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【山崎エリカのダートグレード攻略】〜北海道2歳優駿2017〜

2017年10月30日(月) 11:00

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 2歳最初のG3・エーデルワイス賞は、デビュー時期が早く、キャリアが豊富な地方(門別)勢が断然有利であることを説明しました。そして、今年も門別勢がワン、ツー、スリーを決めました。しかし、第2戦目の北海道2歳優駿となると中央勢がやや優勢となってきます。JRAでは秋になるとダートの500万下が行われるようになり、中央勢もある程度のキャリアを積むことが出来るからです。

 よって、門別のオープン上位馬vs中央の500万下上位馬の対戦図式で競われることがほとんど。そうなると優勢なのは、短距離戦よりも王道路線のプラナス賞(東京ダ1600m)の勝ち馬です。過去10年のプラナス賞の勝ち馬のこのレースでの成績は【2・1・2・0】と複勝率100%。特に2011年のオーブルチェフや2016年のエピカリスのように、プラタナス賞を圧勝した馬ならば、まず、このレースで負けないでしょう。

 ちなみにプラタナス賞でオーブルチェフが2着につけた着差は0.8秒差、エピカリスが2着につけた着差は1.1秒差。2着に0.8秒差以上着差をつけてプラタナス賞を優勝している馬が出走していれば、確勝級と考えても良さそうです。ただし、プラタナス賞の2着馬は、このレースで上位人気に支持されながらもかなりの頻度で取りこぼしているので、ご注意を。過去10年でプラタナス賞の2着馬が3頭出走して、3頭とも4着以下に終わっています。

 しかし、プラタナス賞の勝ち馬ですが、毎年ここに出走してくるわけではありません。その場合、何を優先に狙えばいいのかというと、一番は、門別の強豪が集結する栄冠賞(H2)の連対馬です。しかし、栄冠賞は1200m戦ですので、なかには今回の距離1800mが持たない馬もいます。

 そこで栄冠賞で連対かつ、前走で牝馬限定戦のフローラルC(ダ1600m)、もしくはサンライズC(ダ1700m)で勝利していた馬という条件をつけると、該当馬は2頭ですが、その2頭ともこのレースで連対していました。2015年のタイニーダンサー(1着)と昨年のヒガシウィルウィン(2着)です。栄冠賞で連対してフローラルCやサンライズCを勝つ馬というのは、門別最強クラスということ。よって、このタイプも滅多に出走してくることがありませんが、出走していればかなり信頼できます。

 さらに栄冠賞の勝ち馬でなくとも、サンライズCで3着以内だった馬もこのレースで活躍を見せています。当然、2009年のビッグバンや2012年のハッピースプリント、昨年のヒガシウィルウィンのようにサンライズCの勝ち馬の活躍がもっとも目立ちますが、、馬券妙味がたっぷりあるのは、サンライズCの2着、3着馬です。

 サンライズCで2着、3着だった馬では、2015年にスティールキングが8番人気で2着に好戦したのを始め、2013年のエイシンホクトセイ・3着(10番人気)、2014年のクラバズーカー・3着(8番人気)、昨年のスウィフトハート・3着(5番人気)と、人気薄ながら馬券に絡んでいます。もちろん、出走頭数こそ少ないのですが、フローラルCの連対馬も2011年にシーキングブレーヴが9番人気で3着、2010年にカイカヨソウが5番人気で3着と活躍しています。

 門別勢はサンライズCやフローラルCを経由して、ここに出走してくる馬が多いのですが、北海道2歳優駿でも通用している馬の大半は、先行馬であることは覚えておいて損はないでしょう。特にこの2レースは、毎年のようにハイペースになるので、先行している馬のほうが強いレースをしていることが多いです。

 また、中央勢で穴が開くパターンは、2008年の勝ち馬メトロノース(6番人気)や2012年の2着馬やコスモコルデス(8番人気)のように、前走初ダートの未勝利戦で結果を出してここへ駒を進めてきたタイプです。ダート慣れと勢いで経験豊富な馬たちを撃破する形で穴を開けています。

 それ以外では、2011年の2着馬ベルモントダンサー(7番人気)、2012年の勝ち馬アルムアダプタ(7番人気)のように、前走新馬戦の勝ち馬がさらなる上昇度を見せて通用しているパターンです。新馬戦でいきなり通用するような馬は素質が高いことが多く、2戦目で大きく変われることがあるということなのでしょう。逆に、純粋にダート戦のみを3戦以上使われ、やっと1勝した馬というのは素質不足のせいか、全く通用していませんでした。


 まとめるとこうなります!

 ●本命候補
 ・前走のプラタナス賞を勝利した馬。
 ・栄冠賞で連対かつ、前走のフローラルCかサンライズCを勝利した馬。

 ●穴馬候補
 ・前走のサンライズCで3着以内だった馬。
 ・前走のフローラルCで連対した馬。
 ・前走、中央の未勝利戦を初ダートで勝利した馬。
 ・1戦1勝の中央勢。

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