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【山崎エリカのダートグレード攻略】〜マリーンカップ2016〜
執筆者:山崎エリカ 2016年4月12日(火) 18:46
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 マリーンカップは、この後の古馬牝馬重賞が7月のスパーキングレディーカップまで行われないため、基本的に実績馬が集うレースです。今年は、昨年までこの路線を引っ張ってきた女王サンビスタがチャンピオンズCを制したことにより、牝馬トップクラスが王道路線へと矛先を向けたため、昨年のJBCレディスクラシックで上位の実績馬は出走してきません。(昨年のJBCレディスクラシック3着のトロワボヌールは骨折休養中)
 しかし、芝路線からダート路線に転向して結果を出し、将来はこの路線での活躍が期待できる馬が勢揃いしました。

 このように、実績馬や勢いある馬が春の大目標としてここに出走してくるとなると、当然、レースレベルが高くなります。よって、なかなか地方馬がつけ入る隙がないのです。確かに2006年には、船橋のジーナフォンテンが7番人気でこのレースを2着同着したことがありましたが、ジーナフォンテンはそれまでにスパーキングレディーCやエンプレス杯勝ちの実績があった馬。前年は、南関東限定重賞で牡馬一線級とあいまみえて、勝ったり負けたりを繰り返したことでイメージを悪くし、休養明け3戦目のこの舞台で巻き返したという具合でした。けっして実力がなかったのではなく、南関東の限定の重賞で負ける=基礎能力の低下という観点から、人気の盲点となっただけでした。

 また、2005年にも船橋のトーセンジョーオーが6番人気でこのレースを制したこともありました。しかし、トーセンジョーオーも前年の関東オークスの勝ち馬。前走で芝の新潟大賞典で15着と凡退して船橋に転入したために人気薄になったのもありますが、特にこの時代はJRA所属馬が地方へ移籍すると、「見切られた」というレッテルを貼られてしまった部分も大きいでしょう。実際は、脚部不安や体質強化の移籍もしばしばあり、JRA所属馬が地方へと移籍するとトーセンジョウオーのように馬体重が30堊宛紊眩量し、ステップアップするストーリーもしばしば見受けられました。

 中央は馬体を絞ろうとするシェイプアップ至上主義、地方は筋肉をつけようとするボリュームアップ至上主義。中央から地方へ移籍して馬体重をどんどん増やしながら成績が上昇している馬は、中央での馬体重が適性体重ではなかったということ。トーセンジョウオーは、早い時期から活躍していた馬でしたが、ボーリュムアップでさらにステップアップして、2005年、2006年のこのレースを連覇しました。JRA所属で川崎の関東オークスを制した際の馬体重は492圈3年後にエンプレス杯を制した際の馬体重は531圓任后

 かつてこの路線でも強かった南関東・船橋勢が息を潜めて、最近はJRA勢の独壇場と化してしまていますが、結局、中央、地方問わずに、交流重賞で結果を出してきた馬でなければ、このレースで通用するのは厳しいということ。実際に過去10年(2011年は開催中止なので2005〜昨年まで)の連対馬20頭中、グレードレースで連対実績があった馬が18頭。例外が2007年のクリムゾンルージュと2009年のストーリーテリングで、ともに近走成績の良い4歳馬でした。

 このレースを当てるには、重賞で連対実績のある馬のどれかを本命にして、重賞連対馬と4歳馬に流すというスタイルがベストでしょう。前走と今回距離の長短を問わず、前走2100mのエンプレス杯組も通用しているのがポイントです。本来は、一気の距離短縮や延長は好ましいとは言えませんが、エンプレス杯のほうが格が高く、強いメンバーと戦っているというのが、ここでも通用している理由でしょう。また、逆に7歳以上の馬は、G2で連対実績のある馬しか通用していませんでした。該当馬は2008年、2009年の勝ち馬メイショウバトラーと2014年の2着馬アクティビューティ。ともに衰えを見せながらも、もともとの能力の高さで抵抗しているというのが実情でしょう。


 まとめるとこうなります!
 ●本命候補
 重賞で連対実績のある馬。(近1年以内での連対が理想)
 ●穴候補
 近走充実の4歳馬、G2以上で実績のある7歳以上馬。


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