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モーリス(競走馬)

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モーリスの関連コラム

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前回の〜高松宮記念編〜では、1番人気で3着に敗れたレッドファルクスへの「押さえ程度」「今回は評価を下げざるをえない」「勢いがある馬の方を上に据えたい」といったやや厳しい評価をご紹介するとともに、3番人気10着のメラグラーナについても「良馬場の方がいい」や「主役級不在の混迷期に2連勝は価値が低い」といったプロ見解をお届けした当コラム。引き続き今週も馬券的中へのヒントを探しにプロ予想家に迫って参りたいと思います。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125

本日のターゲットは、4/2(日)G1大阪杯
ウマニティ公認プロ予想家のスガダイサラマッポ河内一秀くりーく加藤拓のオリジナルメンバーに加え、新たにkmを加えた6人の中から5人に登場してもらい、アノ注目馬3頭を中心に、その他の特注馬も含め見解を直撃!
※見解は全て3/27(月)時点のものです。

●今回のプロ予想家陣
スガダイプロ・・・ウマニティ「プロ予想MAX」No.1予想家。タイム理論(主にオリジナルのスピード指数)と血統をベースに、調教や展開などあらゆるファクターをそこに加味し総合的に判断して結論を出すスタイルで「プロ予想MAX」のエースとして活躍中。
サラマッポプロ・・・独自の馬体・走法分析から未知の適性を見抜き、厳選したレース&穴馬を狙い撃ちするスタイルで毎年プラス収支をマーク(近10年中9年で年間プラス達成!)。
河内一秀プロ・・・自身が開発した競馬予想ソフト「カツラギ」ウマニティ特別版を採用し予想を展開。
くりーくプロ・・・調教中心に予想を展開。関西の新馬戦+重賞が主戦場で、全頭調教評価コメントにも定評。
kmプロ・・・情報収集を重視した独特の思考フィルターで近3走の内容分析を中心に予想を展開する。穴馬を狙い撃ちするスタイルで、ウマニティ公認プロ予想家中300万超払戻し本数歴代トップの記録を保持している。

●各馬へのコメント
キタサンブラック
 サラマッポ 馬体が増えて、昨年本格化しましたね。厳しい展開でも崩れなくなり、距離や休み明けも問題ないですね。前に行ってレースを作れる強みもあり、今回も(人気でしょうが)中心視せざるを得ない印象です。前さばきが硬く、パワーもあるので、道悪でも力は出せるタイプです。
 河内一秀 指数的にも、一昨年の有馬記念以降、多少の上下動はあるものの7戦連続G1で掲示板以上の指数を記録しているね。なおかつ、そのうちの5戦は勝ち負けに持ち込めるレベルの指数を記録しているから立派。有馬記念以来3ヵ月ぶりの出走になるけど、昨年も同じローテーションで自己最高レベルの指数をマークしているから、休み明けでも問題はないだろうね。
 スガダイ 昨年の大阪杯ではアンビシャスに差されての2着。アンビシャスより2キロ重い58キロを背負ってたから仕方ない面もあるけど、単騎で本当に楽に運んでいたからなあ。やっぱり2000mはベストではないよ。常識的に考えれば昨年よりマークはきつくなるだろうし、この馬の目標はたぶん次の春天。ここを目標に仕上げてくる馬も多いだろうからねえ。おそらく1番人気になるだろうけど人気に応えられるかどうかは微妙じゃないかな。ただ、この馬はラッキーホースだから。今までも何度もあったように展開や枠順、馬場にまた恵まれるかもしれないな。
 くりーく 昨年と同じくシーズン緒戦で大阪杯に出走するキタサンブラックですが、追い切りの内容は昨年とは違ってきています。これは始動戦が同じレースでも、今年はG1レースになったということが大きいのではないでしょうか。天皇賞(春)、宝塚記念がその後に控えているとはいえ、毎回人気になる馬。勝ち負けできるレベルまで仕上げなくてはならないこともあるのでしょう。具体的に昨年と最も違うと感じるところは、先週までの追い切りでの併せ馬ですべて中か内に併せており、強めに追っていないというところ。仕上げ過ぎず、それでいてスイッチは入れておかなくてはならない状況なので、このようなほど良い内容の調教を積み重ねているのではないかと思います。特に1週前、2週前、その前の土曜と、3本連続3頭併せというのは近走の調教では見たことがありません。では、1週前の追い切りの動きはどうだったかというと、昨年秋の好調時まではいっていないものの、昨年のこのレース(2着)よりは明らかに気合いが乗っていて走るスイッチが入っている感じでした。昨年のこのレースの追い切りがかなり悪かったので、今年はそれとは比べものになりません。長めから十分乗り込んでいてこれだけ気合い乗りが良いなら、最終追い切りは強くやり過ぎない方が良さそうです。 
 km 実績、能力ともに上位の一頭であることは否定しません。ただ、強い馬が常に勝つとは限らないのが競馬です。昨年のこのレースや宝塚記念で敗れているように、持久力を問われる流れだと勝ちきれません。阪神の内回りは持久力の高い馬に有利なコースです。軸ならともかく、アタマで狙うのは危険ではないでしょうか。本題とズレますが、この馬って欧州の競馬向きです。宝塚記念はどう考えても適性がありませんから、ここを勝ってアイリッシュチャンピオンステークスに矛先を向けてくれれば、その先に続く凱旋門賞制覇も夢ではないと思うんですけどね......。

マカヒキ
 河内一秀 史上最強と謳われた現4歳世代にあって“3強”の一角。ただその“3強”に関して言うと、サトノダイヤモンドを除いて昨秋以降は指数の上昇が止まっていて、伸び悩みの傾向が顕著になっている状況だね。マカヒキの前走に関しては、着順は別としても指数的に皐月賞とほぼ同等かつダービーを下回り、古馬G1では掲示板に乗るのが精一杯というレベルだった。
 km この馬はキタサンブラックよりも更に瞬発力寄りの馬で、危険な人気馬の最右翼と言えます。前走の京都記念が持久力を問われる流れで、案の定、サトノクラウンばかりかスマートレイアーさえ交わせませんでした。陣営は馬場が悪かったのと休み明けが響いたと考えているようですが、どちらかと言えば既に成長のピークを過ぎている点が大きかったと個人的には分析しています。その意味で、今回もノビシロはあまり期待できないでしょう。まさに、河内さんが触れている指数の伸び悩みというのもこのあたりを表しているのではないでしょうか。
 くりーく 休み明けの前走は年明けから十分乗り込んでいたものの、最終追い切りの動きはどこか元気がない感じでした。遠征ボケなのかレースでもゴール前のひと伸びがありませんでした。今回も間隔を空けての調整で、乗り込み量も十分で時計も優秀。ですが、1週前追い切りの動きを見るとここでも終い伸びる感じが見られませんでした。最終追い切りでどれだけ良いところまで持ってこれるかに注目しなくてはならない存在でしょう。
 スガダイ 前走は1番人気に応えられなかったけど、海外帰りの休み明けで馬場も展開もこの馬向きではなかった。それでいて3着なら立派な内容だったんじゃないかな。・・・

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2017年03月24日(金) 19:25 甘粕代三
【ドバイターフ】友道康夫調教師、ヴィブロスは状態、調整いずれも文句なし!
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 今年のドバイワールドカップデーに出走する日本勢の中で、最も注目しているのが大魔神こと佐々木主浩さんの愛馬、ドバイターフに挑戦するヴィブロスだ。本番前日、最後の調整を行ったヴィブロス友道康夫調教師と今回、ヴィブロスに初騎乗のためにドバイに駆け付けた香港の雷神さまことJ.モレイラ騎手に直前の状態、本番での作戦を直撃した。(取材・文/甘粕代三)


――ドバイ入りしてからの状態は?

友道康夫調教師(以下、友道) 小柄な馬だけに空路長距離、長時間の輸送を心配していました。しかし、そんな心配にも関わらず、馬には全く影響ありませんでした。昨日23日の時点で馬体重は428キロと7キロ減っただけ、ちょうどいい感じに仕上がってます。3歳の時に比べると背も伸びて大人になってきました。暖かいドバイにきて冬毛もなくなり毛艶もよくなっています。生産者のノーザンファーム・秋田博章前場長は「あと1、2週間ここにいたらピカピカになるんじゃないの」と言ってくれています。

――調整はいかがですか?

友道 秋華賞を勝った直後、佐々木オーナーと相談してドバイをこの春の目標にしようと決めました。放牧に出して帰厩後に中山記念からドバイというローテーションを予定通り消化。中山記念は5着でしたが着差は僅か。ドバイ入りした後も順調に調教を進めてこられました。今日(24日)はモレイラ騎手に騎乗してもらってダートをキャンターで軽く一周。状態は更に上昇しています。その後ゲートに入れてみました。この馬、ゲートは速いんですが、枠内でうるさい時もあるので今回はゲートボーイを付けることにしました。それを試してみたんです。

――ゲートはどうでした?

友道 落ち着いていました。全く問題ないですよ。

――今回は乗りなれた福永祐一騎手から香港のモレイラ騎手に乗り替わりとなりました。

友道 祐一君が落馬負傷して長くかかりそうだという見通しでした。幸い回復も早く既に復帰していますが、落馬当初は早めに鞍上を確保しなければ、ということで内外の名手を探したんです。そして、ノーザンファームの吉田勝己代表夫人が所有していたモーリスに騎乗した縁からモレイラ騎手が騎乗してくれることになりました。モレイラ騎手は日本でも既におなじみ、その名手ぶりは皆さんご存知でしょう。鬼に金棒のような気持ちです。

――ジョアン(モレイラ騎手のこと)、初めて乗った感触は?

モレイラ この馬のレースをいくつか見てきたんだけど、乗ってみたらそのイメージ以上にいい馬でした。4歳の若馬ですが、内面は大変成熟しています。足が長くスマートな馬ですが、軽さと力強さを兼ね備えています。どこからでも競馬ができる馬ではないでしょうか。

――本番ではどんなイメージの騎乗を考えていますか?

モレイラ ドバイの最近のレースを見ていると前に行った馬が残るケースが目につきます。この馬の末脚が切れるのはビデオで見て分かっていますが、いつもよりは少し前で競馬をした方がいいいんじゃないか、という気がします。

――友道先生はどうお考えになりますか?

友道 モレイラ騎手の分析は正確ですね。私もそのように感じています。(モレイラ騎手に向って)ジョアン、この馬のレース、いくつか見ておいてほしい。この馬らしい勝ち方、この馬が自分の競馬を覚えた秋華賞とレースと中京の500万条件(2016年7月24日)、この2レースをイメージに競馬を進めてくれれば結果は自ずとついてくるんじゃないでしょうか。

モレイラ さっそく拝見します。この馬の力を100%発揮できるよう頑張ります。

友道 よろしくお願いしますよ!期待してます。


★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、今年も海外馬券販売レースのドバイターフドバイシーマクラシックドバイワールドカップ3レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。

甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2017年03月23日(木) 23:00 甘粕代三
【ドバイワールドカップデー】現地よりナマ情報!甘粕代三プロと文傑(ぶん・けつ)プロのドバイ3レースの予想提供が決定!
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◆プロフィール
文傑(ぶん・けつ)
香港最大の日刊紙『蘋果日報(アップルディリー)』首席競馬記者を務め、今秋より同じく大手日刊紙『星島日報』に移籍。競馬記者経験は20年以上。香港で最も経験と知識を有する競馬記者の一人。

甘粕代三(あまかす・だいぞう)
東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にのめり込む。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問。


甘粕 今年の日本と香港の顔ぶれ見てどう思う?寂しくないかい?

文傑 そうだね。香港は3頭だけ。<編集部注:香港馬の出走はダンドネル、ノットリスニントゥーミー(ドバイゴールデンシャヒーン)、アメージングキッズ(アルクオーツスプリント)の3頭。なお、前記2レースは日本での馬券販売はなし>日本も頭数はそろっているけど、前回のドバイ出張の時に比べると大物がいなくなったね。

甘粕 日本は今年から大阪杯がG1に昇格になったからね。

文傑 香港は調教師、馬主がドバイ遠征後の状態を憂慮するようになってね。年度代表馬だったデザインズオンロームがドバイ遠征の後、なかなか復調できなかった。デザインだけじゃないよ、ドバイ遠征後に調子を崩した馬は枚挙に暇がない。今年だって去年の年度代表馬、ワーザーが長期休養明け2戦目を勝ち上がってドバイへいったん名乗りを上げたんだけど、すぐに香港専念を決めてしまった。

甘粕 ドバイから香港春の祭典、クイーンエリザベス2世カップまでは1カ月だものね。

文傑 酷暑のドバイからの航空輸送を挟んでのローテーションは確かにきつい。

甘粕 ターフ連覇を目指していたリアルスティールが鼻出血で直前に回避したのは残念でならない。一番期待していた一頭だけにね。でも同じくターフで、香港の雷神さま(モレイラ騎手の香港での異名)、モレイラが騎乗するヴィブロスがリアルの無念を果たしてくれるんじゃないか、と期待してるんだ。

文傑 モレイラが騎乗すれば3馬身は違う。

甘粕 それどころじゃない。5馬身違うんじゃない(笑)

文傑 日本代表の馬に香港を代表する騎手が載るなんてちょっと前じゃ考えならないコラボレーションだよね。モレイラはモーリスでも香港で大きな勲章をいくつも上げているし、今度は舞台をドバイに変えて日本と香港のコラボレーションを再現ってことか。

甘粕 十分可能性はあるね。ウマニティの予想はドバイターフドバイシーマクラシックドバイワールドカップの3レース。香港勢の出走はないんだけど、しっかり予習してくれてるだろうね。

文傑 当たり前じゃないか!香港は日本よりも欧米、オセアニアのレースをサイマル発売してるんだぜ。日本のレースの発売は少ないけど、しっかりとチェックしてるよ。海外勢との比較は任せてくれよ。あと1日ある。夜明け前からメイダン競馬場に出かけて各馬の直前の状態をチェックして秘中の秘を日本の皆さんに提供しようじゃないか。


★”日本と香港を股にかけて活躍する海外プロ”甘粕代三プロと、”競馬記者歴20年超!香港競馬界の博学多識”文傑(ぶん・けつ)プロが、今年も海外馬券販売レースのドバイターフドバイシーマクラシックドバイワールドカップ3レースの予想提供をいたします。現地ならではの直前ナマ情報にご期待ください。

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2016年12月22日(木) 16:00 夢月
【各馬の前走と妙味】〜2016有馬記念〜
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中山芝2500m右回りで行われる有馬記念
簡単にレースの特徴を説明したうえで出走馬の前走を踏まえた妙味について書いていきたいと思います。


■2016秋シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7807


■レースの特徴■
コーナーを回る回数が多く、とにかくロスのない競馬を心掛けたいコース。
ただでさえタフさを求められるので、いかにスタミナを節約するかが鍵になります。
よって何らかで失速した際に立て直すのに時間がかかる馬や、コーナーを回るのが下手な馬などには厳しいレースになるでしょう。
経済コースを上手に立ち回ることが勝利に直結する以上、枠は内にいくほど有利に。
基本的には強い馬より、完璧にレースをこなした馬が勝つ、技巧的な舞台と言えます。

■前走の分析■

アドマイヤデウス
●前走天皇賞(秋) G1 6着 (経由1頭)
中団の外目を追走するも、上がり勝負となり決め手で屈した。
この時の馬体重が調教後496kg、当日476kgと明らかに状態面が万全ではなく、輸送減りも起こしていた。
キレ負けというより動きがもっさりして伸びきれていない様子で、それでモーリスと0.6秒差なら着順以上に評価して良いのでは。
前々走はキタサンブラックの方が良い位置にいながらもクビ差まで詰めていたし、地力は疑いようがないだろう。
昨年の有馬記念は前残りだったことを考えれば良く頑張っており、日経賞もハイレベルな一戦でコース適性は文句なし。
スムーズな競馬が出来れば有力馬をまとめて負かすシーンも十分考えられる。

アルバート
●前走ステイヤーズS G2 1着 (経由2頭)
内をスムーズに立ち回り、ロングスパートから追い比べを制した。
スタミナ豊富で本質的にはステイヤーなのだろうけど、それなりに距離があれば結構強い印象。
昨年の有馬記念はどうしようもないコース取りで不利が大きすぎたし、スムーズならそこまで負けていない内容で一応の力は示している。
脚質的に不利を受けやすいし相手が相手なので厳しいことには変わりないが、全てが噛み合えば見せ場があっても良さそう。

キタサンブラック
●前走ジャパンカップ G1 1着 (経由5頭)
終始楽逃げで、直線では余裕を持って突き放す圧勝劇。
さすがに前走は恵まれすぎたが、安定して実力を発揮出来る脚質で隙は一番少ない。
ただ前走を圧勝したファン投票1位の馬が過剰人気にならないわけがなく、妙味は皆無と言っていいだろう。
明確なマイナス材料がある馬ではないが、まだ絶対的という存在ではないし過信は禁物。

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2016年12月10日() 09:53 藤田将大
【香港国際競走】香港カップ〜出走馬全頭の短評
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ラストは香港カップ

(1)エイシンヒカリ
言わずと知れた、昨年の優勝馬。1年前の香港カップ(G機砲任話云38倍の9番人気という低い評価も味方にして、楽々と逃げ切りを決めた。今年5月にフランスのイスパーン賞(G機⊆1800m)で2着ダリヤンに10馬身差をつけて圧勝したことにより、今年の香港カップ出走メンバーでは最高レーディングの129を得ている。レースの中心的存在と見られているモーリスに他馬のマークが集まるようなら、昨年の再現も望めるだろう。

(2)モーリス
昨年の年度代表馬が、今年は5月に香港でのチャンピオンズマイル(G機法∩袷の天皇賞・秋(G機砲僕ゾ L棆爾里箸海躪馥發呂發箸茲蝓▲▲献地域のマイルと芝2000m路線のトップに君臨していると言っても過言ではない。鞍上R.ムーアとのコンビは2歳時に京王杯2歳S(G供砲任涼絣阿あるものの、同馬が本格化した昨年以降ではG気3戦3勝と抜群の成績を収めている。

(3)デザインズオンローム
13/14年シーズンの香港年度代表馬で、香港ローカルを含めてG気6勝を挙げている。2014年の香港カップ(G機砲任蓮△曚楮埜緤の位置からラスト400mを22.19秒の豪脚で差し切ったように、鋭い末脚が最大の武器。9月からの今シーズンは初戦シャティントロフィー(G供砲鬟肇奪廛魯鵐133ポンド(約60.5キロ)で勝利したが、前走のジョッキークラブC(G供砲任呂泙辰燭いいところなく最下位の9着に大敗した。

(4)ブレイジングスピード
ステファノスを破った昨年のクイーンエリザベス2世C(G機砲覆稗猫気4勝(香港ローカルを含む)。9月からの今シーズンは初戦シャティントロフィー(G供砲デザインズオンロームと同じトップハンデで2着、前走のジョッキークラブC(G供砲歪樟でいったんは2番手まで上がったものの、差し馬に交わされて5着に終わった。ただし、ジョッキークラブCの斤量もブレイジングスピードとデザインズオンロームの2頭だけが、1年以内にG気鮠,辰討い詛呂鵬櫃擦蕕譴5ポンド(約2.5キロ)を、他馬より余計に背負わされていたことは無視できない。

(5)ステファノス
前走の天皇賞・秋(G機砲任郎鯒の2着に続いて3着と好走した。香港には昨年2度遠征し、12月の香港カップ(G機砲任10着に大敗したが、4月のクイーンエリザベス2世C(G機砲任2着に入っている。国内外を含めて芝2000mは勝ち鞍こそないが、ベストの距離と言えるだろう。キャロットクラブの勝負服でエピファネイアをジャパンC優勝に導いたC.スミヨンが鞍上なら、プラスアルファの部分を引き出す可能性も十分にある。

(6)ラブリーデイ
昨年のこの時期は重賞4連勝で天皇賞・秋(G機砲僕ゾ,掘▲献礇僖C(G機砲任3着と、まさに充実期にあったが、その反動からなのか、今年はここまで5戦して10月の京都大賞典(G供砲任3着が唯一の馬券圏内と低迷している。香港に遠征した4月のクイーンエリザベス2世C(G機砲任蓮⊇造辰診肋譴影響したこともあり4着に敗退した。

(7)ガンピット
昨年のチャンピオンC(G機砲罵萋したように、香港ではオールウェザーを得意とし(7戦7勝)、ダートではドバイでも今年3月にドバイワールドC(G機砲料鮎ダ錺泪トゥームチャレンジラウンド3(G機砲2着の実績を残している。ただし、芝の重賞では今年6月の香港ローカル重賞プレミアプレート(香G掘砲任4着が最高着順。芝のトップクラスに入ると一枚落ちる感は否めない。

(7)シークレットウェポン
香港カップの前哨戦にあたる11月20日のジョッキークラブC(G供砲陵ゾ’蓮今年2月のセンテナリーヴァーズ(香G掘⊆1800m)以来の重賞2勝目で、重賞勝ちはどちらも道中7番手から直線で末脚を爆発させての勝利だった。今シーズンの馬体重は1160ポンド(約525キロ)台と、昨シーズンよりひと回り増えた印象で、好調をうかがわせる。

(9)エリプティク
フランスの名門A.ファーブル厩舎の所属馬で、2歳時にコンデ賞(G掘⊆1800m)、4歳時にヴィシー大賞(G掘⊆2000m)を制している。今年7月にドイツのダルマイヤー大賞(芝2000)でG欺蘋覇。同レースにはジャパンC出走のイキートスも出走しており、4着だった。その後は9月11日のフォワ賞(G供砲シルバーウェーヴの3着、11月6日にイタリアのローマ賞(G機砲3着。今年は5戦して2勝、2着1回、3着2回とすべて3着以内に入っている。

(10)ホースオブフォーチュン
香港移籍前は南アフリカで走り、ポリティシャンS(G掘⊆1800m)2着の実績を残している。香港での初めての重賞出走となった今年4月のクイーンエリザベス2世C(G機砲11着。さすがにトップクラスの壁にはね返されたが、今シーズンに入って前走ササレディースパース(G掘砲望〕し、香港での3度目の重賞挑戦で初タイトルをつかんでいる。

(11)ヘレンスーパースター
ラインズオブバトルの名前でアイルランドのA.オブライエン厩舎からデビューした、2013年のUAEダービー(G供砲両,素蓮その後に香港へ移籍して現在の名前に改名された。香港では昨年5月の香港チャンピオンズ&チャターC(G機⊆2400m)に勝っており、昨年と同じく香港ヴァーズ(G機砲暴仭してくるとみられていたが、一昨年5着だった香港カップ(G機砲膨戦してきた。

(12)クイーンズリング
今年春までは芝1400mの重賞で2勝。秋初戦の府中牝馬S(G供砲魏勝し、前走のエリザベス女王杯(G機砲波甦蠅裡猫祇覇を果たした。その後に香港カップに追加登録。エリザベス女王杯からのローテーションは同じ社台ファームの生産馬で、昨年の香港カップ2着ヌーヴォレコルトと共通する。

★香港国際競走 出走馬全頭の短評コラム一覧
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香港ヴァーズ〜出走馬全頭の短評
香港スプリント〜出走馬全頭の短評
香港マイル〜出走馬全頭の短評
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藤田将大プロの香港国際競走予想一覧はこちらから。
※予想は12/11(日)午前中公開の予定です。

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2016年12月10日() 09:52 藤田将大
【香港国際競走】香港マイル〜出走馬全頭の短評
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今度は香港マイル

(1)エイブルフレンド
2014年の香港マイル(G機砲陵ゾ’呂如当時は翌年5月のチャンピオンズマイル(G機砲泙4つのG気魎泙狃転6連勝と、香港で無敵を誇っていた。その後に英国のクイーンアンS(G機砲妊愁蹈Δ6着に敗れたあと、昨シーズンはプレミアボウル(香G供砲望〕したが、ジョッキークラブマイル(G供砲3着、昨年の香港マイルモーリスの3着に連敗し、右前脚の屈腱炎により休養。11カ月ぶりとなった前走は香港スプリントの前哨戦にあたるジョッキークラブスプリント(G供砲4着だった。休み明けをひと叩きされて、どこまで復調してくるか。

(2)コンテントメント
今年2月のクイーンズシルヴァージュビリーC(G機⊆1400m)でG欺蘋覇を果たし、5月のチャンピオンズマイル(G機砲任3番手から粘ってモーリスの2着に好走した。日本のファンには最下位12着に敗れた6月の安田記念(G機砲琉象が強いと思うが、マイナス21キロの馬体重が示すとおり、調子を崩していたのは明らかで参考外。今シーズンはここまで3戦して5、10、4着。好位でレースを運ぶこの馬らしい競馬はできている。

(3)ロゴタイプ
6月の安田記念(G機砲賄鎚婬骸蠅旅みなペース配分でまんまと逃げ切り、3年ぶりのG祇覇。モーリス以下を完封しての鮮やかな復活劇だった。前走の天皇賞・秋(G機砲郎垢掘追い込み馬が上位を占めるなかで、好位追走から5着に頑張った。ちなみに、父のローエングリンも2003年に天皇賞・秋(10着)をステップに香港マイルに出走し、3着に好走している。

(4)ジャイアントトレジャー
ジョッキークラブスプリント(G供4着から向かった昨年の香港マイル(G機砲モーリスの2着。3着エイブルフレンドに先着を果たしたという意味でも価値ある銀メダルだった。続く1月のスチュワーズC(G機⊆1600m)でG欺蘊〕を果たしたが、2月の香港ゴールドC(G機⊆2000m)で9着、5月のチャンピオンズマイル(G機砲8着に敗れるなど3連敗でシーズンを終え、今シーズンも9着だった前走のジョッキークラブマイル(G供砲泙2連敗と精彩を欠く競馬が続いている。

(5)ビューティーオンリー
今シーズンは10月1日のセレブレーションC(G掘⊆1400m)で2着、10月23日のシャティントロフィー(G供砲3着のあと、前走のジョッキークラブマイル(G供砲僕ゾ その前走は着差こそわずかだったが、鋭い決め手で図ったように差し切った。昨年1月の香港クラシックマイル(香G機砲覆匹海海泙任僚転3勝はすべて芝1600mで挙げたもの。今年5月のチャンピオンズマイル(G機砲任蓮⊂紊り400mでモーリス(21.79秒)に次ぐ22.02秒の末脚で4着に入った。

(6)ヘレンパラゴン
フランスではサーアンドリューの名前で走り、7戦2勝。G気任皀献礇鵐廛蘊沺複猫機⊆1600m)の3着がある。昨シーズンから香港に移籍して、今年3月の香港ダービー(香G機⊆2000m)で5着し、6月のプレミアプレート(香G掘⊆1800m)で初の重賞タイトルを獲得。今シーズンはここまで4戦し、3戦目のササレディースパース(G掘砲トップハンデ133ポンド(約60.5kg)で2着、前走のジョッキークラブマイル(G供砲7着としている。

(7)ネオリアリズム
前走のマイルチャンピオンシップ(G機3着も然ることながら、今年のハイライトは何と言っても札幌記念(G供砲世蹐Αルメール騎手の好判断で先手を取り、同厩舎のモーリスを完封した。この勝利で札幌競馬場での成績を3戦3勝としており、洋芝適性の高さは疑いようがなし。同じく洋芝のシャティン競馬場でも能力を十分に発揮できそうだ。

(8)パッキングピンズ
昨年のジョッキークラブマイル(G供砲5着になり、今年1月1日のチャイニーズクラブチャレンジC(香G掘⊆1400m)で2着。その後も4月のスプリントC(香G供⊆1200m)で3着、5月のチャンピオンズマイル(G機砲任眞翆弔ら差して3着と、重賞制覇までもう一歩のところまで来ている。今シーズンは後方に控える競馬を試みているが、前走のジョッキークラブマイル(G供砲泙4戦して5、9、5、10着と、まだ結果が伴っていない。

(9)ビューティーフレーム
昨年のジョッキークラブマイル(G供砲陵ゾ’呂如2番手から鮮やかに抜け出して重賞初制覇を飾った。その後の香港マイルではモーリスの6着。G気任郎鯒1月のスチュワーズC(G機法∈G2月のクイーンズシルヴァージュビリーC(G機砲任2着があり、どちらも逃げて粘りを発揮している。前走のジョッキークラブマイル(G供砲論莠蠅鮗茲辰燭發里痢6着に敗れた。

(10)クーガーマウンテン
今年の香港マイルでただ1頭の欧州からの遠征馬。デビューした3歳時はスプリント路線を使われ、昨年からマイル路線を中心に活躍。8月のデズモンドS(G掘⊆8ハロン)を制したほか、6月のクイーンアンSでソロウの3着に好走している。今年はここまでに9戦し、9月のジョエルS(G供⊆8ハロン)を制覇。前走は初めて欧州から外に出て、アメリカのBCマイル(G機砲8着だった。

(11)ロマンチックタッチ
香港では重賞をまだ勝てていないが、2歳時には移籍前のオーストラリアでJ.J.アトキンズS(G機⊆1600m)を制している。香港では昨年3月の香港ダービー(香G機⊆2000m)で3着のほか、昨シーズンには今年2月のセンテナリーヴァーズ(香G掘砲覆票1800mの香G靴2着を3度経験。今シーズンに入ってからも3走前のセレブレーションC(G掘砲4着、前走はジョッキークラブマイル(G供砲妊咼紂璽謄ーオンリーの小差2着がある。

(12)サトノアラジン
昨年は香港カップ(G機砲暴仭して11着に敗れているが、エイシンヒカリのペースになし崩しに脚を使わされた感があった。距離はマイルがベストだろう。ただし、今年はマイルG義鮎ダ錣竜王杯スプリングC(G供砲肇好錺S(G供砲鮴すも、その後の安田記念(G機砲4着、前走のマイルチャンピオンシップ(G機砲歪樟での不利もあったが5着と、G気任呂發Ε錺鵐僖鵐鼠澆靴ざデ呂続いている。

(13)サンジュエリー
昨シーズンの香港クラシックマイル(香G機⊆1600m)と香港クラシックC(香G機⊆1800m)をR.ムーア騎手とのコンビで連勝して4歳二冠を獲得。三冠がかかった香港ダービー(香G機砲蓮∩阿2走で2着に下したワーザーに逆転されて7着に敗れた。好位または中位から競馬をするタイプで、今シーズン2戦目の前走ジョッキークラブマイル(G供砲郎鬟掘璽坤鵑旅ツ幹を彷彿させるような競馬で3着に入っている。

(14)ジョイフルトリニティ
フランスではバガデュールの名前で走り、昨年7月にフランスでポルトマヨ賞(G供⊆1400m)を勝ったあとに香港へ移籍。香港での1年目となる昨シーズンに2勝を挙げ、クラス1(日本で言うオープン)入りを果たした。今シーズン2戦目のセレブレーションC(G掘砲115ポンド(約52キロ)の軽ハンデではあったものの、初の重賞挑戦で見事に勝利。その後はシャティントロフィー(G供砲4着、前走ジョッキークラブマイル(G供砲聾従の力量を測るかのように、しんがりから追い込んで5着だった。

★香港国際競走 出走馬全頭の短評コラム一覧
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香港ヴァーズ〜出走馬全頭の短評
香港スプリント〜出走馬全頭の短評
香港カップ〜出走馬全頭の短評
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藤田将大プロの香港国際競走予想一覧はこちらから。
※予想は12/11(日)午前中公開の予定です。

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2016年12月09日(金) 17:55 甘粕代三
【香港国際競走】レース展望対談〜現地競馬記者”文傑(ぶん・けつ)”氏とHKIR4レースを斬る
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◆プロフィール
文傑(ぶん・けつ)
香港最大の日刊紙『蘋果日報(アップルディリー)』首席競馬記者を務め、今秋より同じく大手日刊紙『星島日報』に移籍。競馬記者経験は20年以上。香港で最も経験と知識を有する競馬記者の一人。

甘粕代三(あまかす・だいぞう)
東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にのめり込む。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問。


甘粕 さあ、いよいよHKIR(香港国際競走)だね。

文傑 一緒に香港で競馬を見るようになって10年?それじゃきかないね。ずいぶん長く一緒に競馬を見てきたもんだ。今年は日本から13頭の出走頭数レコード、びっくりだよ。よほど日本に使うレースがないんじゃないか?

甘粕 確かに。日本ではスプリンター、マイラー、2000mのビッグレースはもう終わっているからね。その後、香港を目標にする馬が年々増えてるってことさ。それじゃあ、ヴァーズ、スプリント、マイル、カップの順番で検討していこうか。

香港ヴァーズ】 第4R 芝2400m 日本時間15:00発走予定
ハイランドリール連覇へ視界良好
相手はフランス馬、ヌーヴォレコルトに厳しいローテ

甘粕 香港はマイル以下のレースが80%以上。中長距離は手薄と認めざるを得ないね。過去10年でも香港馬は1頭しか勝っていない。

文傑 それは仕方ないよ。そういうレース体系なんだから。1シーズンで2400mのG1が2レース、G3が1レースしかないんだから。香港はこれまで長距離レースを重視してこなかったからね。今回は4頭が出走しているけど、気になるのはイースタンエクスプレス1頭だけかな。状態はいいし、2400向きでもある。ただ、格下感はどうしても否めない。プレース(複勝)がいいところだろう。どうしても、もう1頭というのなら、アンティシペーションかな。

甘粕 確かにそうだね。今年の外国馬をどう見る?

文傑 強すぎるよ。香港馬じゃあ全く相手にならないよ。最近10年間でヨーロッパ国が8勝してるだろ。今年のハイランドリールはこれまでのヨーロッパ遠征馬の中でも飛び抜けて強い。

甘粕 去年はこのレースであのフリントシャー負かしてるしね。

文傑 その後も、イギリス、アメリカで最高レベルの2400m戦を勝ってきてるだろ。去年の状態を維持できていれば、連覇の可能性はかなり高いよ。

甘粕 そうだね。これまで香港ヴァーズに出走してきたヨーロッパの馬の中でも飛び抜けている。その他に気になる馬は?

文傑 良績を残しているフランス馬が3頭出走するけれど、この中から2頭。シルバーウェーヴ、ワンフットインヘブンを押しておこうか。

甘粕:同感だね。

文傑 ところで日本勢はどうなの?

甘粕 3頭の中では去年の香港カップ2着馬、ヌーヴォレコルトが筆頭だろう。オークス馬で2400も問題ないし、香港も経験済み。力的にはハイランドリールに肩を並べることはできる。

文傑 確かに香港カップはいいレースだった。

甘粕 今年は日本勢が13頭とレコードを作った。ヌーヴォの中国語馬名は「新紀録」。新記録を作ってもらいたいものだけどね。


香港スプリント】第5R 芝1200m 日本時間15:40発走予定
香港馬の独壇場!
ラッキーバブルズ、ペニアフォビア、エアロヴェロシティ

甘粕 香港スプリントは香港馬の独壇場。ロードカナロア連覇とジェイジェイザジェットプレーンの3年を除いて過去10年で7頭の香港馬が勝っている。今年も香港勢が優勢だね。

文傑 今年の香港勢は飛び抜けた馬はいないけれど、平均して高いレベルにある、と言える。よほどのことがなければ今年も香港馬で行けるだろう。

甘粕 その通りだ。サイレントウィットネス、セイクリッドキングダムといった大看板はいないが、一昨年の覇者エアロヴェロシティ、昨年の覇者、ペニアフォビアが揃った上に、新星も台頭している。

文傑 香港馬の中ではラッキーバブルズだろう。安定感抜群。1200では10戦して連を外していない。

甘粕 トライアルのジョッキークラブ・スプリントは明らかに本番を意識した仕上げとレースぶり。後方から自分の脚を確かめるようにきっちりと2着。F.ルイ調教師に話を聞いたが、中間も順調。枠順も内過ぎず外過ぎず絶好の5番枠。視界良好だね。まだ5歳と若いし、香港短距離界に新たなスターが生まれる予感がする。世代交代、新旧対決が香港スプリント、マイル界の現状ではないかと思うけれど、既成勢力はどうかね?

文傑 昨年の覇者、ペニアフォビアは昨季も本番まで勝ち星がなかったが、本番ではきっちりと結果を出した。今季も同じように3戦して負けているが、着差はそれほどでもない。どう仕上げてくるか注目だね。

甘粕 去年は大外枠から果敢にハナを奪って逃げきったが、今年は1枠を引いた。これは有利だね。最内から逃げたら相当しぶといはず。エアロは2枠を引いた。既に8歳馬だが、今季は2戦して3着2回。去年は香港スプリントを前に心房細動、そして、立て直して高松宮記念連覇に向けて日本に着いてレース直前に疝痛と散々なシーズンだったが、今季は順調だね。8歳とはいえセン馬だし、まだまだ老け込む歳ではない。ハナを切らなくてもレースができるしここは要注意だよ。

文傑 トライアル勝ちのノットリスニントゥーミーはいかにもハンディキャップホース。本番ではどこまではまるか。

甘粕 遠征馬をどう見る?

文傑 ヨーロッパ組は全く良績を残していないし、オーストラリア勢だってレベルデインが7歳、テイクダウンは4歳で、まだここでは家賃が高いだろう。それなら日本馬、ビッグアーサーに魅力を感じる。

甘粕 ビッグアーサーはライアン・ムーアに乗り替わったね。ただ、枠が外過ぎる。

文傑 世界のライアンが絶対的不利のシャティン1200mの外枠をどうさばくか、それも見どころだね。それと格下、オールウェザー馬と見られてるけど、香港馬スーパージョッキーには要注意だよ。とてつもない鉄砲馬だ。

甘粕 それはいい穴馬情報だね。ありがとう。


香港マイル】第7R 芝1600m 日本時間16:50発走予定
ビューティーオンリーにヘレンパラゴン
サンジュエリーが世代交代実現?

甘粕 マイルも香港の独壇場だ。ここ10年で去年のモーリス以外は香港馬が9勝だよ。今年も香港勢で仕方ない。

文傑 これまでに比べると最強とは言えないが、十分勝負になるんじゃないか。

甘粕 本当にそうだね。まずは香港馬から行こう。期待の香港馬を上げてほしい。

文傑 まずはトライアル勝ちのビューティーオンリーとヘレンパラゴン。オンリーは今季さらに進歩、1600mなら上位3頭に入る可能性は高い。ヘレンパラゴンはトライアル後に状態急上昇。前走は直線で大きな不利があったが、今回はあんなことはないだろう。

甘粕 J.ムーア調教師の話だと、期待の3頭の中にヘレンパラゴンをあげていた。まだ4歳だし、香港には珍しくセン馬ではなく牡馬。この馬の種馬としての将来を考えているんじゃないか、と感じざるを得ない。

文傑 そうだろ。

甘粕 それはそれとして、問題はエイブルフレンドの扱いだよ。引退の危機までささやかれていたが、復活を遂げ前走のトライアルは1600ではなく1200を使って3着。

文傑 それは香港ではよくあることで、長期休養していた馬の眼を覚ますために敢えて短い距離を使うんだよね。4着は立ち直ってきた証拠ではあるけれども。

甘粕 2日のバリアトライアル(注:模擬レース)ではモレイラ騎手が持ったままの2着。相当戻ってきているように見えた。ただ、調教で実際に見た馬体は往年のような張りが感じられなかったのが気になる。

文傑 完全復活は難しいんじゃないか。エイブルは既に往年のエイブルにあらず、だよ。

甘粕 まだ争覇圏内にはいると思うんだけどねえ。香港勢ではサンジュエリーに無限の可能性を感じている。トライアルはスプリントのラッキーバブルズ同様、明らかに本番を意識した作りとレース。後方から自分の脚を測ってきっちりと3着。

文傑 要注意であることは間違いないね。

甘粕 J.サイズ調教師に話を聞いたんだが、1800までは昨季の香港馬王、ワーザーよりも強いというんだよ。確かに春の4歳三冠戦で2冠、1800まではワーザーを負かしているしね。

文傑 うん、ワーザーを負かしているのは確かだ。

甘粕 香港マイル界もスプリント界と同様、世代交代、新旧対決がキーワード。新興勢力の筆頭はサンジュエリーと見ている。頭まであってもおかしくない。

文傑 日本馬はどうなの? 今年は3頭も来たよね。ロゴタイプ以外は勝負になるとみてるんだけど。ネオリアリズム札幌記念モーリスを負かしているし、サトノアラジンだって前走のマイルCSは直線で不利があったんだろ。十分争覇圏内だ。

甘粕 ロゴタイプはシャティンの馬場を隅から隅まで知り尽くしたミルコ(・デムーロ)が騎乗する。ハナに立たなくてもいいタイプで、ビューティーフレームが引っ張る中、番手から早めに抜けだす競馬ができればひょっとするぜ。


香港カップ】第8R 芝2000m 日本時間17:30発走予定
モーリス鉄板、相手も日本馬?
香港勢ではブレイジングスピード

甘粕 かつては遠征組に馬場を貸すだけの香港勢だったが、春の4歳クラシック三冠を整えたことをはじめ、距離体系を重視。この10年で4勝をあげている。

文傑 しかし、今年は近年でも最弱と言ってもいい。主力の高齢化とピークアウトは目を覆うばかりだ。

甘粕 デザインズオンロームのことだね。今季初戦は距離不向きの1600を勝って、トライアルも期待したんだけど、予想外の殿負け。一体どうしたんだろう? あのエピファネイアにあっさり勝った時の力には舌を巻いたもんだったが。

文傑 ドバイ遠征帰りの香港馬は大概、復調に失敗するんだ。この馬もその一頭。

甘粕 J.ムーア調教師は“ペースが全て。調整は万全。100%”と言っていたが。

文傑 100%は今の100%で、往年のデザインの100%であるはずがない。3着までに入れば上出来ってところだ。

甘粕 そうだね。おまけに今年はモーリスが秋の天皇賞で2000mを克服、ここはラストランなのでメイチの仕上げでくる。天皇賞の後、マイルかカップか直前まで明らかにしなかったのはライアン・ムーアが乗れるどうか、返事を待っていたんだ。

文傑 それは心強いね。ライアンが乗るんならモーリスは不動の軸馬だよ。相手も日本馬で仕方ないね、エイシンヒカリは去年の香港カップ勝馬だし、今回もハナを切って逃げればモーリスを負かせるんじゃないか?

甘粕 去年は人気薄だったから、あの芸当もできたけど、今回はモーリスにライアン。そうは問屋が卸さないだろう。ただ、この馬もラストランでメイチの仕上げ。日本の超高速馬場では時計が一つか一つ半足りない馬だが、同じオーナーのエイシンプレストンのようにここの馬場が抜群に合う。ただ、1着以外は馬券にならない馬だから、そこが要注意だよ。

文傑 単勝を買って見てればいいってことか。モーリス頭のヒモには考えにくいんだね。

甘粕 そう。日本勢の相手には既に香港で経験があるステファノスラブリーデイクイーンズリングは外枠を引いたのが痛いね。香港勢では何がおすすめ?

文傑 ブレイジングスピードだね。2000mでは11戦して3着以内が6回と安定感抜群。去年の香港カップだっていいレースをしている。香港勢で先着するのは間違いなくこの馬だ。

甘粕 T.クルーズ調教師も自信満々だったよ。トライアル勝ちのシークレットウェポン、ホースオブフォーチュンはどうだろう?

文傑 ハンディキャップホースというか、国際G1の定量戦で戦うにはまだ力が足りないんじゃないか?

甘粕 ここはモーリスから大勝負かけてみたい。1着固定の3連単でもいいと考えている。ルーラーシップのクイーンエリザベスII世カップの時よりも自信あり、だな。


「当てるぞ〜」シャティン競馬場で決意のガッツポーズを決める文傑氏(写真・右)と甘粕氏

★12/10(土)22:15より文傑、甘粕両氏が現地メディアracing.dimbo.tvに生出演!
こちらからご覧いただけます(外部サイトへ移動します)

★今回登場した文傑(ぶん・けつ)氏が香港国際競走で海外プロとして電撃デビュー!
文傑氏の香港国際競走予想はこちらからご覧いただけます。

★日本と香港を股にかけて活躍する甘粕代三(あまかす・だいぞう)氏の香港国際競走予想はこちらからご覧いただけます。

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2016年12月09日(金) 16:00 km
【kmのG1データブレイカー】〜2016阪神ジュベナイルフィリーズ〜
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みなさん、こんにちは。ウマニティ公認プロ予想家のkmです。
今週は、最強2歳牝馬決定戦『阪神ジュベナイルフィリーズ』を中心にお届けしていきます。注目の香港国際競走各レースの見解も、コラムの後半でご紹介していますのでぜひご参考になさってください。

このコラムでは、決め撃ち穴馬ハンターのkmが、『過去5年で勝ち馬を出していないデータから今年破られそうな項目』を”データブレイカー”と称し、ウマニティ会員の方だけに独自の見解を交えてお伝えします。
データ競馬全盛期の今だからこそ、”逆張り”が効果的です。データ派の意表を突く、過去の傾向を覆す可能性の高いポイントにズバッと斬り込んでいきますので、ぜひご活用ください。
また、以前コラムとして連載し好評をいただいていた”次走の狙い馬”につきましては、後半部分でご紹介いたします。さらに、おまけコーナーとして”血統診断”も追加しましたので、合わせてお楽しみください。


■2016秋シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちらをご覧ください。
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7807


G1データブレイカー
阪神ジュベナイルフィリーズ

サウンドトゥルーの豪脚で幕を閉じたチャンピオンズカップの余韻が残る中、競馬はまだまだ続きます。
今週は、阪神ジュベナイルフィリーズが行われます。
阪神ジュベナイルフィリーズは2006年の外回りコース新設以後、翌年のクラシックに直結するレースになりました。
今年は、欧州の歴史的名馬Frankelの仔ソウルスターリングアルテミスステークス勝ち馬のリスグラシュー、3連勝中のジューヌエコールなどが出走を予定しています。

・前走11頭立て以下【0.1.1.12】

この時期の若駒は素質重視で評価されるのですが、正確な比較がなされているとは思えないケースが多く見受けられます。また、評判馬が出るレースは少頭数になる傾向があります。多頭数で厳しい競馬をしてきた馬に分があるのも当然でしょう。
とは言え、他厩舎が怖れるほどの評判馬の中に綺羅星の如き才能を持った馬がいる気がしてなりません。
今年の該当馬では、ソウルスターリングに魅力を感じます。多頭数で被る不利よりも、溢れ出さんばかりの潜在能力が最大限発揮されたらどれだけ強いのだろうかと考えるだけで胸の高まりが治まりません!

アリンナ→前走11頭立て(秋明菊賞1着)
ゴールドケープ→前走11頭立て(白菊賞1着)
ジューヌエコール→前走10頭立て(デイリー杯2歳ステークス1着)
ソウルスターリング→前走9頭立て(アイビーステークス1着)
ディーパワンサ→前走10頭立て(中京2歳ステークス1着)

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2016年12月09日(金) 12:00 「ウマニティ」×「ダビマス」
【ダビマスコラム】ウマニティ・プロ予想家:霧さんインタビュー〜後半
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“競馬予想界のファンタジスタ”霧さんの予想にはダビスタの知識が活かされていた!?


◆PROFILE
【話し手】霧プロ
ウマニティ公認プロ『プロ予想MAX四天王』のひとり。25週キングの座に君臨!競馬予想界のファンタジスタ。

【聞き手】眞形隆之
ダビスタ伝道師・成沢大輔の下、CB's PROJECTダビスタ班リーダーとして、「ダビスタ全書」「ダビスタマガジン」の編集を担当。


――(眞形)霧さんの予想をする上で重要視していることを教えてもらえますか?

(霧)まずは出走馬のスピード指数を見て、レース全体の力関係を把握しますね。
 スピード指数通りで予想してしまうと、人気上位の馬に予想が固まることが多いので、そこから伏兵を探し当てるのが醍醐味ですね。
 ウマニティのレース情報、競馬エイト調教時計をチェックします。
 それから血統を見て、それこそ「ダビスタ」で得た知識を使って、父だけでなく、母、兄弟などの活躍を見て、それぞれの馬の隠れた才能を探っていきます。
 最後に近走VTRで不利を受けていないかといったマイナス要素を洗い出して、印をつけています。

――そんな霧さんが今年、会心のレース予想はなんですか?

(霧)ひとつ挙げるとすれば菊花賞ですね。菊花賞は1着サトノダイヤモンド、2着レインボーラインだったのですが、9番人気だったレインボーラインを本命にしていました。
 レインボーラインが突っ込んで来たときは思わず叫びましたね(笑)。
おかげさまで、馬連、3連複が当たりました。

――おぉ、それは熱いですね。なぜ、人気薄だったレインボーラインを本命にできたのか知りたいです。

(霧)レインボーラインは春にアーリントンC、ニュージーランドT、NHKマイルCとマイル路線を走ってた馬なんです。多くの人は、そんなマイラーが長距離の菊花賞で活躍できないだろうと考えていたと思うんです。
 私がレインボーラインの評価を上げたのは前走の札幌記念でした。この日の札幌記念は道悪で、先行馬しか残れないだろうと思われていました。その中で、モーリスレインボーラインの2頭だけが、すごい脚を使って後ろから伸びてきたんです。この力のいる道悪の重い馬場で差してくるということは、よほどすごいスタミナを持っているんだなと思ったんです。

――いやぁ、見事な予想ですね。

(霧)私の血統分析ってダビスタがすべてなんですよ。昔、ダビスタに登場していた種牡馬が、今のレースに出ている馬の血統にも当然入っていて、ダンスインザダークやリアルシャダイの血が入ってたら長距離いけそうだとか、サクラバクシンオーの血が入っていたらスピードがありそうとか。
 レインボーラインの場合、スピードタイプのマイラーだと思っていたのですが、血統を調べてみると、ステイゴールドの血があるから、これは3000mこなせる馬だなと思いました。ちょっと狙いすぎかなぁとも思ったのですが、思い切って本命にしたら、予想が当たりました。

――素晴らしい。そんな霧さんに有馬記念の予想をぜひお聞きしたいです。

(霧)ジャパンカップの結果を見ると、キタサンブラックサトノダイヤモンドゴールドアクターですかね。それに去年も有馬記念2着だったサウンズオブアース、穴でレインボーラインですかね。
 今のところ、有馬記念は人気どころで平穏決着するのでは?というのが、今のところの私の予想ですが、直前まで検討し続けます。どんな伏兵をみつけることができるかが楽しみですね。

▼「ダビマス」でも、もっとも盛り上がるGIレースの有馬記念


――霧さんが「ダビマス」で重視している血統や好きな種牡馬はいますか?

(霧)スピードがアップしそうなクロスは重視していますね。サンデーサイレンスのクロスは、手っ取り早いですね。ネイティヴダンサーやグレイソブリンのクロスができると熱いものがありますね。
 うちの牧場は、ダイワメジャーの子がマイラー路線で活躍して安定したんですね。
 なので、ダイワメジャーはもっと種付けしたいというのはありますね。なかなかガチャが引けないので試せていないのですが。

――「ダビマス」は、種牡馬がガチャによるので、自由に種付けはできないですからね。もしも、よい種牡馬が引けたら、自分の育てた牝馬に種付けしますか? それとも高額な牝馬に種付けしますか?

(霧)思い入れと現実の狭間ですよね。悩んだ末に自分で育てた牝馬に種付けして、オリジナルの血統を作る方を選ぶと思います。

――ほかに気になる種牡馬はいますか?

(霧)トウカイテイオーは種牡馬としては、それほど実績が高くないのですが「ダビマス」では、かなり能力が高い種牡馬になっている印象ですね。
 あとは、去年種牡馬入りしたばかりのゴールドシップがいまして、まだ産駒はいないのですが、「ダビマス」でどんな子どもが走るのか興味があります。
 それこそ私が好きだったナリタトップロードや、種牡馬になれなかったサイレンススズカが種牡馬として登場するところなんかも見てみたいですね。

――ほぉ、サイレンススズカが種牡馬ですか、ゲームだからできることですね。
 最後に、すでに多くのプレイヤーが「ダビマス」で遊んでいますが、今からはじめても楽しめそうですか? はじめから遊んでいた人と差がつきませんか?

(霧)最初の30年は行動力が減らないシステムなので、そこまではサクサク進めます。
 30年以降は1週間に1スタミナが減るので、ガッツリやっても1日に2〜3年進めるのがやっとです。
 まだゲームもリリースされたばかりですし、今からはじめる人と、最初から遊んでいた人の差はそれほどないと思います。
 配合はこれから、いろいろと研究されて、新しく発見されることも多いと思います。新しい種牡馬も追加されていくと思いますし、競馬ファンなら、きっと「ダビマス」は楽しめると思いますよ。

▼すっきり見やすい競走馬詳細画面。愛馬のグラフィックも人物の表情もリアル系。



★ウマニティプロ予想家・霧氏もリアルタイムで遊んでいる「ダービスタリオン マスターズ」をいますぐダウンロード →
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2016年12月07日(水) 13:55 甘粕代三
【香港国際競走】香港有力調教師インタビューぁJ.ムーア 6頭出しのトップ調教師は3頭に自信!ノットリスニン、エイブルにヘレン
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昨年の年度代表馬、モーリスを筆頭に史上最多であるばかりか、そのレベルも史上最高の日本勢を迎え撃つ地元、香港の筆頭は当地トップ・トレーナー、ジョン・ムーア調教師。これまでHKIR(香港国際競走)4レースを総なめ、その勝ち方を熟知している。今年は4レースに6頭を送り込み、日本勢の大望粉砕を図っている。出走各馬の最新の状態と日本勢に待ったをかける決意を直撃した。(インタビュー/文・甘粕代三)

――今年は4レースに6頭を出走させますね。

J.ムーア調教師(以下「ムーア」) ここが一年間で最大の目標だからね。6頭が選ばれて光栄なことです。

――そのうちの2頭、エイブルフレンドとデザインズオンロームはともに香港馬王(香港で「年度代表馬」を表す言葉)です。

ムーア 2頭とも色々あったけど、揃ってHKIRに出走させられることができた。とてもハッピーだよ。

――2頭の馬王のことは後で詳しく伺いますが、6頭の内でどの馬に期待されていますか?

ムーア 1頭に絞りこむことは難しいね。ノットリスニントゥーミー、エイブルフレンドとヘレンパラゴンの3頭ですね。

――早速、馬王のエイブルが出てきましたね。脚部不安から約1年間休養。それもオーストラリアへの放牧と復帰までの道のりは休み明けの前走はマイルではなく、1200mのジョッキークラブ・スプリントを使って4着でした。

ムーア 無事にレースができてまずはほっとしたよ。

――昨季は本番の香港マイルが休み明け3戦目。しかも初戦のプレミア・ボウルで1200m戦を勝っています。一走足りないような気もするんですが。

ムーア 確かに去年に比べると順調さに欠けることは否めないが、12月2日のバリアトライアル(注:模擬レース)を見たかい?

――香港ジョッキークラブのホームページで映像を拝見しました。J.モレイラ騎手が騎乗、中団から持ったままで2着。モレイラ騎手の手は全く動くことがない中、唸るような気合を見せてくれましたね。

ムーア そう、本番に十分間に合ったね。往年の力を本番で示してくれると信じているよ。

――香港マイルには僚馬のヘレンパラゴン、今季3戦2勝、ナショナルデー・カップで初重賞勝ちを収めたジョイフルトリニティと3頭出し。期待されている3頭の中にはヘレンも挙げられていました。上位独占を狙ってますね?

ムーア そんなことはないよ(笑)。ヘレンパラゴンはまだ4歳。これからまだまだ良くなる馬です。昨季、重賞(注:プレミア・プレート=G3 ・16/6/19・シャティン・芝1800m)を勝って、今季4戦で本番に臨むのは予定通り。前走のジョッキークラブ・マイルは直線で大きな不利があったが、7着という着順は気にしないほうがいい。引き続きオーストラリアの名手、H.ボーマンに手綱を取ってもらうし、上積みは小さくないよ。

――では、ご推薦の3頭のうち残りの1頭、ノットリスニントゥーミーです。前走のジョッキークラブ・スプリントは単勝43倍の人気薄ながら鮮やかな勝利でした。

ムーア 近走は成績が上がっていなかったから人気はなかったけれど、もともと力のある馬。見事に復活してくれました。本番では人気になるだろうけれど、十分期待に応えられる状態にあるよ。

――さて、もう1頭の香港馬王、デザインズオンロームです。今季初戦を見事に勝ちながら(シャティン・トロフィー=G3・10/23・シャティン・芝1600m)、得意の2000mに戻ったトライアルのジョッキークラブ・カップ(G2・11/20・シャティン・芝2000m)ではまさかの殿負けを喫しました。本番の香港マイル、大丈夫ですか?

ムーア ペースが合わなかったんですよ、あのレースは。状態が敗因ではありません。6歳ですがまだ衰える歳ではありません。トライアルの後も順調で100%の状態で本番に出せますよ。前走のようなことはありません。今回はあのモレイラが騎乗しますから、それだけでも大きな上積み。モレイラの騎乗に期待するところ大ですよ。

――香港カップは日本馬王、年度代表馬のモーリスと夢の日本と香港の馬王対決が実現します。モーリスは昨年の香港マイルでもう1頭の香港馬王、エイブルフレンドを負かしています。リベンジの一戦ですね。モーリスをどうご覧になりますか?

ムーア スーパーホースですよ。香港に到着した後の状態を見ていないから、コメントは差し控えさせてもらいませんかね(微笑)

――最後に日本のファンに一言お願いします。

ムーア 最近は日本に遠征することもなくなっているのですが、今でも私のことを覚えてくださっているファンの方がいらっしゃるそうで、本当にうれしくありがたいことです。今年からHKIRが日本でも発売されると聞いています。日本の競馬ファンの皆さんの期待にも応えるべく最後の調整に努めますよ。期待して下さい。さて、厩舎に戻って馬の状態を確かめなくては。

HKIR2016 J.ムーア厩舎出走馬
デザインズオンローム/セン6/J.モレイラ騎手/香港カップ
エイブルフレンド/セン7/J.モレイラ騎手/香港マイル
ヘレンパラゴン/牡4/H.ボウマン騎手/香港マイル
ジョイフルトリニティ/牡4/G.モッセ騎手/香港マイル
ノットリスニントゥーミー/セン6/H.ボウマン騎手/香港スプリント
ヘレンハッピースター/セン5/H.ボウマン騎手/香港ヴァーズ

ジョン・ムーア=約翰摩亞 調教師
1985年、父ジョージ・ムーアの下から独立し開業しこれまで7度リーディングに輝く。今季開幕前までの勝ち星は1503勝、香港最古参、最多勝、最多賞金獲得調教師で“千勝爺”の異名も。大レースに滅法強く香港国際競走4レースは全て制覇。オーストラリア人。66歳。



甘粕の眼
 短い時間の中で丁寧に答えてくれたJ.ムーア師には香港競馬を長年にわたって代表してきた調教師の風格を感じざるを得なかった。例年、シーズンインはスロースタート、大目標のHKIRに向けて着実に馬を仕上げてくる師だが、1年近い休養を余儀なくされ、一時は引退説も流れたエイブルフレンドを復帰させ、ぎりぎり本番に間に合わせた手腕は流石。7歳とはいえエイブルは本番香港マイルでも消せない1頭だ。4歳のヘレンパラゴンには無限の魅力を感じる。世界最高の質と層の厚さを誇る香港マイラー陣は健在だ。
 香港カップに出走するデザインズオンロームには一抹の不安を感じざるを得ない。師は仕上げは100%とは言いながら、自信の3頭に上げず、前走の殿負けの印象をどう払しょくしてくれるのか。当日のパドックの馬体に注目したい。
 ノットリスントゥーミーは本番で人気になってトライアルのような気楽な競馬ができるかどうかがカギになるだろう。スプリント界は古豪エアロヴェロシティとラッキーバブルズの間で世代交代の時期に差し掛かってきているが、その間の中間管理職世代が意地を見せるかどうか、世代間競争も馬券検討の上でいい意味で焦点となろう。
(12月5日午前、沙田競馬場にて)


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■甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。
卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、
同台北開設支局長などを務める。中国留学中に香港競馬を初観戦、
94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから
香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を
日本から香港に。香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、
テレビの競馬番組にも出演。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)
駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2016年12月07日(水) 13:50 甘粕代三
【香港国際競走】香港有力調教師インタビュー〜T.クルーズ 香港最多の7頭出し!自信の1頭はマイルトライアル勝ちのビューティーオンリー
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香港騎手学校の1期生からリーディングジョッキー、そして渡仏してトリプティクでジャパンカップに挑戦。調教師に転じてからもリーディングに輝いたT.クルーズ調教師は今年は4レースに香港勢最多の7頭出しの大攻勢をかけてきた。マイルにはトライアル勝ちのビューティーフレーム以下3頭、カップにはG1の常連、ブレージングスピード以下2頭、そしてスプリントには連覇のかかったペニアフォビア。ヴァーズには上がり馬、アンティシペ―ション。狙いがどこにあるのか、トニーに直撃した。(インタビュー/文・甘粕代三)

――7頭出しと今年のHKIR(香港国際競走)には例年に増して力が入っていますね。まず自信の1頭を紹介して下さい。

T.クルーズ調教師(以下、「クルーズ) ビューティーオンリーだね。トライアル(ジョッキークラブ・マイル、G2・11/20・シャティン・芝1600m)をきっちりと勝ってくれました。今季は使いだしから極めて順調で、ここまで予定通りに3戦を使って来られました。これからは湿度も下がって馬場が乾き、硬い馬場、早い時計が得意のオンリーにはさらに期待が高まります。

――そのトライアルは本番同様の3頭出し。ロマンチックタッチが人気薄ながら2着に突っ込んで昨年同様1、2着独占でした。ロマンチックがパドックで一番よく見えたのですが、格下と見てしまって買えませんでした。

クルーズ ロマンチックタッチはオンリーと違って柔らかい馬場が得意、それがトライアルの好走につながりました。本番はトライアルよりも馬場が硬くなりますが、状態は相変わらずいいですよ。

――もう一頭、ビューティーフレームがいます。今回もトライアル同様逃げますか?

クルーズ そう、フレームにはペースメーカーになってもらうよ。でもペースメーカーとはいえ馬鹿にしないでもらいたいですね。あのエイブルフレンドを負かしたことがあるんですから。楽に逃げられれば、そのままっていうことだって十分可能性はありますよ。

――エイブルフレンドの名前が出ました。エイブルが最大のライバルですか?

クルーズ それはそうだね。あれだけの馬ですから。前走、その後のバリアトライアル(注:模擬レース)を見ると相当復調してきています。しかし、あれだけの頓挫があった馬が100%元に戻ることは難しいでしょう。現時点ではオンリーの方が上であることは間違いない。ところで日本の3頭はどうなの?

――ロゴタイプは今年の安田記念であのモーリスを負かしているし、マイルチャンピオンシップからのネオリアリズムサトノアラジンとも侮れませんよ。香港到着後の状態を見ていないので、詳しいことはお話しできませんが。香港は日本よりも時計一つ以上かかりますから、ビューティーオンリー同様、馬場がカギですよね。さて、香港カップも2頭出しです。

クルーズ ブレージングスピードに期待しています。トライアル(ジョッキークラブ・カップ、G2・11/20・シャティン・芝2000m)は5着でしたが、斤量128ポンドを背負っていましたから、レース内容、着順とも悲観していません。定量戦になる本番ではトライアルのようなことはありません。モーリスの前走を見ましたが、確かに強い。しかし、ブレージングスピードも香港のG1馬ですからね。

――ブレージングの脚質は自在、本番ではどんな位置取りを考えていますか?

クルーズ 5番手から6番手、直線で勝負をかけさせたい。それがこの馬に一番合っているでしょう。

――ペニアフォビアには香港スプリント連覇がかかっています。

クルーズ 今季は3戦してまだいい結果を残せていなけれど、これは敗因がはっきりしています。斤量です。使い出しのナショナルデー・カップ(G3・10/1・シャティン・芝1000m)、プレミア・ボウル(G2・10/2・シャティン・芝1200m)ともハンデ戦で背負わされましたし、トライアルのジョッキークラブ・スプリント(G2・11/20・シャティン・芝1200m)も一頭だけ128ポンドと他馬よりも5ポンド重かったですからね。本番は定量戦ですから、これまでの3戦のようなことはありませんよ。

――昨年は大外枠からハナを奪って逃げ切り。その再現ですね。

クルーズ 大外から香港スプリントを逃げ切るのは至難の業。実力の証明ですよ。あれ以上の外枠はありませんから、どの枠を引いても去年よりは有利です。期待してますよ。

HKIR2016 T.クルーズ厩舎出走馬
ブレージングスピード/セン7/N.カレン騎手/香港カップ
ヘレンスーパースター/セン6/G.モッセ騎手/香港カップ
ビューティーオンリー/セン5/Z.パートン騎手/香港マイル
ビューティーフレーム/セン6/D.リョン騎手/香港マイル
ロマンティックタッチ/セン6/M.チャドウィック騎手/香港マイル
ペニアフォビア/セン5/S.デソーサ騎手/香港スプリント
アンチィシぺーション/セン5/N.カレン騎手/香港ヴァーズ

トニー・クルーズ=告東尼 調教師
騎手、調教師のいずれでも成功した香港競馬界の星。騎手時代はリーディング7回、仏でも騎乗しトリプティクでジャパンカップ挑戦。調教師としてもリーディング2回。スプリンターズステークス安田記念も制覇。大の日本好き、59歳。



甘粕代三の眼
 例年はスロースターターのT.クルーズ厩舎だが、今季はシーズンインから攻勢をかけ、現在リーディング6位。これはHKIRにかけてのもの、それが7頭出しにつながっている。自信の一頭にはビューティーオンリーを上げてくれたが、エイブルフレンドが復調途上にある中、香港マイラー陣の総大将として日本勢を迎え撃つには十分の実績と実力を兼ね備えている。ブレージングスピード、ペニアフォビアのG1馬2頭もそれぞれ2戦、3戦を消化、着順だけでの判断は禁物だ。
(12月6日、シャティン競馬場で)


※次回(12/9)は現地競馬記者とのレース展望対談をお送りします。お楽しみに。


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■甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。
卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、
同台北開設支局長などを務める。中国留学中に香港競馬を初観戦、
94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから
香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を
日本から香港に。香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、
テレビの競馬番組にも出演。現在、新報馬業(『新報馬簿』『新報馬経』)
駐日代表、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2016年12月07日(水) 11:45 競馬プロ予想MAX
最速プロ予想『シューナカ☆』〜プロ予想家陣がアノ注目馬の見解を語る!Vol.16・G1阪神ジュベナイルフィリーズ編〜
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前回の〜チャンピオンズカップ編〜では、2着惜敗も中央G1でも存在感を見せつけたアウォーディーに対する“中心視妥当”との声や、2番人気12着ゴールドドリームへの「他のコースではサッパリ」(スガダイプロ)や、「コーナー4つの競馬に不安あり」(サラマッポプロ)といったプロ見解をご紹介。引き続き今週も馬券的中へのヒントを探しにプロ予想家に迫って参りたいと思います。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125

本日のターゲットは、12/11(日)G1阪神ジュベナイルフィリーズ
今回も、ウマニティ公認プロ予想家の中からスガダイサラマッポ河内一秀くりーく加藤拓の5人にアノ注目馬3頭を中心に、その他の特注馬も含め見解を直撃!
※見解は全て12/6(月)時点のものです。

●プロ予想家陣
スガダイプロ・・・ウマニティ「プロ予想MAX」No.1予想家。タイム理論(主にオリジナルのスピード指数)と血統をベースに、調教や展開などあらゆるファクターをそこに加味し総合的に判断して結論を出すスタイルで「プロ予想MAX」のエースとして活躍中。
サラマッポプロ・・・独自の馬体・走法分析から未知の適性を見抜き、厳選したレース&穴馬を狙い撃ちするスタイルで毎年プラス収支をマーク(近9年中8年で年間プラス達成!)。
河内一秀プロ・・・自身が開発した競馬予想ソフト「カツラギ」ウマニティ特別版を採用し予想を展開。
くりーくプロ・・・調教中心に予想を展開。関西の新馬戦+重賞が主戦場で、全頭調教評価コメントにも定評。
加藤拓プロ・・・血統予想。血統的データを中心に、前回よりも今回の馬場に適性が向く馬を狙う予想スタイル。

●各馬へのコメント

リスグラシュー
 河内一秀 前走のアルテミスSは、1分35秒5と時計は遅かったけど、翌日の天皇賞(秋)のモーリスでも1分59秒3を要する馬場だったことを考慮すると、指数的にはかなりのハイレベルといえる。ただ裏を返すと、やや特殊な馬場状態だっただけに良馬場での時計勝負に対応できるかがポイントになってくると思うよ。
 くりーく この馬はそれほど大きい馬ではないのですが、力強い走りをする馬。新馬勝ちできなかったことによる未勝利戦の1戦が余分のような気もしますが、1週前追い切りでは戸崎騎手が騎乗して強めに追われていて状態面はキープといったところでしょうか。あとは直前坂路で軽めに追い切って仕上げる公算でしょうが、状態面での大きな上積みまでは期待できないと思っています。
 加藤拓 ここまでかなり強い競馬を見せていますが、少し気になるのはハーツクライ産駒が阪神コースをイメージほど得意にしていないことでしょうか。野芝オンリー開催でスピードが要求される9月、10月はうまくこなしますが、それ以外の時期はイマイチなんです。この馬自体9月の阪神で圧勝していますが、今回とは馬場が違っているということを少し頭に入れておきたいところです。
 スガダイ 小柄な馬で見た目は地味なんだけど、強いねえ。未勝利を勝った時が、先行して楽に最速上がりでまとめてレコード。前走は、小さい馬だから輸送してどうかと思っていたけど、着差以上の楽勝だった。坂路調教での動きも凄い。これは超大物の可能性もあるんじゃないか。ここまで順調に調整出来ているようだし、崩れるシーンは考えにくい。
 サラマッポ 軽いフットワーク、線の細い馬体で、牝馬らしいキレ味が長所です。連勝の内容も良く、まだ底を見せてない印象がありますね。良馬場なら中心視したいです。

ジューヌエコール
 加藤拓 ダートも走れそうな血統を持っていて、仕上がりの早い馬が上位に来るレースですので、父クロフネ、母父アグネスタキオンは字面的にはいいですね。アグネスタキオン産駒も今やダートの方が勝ち馬が多いくらいですし。勝ち方が他の人気馬に比べて少し地味なことも、人気妙味という点では面白いかもしれませんね。
 サラマッポ クロフネ産駒らしく、雄大な馬体でパワータイプ。3戦全勝ですが、いずれも渋った馬場や展開に恵まれた面があったので、今回、良馬場で人気するようなら軽視したいところです。
 河内一秀 登録馬中唯一の3連勝で、指数的にもデビュー戦以来、順調に伸ばしてきているし・・・

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2016年12月05日(月) 16:30 甘粕代三
【香港国際競走】Road to HKIRΑ船離奪肇螢好鵑大金星!新星、古豪とも本番へ好感触!HKIRトライアル振り返り(3)
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ノットリスントゥーミーが大金星!新星ラッキー、古豪エアロとも好発進
【ジョッキークラブ・スプリント】
 さて、この日のトライアル3レースの掉尾を飾ったのがジョッキークラブ・スプリントです。香港スプリンターと言えばサイレントウィットネスの時代から世界最強のレベルと層を誇ってきました。ドバイミーティングでアンバースカイ、スターリングシティー、リッチタペストリーらがスプリント戦でその実力を世界に誇示し、今年も韓国馬事会初の国際競走、コリア・スプリントでスーパージョッキーが世界最強のレベルと層の厚さを証明しています。

 さて、その香港スプリンター陣はちょうど世代交代の時期に差し掛かっています。昨年の高松宮記念を快勝し、今年は連覇を目指して来日しながら疝痛のため直前で出走を回避したエアロヴェロシティも既に8歳。エアロを中心にした既存勢力に今季初めから短距離重賞で台頭してきたラッキーバブルら新興勢力が激突。どちらが本番に向かうのかが最大の焦点でした。また、引退の危機から復活をかけた世界のマイル王、エイブルフレンドが敢えて距離を詰めてここを使ってきたことで、更に興味深いレースとなりました。

 このレースはエアロのオーナー、ダニエル楊毅さんのお供でパドックに降りて、間近で出走10頭の状態をチェックしました。注目のエイブルは相変わらず雄大な馬体でしたが、約1年の休養明けとあって日本の年度代表馬にしてマイル王のモーリスを迎え撃った全盛時に比べると、張り切った馬体も唸るような気合も見られず復調途上であることが明らかでした。これに対して、エアロは休み明けのプレミア・ボウル(G2・10/23・シャティン・芝1200m)を叩いて3着と順調。8歳とは思えないほどの馬体と気合に見惚れるばかりです。香港ではセン馬がほとんどですが、去勢された馬は性的興奮を覚えることが少ないせいか競走寿命が牡馬よりも長く、単に年齢だけで判断することは香港では禁物です。

 また、南半球生まれのサラブレッドは1月ではなく夏に加齢するので8歳の秋ではなく明け8歳。十分主役を張ることができる状態と見ました。また、昨年の香港スプリント覇者、ペニアフォビアは昨年と同様のステップでトライアルに臨み、内の4番枠を引いて一気にハナを奪う構え。こちらはA.クルーズ得意の叩いて仕上げる作戦なのか、まだ馬体に余裕が感じられました。

 新興勢力からは昨季、スプリントカップ(HKG2・4/3・シャティン・芝1200m)で初重賞勝ちを収め、今季も休み明けのプレミア・ボウルでエアロを破ったラッキーバブルに同じくエアロに先着したアメージングキッズが既成勢力に迫る構え。人気は新興勢力に集まり、ラッキーが単勝2.4倍、アメージングが3.9倍と人気を分け合い、エアロが5.1倍、エイブルが6.6倍とここまでが一桁。これにぺニアが12倍、それ以下は30倍以上と人気は上位5頭に集まりました。

 先手を取ったのは予想通りぺニア、好枠を利して先頭に立つと外から押してダッシングフェローが並びかけ2頭がレースを引っ張りました。2馬身ほど空いて3番手にはノットリスン、さらに2馬身ほどにエアロ、ここまでが先行集団。1番人気のバブルは復活をかけるエイブルを前において後方3番手、その前に2番人気のアメージング。最初の2ハロンは23秒46と平均よりも遅め、2頭が並走した次の2ハロンは21.97とペースを上げて直線! 2列縦隊だった馬群は内と外に大きく広がり、最内でペニアが懸命に粘りこみを図るところを残り200で馬場中央からノットリスンが先頭に、後方から競馬を進めていたバブルが大外から襲い掛かり半馬身まで迫ったところがゴールでした。4分ところから足を伸ばしたエアロが3着を確保、その内側にエイブルが4着。7着のペニアまでが2馬身半という大接戦でした。

 単勝43倍と軽視されながら大金星を上げたノットリスントゥーミーはオーストラリア産の6歳セン馬。2013年にオーストラリアでデビューし、1100〜1300mの短距離戦を使われ、G3を1勝、G1で2着2回を含む9戦3勝2着3回と活躍した後、香港に移籍。15年4月7日、いきなりボウヒニア・スプリント・トロフィー(HKG3・シャティン・芝1000m)を使われ3着。2走後のシャティン・ヴァーズ(HKG3・5/31・シャティン・芝1200m)で香港初重賞制覇。その後もスプリント戦を中心に使われ、昨季はナショナルデー・カップ(HKG3・2015/10/1・シャティン・芝1000m)、ボウヒニア・スプリント・トロフィー(HKG3・3/5・シャティン・芝1000m)と直線芝1000mのHKG3を2勝。その勢いを昨季はドバイ・ワールドカップデーにも遠征しましたが、ご他聞に漏れずドバイ遠征後には調整に手間取って勝ち星をくわえられないまま昨季を終えました。

 今季もこの日のトライアルに向けて2戦叩いたものの5着、8着と復調を見せなかったため、注目を集めることはありませんでした。平均よりも遅めの流れを3番手追走から抜け出したレースは展開に恵まれた点も否定できませんが、本番に向けて見事復活を果たしましたといえそうです。大一番に強いJ.ムーア厩舎は3頭出しの大攻勢でしたが、トライアル勝を含む重賞4勝のノットリスンは厩舎だけではなく、香港勢総大将として香港スプリントに臨むことになります。
 
 1番人気のバブルは後方3番手から直線大外に勝負をかけ2着。調整もレースも本番を意識したもので、ここは十分合格点。新興勢力の筆頭としての力は十分示し、更に上積みも期待できます。直前までの調整を見た上で最終結論を出しますが、トライアルが終わった時点ではバブルが香港勢では1番手に推したいというのが、トライアルからの結論です。エアロも直線じりじりと伸びて内のエイブルを抑えて3着。昨季後半の不運から脱却したことを印象付け、本番へ視界は良好です。逃げたペニアは7着でしたが、ここまでの着差はコンマ4秒。展開次第ではどうにも転ぶ着差です。忘れられていた古豪が復活し既成、新興勢力ともその力をいかんなく発揮したトライアルは香港スプリント陣が世代交代の中にありながら依然として世界最高峰にあることを証明したといえます。さて、これに日本から遠征したビッグアーサーレッドファルクスがどこまで迫れるか?

 最後にスプリント・トライアルから本番ではマイルに回るエイブルフレンドのことを少し。後方からレースを進め僅差の4着は香港馬王の力を示したと言えそうですが、全盛期を思えばやはり物足りないものを感じざるを得ません。本番までの3週間でどこまで回復できるのか、早めに香港に入ってじっくりと観察した上で改めてお伝えしたいと思います。
 本番直前には地元記者との対談、有力馬調教師インタビューなどをお伝えする予定です。ぜひお楽しみに!

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■甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。
卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、
同台北開設支局長などを務める。中国留学中に香港競馬を初観戦、
94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから
香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を
日本から香港に。香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、
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2016年11月25日(金) 17:19 甘粕代三
【香港国際競走】Road to HKIRぁ船妊競ぅ麌垈腸鬚陛舵蕕院C拑蕕の“天才”大金星。HKIRトライアル振り返り(1)
閲覧 657ビュー コメント 0 ナイス 2

日本勢、空前の量と質!史上初の4レース全制覇も視野に
 香港競馬最大のイベント、香港国際競走(HKIR=Hong Kong International Races出走馬が23日、香港ジョッキークラブから発表されました。このコラムで今年の日本勢は質量とも史上空前のものとなるとお伝えしていましたが、日本勢は4レースに13頭! 香港でも2階級制覇を目指す年度代表馬、モーリスを総大将に史上初のHKIR全4レース制覇も視野に入る史上最強の顔ぶれです。また、今年は海外レースのサイマル発売が始まり、HKIRもその第4弾として日本でも馬券が楽しめるようになりましたが、42億円を売り上げた凱旋門賞を遥かにしのぐ売上を叩き出すことは確実です。当初、150億円と試算していましたが、この顔ぶれならば200億円突破も夢ではありません。

 彼を知り己を知れば百戦危うからず(孫子)――日本でも買えるようになった夢のHKIR、勝利への道は地元馬、そして日本以外の遠征馬の戦力分析と評価にかかっています。今回から本番まで地元、香港馬の戦力分析を中心に連載を続けてまいります。まずは去る20日に行われた香港代表決定戦、HKIRトライアル3競走の結果を数回に分けてお伝えし、直前週には再び香港に入って直前の最新情報をお伝えして参ります。ご期待ください。それではトライアル3レースを個別に振り返って参ります。


1番人気デザインは殿負け! 香港カップに遅咲きの“天才”急浮上
ジョッキークラブ・カップ
 昨季の香港馬王(年度代表馬)ワーザーを欠き、9頭立てと寂しい顔ぶれの中、1番人気に押されたのは前走、シャティン・トロフィー(G2・10/23・シャティン・芝1600m)で復活の狼煙をあげた2013/14季の香港馬王、デザインズオンロームでした。距離不適のマイル戦を勝って適距離の2000mに戻ったことで地元、香港の期待を集めました。続いて前走はデザインの2着だった香港中長距離界の大関ともいうべきG1馬、ブレイジングスピードに8歳の古豪ながら鞍上に雷神との異名をとる香港、いや世界の名手、J.モレイラ騎手を初めて迎えたミリタリーアタック、新星のシークレットウエポンと続きました。

 香港馬はドバイ遠征の後、現地の暑さと春の祭典、クイーン・エリザベス2世カップまでの間隔が短いからでしょうか、調子を崩すことが多くあります。デザインもその一頭だったのですが、パドックで見たデザインは前進気勢に漲り、前走以上の状態。1着固定の3連単大本命の期待に十分応えてくれる仕上がりに見えました……。

 2番人気のブレージングはムラ馬との印象がありますが、こちらも前走以上の仕上がり。追い込み一手のデザインに比べれば、逃げ、先行、差しと自在の脚質は信頼感も高く、ことによっては逆転の印象も。休み明けの古豪、ミリタリーアタックは香港馬にしては小ぶりながら、毛艶も馬体の張りも上々。しかし、8歳の秋と年齢を考えれば、割引必要かというのが率直な印象でした。

 さて、こうした既成勢力に待ったとかけようと新興勢力からはシークレットウエポンの出来が最もよく映り、アンティシペーション、イースタンエクスプレスの順と評価しました。

 ゲートが開くとヘレンハッピースターが予想通りハナを主張、後続を1馬身半ほど離して軽快に逃げているかに見えましたが、4ハロン通過が51秒ちょうど、6ハロン1分14秒70超スロー(香港の計時は日本と異なって2ハロンづつ。正確な1000m通過は不明ながら1分02秒後半から03秒程度と推定)。これに続いたのがアンティシペーションともう一頭のヘレン、スーパースター。大本命のデザインはフレームヒーローとシークレットを直前において、いつもの通り再後方からの競馬。ブレージングは自在の脚質らしく先行集団と後方の真ん中で抜け出すタイミングを窺う体勢。

 先頭から12馬身程度の不動の隊列に動きが出たのは3コーナー過ぎ。流石の超スローペースに堪りかね、デザイン鞍上のK.ティータンが手綱をしごいて香港独特の2列縦隊の外からまくり気味に位置をあげていくと、ペースも上がり始めます。デザインは4コーナーでは大外。10馬身以上の差を4馬身程度まで詰め、ここから本番、香港カップへ王道を駆け抜けようと追い込みを図りますが、鞍上の叱咤には応えられず大外をもがき続けます。そのデザインを外に見て、残り300m馬場の中央から1頭だけ違った足で伸びてきたのがシークレットでした。残り200で逃げ込みを狙ったヘレンハッピースターとこれに並びかけたブレージングをたちまち交わすと出走馬中最速の上りで1馬身半の着差をつけてゴールイン。本番へ香港代表の地位を手にしました。

 シークレットに続いたのがやはり後方から直線、デザインの内1頭を衝いた単勝80倍の8番人気、フレームヒーローがこちらも超大金星2着、モレイラを迎えたミリタリーが勝馬の外から伸びて古豪健在を印象付けました。1番人気のデザインは3コーナ残り200まで。そこからは歩くように殿負け、期待に全く応えることはできませんでした。レース後、ティータン騎手を直撃したところ、「出来は悪くなかったが、今日はペースが遅すぎた」と敗戦の弁を語りました。香港カップではモレイラ騎手に乗り替わる予定です。

 往年の香港馬王を破って香港カップに名乗りを上げたシークレットウエポンは英国産の6歳セン馬。2013年、イギリスでデビューし2戦1勝の後、香港では14年4月にデビュー。これまで19戦6勝3着4回、ジョッキークラブ・カップの勝利が14年2月、センテナリー・ヴァーズ(G3・シャティン・芝1800m)以来2つ目の重賞制覇となりました。センテナリー・ヴァーズの後は重賞戦線を歩み、モーリスが圧勝したチャンピオンズマイルでは流石に家賃が高くブービー負けを喫しましたが、昨季末にはG3で連続2着と着実に自力強化。シーズンオフの間にパワーアップして、今季はセレブレーション・カップ(G3・10/1・シャティン・芝1400m)8着で始動した後、適距離に戻ったササ・レディーズパース(G3・11/6・シャティン芝1800m)では4着と着順ばかりか着差もしっかり詰めては上昇、大金星をあげました。

 この日はデザインの前でレースを進め、3コーナー過ぎでデザインが仕掛けるのを横目に見ても最内で微動だにせず、4コーナー通過時は最後方。直線馬場中央から残り200で突き抜けました。1馬身半の着差は立派というほかなく、中国語馬名の「天才」が本領発揮したといってもいいでしょう。ただ、超スローペースの中、直線勝負にかけてシークレットを香港の総大将に出世させたローウィラー騎手はトライアルの後のハッピーバレー開催で進路妨害から8日間の騎乗処分を受け、本番では乗り替わりになりますが、未だに鞍上未定。トライアル勝ちはローウィラー騎手の大胆な好騎乗によるところが大きいだけに乗り替わりでだれになるのか、この点に注目する必要があります。

 2着のフレーム、ミリタリーも超スローの中、後方からの入線。こうした中でデザインが殿負けを喫したのは単にペースだけに敗因を求めることは難しく、親しい地元記者からは「年齢的な衰えが否定できない。本番まで3週間でどこまで立て直してこられるのか。また、本番ではモレイラに手変わりするので、それがどう効果をもたらすか。この2点に注目したいが、自分としては悲観的だ」との声が聞かれました。
 次回は香港マイルのトライアル、ジョッキークラブ・マイルを振り返ります。
 
※次回のコラムは11月28日(月)公開予定になります。

===================
★こちらもあわせてお読み下さい。
日本と香港を股にかけて活躍する「香港競馬のスペシャリスト」が海外プロ予想家第2弾としてデビュー決定!
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■甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。
卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、
同台北開設支局長などを務める。中国留学中に香港競馬を初観戦、
94年ミッドナイトベットの香港カップ制覇に立ち会ったことから
香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を
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2016年11月24日(木) 18:30 夢月
【各馬の前走と妙味】〜2016ジャパンカップ〜
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東京芝2400m左回りで行われるジャパンカップ
簡単にレースの特徴を説明したうえで出走馬の前走を踏まえた妙味について書いていきたいと思います。


■2016秋シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7807


■レースの特徴■

クセが少なく奇をてらった騎乗がしにくいコース形態で、地力を発揮しやすい舞台。
そのため極端なペースにもなりにくいので予想をするうえで展開はさほど気にしてなくても良いでしょう。
極端なペースになりにくいということで、注意したいのは脚質。
長い直線から逃げ馬は非常にペース配分が難しいので不利に。
また各馬、直線の坂を一気に上れる脚を残しながらの競馬となるので追い込み馬もなかなか他馬と違う脚を使うのは難しいです。
よってG1にしては珍しく「無難」や「普通」の競馬が勝利をより近くするレースと言えます。
枠についてもただ距離得だけを考えればOKで内に行けば行くほど有利。
単純明快であるが故に、穴を見つけるには各馬の個性をより詳しく知っている必要があります。

■前走の分析■

イキートス
●前走バイエルン大賞 G1 4着 (経由1頭)
後方待機から直線馬群を突いて猛追。
重賞では道悪でばかり好走しており、やはりここでも道悪でこそだろう。
タフなドイツ競馬出身で道悪巧者とくれば、良好な馬場だった場合まず太刀打ち出来ないはず。

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