第292話 「毎日王冠」
09年 35.8-35.9-33.6 =1.45.3 ▼ 6△ 2△ 5 瞬発戦
10年 35.5-35.4-35.5 =1.46.4 ▼ 9△10△ 2 瞬発戦 稍重
11年 36.1-37.0-33.6 =1.46.7 ▼11▼ 8△ 5 瞬発戦
12年 34.5-35.1-35.4 =1.45.0 ▼ 3△ 2△ 5 平坦戦
13年 35.5-37.9-33.3 =1.46.7 ▼15▼ 2△14 瞬発戦
12年は多頭数出走で
シルポートが逃げて
グランプリボスが番手で追い掛け回す展開となったおかげで中盤が緩まず平坦戦となりました。
過去10年で見ても平坦戦だった
毎日王冠はこの年だけでレアケースと考えてもいいでしょう。
基本的には瞬発戦になりやすいレースですが昨年の様に▼15という大きな加速が生じた年もあれば09年の様に早めに動き出しての▼6という年もあるのでペース的には一貫している訳ではありません。
瞬発力が問われやすいレースなのは間違いないので上がり3Fで上位をマーク出来そうな馬がやはり有力候補となるでしょう。
但し、開幕週開催なので先行馬の前残りも十分可能な舞台ではあります。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
平坦戦だった12年の勝ち馬は平坦タイプの
カレンブラックヒルでしたが以外はやはり瞬発タイプの馬が多い。
中盤が緩みやすいレースなので急加速の瞬発戦に対応出来る馬を狙うべきでしょう。
毎日王冠はGⅡクラスなので格もある程度必要。
展開が中盤が緩んでの瞬発戦になった場合でも格が上の馬の方が上のギアを使える可能性が高い。
過去5年の連対馬では12年の2着馬
ジャスタウェイ以外はGⅠ~Ⅱクラスのレースで連対経験がありました。
(ちなみに
ジャスタウェイは瞬発戦<平坦戦という馬で秋天からの国内重賞3連勝は全て平坦戦でした。12年の
毎日王冠も平坦戦となって12番人気で2着に突っ込んで来たのは偶然ではなかったと思われます)
今年の登録メンバーを見ると先行馬が手薄な印象。
スローの瞬発戦の可能性が高いと思われます。
となるとポイントなのは
・重賞で▼10以上の瞬発戦実績
・GⅡ以上で連対経験
・脚質は前>後ろ
辺りでしょう。
GⅡ以上で連対経験のある馬は
イケドラゴン、
グランデッツァ、
サンレイレーザー、
ダークシャドウ、
ダイワマッジョーレ、
ダノンヨーヨー、
ペルーサ、
ロゴタイプ、
ロサギガンティア、
ワールドエース
の10頭です。
有力候補なのは
グランデッツァ
次点では
サンレイレーザー、
ダークシャドウ、
ロゴタイプ
かな。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
グランデッツァ→サンレイレーザー→ワールドエース
グランデッツァは
函館記念に出走していなければ不動の◎なんですが前走が余分だなぁと思います(秋のGⅠに向けての賞金加算が目的だったとは思いますが…流れが悪い気がします)
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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4)
ナイス!(
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