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第218回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~菊花賞 G1

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第218回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~菊花賞 G1 | コラム | ウマニティ

みなさんこんにちは!

本日は京都11R「菊花賞 G1」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。

今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ

U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」


上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。






第1グループ(橙)は、ディーマジェスティ1頭。
第2グループ(黄)は 、サトノダイヤモンド1頭。
第3グループ(薄黄)は、プロディガルサンから1.0ポイント差(約1馬身差)内のエアスピネルマウントロブソンまでの3頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。

世間評価的な2強がここでも抜けた評価で、それぞれ後続に2.3ポイント→1.4ポイント差を付けている状況が、この凄馬出馬表からも見てとれます。ただ、京都芝3000mという全馬初の条件で、長距離戦ゆえに道中の各所でのレースの“動き”によって毎年レース性質も多様なレースとなる菊花賞。これまでの実績を基にした指数評価よりも、今回どのようなレースになり、その展開で跳ね上げる馬はどの馬か、という視点がより重要になってくるレースとみています。ちなみに、この菊花賞では予想U指数を10%以上跳ね上げて上位に来るというケースが例年見られていることから、今回92~3程度あれば展開・適性などで最大限能力を発揮できた場合、例年の優勝馬U指数ラインである100台前半に到達するチャンスありとみて良いのではないかと私は判断しています。

今回の私の予想はまず○▲から。○はカフジプリンス。何と言っても、前走の神戸新聞杯(4着)で見せたゴール前の伸びが印象的。スタミナには自信がある一方で、やはり脚を余してしまうリスクのある馬。その意味では継続騎乗となる今回、岩田騎手も前回の反省を踏まえロングスパートを仕掛けてくるであろう点が、この馬の能力を最大限引き出してくれるのではないかと期待しています。早過ぎるぐらいの早仕掛けでもいいと思うので、自らの手で自らのベストな展開を作ることを期待しています。
▲はディーマジェスティ。この馬も○同様、今回2週目の向こう正面で自ら動き出し......というロングスパートが目に浮かぶキャラ。展開に左右される側ではなく自ら(レース後半の)展開を作る側だろうという考えに至り、人気必至でも重い印を打つことにしました。加えて、実績的にも淀長距離巧者として有名な蛯名騎手ということで素直に期待したい1頭です。

そして今回の私の◎はシュペルミエールに期待します。○▲2頭の作る後半ロンスパ合戦でタフな競馬になった場合、血統的にも2・3走前の内容からも面白いとみています。特に2走前稍重で行われた開成山特別は中盤緩まず後半も長く脚を使うタフな展開。そこでこの馬が見せたレースぶりは、追い通しかつ3角からは鞭も入るような競馬で勝利というものでした。“ただの高速馬場の菊花賞”なら狙いにくいこの馬の特徴も、○▲が作る“演出”を考えると逆に武器になるのではと考えての本命視。同タイプで人気上位の○▲2頭よりも上に取ったのは、○▲2頭が自ら勝ちにいく色気を持った競馬になりそうなところ、こちらは伏兵ゆえの気楽さと妙味が魅力です。好枠と鞍上への期待も込みで一発に期待したいと思います
以下、☆に順調さを欠いた点だけが残念ですが前走内容から一発あっても驚けないジュンヴァルカン、△サトノダイヤモンドミッキーロケットと印を打ちます。
今回の私の馬券は、◎○2頭軸からの3複で勝負としたいと思います。


【3複流し軸2頭】
◎○=印
1,4=3,6,8,17(4点)


○▲の2頭がいるのでそんなことは起こらないだろうと結構安心しているのですが、もしロンスパ合戦が発動しなかったら◎○2頭は苦戦必至でしょう。少なくとも直線最後まで楽しめる菊花賞となりますように......。

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