第304話 「シンザン記念」
10年 35.1-24.3-34.9 =1.34.3 ±0▼7±0 瞬発戦
11年 35.1-24.1-35.2 =1.34.0 ▼4△8±0 平坦戦
12年 35.0-23.8-35.5 =1.34.3 △3▼2△2 平坦戦
13年 34.6-24.0-35.7 =1.34.3 ▼1▼4△8 平坦戦
14年 35.5-24.2-34.1 =1.33.8 ▼5▼3△8 瞬発戦
京都外1600mコースは【瞬3平6消1】で平坦戦になりやすいコース。
その主な要因は3コーナーの下り坂でここから流れが速くなりがちということ。
この
シンザン記念も11年、12年、14年は下り坂(ラスト4F目)からスパートが始まっています。
14年は早めのスパートなのに瞬発戦となっているのはテンが35.5秒と緩かったことと逃げ切り勝利した
ミッキーアイルが強かったという2点でしょう。
10年、13年は4コーナー回ってようやくスパートというレースでした。
この時期の3歳戦なのでこういった展開のパターンも十分考えられるでしょう。
但し、10年、13年の様な展開になっても最大加速はそれほど大きなものにはなっていないので瞬発力よりはレースの流れに乗って粘り込む先行馬が有利となっています。
このレース4コーナー3番手以内の馬の成績が4-3-1-8(勝率25.0%、複勝率50.0%)となっていて馬券に中心この組になるでしょう。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
1着馬
ガルボ 【瞬2平0消0】▼ 6▼1△5 ▼11▼ 3△ 5
レッドデイヴィス 【瞬3平1消0】▼ 4▼6△9 ▼ 6▼10△ 6
ジェンティルドンナ 【瞬2平0消0】▼10▼6△8 ▼ 2▼ 9△ 5
エーシントップ 【瞬1平2消0】▼ 6▼3△4 ▼ 2▼ 1△13
ミッキーアイル 【瞬2平1消0】▼ 2▼8△6 ▼10▼15△ 4
2着馬
シャイン 【瞬1平1消2】△ 1△2▼2 ▼14▼ 3▼ 1
オルフェーヴル 【瞬1平1消0】▼ 4▼4△5 ▼10▼12△ 9
マイネルアトラクト 【瞬1平0消0】▼ 6△4△9
ヘミングウェイ 【瞬5平0消0】▼ 6▼8△4 ▼ 2▼11△11
ウインフルブルーム 【瞬2平0消1】▼ 8△3△3 ▼ 6▼ 6△10
京都外回りコースですし瞬発戦実績というのはやはり必須でしょう。
このレース自体はあまり大きな加速は生じていませんが連対馬の過去の実績を見ると10頭中7頭には▼10以上の加速実績がありました。
実績がなかった
エーシントップ、マイネルアトラクト、
ウインフルブルームはそれまでのレース全て4コーナー4番手以内というバリバリの先行タイプの馬です。
ここは一つポイントかもしれません。
あとはやはり枠順です。
先週の京都金杯もそうでしたがこの
シンザン記念も内枠が圧倒的有利となっています。
【枠順別成績】
1~4枠 4-4-8-23 勝率10.3% 連対率20.5% 複勝率41.0%
5~8枠 1-1-0-38 勝率 2.5% 連対率 5.0% 複勝率 5.0%
外枠で勝利したのは昨年逃げ切り勝利した
ミッキーアイルだけとなっています。
外枠ならダッシュ力があった方がベターでしょう。
今年の登録馬で
▼10以上の加速実績があった馬は
ダッシングブレイズ、
ナヴィオン
の2頭です。
常に4コーナー4番手以内という先行タイプの馬は該当馬なしでした。
次点は
サトノフラム、
メイショウマサカゼ、
レンイングランド
の3頭で過去に1レースだけ先行しなかった(出来なかった)という実績です。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ダッシングブレイズ→サトノフラム→レンイングランド
ナヴィオンはどちらかと言えば不安の方が大きい印象ですがどうかな?
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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ナイス!(
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