第345話 「大阪杯」
11年 35.8-46.7-35.3 =1.57.8 ▼3△5△ 4 平坦戦
12年 39.1-51.1-35.3 =2.05.5 ▼4▼7△10 瞬発戦 稍重
13年 36.7-48.6-33.7 =1.59.0 ▼3▼4△ 6 平坦戦
14年 36.6-47.4-36.3 =2.00.3 ▼2△9± 0 平坦戦
15年 36.6-49.2-37.1 =2.02.9 ▼1▼1△ 7 平坦戦 不良
来年の
大阪杯はGⅠに昇格するかもしれないとのこと。
GⅠにするのはいいですが単純にGⅡ→GⅠの変更はどうなんでしょう?
宝塚記念は阪神芝2200mコース、
大阪杯も阪神内回りで200mの距離差があるだけです。
どうせなら外回りの1800mコースか2400mコースに変更すれば他のGⅠレースと差別化出来る気がします。
但し、2400mにすると春天に向けてのステップレースである
阪神大賞典や
日経賞のメンバーがスカスカになってしまいそうなので1800mがベストな落しどころかなと思います。
大阪杯→
安田記念(
ヴィクトリアM)→
宝塚記念のローテが組めるのではないでしょうか。
しかし
大阪杯は現状GⅠ馬などが叩きレースで使うケースが多いですが叩きレースがGⅠになってしまうと
大阪杯のステップレースが必要になって来てレーシングプログラムをもっと整備しないといけない気がします。
個人的な意見として単純に春天と同じ日に京都芝1800mコースにGⅠを新設すれば綺麗にまとまる気がしますがどうかな?
秋天よりもかなりのメンバーが集まると思います。
但し、春天のメンバーがショボくなるかも…。
さて本題に戻ります。
(稍重ではありますが)テンの3Fが39.1秒という古馬GⅡ戦とは思えないほど超スローだった12年は瞬発戦でしたが以外の年は平坦戦となっています。
中盤があまり緩まないレース展開で流石にGⅠ馬が集うレベルの高い古馬GⅡ戦といえます。
では過去5年のラップギアを見てみましょう。
平坦戦適性が高く、平坦戦だっGⅠを勝利した
ヒルノダムール、
オルフェーヴル、
キズナがこのレースも勝利しています。
一方、
ショウナンマイティ、
ラキシスといった平坦戦実績のあまりなかった馬も勝利しています。
但し、この2頭は平坦戦だったレースそのものの出走回数があまりない馬だったのも要因の一つです。
基本的には平坦戦適性が高いGⅠ馬は有力でしょう。
人気馬が好走しやすいレースですが6番人気以下の馬でも出番がない訳ではありません。
過去5年では4頭の馬が馬券になっています。
・
ショウナンマイティ(1着)近2走、2着→2着
・
エアソミュール(3着)近2走、3着→3着
・
ダークシャドウ(2着)近2走、2着→1着
14年2着だった
トウカイパラダイス以外の3頭は近2戦連続で好走していた好調馬でした。
今年の登録馬で平坦戦適性の高いGⅠ馬は
イスラボニータ、
ラブリーデイ
の2頭です。
イスラボニータは平坦戦だった
皐月賞を勝利、
ラブリーデイは平坦戦だった秋天を勝利しています。
キタサンブラック、
ショウナンパンドラ、
ヌーヴォレコルトのGⅠ馬も平坦戦も対応可能だとは思いますがどちらかといえば瞬発戦の方が実績を残している馬です。
そして近走好調馬は
アンビシャス、
キタサンブラック、
ショウナンパンドラ、
タッチングスピーチ、
ヌーヴォレコルト
の5頭です。
上記に挙げた7頭は人気馬ばかりか…。
ここは
タッチングスピーチに期待します。
ラップギアは【瞬1平3消0】でスローの瞬発戦では分が悪いが上りの掛かる平坦戦では確実に差して来るでしょう。
週末雨なら更に前進。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
タッチングスピーチ→ラブリーデイ→ショウナンパンドラ
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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ナイス!(
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