第283話 「クイーンS」
09年 35.5-36.8-35.9 =1.48.2 ▼3±0△2 平坦戦
10年 36.2-36.4-35.0 =1.47.6 ▼2▼6△8 瞬発戦
11年 35.1-35.2-36.3 =1.46.6 △2▼1△2 平坦戦
12年 35.8-36.3-35.1 =1.47.2 ▼3△1△1 平坦戦
牝馬限定のレースではあるがスローの瞬発戦だったのは10年ぐらいで他の年はほとんど平坦戦という傾向です。
札幌芝1800mコースはスタート地点から1コーナーまで180mと短くコース全体としても直線区間が少ないので単純に内枠有利と思えるが
1~4枠 1-2-1-20 勝率4.2% 連対率12.5% 複勝率16.7%
5~8枠 3-2-3-24 勝率9.4% 連対率15.6% 複勝率25.0%
とむしろ外枠の方が成績は良い。
結局のところポイントは持続力で「距離ロス」よりも「ブレーキを掛けない」可能性が高い外枠の方が有利ということなのだと思われます。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
平坦戦実績はやはり重要だと思われます。
コース適性【瞬3平5消2】に近いタイプの馬が多い気もしますね。
あとはやはり洋芝適性で6番人気以下で馬券になった5頭のうち3頭には札幌コースで勝利経験がありました。
3歳馬がこのレースでかなり良い成績を収めていますが、パワー馬場の牝馬限定レースなので軽い斤量は有利なのだと思われます。
(3歳馬 3-0-1-3 複勝率57.1%)
さて今年の出走馬なんですが札幌コース出走経験のある馬はいませんでした…。
人気になりそうな馬の中でのオススメは
キャトルフィーユと
オツウ。
キャトルフィーユはここ1年ずっと安定した走りをしていて昨年のこのレースだけが唯一の惨敗でしたが昨年は函館コース。
ラップギアも【瞬2平3消1】とディープ産駒ながら瞬発戦よりも平坦戦の方が得意という馬でここは狙い目。
オツウはダートレースでも実績がある通りパワーも十分。
前走1000万下勝利なので一気の格上げにはなるが勢いに乗ったハーツ産駒は買った方がいい。
要注意の3歳馬は
マーブルカテドラルなんですが【瞬3平0消0】と平坦戦実績なしというのと(
ダイワメジャー産駒といえど)馬体重が軽いのでパワー不足の可能性もあって不安あり。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
キャトルフィーユ→オツウ→ケイアイエレガント
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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