第263話 「朝日杯FS」
08年 34.3-24.5-36.3 =1.35.1 △1▼9△3 瞬発戦
09年 34.2-24.2-35.6 =1.34.0 ±0▼6▼1 瞬発戦
10年 34.7-23.9-35.3 =1.33.9 ▼3▼1△4 平坦戦
11年 34.5-23.3-35.6 =1.33.4 △1▼3△2 平坦戦
12年 33.9-23.4-36.1 =1.33.4 △3▼4△3 平坦戦
過去5年で瞬発戦2回、平坦戦3回となっていて流れ次第でどちらにでも転ぶレース傾向です。
中盤が緩んでの瞬発戦になれば中距離馬の瞬発力が勝ちやすく、中盤が速くなって平坦戦になればスピードが問われることになるのでマイラーが勝ちやすいということでしょう。
昨年は中盤が速い平坦戦で勝利したのは
ロゴタイプでした。
ロゴタイプはその後2000mの
皐月賞を制しましたが1分58秒のレコード勝利だったのも要因だと思われます(
ロゴタイプは1600~2000mぐらいの距離適性では?)
ペースが速くなりそうならマイラータイプ、遅くなりそうなら中距離タイプを軸に予想すればいいと思います。
では、過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
過去5年の連対馬の全馬に瞬発戦の実績がありました。
というより平坦戦消耗戦の実績があった馬は僅か3頭なので瞬発戦実績は必要不可欠ということでしょう。
その他では
・連対馬10頭中10頭に連続加速実績がありました
・連対馬10頭中6頭に▼10以上の大きな加速実績がありました
という2点がポイントだと思います。
2番目の大きな加速実績のところで面白いのは
・瞬発戦だった08~09年 1着大きな加速実績のあった馬 →2着なかった馬
・平坦戦だった10~12年 1着大きな加速実績のなかった馬 →2着あった馬
と、11年の勝ち馬
アルフレード以外は全てこのパターンにはまっています。
今年の登録メンバーで瞬発戦実績+連続実績がある馬で▼10以上の大きな加速実績がある馬ない馬を分別してみると
【大きな加速実績がある馬】
アトム、
アルバート、
ゲットアテープ、
ショウナンワダチ、
ミッキーアイル
【大きな加速実績がない馬】
アジアエクスプレス、
ウインフルブルーム、
グリサージュ、
サトノロブロイ、
セセリ、
ツィンクルソード、
トーセンシルエット、
ネオヴァロン、
ピークトラム
となっています。
過去5年で馬券になった馬は2勝馬クラス(1勝+重賞2着など)のみなので1着馬クラスを消すと
【大きな加速実績がある馬】
アトム、
ショウナンワダチ
【大きな加速実績がない馬】
ウインフルブルーム、
ツィンクルソード
となります。
漏れた馬では新潟2歳S&デイリー杯3着の
ピークトラム、未勝利戦5馬身差のレコード勝ち
ミッキーアイルの2頭を拾うかどうか。
それと地方馬
プレイアンドリアルも。
今年の場合、もう一つポイントがあります。
今の中山開催はエアレーション馬場での開催となって例年よりも時計が遅くなっているのが特徴。
となるとここ3年の様に1分33秒台のスピードが問われる可能性は低く中盤が速くなっても34~35秒の時計決着になるのではないかと予想します。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
アトム→ツィンクルソード→ショウナンワダチ
時計が遅くなるならこういう決着になるんじゃないかと。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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