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皆さん、こんにちは。ウマニティU指数攻略チームです。
今回はU指数1位の距離別傾向をひも解いていきます。
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U指数は、コチラで詳しく説明しているように、「走破タイムをベースにした能力指数」です。数多くのファクターを採り入れて指数を算出していますが、タイムがその中心的役割を担っています。俗にいう「スピード指数」の延長線上にある存在と考えていただいて結構です。
一般的なスピード指数は短距離戦、それもダートに強いと言われており、実際に成績を集計するとダートの短距離に良績を残している指数が多く見受けられます。もちろん芝に関しても、長距離より短距離で、より有効に機能するスピード指数がスタンダードです。もしかしたら、「スピード指数は長距離戦では通用しない」と認識されている方も多いかもしれません。
しかし、その“常識”は今日を最後にあらためてください。
そこまで断言できる理由はなにか?
それは、U指数はスピード指数の仲間ながら、長距離戦でもその精度が落ちることはないからです。しかも、U指数1位に関しては、距離が延びるほど破壊力は増します。ご覧のように、2500m以上のレースにおいては、2400m以下とさほど変わらない好走率を記録しつつ、さらに回収率は単複ともに100%超えを達成しているのです。
※データの対象は、2014年~2016年の3年間に行われた中央競馬の全レース。ただし、U指数が算出されない新馬戦を除く。対象(データ母数)は9054レース。
長距離戦の代名詞的な存在のステイヤーズS(芝3600m)において、過去3年でU指数1位は【1 1 0 1】(単回率173%、複回率123%)という成績を記録。同様に平地競走で2番目に距離の長いダイヤモンドS(芝3400m)では【2 2 0 0】(単回率165%、複回率200%)とパーフェクト連対を果たしています(2014年は1位が同数値で2頭いたため対象は4頭)。データ母数は少ないとはいえ、偶然の連続でここまで成績が偏ることはありません。長距離戦、それもステイヤーズSやダイヤモンドSのような“超”長距離戦におけるU指数1位は、信頼度抜群の不動の軸馬候補になり得てくれるのです。
また、競馬場を問わず芝2600mでハマる傾向にあり、U指数1位は【25 19 13 43】(勝率25.0%、連対率44.0%、複勝率57.0%、単回率124%、複回率111%)という非の打ち所のない成績を残しています。春は中央4場での開催が多く、この距離設計のレースにはなかなかお目にかかれませんでしたが、これからは芝2600mの番組が多く組まれている夏競馬本格シーズンに突入。勝負のチャンスは確実に増えることでしょう。U指数1位はいかなる条件下でも高いパフォーマンスを発揮してくれますが、2500m以上の長距離戦ではさらにパワーアップ。これを常に念頭に置き、今回紹介した情報を有効活用してください。
次回はU指数1位の騎手別傾向(part1)をお伝えする予定です。お楽しみに!
■バックナンバー
(3)U指数1位回収率100%超のクラス
(4)U指数1位の人気傾向(part1)
(5)U指数1位の人気傾向(part2)
(6)大幅馬体重増減のU指数1位を狙え!
(7)U指数上位5頭ボックスで儲ける方法
※これ以前の回はこちらのバックナンバーページよりご覧ください
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