第321話 「安田記念」
10年 33.6-22.7-35.4 =1.31.7 ▼1△4△ 7 平坦戦
11年 33.9-23.1-35.0 =1.32.0 ▼4△4△ 6 平坦戦
12年 33.8-22.5-35.0 =1.31.3 ▼1△5△ 1 平坦戦
13年 33.9-23.1-34.5 =1.31.5 ▼2▼2△ 4 平坦戦
14年 35.1-24.0-37.7 =1.36.8 ▼2△3△17 平坦戦
昨年は例年よりも5秒も遅い走破時計で不良馬場でもコンディションはかなり悪い部類に入る馬場だったと思われます。
一言でいえばタフなレースでした。
ラスト1Fも△17でほとんどの馬の脚が上がっていてその中で勝ったのは
ジャスタウェイ、2着は
グランプリボス。
「お前らとは経験値が違うんじゃー」といった感じでGⅠ2勝馬&海外レース経験馬の2頭のワンツーでした。
苦しい経験や辛い経験は体が覚えているもの、最後の踏ん張りはその差だったのではないかと個人的には思います。
ということで昨年はレアケース扱いで行こうかと思います。
昨年をレアケース扱いにすると昨年のコラムがそのまま使えるということになります
→
こちら
簡単にまとめると
・距離延長組は前走上り2位以内が好走ゾーン
・距離短縮組は前走2着以内が好走ゾーン
・同距離組は流れがスローのケースが多く不振傾向
となっています。
今年の登録メンバーでは
距離延長組では
サクラゴスペル、
ダイワマッジョーレ、
ミッキーアイル、
ヴァンセンヌ
の4頭が該当します。
この中では
京王杯SC2着の
ヴァンセンヌは有力候補。
初の1400m戦で2着は逆にスピードレースにも対応可能ということを示せたので得意の1600m戦ならという感じ。
京王杯SC1着の
サクラゴスペルは逆に1600m以上の距離は500万下クラスの1勝のみで延長には不安あり。
ミッキーアイルは逃げ一辺倒のレースから徐々に位置取りを下げて上りを使うレースが出来るようになってきた。東京マイルGⅠは
NHKマイルCで勝利経験もある舞台。
穴候補の
ダイワマッジョーレは13年
マイルCS2着の実績馬。
近2走大敗してるがどちらとも上りは2位以内をマークしていて距離延長で一気に持ってこれるのはこういう馬だろう。
デムーロJが騎乗予定なので穴馬が穴にならない可能性もあるが…。
距離短縮組は今年は該当馬なし。
同距離組の今年の有力馬は
フィエロ、
モーリス、
リアルインパクト、
レッドアリオン
辺りでしょう。
特に1番人気も予想される
モーリスは注目。
前走のダービー卿CTが圧巻。
△3△1▼8の瞬発戦でGⅢといえどゴール前に急坂がある中山でラスト1F▼8の加速は滅多にお目にかかれないラップです。
舞台が東京に替わってどうか?ですが前走のパフォーマンスさえ出来れば十分勝ち負け。
先週ダービーで1着3着だった堀厩舎が2週連続でGⅠ制覇となるのかも注目。
その堀厩舎2頭出しのもう1頭は11年
安田記念を制した
リアルインパクト。
豪州GⅠを1着2着と好走を続けて今回挑むが古馬になってからは1600m未満の距離でしか勝利経験がないのは若干気になるところ。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
モーリス→ダイワマッジョーレ→ヴァンセンヌ
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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