1歳セリで2億3760万円(税込み)で取引され、音無厩舎に入厩か。

 正木 「値段に見合う能力がありそう。母は短距離系だが、今で馬体重は470キロぐらいあって、全兄からも距離はもちそう。秋以降のデビューになりそうだけど楽しみだよ」と、音無調教師もほれ込んでいます。

 デスク ほかのディープ産駒はどう?

 正木 吉村厩舎のエルカラファテは、母がアルゼンチンのGIを5勝した女傑。「今で馬体重は460キロぐらい。デビューは秋以降になりそうですが、いい動きをしますよ」と吉村調教師は話しています。

 デスク 吉村厩舎はほかにも楽しみな馬がいるだろ。

 正木 ローズサクシードは、母系はローズキングダムジャパンC)などが出ている名門の“バラ一族”で、来週に入厩予定。「ワークフォース産駒で体は500キロの大型ですが、重苦しさはなくピリッしています。これは夏にはデビューさせたい」とトレーナーは期待しています。

 デスク 美浦は?

 千葉 ジェネラーレウーノが、7月16日の函館芝1800メートルでデビュー予定です。3月にギャロップ増刊号の「丸ごとPOG」で取材したときは、育成先のノーザンファームで、同じスクリーンヒーローの産駒でモーリスの全弟ルーカスとともに絶賛されていた馬なんです。

 デスク 動きはどうだ?

 千葉 1日に坂路でラスト1ハロン11秒7を馬なり! 矢野調教師も「今のところ100点。セール(昨年のセレクションセール)のときから体つきは目立っていたけど、調教をやればやるほど良くなっている」と目を細めています。

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