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モーリス(競走馬)

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モーリスの関連ニュース

 京都記念の追い切りが9日、美浦トレセンで行われ、香港ヴァーズでGI初制覇を飾ったサトノクラウンが熱のこもった動きを披露。サンケイスポーツの調教評価は『A』となった。帰国初戦だが、海外遠征の疲れもなく、連覇に向けて順調な仕上がりをアピール。看板馬モーリスが去った堀厩舎の新たなエースとして、今年のスタートを切る。

 帰国初戦でも、連覇は譲れない。香港ヴァーズで待望のGI初制覇を飾ったサトノクラウンが、併せ馬で順調な仕上がりをアピールした。

 早朝から降り続いていた雪が小雨に変わった午前9時30分過ぎ、「紫地、金文字、★印」のGI馬ゼッケンをつけ、Wコースに登場。3歳新馬のソレイユドパリを1馬身ほど追走してスタートした。コースの内を悠々と進んで直線に向くと、力強い脚さばきで伸び、最後は馬なりで併入。タイムは5ハロン69秒2、3ハロン40秒7−13秒1と目立たなかったが、熱のこもった最終調整だ。

 「動きは良かったですね。海外遠征の疲れもなく順調です。水曜(8日)の時点で510キロ。去年より15キロほど増えて出走すると思いますが、力を出してくれるはず」

 多少余裕のある馬体での出走となりそうだが、森助手の口ぶりに不安は感じられない。

 前走は、凱旋門賞2着馬でGI4勝を誇る強豪ハイランドリールを見事に差し切った。一昨年の皐月賞で1番人気に支持された未完の大器が、異国で大願成就。2001年のステイゴールド以来史上2頭目の日本馬Vで、世界にその名を知らしめた。

 「天皇賞で大敗したあと、気持ちを競馬に向けるようにしたことが、うまくかみ合った。向こうで、モーリスネオリアリズムと一緒に調整できたことも良かった」と森助手は勝因を分析。強さともろさが同居するタイプだが、昨年のこのレースは初の関西圏、休み明け、重馬場という悪条件にもかかわらず、3馬身差の完勝だった。今回コンビを組むのは、そのときと同じM・デムーロ騎手。この点は心強い。

 レース後は国内か、それとも招待状が届いたドバイシーマクラシックや豪州GIなど、再び海外となるかは流動的。しかし、モーリスが引退した今、厩舎の看板を背負っていくのは、このサトノクラウンだ。連覇で、それを証明する。 (花田隆)

京都記念の出馬表はこちら 調教タイムも掲載

2016年度世界ランク ヒカリ&モーリス5位タイ2017年1月25日(水) 09:17

 IFHA(国際競馬統括機関連盟)は1月24日、2016年のロンジンワールドベストレースホースランキング最終結果を発表した。昨年の世界ランキングトップに輝いたのは、134ポンドのアロゲート(米=B.バファート厩舎、牡4歳=年齢は今年のもので以下全て同じ)。デビュー戦こそ3着に敗れたが、その後は5連勝と快進撃を続け、その中には2着を13馬身半も引き離したトラヴァーズSと、米国競馬の頂点であるブリーダーズCクラシックという2つのGIが含まれている。

 2位は133ポンドのカリフォルニアクローム(米=A.シャーマン厩舎、牡6歳)。次走の新設GIペガサスワールドC(28日、米ガルフストリームパーク競馬場)が引退レースで、アロゲートと対決する予定だ。

 以下、3位には豪州の名牝ウィンクス(C.ウォーラー厩舎、牝6歳)=132ポンド、4位アルマンゾル(仏=J.C.ルジェ厩舎、牡4歳)=129ポンド=と続いた。

 日本馬のトップはモーリス(美浦・堀宣行厩舎、牡6歳)とエイシンヒカリ(栗東・坂口正則厩舎、牡6歳)の127ポンドで5位タイ。エイシンヒカリは前回の発表まで129ポンドの評価だったが、下方修正された。逆にモーリスは引退レースの香港Cを制したことで3ポンド上積みされた形だ。

 ジャパンCを制したキタサンブラック(栗東・清水久詞厩舎、牡5歳)と、香港ヴァーズを制したサトノクラウン(美浦・堀宣行厩舎、牡5歳)も123ポンドを獲得してランキングを上げ、12位タイ。有馬記念を制したサトノダイヤモンド(栗東・池江泰寿厩舎、牡4歳)は122ポンドで18位タイだった。

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【沢田康文の欧州リポート】ヒカリ&モーリスが日本最高5位2017年1月25日(水) 05:03

 24日、ロンドン市内のクラリッジズホテルでIFHA(国際競馬統括機関連盟)主催のロンジンワールドベストレースホースランキングの表彰式が行われ、2016年度の公式ランキングが発表された。

 世界一になったのは、昨秋のBCクラシックを制しアメリカ競馬の頂点に立ったアロゲート(米=B・バファート、牡4)で、昨年のアメリカンフェイローと同じレーティングとなる134ポンドという高い評価を獲得した。133ポンドの第2位が同レースの2着馬でドバイWCを勝ったカリフォルニアクローム(米=A・シャーマン、牡6)。第3位には8馬身差で圧勝したコックスプレートなどGI9つを含み13連勝中の世界最強牝馬ウィンクス(豪=C・ウォーラー、牝5)が132ポンドで続いた。

 世界ランナーとされる115ポンド以上を獲得した日本馬は昨年の43頭から40頭に微減したが、全体の第5位にイスパーン賞で大差勝ちしたエイシンヒカリモーリスが127ポンドで並びランクイン。エイシンヒカリのレーティングは当初の129ポンドから見直され、モーリスの評価対象は引退レースとなった先月の香港Cになっている。

 その他の日本馬ではキタサンブラックサトノクラウンが123ポンドで12位タイ。有馬記念のパフォーマンスが122ポンドの評価を受けたサトノダイヤモンドは18位タイとなった。

 また、上位4着馬までのレーティングの平均値を取り集計される“世界のトップ100・GIレース”に日本の競走が東京大賞典を含めて12レース入り、これは国別では米国の23競走、英国の15競走に次ぐ3番目の数となった。第43位タイの菊花賞が2701メートル以上のカテゴリー「E」で世界トップ。第24位タイの皐月賞日本ダービーは3歳限定戦としては欧米のダービーを抑えて世界最高の評価を受け、日本競馬全体の底上げが改めて証明されたランキングになった。 (在仏競馬記者)

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モーリスなどJRA重賞勝ち馬3頭が引退 2017年1月18日(水) 18:37

 1月15日〜1月19日にかけて3頭のJRA重賞勝ち馬が競走馬登録を抹消。モーリスは種牡馬に、ワイドバッハは未定、マキオボーラーは乗馬になる予定。

 2015年度のJRA賞年度代表馬に選出されたモーリス(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎、父スクリーンヒーロー、母メジロフランシス、母の父カーネギー)は、1月15日(日)付でJRAの競走馬登録を抹消した。日曜日の中山競馬の最終レース終了後にパドックで引退式を行ったあと、繋養先の北海道勇払郡安平町の社台スタリオンステーションに移動。すでに種牡馬としての新生活に入っている。

 モーリスは通算成績18戦11勝。獲得賞金は5億3624万6000円(JRA)&5億4743万9700円(香港)。2016年天皇賞(秋)などJRAのGIを3勝、2016年香港カップなど香港のGIを3勝。

 2014年武蔵野S・GIIIに優勝したワイドバッハ(牡8歳、栗東・庄野靖志厩舎、父アジュディケーティング、母グリーンヒルレッド、母の父スキャン)が1月18日(水)付でJRAの競走馬登録を抹消した。今後の行先は未定。

 ワイドバッハは通算成績32戦7勝。獲得賞金は1億7197万1000円。

 2016年小倉サマージャンプ・JGIIIの優勝馬マキオボーラー(牡7歳、栗東・五十嵐忠男厩舎、父メイショウボーラー、母パルティシオン、母の父エルコンドルパサー)が1月19日(木)付でJRAの競走馬登録を抹消する。今後は兵庫県神戸市のリトルホースクラブで乗馬となる予定。

 マキオボーラーは通算成績22戦4勝。獲得賞金は1億743万3000円。

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モーリス、社台SS到着!種付けシーズンに向け体づくりへ 2017年1月17日(火) 05:03

 国内外でGI6勝を挙げ、昨年の香港カップ優勝を最後に現役を引退したモーリス(牡6)が16日、種牡馬として繋養される北海道安平町の社台スタリオンステーションに到着した。国内の生産者だけでなく、海外からも注目を集めてのスタッド入り。GI7勝のジェンティルドンナがすでに配合相手に決定しているほか、多くの良血牝馬が初年度の花嫁候補に挙がっており、これから本格的な種付けシーズンに向けて体づくりに入る。

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モーリス引退式 今年ジェンティルと13冠配合へ 2017年1月16日(月) 05:06

 国内外でGI6勝を挙げ、JRA賞では一昨年の年度代表馬、昨年の特別賞に選ばれたモーリス(美・堀、牡6)の引退式が、15日に中山競馬場で行われた。多くのファンが別れを惜しんだ場で、初年度からGI7勝牝馬ジェンティルドンナとの配合予定があることも明らかに。卓越したパフォーマンスと配合しやすい血統背景から種牡馬としての需要も高く、満を持して新たなスタートを切る。

 最終レース終了後、寒風吹きすさぶ中山のパドックで行われたGI6勝馬モーリスの引退式。元気いっぱいに周回する姿を、居残ったファン約2000人が見守った。この後に競走馬登録を抹消され、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる。

 サンデーサイレンスの血が薄いモーリスは種牡馬として貴重で、繁殖牝馬の選択肢も多い。ノーザンファームの吉田勝己代表は初年度の交配相手にGI7勝のジェンティルドンナが決定していると明言。年度代表馬同士の夢の配合が実現する。「サンデー系の牝馬をいい順に付ける予定です」とバックアップを約束。2010年の年度代表馬ブエナビスタも花嫁候補に挙がっている。

 ビデオレターでコメントを寄せた名手2人も太鼓判を押した。コンビを組んでGI4勝のライアン・ムーア騎手(33)=英国=は「ずば抜けた馬体の持ち主。第二の人生も必ず成功すると思う」と語り、ジョアン・モレイラ騎手(33)=香港=は「彼の優秀な遺伝子が次の世代に受け継がれていくと確信している」と話した。

 堀調教師は「競走馬として完成する前に引退することは申し訳ない気持ちでいっぱいですが、モーリスの弟や妹、これから生まれてくるであろう産駒にこの経験を生かし、モーリスを超えるような競走馬を育てていければと思います」と、歴史的名馬を見送った。

 順調なら産駒のデビューは、東京五輪が開催される2020年の夏。モーリス2世へ、夢は紡がれる。

 ◆吉田和美オーナー 「モーリスはとても賢い馬で、内面も表情も本当に面白い馬でした。種牡馬になり、理性も知性も兼ね備えたモーリスに似た走る子を出してくれることを心待ちにしたいと思います」

モーリスの競走成績はこちら★ジェンティルドンナの競走成績はこちら

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モーリスが中山競馬場で引退式 2017年1月15日() 19:06

 国内外のGIで通算6勝を挙げ、2015年にJRA賞の年度代表馬と最優秀短距離馬、16年には特別賞を受賞したモーリス(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)の引退式が1月15日、中山競馬の最終レース終了後、パドックでファン約2000人が見守る中で行われた。抽選で選ばれたファン30人が記念撮影に参加したほか、その30人を含む300人に吉田和美オーナーからメッセージカードとモーリスのぬいぐるみが贈られた。

 同馬は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる。

 ◆吉田和美オーナー「モーリスはとても賢い馬で、内面も表情も本当に面白い馬でした。昨年春までは、勝つとドヤ顔で帰ってきましたが、ラストランの香港(香港カップ1着)では目を横に引き、気取ってフッと笑う馬になっていました。ムーア騎手に教え込まれたのでしょうか。今後は理性も知性も兼ね備えたモーリスに似た走る子を出してくれることを心待ちにしたいと思います」

 ◆堀宣行調教師「引退式は、モーリスの最後の競走が香港だったことから、今まで応援していただいたファンの皆さまに感謝の気持ちを表したいというオーナーの思いにより実現しました。調教師としては、競走馬として完成する前に引退することは、馬にも関係者にもファンにも申しわけない気持ちでいっぱいですが、モーリスの弟、妹やこれから生まれてくるであろう産駒にこの経験を生かし、モーリスを超えるような競走馬を育てていければと思います」

川田将雅騎手「これだけの馬の背中を味わえたことが僕にとって大きな財産です。ありがとうございました。そして無事に第二の馬生を歩めることを、心よりお喜び申し上げます」

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【京成杯】サーベラージュ&バリングラ出走GO! 2017年1月12日(木) 13:33

 未定だった堀厩舎の2頭が美浦でそれぞれ軽快な動きを見せ、そろってGOサインが出された。

 11月の東京新馬戦V以来となるサーベラージュは、Wコースでブライトバローズを1馬身先行する流れ。折り合いはスムーズで、直線も余力十分に併入した。

 「前走後に左トモに疲れが出て放牧。今も左トモの痛みは継続してあるし、秋より馬っ気も強くなっているけど、先週、今週とけいこの動きがいいので態勢は整ったと思います」と森助手。

 5日のジュニアC(6着)からわずか10日でレースに臨むバリングラは、坂路単走で流した程度。それでもラスト1Fは12秒8としっかり反応した。

 「前走は集中して走れなかった分、ダメージもなく息の戻りも良かった。チークピーシズを着けて追ったら感触が良かったので、レースでも着ける予定。距離延長はプラスだし、集中して走れれば巻き返せていい」

 同日の最終レース後に行われる厩舎の偉大な先輩モーリスの引退式に花を添えられるか、新鋭の走りに注目だ。(夕刊フジ)

京成杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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モーリスの引退式は予定通り1月15日に中山競馬場で2017年1月8日() 11:34

 国内外のGIで6勝を挙げたモーリス(美浦・堀宣行厩舎、牡6歳)の引退式は予定通り、1月15日に中山競馬場で行われる。場所はパドックで、12R終了後の午後4時30分ごろ開始の予定。JRAが8日、正式に発表した。

 同馬は2015年に安田記念マイルチャンピオンシップ香港マイルを制覇。JRA賞年度代表馬と最優秀短距離馬に輝いた。16年にはチャンピオンズマイル、天皇賞・秋を勝った後、ラストランとなった香港Cも勝利で飾っている。

 今後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる。

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【有馬記念】ダイヤ輝いた日本一!ルメール感涙 2016年12月26日(月) 05:06

 第61回有馬記念(25日、中山10R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝・内2500メートル、1着本賞金3億円 =出走16頭)クリストフ・ルメール騎乗で1番人気のサトノダイヤモンドが、ゴール前の大激戦を制してGI2勝目を挙げた。古馬のチャンピオンを倒した3歳馬は来年、日本競馬の悲願、凱旋門賞(10月1日、仏シャンティイ、芝2400メートル)制覇を目指す。タイム2分32秒6(良)。2着はキタサンブラック、3着はゴールドアクター。1、2、3番人気の順で決着したのは1977年の1着テンポイント、2着トウショウボーイ、3着グリーングラス以来39年ぶり2度目だった。

 約10万人の大観衆が、国内最高峰のたたき合いに酔いしれた。GI馬3頭が直線で繰り広げた大激戦は、3歳馬のサトノダイヤモンドが、先に抜け出したキタサンブラックをクビ差で捕らえ決着。国内最強の座を手に入れ、相棒の背中で歓喜の涙を流したルメール騎手は、場内インタビューで声を詰まらせた。

 「すごく、すごくうれしいです。4コーナーで内のゴールドアクターからプレッシャーを受けたので反応が少し遅かったけど、ゴール前まですごく頑張った。新馬戦からずっと乗って、有馬記念も勝てた。きょうは素晴らしい日です」

 レース後は感情を高ぶらせたが、冷静かつ巧みな手綱さばきが光った。

 前半は中団の外めを追走。前方に視線を送ると「一番のライバル」というブラックが、2番手でリズムよく走る姿が見えた。リスクを覚悟で動いた。促しながらポジションを上げ、向こう正面では早くも3番手。4コーナーでは外を回ったぶんだけブラックとの差は少し開いたが、急坂を上り切ってから詰め寄り、最後の最後でかわした。

 2012年のゴールドシップ以来、史上18頭目の3歳馬V。05年にハーツクライに騎乗し、無敗で3冠を制したディープインパクトに初めて土をつけた経験があるからこそ、その重みが分かる。「能力がすごく高い。スーパーホースになりました」。3歳時に敗れたディープの雪辱を、息子のダイヤモンドで果たしたことも縁だろう。戸崎騎手とのリーディング争いは1勝差で屈したが、ホープフルSレイデオロに続き重賞連勝締め。勝負強さを見せつけた。

 モーリスは引退。今年の国内平地GIでただ1頭、2勝を挙げていたキタサンブラックを倒し、日本NO・1として来年は世界制圧をにらむ。有馬記念で歴代単独1位となる4勝目を挙げた池江調教師は「春は国内に専念して、秋は凱旋門賞から逆算したローテーションを組んでいこうと、オーナーと話をしました。背腰に芯が入れば、もうひとつ、ふたつ上のギアと爆発力が備わると思います」と先を見すえた。

 ルメール騎手は「頭がよくて、すぐにいいポジションを取れる。スタミナもあるので、凱旋門賞にはいいタイプ。いけると思います」。日本競馬の悲願、そして鞍上にとっても初となる世界の頂点へ、思いをはせた。

 磨けばまだまだ輝きが増すサトノダイヤモンドが、日本競馬の未来を明るく照らしていく。 (川端亮平)

★25日中山10R「有馬記念」の着順&払戻金はこちら

アラカルト ★ディープインパクト産駒 14年ジェンティルドンナに次ぐ2勝目。JRA・GIは37勝目。今年は重賞38勝目で、03年に父サンデーサイレンスの産駒が樹立した最多勝記録に並んだ。 ★1番人気馬のV 13年オルフェーヴル以来の22勝目。 ★関西馬のV 14年ジェンティルドンナ以来で、通算では27勝目。関東馬は34勝。 ★払戻金 ワイド(1)(11)200円、馬単(11)(1)770円、3連複(1)(2)(11)1050円、3連単(11)(1)(2)3940円はそれぞれ有馬記念の最低払戻金額。

サトノダイヤモンド 父ディープインパクト、母マルペンサ、母の父オーペン。鹿毛の牡3歳。栗東・池江泰寿厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は里見治氏。戦績8戦6勝。獲得賞金6億7496万4000円。重賞は2016年GIIIきさらぎ賞、GII神戸新聞杯、GI菊花賞に次いで4勝目。有馬記念は、池江泰寿調教師が09年ドリームジャーニー、11・13年オルフェーヴルに次いで4勝目、クリストフ・ルメール騎手は05年ハーツクライに次いで2勝目。馬名は、「冠名+宝石名。額の流星の形から連想」。

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【有馬記念】レース展望 2016年12月19日(月) 20:18

 今年の中央競馬は金、土、日の3日間開催を残すのみ。日曜の中山メインで、第61回有馬記念(25日、GI、芝2500メートル)が行われる。2016年の中央競馬を締めくくるクリスマスグランプリは、GIホース5頭を含む重賞ウイナー14頭の超豪華メンバーが顔をそろえ、フルゲートの16頭で争われることになりそうだ。なお、枠順は21日(水曜)に都内のホテルで17時から行われる公開抽選によって決定(BSフジが17時〜18時30分まで生中継)する。今年の最後に笑うのはどの馬か−。

 主役を務めるのは、前走のジャパンCで、菊花賞、天皇賞・春に次ぐGI・3勝目を飾ったキタサンブラック(栗東・清水久詞厩舎、牡4歳)だ。13万7353票を集め、宝塚記念に続くファン投票1位で選出。昨年は0秒1差の3着で涙をのんだ年末の晴れ舞台に立つ。

 ジャパンCは(1)番枠から絶好のスタートでハナを奪い、後続に影をも踏ませぬ見事な逃げ切り。2着サウンズオブアースには2馬身半差をつける完勝だった。4歳の今年は、産経大阪杯2着、天皇賞・春1着、宝塚記念3着、京都大賞典1着、そして前走と、相手関係、距離、コース、展開を問わない抜群の安定感。ドゥラメンテモーリスがターフを去った今、日本競馬界のエースは間違いなく、この馬だ。「武豊騎手で、この京都大賞典ジャパンC有馬記念と予定している秋3戦全て勝ちにいきたい」と話していた北島三郎オーナーの目標は、あとはこの大トリだけ。レース後に、武豊騎手がオーナーの代表曲「まつり」を熱唱するシーンが見られるか−。

 史上5頭目の連覇を狙うゴールドアクター(美浦・中川公成厩舎、牡5歳)は、前走のジャパンCではキタサンブラックから0秒6差の4着に敗れたが、得意の中山なら逆転が計算できる。昨年は負けなしの4連勝でGI初制覇を飾り、今年は日経賞産経賞オールカマーと中山では2戦2勝。12着と思わぬ大敗を喫した天皇賞・春は、レース前からテンションが高かった。ジャパンCはデビュー以来最高の504キロの馬体重で反応が鈍かったことも敗因かもしれない。秋3戦のローテーションは予定通りで、いわば連覇が今年の最大目標。キタサンブラックにしっかりとリベンジを果たす可能性は十分ある。

 サトノダイヤモンド(栗東・池江泰寿厩舎、牡3歳)は初の年長馬との対決で、GI連勝に挑む。皐月賞3着、日本ダービー2着と惜しい競馬が続いていたが、前走の菊花賞でついにビッグタイトルを手にした。鞍上は先週まで181勝を挙げ、リーディングトップに立つクリストフ・ルメール騎手。里見治オーナーも、香港ヴァーズサトノクラウンで、朝日杯フューチュリティSをサトノアレスで勝利と波に乗っている。過去10年で4勝している菊花賞馬。4歳以上牡馬より2キロ軽い55キロの斤量を生かし、並み居る歴戦の馬たちに立ち向かう。

 昨年のこのレースでゴールドアクターのクビ差2着だったサウンズオブアース(栗東・藤岡健一厩舎、牡5歳)は、前走のジャパンCも2着だった。前走の直後、ミルコ・デムーロ騎手は「2着、一番嫌い。キタサンブラックと、もっと(馬体を)併せられる形になっていればね。冬場は走る馬なので、有馬記念が楽しみです」と雪辱に燃えていた。キタサンブラックゴールドアクターを目標に、自慢の末脚がさく裂するか。JRA・GIの18勝中、中山で8勝を挙げるミルコの執念の騎乗も注目される。

 このグランプリが引退レースとなるマリアライト(美浦・久保田貴士厩舎、牝5歳)は、昨年のこのレースで大外(16)番枠ながら0秒1差の4着と好走。また、宝塚記念ではキタサンブラックを破って勝っているように、牡馬相手のGIでもヒケを取らない能力の持ち主だ。この秋、産経賞オールカマーは休み明けで反応が鈍く5着、連覇を狙ったエリザベス女王杯は1コーナーでの不利が響き流れに乗れず6着と、ここ2戦の敗因は明らか。調整を担当する池内一貴調教助手も「去年はエリザベス女王杯が目標で、今年は有馬記念が目標。肉体的にも精神的にも、今年の方がいいですよ」と巻き返しに向け、自信たっぷりの口ぶり。引退の花道を最高の形で飾っても不思議はない。

 サトノダイヤモンドと同じ池江厩舎のミッキークイーン(牝4歳)は、昨年のオークス秋華賞を勝っている。ヴィクトリアマイル2着以来、6カ月ぶりだったエリザベス女王杯は3着。しかし、上積みは十分見込めるので、ここでもV争いに加わってきそうだ。コンビを組む浜中俊騎手は、ミッキーアイルで勝ったマイルチャンピオンシップでの斜行によって開催8日間の騎乗停止になったが、今週から処分が解ける。ここは名誉挽回とばかりに、気合が入る一戦だろう。鞍上ともども無視できない。

 シュヴァルグラン(栗東・友道康夫厩舎、牡4歳)は前走のジャパンCで、今年の天皇賞・春と同じ3着。4コーナーの手前で少し置かれ気味になったが、直線での伸び脚は際立っていた。父ハーツクライは、2005年のこのレースでディープインパクトを破ってGI初V。同じ4歳で勝利し、父子制覇を果たすことができるか。3日の阪神5Rで落馬し、右鎖骨を骨折した福永祐一騎手は、今週復帰。ミッキークイーンと浜中騎手のコンビ同様、こちらも注目できる。

 ステイヤーズSを連覇し、再びこの舞台へ駒を進めたアルバート(美浦・堀宣行厩舎、牡5歳)も侮れない。昨年は道中の立ち回りがうまくいかず11着だったが、勝ったゴールドアクターからの差は0秒6と、それほど離されなかった。今回はルメール騎手と1勝差で激しいリーディング争いを繰り広げる戸崎圭太騎手とのコンビが復活。タフなレースになれば、侮れない存在だ。

 他にも、昨年、同じ舞台の日経賞を勝ち、今年の京都大賞典ではキタサンブラックとクビ差2着だったアドマイヤデウス(栗東・橋田満厩舎、牡5歳)、重賞4勝で菊花賞2着の実績があるサトノノブレス(栗東・池江泰寿厩舎、牡6歳)、前走の金鯱賞で重賞4勝目を挙げたヤマカツエース(栗東・池添兼雄厩舎、牡4歳)、福島記念を逃げ切り3連勝中のマルターズアポジー(美浦・堀井雅広厩舎、牡4歳)なども、条件がかみあえば、上位人気が予想されるメンバー相手にひと泡吹かせることは可能だろう。

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【東西現場記者走る】折り合い完璧!トラスト信頼できる 2016年12月15日(木) 05:07

 東西サンスポの精鋭記者が、1週間の密着取材で勝ち馬を探し出すGI企画『東西現場記者走る』。朝日杯FSを担当する大阪サンスポのルーキー・山口大輝記者(25)は連載3日目の14日、札幌2歳Sの勝ち馬のトラストに注目した。前走の東スポ杯2歳Sで見せた掛かる面を、調教で修正できたのか。栗東トレセンで中村調教師を直撃した。

 夜に降った雨も上がり意気揚々と調教スタンドへ。ホッとしたのもつかの間、この日の敵は強風だった。温度計は8度を示していたが、体感気温はさらに5度ほど低めか。風にあおられながらも、各馬の状態を見極めるため、目をこらした。

 最大のターゲットは、5着に敗れた前走の東スポ杯で折り合いを欠いたトラスト。まずは調教でスムーズに走れるのかを確かめたかった。馬場開場から約3時間が過ぎた午前9時50分、ハロー(整地)明けの栗東CWコースにようやく登場だ。マイネルサグラ(500万下)の背後をぴたりと追走。1角、2角ではゆったりと運びながら徐々にスピードアップ。全く折り合いを欠くことなく直線へ。並びかけるのに時間はかかったが、ムチも入り、最後は半馬身先着でフィニッシュ。中村調教師のトーンは高かった。

 「調教では折り合いは完璧ですね。仕上げも完璧。ふっくらしているし、いい体です」

 2走前に逃げ切りで札幌2歳SをV。前走は好発を決めたが、2番手に控えたことで行きたがった。直線で先頭に立ったが、後続につかまった。それでも勝ったブレスジャーニーに0秒4差と、大きくは離されなかった。

 1週前追い切りでも馬の後ろで我慢させ、最後に伸びて先着。折り合いの矯正はうまく行ったようだ。トレーナーも「あとはテンションを上げずにうまく走ってくれることを願ってます」と満足げな表情を浮かべた。

 今回は距離が200メートル短縮される。「1200、1400メートルで走ってきた速い馬がいるから、流れも速くなりそう。速い流れでついていけそうなのはいいね」と展開も向きそうだ。

 トラストと同じスクリーンヒーロー産駒のモーリスは、香港カップでGI6勝目を挙げ、有終の美を飾った。「一緒にするのはおこがましいけど」と前置きしつつ「小型だけど、走り方やバネは父が一緒だからか、似ているところがある」と中村調教師は名馬に姿をだぶらせる。

 1996年(当時は朝日杯3歳S)のマイネルマックス以来となる、このレース制覇に気合十分だ。力強い言葉に心は傾いたが、まだ取材は折り返し地点。可能性を秘めた若駒をさらに探したい。(山口大輝)

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モーリスは“神の領域”!香港C圧勝劇に地元紙絶賛 2016年12月13日(火) 05:01

 【香港12日=藤沢三毅】香港カップ香港ヴァーズと日本馬が2勝した香港国際競走から一夜明け、12日付の地元紙は結果を大きく扱った。英字紙『サウス・チャイナ・モーニング・ポスト』は、モーリス(美・堀、牡5)の圧勝劇を“日本のヒーローは神の領域に入った”という見出しで絶賛。現地で3度目のGI制覇を果たした名馬のラストランを詳細に報じた。

 また、香港のメディアは、スプリントを制したエアロヴェロシティ(P・オサリバン、セン8)とマイルを制したビューティーオンリー(A・クルーズ、セン5)に来春の日本参戦予定があることを報道。香港馬の“逆襲プラン”を伝えている。

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【ターコイズS】レース展望 2016年12月12日(月) 20:41

 今週の中山土曜メインは、第2回ターコイズステークス(17日、未格付け重賞、ハンデ、芝・外1600メートル)。重賞に格上げされた昨年は、11番人気、16番人気、15番人気の軽ハンデ馬が上位を独占し、3連単295万4680円の大波乱だった。枠順による有利不利の差が大きい中山のマイルで行われる牝馬のハンデ戦。今年もあっといわせる決着となるのだろうか。

 人気の中心となるのは、マジックタイム(美浦・中川公成厩舎、5歳)だ。4月のダービー卿チャレンジトロフィーで重賞初制覇。ヴィクトリアマイルは6着、マイルチャンピオンシップは8着と、GIの2戦は着外だったが、牡馬相手に重賞を勝った中山芝1600メートルなら、ハンデ56キロでも主役を張れる。現在177勝を挙げ、JRAリーディングトップのクリストフ・ルメール騎手とのコンビは3戦目。関屋記念で3着、府中牝馬ステークスで2着と、あと一歩のところで勝利に導くことができなかった名手が、“三度目の正直”でVに導くか。

 カフェブリリアント(美浦・堀宣行厩舎、6歳)は、秋初戦だった同舞台の京成杯オータムハンデキャップで、勝ったロードクエストと半馬身差の2着。前走の府中牝馬Sは6着だったが、全6勝中3勝のマイルに戻るのは好材料だ。京成杯AHから1キロ増のハンデ55キロだが、背負い慣れた斤量。鞍上は京成杯AH2着時と同じ戸崎圭太騎手で、ルメール騎手と激しいリーディング争いを繰り広げる関東のトップジョッキーも、ここは気合が入る一戦だろう。香港カップモーリス香港ヴァーズサトノクラウンと、海外GI同日制覇を成し遂げた厩舎の勢いも無視できない。

 昨年の桜花賞を逃げ切ったレッツゴードンキ(栗東・梅田 智之厩舎、4歳)は、前走初ダートだった交流GI・JBCレディスクラシックで、持ち前のスピードを存分に発揮して2着。改めて能力の高さを示した。トップハンデ56.5キロが鍵だが、桜花賞以来の勝利を目指す。

 アットザシーサイド(栗東・浅見秀一厩舎、3歳)は、桜花賞ジュエラーシンハライトに続く3着に入った実力馬だ。初の古馬相手だった前走のオープン特別・オーロカップは直線で不利がありながら、0秒1差の3着。2走前のローズS(5着)は2番手からの競馬だったが、中団、後方で脚をためる形がこの馬の好走パターンといえる。ハンデ54キロなら、自慢の末脚で歴戦の古馬をまとめて差し切っても驚けない。

 3歳勢は他にも好メンバーが集結した。同舞台のフェアリーSを逃げ切ったビービーバーレル(美浦・中舘英二厩舎)、同レース2着ダイワドレッサー(美浦・鹿戸雄一厩舎)の2頭はハンデ54キロ、中山でフラワーCを勝っているエンジェルフェイス(栗東・藤原英昭厩舎)は同じく54キロ、ローズSシンハライトのハナ差2着だったクロコスミア(栗東・西浦勝一厩舎)もハンデ54キロ、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ2着ウインファビラス(美浦・畠山吉宏厩舎)はハンデ53キロで、古馬に挑む。

 ウリウリ(栗東・藤原英昭厩舎)とウキヨノカゼ(美浦・菊沢隆徳厩舎)は、ハンデ56キロ。ともに重賞2勝の6歳馬も、もちろんV争いに加わってくるだろう。

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【香港カップ】世界のモーリス圧勝で有終GI6勝! 2016年12月12日(月) 05:11

 【香港11日=藤沢三毅、川端亮平】世界の強豪が集結して4つのGIが開催される香港国際競走がシャティン競馬場で行われ、メインの香港カップ(芝2000メートル)は断然の1番人気に推されたモーリス(美浦・堀宣行厩舎、牡5歳)がインから鮮やかに差し切って優勝。圧倒的な力を見せつけ、ラストランを飾った。6つ目のGIタイトルを手に入れ、今度は種牡馬として世界の注目を集める。

 強すぎる。世界が戦慄する衝撃の結末だ。大地を揺らす歓声に包まれ、モーリスが3馬身差の圧勝。鮮やかすぎる走りで引退の花道を飾った。普段はあまり表情を変えないムーア騎手も、コンビを組んでGI4連勝の相棒を笑顔でたたえた。

 「マイルで素晴らしい馬だけど、2000メートルではもっと素晴らしい。騎乗するたびに成長していて、乗っていてすごく楽しい」

 連覇を狙ったエイシンヒカリの大逃げに場内がどよめき、4コーナーで先頭からモーリスまでの差は10馬身以上。現地でも日本でも不安がよぎった。しかし、そんな差もハンデにすらならない。直線でインから力強く伸びると、並ぶ間もなく前をかわして後続を突き放し、最強馬のパフォーマンスを見せつけた。

 「直線で前があいてからはすごく反応が良かったし、最後は流すくらいの余裕があった」と英国の名手は絶賛。吉田和美オーナーも「4コーナーではいくら何でも間に合わないと思いました。でも、抜け出すときは、馬ではないような走りでした」と興奮気味に声を震わせた。

 昨年はマイル、今年はカップと、香港でも“2階級制覇”を達成。今年は5月のチャンピオンズマイル、10月の天皇賞・秋に続くGI3勝目で、2008、09年のウオッカ以来となる2年連続の年度代表馬という可能性も出てきた。

 来年からは北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることが決定。大種牡馬サンデーサイレンス(SS)の死後も、ディープインパクトを筆頭にSS系が繁栄する中、SSの影響力が低いモーリスは貴重な存在だ。国内だけでなく、世界が注目する香港でGI3戦全勝という実績を思えば、世界中からのオファーも予想される。ノーザンファームの吉田勝己代表も「種牡馬としても世界から注目されるだろうし、活躍を期待しています」と壮大な夢を描く。

 日本競馬の至宝は、父となっても世界を驚かせるに違いない。伝説の続きは、モーリス2世に託される。 (藤沢三毅)

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