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●有馬記念の最終結論いまだ・・・
迷った迷った!、いや、いまも混迷の中にいるー。
第54回、今年の有馬記念のひとつの大きな結論は、“3歳馬強し”である。それはそうだろう、菊花賞馬スリーロールスを初め、上位5頭がずらりと顔をそろえ、これに牝馬2冠のブエナビスタが加わっているのだから。対して、本来なら主役をになうはずの古馬勢は、天皇賞、ジャパンカップ組の上位5頭ずつ、合計10頭の中から参戦してきたのは、JC5着のエアシェイディただ一頭。これで勢いの3歳馬7頭に立ち向かえるのかどうか。
9頭のメンバーの中には、マツリダゴッホ(一昨年の有馬記念)、マイネルキッツ(今年春の天皇賞)、ドリームジャーニー(今年の宝塚記念)のGⅠ馬はいる。しかし、これらの前走は電光掲示板にも載らない17、8、6着の惨敗、完敗ではないか。そうそう簡単に巻き返しは果たせまい。本命馬には取り上げにくい。
従って“迷い”、は「古馬なのか、3歳馬なのか」からくるのではなく、「3歳の牡馬なのか、牝馬なのか」、とりわけ牝馬ブエナビスタ◎でいいのか、に迷うのである。
当初はブエナ◎に大きく傾いていた。しかし、最終追い切りを見た時点で次々と不安が湧き出してきたのだ。まずは追い切りそのもの。これまでとは違って柔らかさがないように見え、硬さすら感じたのだ。頭をよぎったのは前走で究極の上がり32秒9の脚を使わされた反動である。そして、本来が典型的な追い込み馬、小回り中山の適性を問わなくていいのかとつづく。さらには、乗りなれた安藤勝から横山典への乗り替わりは、マイナスの危険こそあれプラスはないのではないかとー。
53キロは裸同然といっていいほど有利だとは思う。しかし、札幌記念はさらに1キロ軽い52キロでヤマニンキングリーごとき(失礼)を捕らえ切れなかった前科がある。そして、それを犯した原因は、小回りコースあったのではなかったか。
最終追い切りを見ながら、“こいつだ”と小さく叫ばせた馬がいる。菊花賞の2着馬フォゲッタブルである。併走馬を難なく千切り、ラスト1Fを11秒7で駆け抜けたその姿は、菊の2着、ステイヤーズS勝ちの時以上の鋭さ。まさしく真一文字の伸びを目の当たりにした。こんなにも短期間にここまで変貌できるものなのかと、しばし目を奪われもした。菊の2着は吉田隼の仕掛け遅れ的惜敗だし、ラスト4ハロンをすべて11秒台で走ったステイヤーズSは、1馬身4分の1の着差以上の完勝。最終追い切りをみた水曜日の夜には、こちらがついていけないほどのスピードで上がりにあがるフォゲッタブルの◎を決めた。
その決心がグラついたのは木曜日の午後2時、有馬記念の枠順が発表されたその瞬間である。なんとなんと8枠16番最外を引いてしまったではないか。中山2500メートルのスタート地点は3角のちょっと手前、すぐにカーブがやってくるので外枠の馬は外に振り回されやすく、距離ロスを招くなど、いたく不利とされている。なんでこんな16分の1の低い確率の大外枠を引いてしまったのだろう。減点1である。フォゲッタブル◎の決断に迷いが生じて当然だろう。
今年の菊花賞は3000メートル3分3秒5と、レコードに0秒8と迫る、過去10年で2番めの好タイム決着、それだけでレベルの高さがわかる。フォゲッタブルは差し、もしくは追い込み脚質だ、あるいは自分の心配は取り越し苦労かも。そんな慰めにも似た思いの中、昨年の有馬記念のゴールのシーンが思い出されてきた。1着13番のダイワスカーレット、2着は14番のアドマイヤモナーク、そうだ、枠連はいうところのゾロ目、大外同士の⑧⑧だったじゃないか、やっぱり、フォゲッタブルの16番は気にしなくていいかー。
2009年、12月26日の昼下がり、もう出稿しなければならないのに、ブエナビスタかフォゲッタブルか、◎の決断はまだついていない。どちらかが◎でどちらかが○は決まっているのだが。そして▲は人に未練がましいといわれようとなんだろうと、これまでずっと高く評価してきたリーチザクラウンを追いかける。
この3頭以外では、前残りが怖いミヤビランベリ、着実に調子をあげているマイネルキッツ、中山走るドリームジャーニー、距離延長がプラスのイコピコ、そして、一昨年のVに敬意を表してマツリダゴッホらをマークしよう。
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