第274話 「オークス」
09年 36.0-37.5-37.8-34.8 =2.26.1 ▼ 9▼6△9 瞬発戦
10年 35.4-38.3-40.3-35.9 =2.29.9 ▼15▼5△9 瞬発戦 稍重
11年 35.9-37.0-37.5-35.3 =2.25.7 ▼ 7▼3△5 瞬発戦
12年 35.1-35.9-36.9-35.7 =2.23.6 ▼ 1▼3±0 平坦戦
13年 35.7-35.7-38.1-35.7 =2.25.2 ▼ 8▼2△1 瞬発戦
過去5年で瞬発戦4回なので基本的には瞬発戦になりやすいレース。
近年の
オークスは向正面~3&4コーナーにかけての第3ブロック区間が緩みますがそこまでの第1~2ブロックは比較的流れは速くなっています。
牝馬限定で全馬初の2400m、道中チンタラ流してラストだけの斬れ勝負…という感じではなくやはりそれなりにスタミナはある程度問われる舞台だと思われます。
桜花賞が阪神外回りに変更になってからは
オークスと直結する可能性が高くなりましたが
マルセリーナや
アユサンなどはやはりスタミナ不足だったかもしれません。
但し、3歳春の牝馬なのでそれまで1600mまでしか使ってこなかった馬も多く過去の出走レースだけではスタミナがあるかどうかは分かりません。
この辺りは血統や馬体で判断ということになるでしょうか。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
瞬発戦実績は当然重要です。
平坦戦実績はなくても可ということですね。
オークスでははっきりした傾向があります。
前走オープン以上のレース出走で3着以内という条件です。
そもそも前走500万勝ちの馬では
オークスに出走することすら出来ない可能性が高いので前走オープン以上の出走というのは当たり前といえば当たり前かもしれません。
もっといえば前走
桜花賞orフローラS出走馬で3着以内というのが断然の成績となっています。
レースの格と適性からすればこれも妥当な傾向でしょう。
この条件以外で馬券になったのは
・
エリンコート 忘れな草賞1着→
オークス1着
・
メイショウマンボ 桜花賞10着→
オークス1着
の2頭だけです。
エリンコートに関しては一世一代の走りという感じで以後のレースは掲示板にものることはなく引退しました。
とりあえずレアケースという扱いにします。
(但し、ギャンブル的にはこのレアケースをもっと掘り下げて考察する方が正解かもしれません。的中率より回収率ですね)
メイショウマンボに関しては
桜花賞の惨敗も理由あってのこと→
昨年のコラム
能力の高さはその後の活躍でも分かるはず。
今年の
桜花賞&フローラS3着以内の馬は以下の通りです。
ハープスター、
ヌーヴォレコルト
サングレアル、
ブランネージュ、
マイネオーラム
桜花賞2着の
レッドリヴェールはダービーに向かうのでこの5頭が馬券になる可能性が高いはず。
圧倒的人気が予想される
ハープスター。
この馬の凄いところはラップギア的に言えば最大加速度、自動車で言うところの最大トルクが桁違い。
(仮面ライダーカブトのクロックアップや古くは
サイボーグ009の加速装置ぐらい…大げさだし古すぎか(笑))
なので最後方にいながらあっという間に差を詰めることが可能なんですがこの馬のもっと凄いのはこの加速装置がなかなか止まらないということ。
通常のこの手の馬はピッチ走法で脚の回転が速い。
なので高速回転を続けるため脚が止まるのが速いのが普通なんですがこの馬の場合はなかなか止まりません、単純にエンジンの排気量が大きいんだと思われます(→スタミナがあるということではありません。スタミナはガソリンタンク量と燃費ですかね)
オークスに関してはスタミナが持つかどうかは不明ですが展開的に負けるとすればドスローの前残りだけでしょうか。
ドスローでも隊列が団子で詰まってれば多分届きます。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ハープスター→ヌーヴォレコルト→ブランネージュ
上手いとか下手という問題ではなく本番で乗り替わりの
サングレアルはちょっと割り引きました。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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ナイス!(
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