第332話 「マイルCS」
10年 33.7-23.0-35.1 =1.31.8 ▼3△8△3 平坦戦
11年 34.4-24.2-35.3 =1.33.9 ▼1▼2△3 平坦戦 稍重
12年 35.0-23.2-34.7 =1.32.9 ±0△2△4 消耗戦 稍重
13年 35.1-23.2-34.1 =1.32.4 ▼3△2△1 平坦戦
14年 33.7-23.0-34.8 =1.31.5 △1▼2△7 平坦戦
過去5年では平坦戦4回、消耗戦1回。
3コーナーの下り坂の存在もあって中盤で緩むことがほとんどないので平坦戦になりやすいレース傾向です。
但し、詳細に見てみると前傾ラップの年もあれば後傾ラップの年もあったりしますし、天候などで馬場コンディションも違ってくるので走破時計もかなり差があります。
11年と14年では2.4秒も違いますから。
パッと見て思うのは走破時計が31秒台になると短距離路線の馬が勝利していて32秒以上になると中距離路線の馬が勝利しているということです。
走破時計は結構ポイントになるかもしれません。
今年は今のところ晴れ予報で良馬場で開催されるのではないかと思われます。
今週からCコースに替わって確率的には昨年の様なレースが高くなる気がしますがどうかな?
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
平坦戦になりやすいレースですが平坦戦に特化した馬ではなくやはり瞬発戦と平坦戦両方に実績があってしかも瞬発戦>平坦戦という実績馬が多く連対しています。
まぁマイル~中距離路線では王道タイプという感じです。
エーシンフォワードはこの中では若干異質ですね。
走破時計の速い遅いに関わらずこのレースは基本的には差し馬有利の傾向があります。
逃げた馬は過去5年で1頭も馬券にならず先行馬も1-2-1-14(勝率5.6%、複勝率22.2%)という成績でした。
それほど悪くない数字では?とも思えますが馬券になった4頭は
11年 1着
エイシンアポロン、2着
フィフスペトル
13年 2着
ダイワマッジョーレ
14年 3着
グランデッツァ
で11年に関しては稍重で内に有利な馬場バイアスが発生していたレースでいわゆる「内枠先行」の2頭のワンツー。
13年はこのレースにしては珍しくテン35.1秒はスローで展開的に前有利な流れでした。
14年の
グランデッツァは速い流れでも我慢出来た3着で中距離馬のスタミナのおかげかなと思われます。中距離馬でも速い流れに先行可能なスピードを持ち合わせていたというのが大きな要因ですが最後はマイラーの斬れに屈した3着でしょう。
という感じの4頭で運も味方に付けないと先行した馬は厳しいかもしれません。
(実際どんな展開になろうとも勝った馬には多かれ少なかれ運は必要だとは思います)
今年の場合、天候も良く前走大敗の
レッツゴードンキがいるので(>多分強気に行くしかないと思われ)
昨年の様な展開の可能性が高いと予想します。
そうなると今年の人気しそうな馬では中距離路線の
イスラボニータは危険かなと思われます。
(但し、この馬
フジキセキ産駒なので実はマイラーでしたと言われても不思議ないのが難しいところ)
安田記念馬の
モーリスは時計が速くても問題ないでしょうが流石に
安田記念以来では割り引きは必要でしょう。
サトノアラジンはそもそも重賞未勝利ですから格が若干劣るのでは?2着3着ならと思いますが勝ち切るにはもう一つ何かないと厳しい気がします。
となると昨年2着の
フィエロが最も信頼出来るか。
しかし京都コース1-4-2-0と複勝率100%だが勝利数は1つで実は阪神の方がベターで京都なら2着3着狙いが正解かもとも思えます。
ここは
ヴァンセンヌの逆転に期待。
折り合いに難のある馬なので前走の様な大敗があるのは仕方なし。
マイルに戻ってハイペース後方待機の春の形でレース出来ればここは勝ち負け出来るはず。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ヴァンセンヌ→フィエロ→サトノアラジン
ディープのワンツースリーで。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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ナイス!(
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