第277話 「マーメイドS」
09年 35.7-48.8-35.7 =2.00.2 ±0▼6△9 瞬発戦
10年 35.3-48.8-35.4 =1.59.5 ▼3▼3△6 平坦戦
11年 36.0-49.4-35.0 =2.00.4 ▼3▼3△5 平坦戦
12年 35.5-47.9-36.5 =1.59.9 △3△1△3 消耗戦
13年 36.6-47.8-35.0 =1.59.4 ▼4△3△2 平坦戦
阪神内2000mコースはコース適性【瞬7平3消0】となっていて比較的瞬発向きのコースなのですが
マーメイドSは過去5年で瞬発戦は一度だけ、というか過去10年を見ても瞬発戦だったのは09のみとなっています。
牝馬限定のハンデ戦なのに瞬発戦になりにくいというのは荒れる要素満載ってとこでしょう。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
コース適性【瞬7平3消0】に近い馬もいますが瞬発戦<平坦戦という馬もチラホラいます。
瞬発戦になりにくいというレース傾向がそうさせているのかもしれません。
このレースは基本荒れやすく難解なので傾向が掴みきれません。
【前走クラス】
OP以下 3-4-2-28 勝率8.1% 連対率18.9% 複勝率24.3%
重賞 2-1-3-30 勝率2.6% 連対率 8.3% 複勝率16.7%
【前走斤量】
今回増 1-2-1-15 勝率 5.3% 連対率15.8% 複勝率21.1%
同斤量 2-1-1-13 勝率11.8% 連対率17.6% 複勝率23.5%
今回減 2-2-3-30 勝率 5.4% 連対率10.8% 複勝率18.9%
前走OP以下のクラスに出走していた馬でも十分通用します。
というか率で言えばこちらの方が成績は上です。
ハンデ戦なので斤量が軽いからか?と思われますが数字的にみればそうとも言えず…。
極めつけはこちら
【体重比別】
~11.0% 0-1-0-20 勝率 0.0% 連対率 4.8% 複勝率 4.8%
~11.5% 1-3-3-14 勝率 4.8% 連対率19.0% 複勝率33.3%
~12.0% 2-0-2-15 勝率10.5% 連対率10.5% 複勝率21.1%
~12.5% 2-1-0- 5 勝率25.0% 連対率37.5% 複勝率37.5%
体重比とは斤量÷当日の馬体重×100の数値です。
体重比の数値が小さい方が馬格はあるが斤量は軽い、数値が大きい方が馬格はないが斤量は重い、ということがいえます。
通常であれば体重比は数値が小さい方が有利で良績を収めるケースがほとんどです。
しかし、このレースに限っては逆になっています。
つまり、これらのことを総合的に考えると瞬発戦になりにくいレースというのが全てではないかと思えます。
それほどギアを上げなくても勝ち負け出来るということです。
ギアを上げるということは瞬発力が重要になるし斤量も影響を受けます。
4歳馬よりも5~6歳馬の方が活躍出来るというのも納得できます。
(基本的に瞬発力というのは若い馬の方が上のはず)
ではそう予想するのかといえば出走馬一頭一頭ずつ阪神芝2000mコースに適性がありそうかどうかを分析するのが一番かと思われます。
私のイチオシは
フロアクラフト。
ここ2走は完敗ですが3走前は阪神内2000mコースの1600万下クラスで2着。
格は下かもしれませんが機動力のある馬なので適性は十分でしょう。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
フロアクラフト→ウエスタンレベッカ→フーラブライド
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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