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【山崎エリカのダートグレード攻略】〜日本テレビ盃2017年〜

2017年9月26日(火) 14:50

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 日本テレビ盃は、JBCクラシックの前哨戦。実績馬にとっては、この先のJBCクラシック→チャンピオンズC→東京大賞典へと続く始動戦になります。つまり、実績馬にとって、このレースの位置付けは叩き台。一昨年のこのレースで同年のフェブラリーSの勝ち馬コパノリッキーと、同年の帝王賞の勝ち馬クリソライトが、夏場を全休しなかったサウンドトゥルーに圧倒されたように、基本的に上がり馬優勢のレースになっています。

 実際にこのレースの過去10年を見ても、同年の夏のマーキュリーCの勝ち馬や牡馬混合のG2として行われていた頃のブリーダーズゴールドCの勝ち馬が活躍。前走で同年7月以降のダートグレードで勝利していた馬のこのレースでの成績は、【2・1・0・0】と優秀。1着の該当馬は、2005年・サカラート、2009年・マコトスパルビエロ。2着の該当馬は、2013年・ソリタリーキング。連対率では、100%もあるのが特徴的です。

 また、前走でJRAのオープンから参戦したのは、一昨年のサウンドトゥルーのみですが、そのサウンドトゥルーは、このレースで帝王賞馬クリソライトに3馬身、フェブラリーSの勝ち馬コパノリッキーに10馬身差をつけて圧勝していますから、前走のJRAのオープンで勝利した馬も、この舞台では信頼できることになります。

 しかし、昨年や今年のように、上がり馬が出走してくることがそれほど多くないのも事実。特に、ブリーダーズゴールドCが牝馬限定戦へと様変わりした近年はその傾向がより強く、夏の上がり馬は同週に行われるシリウスSや翌週の白山大賞典へと駒を進めることが多くなりました。つまり、近年の日本テレビ盃は、休養明けの実績馬同士の対戦図式になることがとても多くなったのです。

 休養明けの実績馬同士の対戦図式ですから、より直近の6月末に行われる帝王賞の上位馬が優勢となります。帝王賞は上半期のダートの総決算で、日本テレビ盃よりも格上のレースですから、その傾向はより顕著。前走・帝王賞で3着以内だった馬の、過去10年の成績は【4・2・2・0】(2007年度馬インフルエンザの流行により、JRAからの参戦なし)。

 1着馬の該当馬は2008年・ボンネビルレコード、2010-2011年・フリオーソ、2011年・スマートファルコン、2013年ワンダーアキュート。2着馬の該当馬は、2008年・フリオーソ、2015年・クリソライト。3着馬の該当馬は、2009年・ボンネビルレコード、2016年・サウンドトゥルー。勝ち切れないこともありますが、3着以内ならばかなり信頼できるでしょう。

 さらに、滅多に出走してきませんが、前走でJRAのグレードレースで連対していた馬の活躍も目立ちます。2012年の勝ち馬ソリタリーキング、2010年の2着馬トランセンドは、5月に行われていた東海Sの連対馬。東海S平安Sとの施行時期が入れ替わり、現在5月に行われている平安Sの連対馬が出走してくることがあれば、信頼してもいいでしょう。

 まとめると、優先すべきは、同年の夏のマーキュリーCやJRAのオープンを勝利した馬。それらが出走していない場合は、帝王賞3着以内の馬や平安Sの連対馬ということになります。

 また、日本テレビ盃は、過去10年とも1〜3番人気馬が連対しており、過去10年とも馬複配当3桁台という決着。3着馬を見ても全て1〜4番人気の馬で、データからは穴馬が推せないレースです。強いて4番人気で3着以内に入線した2012年のマグニフィカ、2014年のグラッツィアに着目するとひとつの共通項がありました。それはこでまで逃げてダートグレードレースを勝利したことがある馬が、近走短い距離を使われて逃げられず、このレースでは逃げて巻き返しているということ。

 マグニフィカは、逃げてジャパンダートダービーを優勝した馬。グラッツィアは、逃げて武蔵野Sを優勝した馬。しかし、この2頭は、テンがそれほど速くなく、逃げられなかったために成績が汚れていました。しかし、このレースでは、前走で短い距離の速い流れでスピード競馬を経験していたこと、また、このレースが先行勢が手薄になったことでハナ主張に成功して、人気以上の走りを見せることが出来ました。こういったタイプは、日本テレビ盃でなくとも穴を開ける傾向があるので、覚えておいて損はないでしょう。


 まとめるとこうなります!
 
 ●本命候補
 ・前走、マーキュリーC勝利かJRAのオープン勝ち馬。
 ・前走の帝王賞で3着以内だった馬。
 ・前走の平安Sで連対していた馬。
 

 ●穴馬候補
 ・逃げてダートグレード勝ちの実績がある馬で、今回逃げられる可能性が高い馬。

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