第273話 「ヴィクトリアM」
09年 34.7-23.9-33.8 =1.32.4 ▼7▼4△10 瞬発戦
10年 33.8-23.7-34.9 =1.32.4 ▼4▼3△ 7 平坦戦
11年 33.5-22.4-36.0 =1.31.9 △3△4△ 4 消耗戦
12年 34.4-23.8-34.2 =1.32.4 ▼3▼3△ 3 平坦戦
13年 34.6-23.6-34.2 =1.32.4 ▼5▼2△ 4 瞬発戦
過去5年を見ても瞬発戦~消耗戦とバラバラとなっています。
牝馬限定レースなので流石に
安田記念ほどの激流にはなりにくいですがスローの瞬発戦と決め付けるのは危険な気がします。
とはいえ最後は瞬発力が重要ファクターであることは間違いないでしょう。
レースで上り3位以内だった馬の成績が
4-2-2-9 勝率23.5% 連対率35.3% 複勝率47.1%
となっています。
上り上位だった馬が5年で4勝となっていますし過半数の馬が馬券になっています。
但し、上り上位ではなかったも半分は馬券になっているとも言えます。
しかも前走上り1位だった馬の成績が0-0-0-8、2位だった馬の成績が0-0-1-6となっています。
前走の上りはあまり参考になりません。
参考にならなり理由としては前走
阪神牝馬S、
福島牝馬S出走馬というのが多いのですが距離が違う、コース適性が違うという要因が挙げられます。
ではどこから予想の突破口を見つけるか?
走破時計は例年1分33秒を切っているのである程度のスピードも要求されるはずです。
にも関わらずそれまで1分34秒を切ったことのない中距離馬の
ブエナビスタが格の違いで勝利しました。
このレースの主役はスピード&瞬発力に優れたマイラーよりも中距離路線で戦ってきた底力のある馬ということなのだと思われます。
過去の連対馬の主な実績を挙げてみましょう(主な勝利レースのみ)
ほとんどの馬が中距離重賞での実績がありました。
なかった2頭はその年の
京都牝馬Sを勝利という共通点がありました。
これは押さえておくべき点かもしれません。
ちなみに今年の
京都牝馬Sの勝ち馬は
ウリウリです。
ズバリこのレースで「買いの馬」は中距離重賞勝利経験がある4~5歳馬です。
今年の登録メンバーでは
4歳馬
デニムアンドルビー、
メイショウマンボ
5歳馬
ケイアイエレガント、
フーラブライド、
ヴィルシーナ
となっています。
ちなみに重賞2着経験となると
4歳馬
エバーブロッサム、
シャトーブランシュ、
スマートレイアー、
ラキシス
5歳馬
キャトルフィーユ
となっています。
【年齢別成績】
4歳 4-3-2-37 勝率8.7% 連対率15.2% 複勝率19.6%
5歳 1-2-1-23 勝率3.7% 連対率11.1% 複勝率14.8%
6歳 0-0-2-10 勝率0.0% 連対率 0.0% 複勝率16.7%
4歳>5歳>6歳という傾向なので有力候補は
デニムアンドルビー、
メイショウマンボの2頭になるでしょうか。
但し、
デニムアンドルビーはドバイ帰りでどうか、
メイショウマンボは前走
大阪杯で大敗という点が不安もあります。
メイショウマンボは前走休養明けでー8kgの馬体重での出走でしたが、もしかしたら前走から転厩したことが影響したのかも。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
メイショウマンボ→フーラブライド→デニムアンドルビー
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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