第289話 「ローズS」
09年 34.5-35.0-35.2 =1.44.7 ± 0△ 2△ 6 消耗戦
10年 34.1-37.4-34.3 =1.45.8 ▼ 8▼ 6△ 7 瞬発戦
11年 36.7-37.3-34.1 =1.48.1 ▼11▼ 3△11 瞬発戦
12年 36.5-36.9-33.4 =1.46.8 ▼ 6▼10△12 瞬発戦
13年 34.6-35.5-37.6 =1.47.7 ± 0△ 6△ 7 消耗戦 重
阪神芝1800mコースは【瞬9平1消0】という瞬発コース。
にも関わらず過去5年で2回も消耗戦があります。
09年はレアケースと考えていましたが2回もあると流石にそういう可能性もあると考え方を変えないといけないかもしれません。
但し、どちらの展開にも言えることは「上り」が最重要ポイントだということ。
レースの上り1位は0-4-0-1で勝ち馬こそ出ていませんがハイアベレージ、上り3位以内となると4-5-2-5(勝率25.0%、連対率56.3%、複勝率68.8)となっていてかなりの数字。
中盤が緩んで溜めての瞬発力か、ハイペースで差せる末脚かという違いはあるでしょう。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
レースが瞬発戦でも消耗戦でも連対した馬のラップギアの傾向はそれほど変わらない印象です。
瞬発戦平坦戦実績が重要ということ。
瞬発戦実績のみだったのは
レッドディザイアのみなので瞬発戦実績のみの馬は不安ありと思えます。
このレースは
秋華賞に向けての最重要ステップレースなので基本的には前走
オークス出走組が強いです(5-3-1-16)
前走
オークス組では距離は違えど同じ瞬発コースということもあって
オークスでの着順や上りが直結しやすい傾向にあります。
オークス4着以内の馬の成績が5-2-0-7
オークスで上り5位以内の馬の成績が5-3-0-7
今年の登録メンバーでこの条件を
クリアする馬は
ヌーヴォレコルトのみとなっています。
前走
オークス以外で馬券になった馬を見てみると平坦戦や消耗戦で上り上位で差し切って勝利した馬が目に付きます。
瞬発戦ではないレースというのが実はポイントかもしれません。
今年の登録メンバーでは
アドマイヤアロマ、
タガノエトワール、
レッドオリヴィア
の3頭です。
前走ダービーという馬はレアケースなので
レッドリヴェールはどちらの条件にも引っ掛かりませんでしたが当然ここでは主役の存在。
ダービーではスローの上り勝負だったのでポジション的に厳しかったのは確かですが、いいところなしの惨敗だったのはデビュー以来最軽量の410kgの馬体重が示す通り状態がイマイチだったのではないかと思われます。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
レッドリヴェール→ヌーヴォレコルト→レッドオリヴィア
素直にこの2頭は強いでしょう。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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