第326話 「ローズS」
10年 34.1-37.4-34.3 =1.45.8 ▼ 8▼ 6△ 7 瞬発戦
11年 36.7-37.3-34.1 =1.48.1 ▼11▼ 3△11 瞬発戦
12年 36.5-36.9-33.4 =1.46.8 ▼ 6▼10△12 瞬発戦
13年 34.6-35.5-37.6 =1.47.7 ± 0△ 6△ 7 消耗戦 重
14年 35.1-36.7-34.2 =1.46.0 ▼ 6▼ 3△ 6 瞬発戦
基本的には中盤で脚を溜めての瞬発力勝負というレースなのですが13年の様にハイペース消耗戦というケースもあります。
1頭だけの大逃げではなく集団で速く流れたレースだったのでかなりのレアケースと考えない方がいいかもしれません。
元々中盤で脚を溜めての瞬発力勝負で開幕2週目となると比較的前の馬の方が有利な傾向があります。
(実際、13年以外の年の勝ち馬は4コーナー7番手以内の位置取りとなっていました)
各ジョッキーの心理状況や相手関係次第では瞬発戦以外もあるレースということでしょう。
13年は
デニムアンドルビー、
エバーブロッサム、
レッドオーヴァル、
メイショウマンボが上位人気で全て差し追い込みの脚質だったので下位人気馬の多くが「前で勝負」となってしまったのかもしれません。
とはいえ予想する上では確率的には圧倒的に高い瞬発戦で考えた方がベターでしょう。
阪神外回り1800mで瞬発コース、普通に考えて春の
桜花賞&
オークスで活躍した馬が得意な舞台のはずです。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
瞬発戦実績が重要なはずですが昨年の2着馬
タガノエトワールは瞬発戦実績なしでした。
この辺りに春の実績馬以外の攻略があるのかもしれません。
前走
オークス出走馬の成績が
5-2-1-16 勝率20.8% 連対率29.2% 複勝率33.3%
とやはり圧倒的で、その
オークスで4着以内だった馬の成績は
5-1-0-6 勝率41.7% 連対率50.0% 複勝率50.0%
でかなり信頼出来る数字で勝ち馬は全てこの条件を
クリアしていました。
但し、逆のことを言えば半分は馬券にならず敗退してるということです。
12年の
ジェンティルドンナ&
ヴィルシーナが
オークスの着順そのままに
ローズSでもワンツーを決めましたが過去5年ではそれ以外の年は
オークスの着順そのままにはなっていません。
馬券的には
オークス上位から1頭、以外の馬を相手にという戦略がベターかもしれません。
ということでまずは軸候補。
オークスで4着以内、上り3位以内という条件を
クリアしている馬は
ミッキークイーン
の1頭のみです。
1頭しかいないので次点の
アンドリエッテ(
オークス5着)も十分候補でしょう。
とりあえず軸候補はこの2頭か。
穴の候補はシンプルに前走1着馬です。
前走
オークス出走馬以外の馬の成績は
0-3-4-40 勝率0.0% 連対率6.4% 複勝率14.9%
ですがこの中で前走1着馬に絞ると
0-3-2-17 勝率0.0% 連対率13.6% 複勝率22.7%
になります。
更にここから前走のレースが平坦戦だった馬は
0-3-2-6 勝率0.0% 連対率27.3% 複勝率45.5%
となります。
今年の登録馬では
サンクボヌール、
タッチングスピーチ、
テルメディカラカラ、
トーセンビクトリー、
メジャーガラメキ、
レーヌドブリエ
の6頭が該当します。
今年の場合はこれらに2歳女王の
ショウナンアデラ、春のクラシックは不参加だった無敗馬
ディープジュエリーの2頭の登録があってここは注目でしょう。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ミッキークイーン→レーヌドブリエ→タッチングスピーチ
ドーベルの仔に期待してみます。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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ナイス!(
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