第240話 「函館スプリントS」
08年 32.8-35.6 =1.08.4 △8△2△1 消耗戦
10年 33.1-35.1 =1.08.2 △7▼2△7 平坦戦
11年 33.1-34.9 =1.08.0 △6▼1△6 平坦戦
12年 34.3-35.1 =1.09.4 △4▼5△4 瞬発戦
08年は
ゴスホークケンがテン32.8秒のハイペースで引っ張ったおかげで消耗戦となりましたが以外は瞬発戦か平坦戦という傾向です。
函館芝1200mコースはシンプルに言うと坂を上って下るレイアウトなのでスプリントレースではありますが後半で加速が生じやすいコースとなっています。
函館はここがポイントです。
今年の場合例年と異なるのは開幕週開催ということです。
08~11年は6日目(3週目)開催、昨年は4日目(2週目)開催となっていました。
元々差し馬有利なレースではありませんが例年よりも更に前有利となる可能性は高いのではないでしょうか。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
スプリント戦なのに消耗戦実績がない馬が連対馬8頭中3頭もいて瞬発戦実績がある馬が7頭もいるというのがこのレースの特徴と言えるでしょう。
上でポイントと言ったのはこういうことです。
ハイペースの我慢比べに強い馬よりもラストで1段ギアを上げれる馬が有利ということです。
昨年は
ドリームバレンチノ&
ロードカナロアという
高松宮記念の1&2着馬で決まったレースですが、「格より出来」が夏競馬の代名詞でもあるので好調馬でも善戦は可能です。
【前走クラス別成績】
OP以下 1-1-1-19 勝率 4.5% 連対率 9.1% 複勝率13.6%
重賞 3-3-3-21 勝率10.0% 連対率20.0% 複勝率30.0%
【前走着順別成績】
3着以内 4-3-0-10 勝率23.5% 連対率41.2% 複勝率41.2%
4着以下 0-1-4-32 勝率 0.0% 連対率 2.7% 複勝率13.5%
前走重賞出走馬の成績がいい(=有利)のはもちろんなのですが勝ち負けとなると前走3着以内だった好調馬の方が数字的には上と判断出来ます。
前走重賞で3着以内だった馬の成績は3-2-0-2(勝率42.9%、連対率71.4%)とかなりの数字でここは外せない感じでしょうか。
今年の登録馬では
ドリームバレンチノのみとなっています。
昨年の勝ち馬でもありますし
スプリンターズS3着、
高松宮記念2着は
ロードカナロアを別格と考えればスプリント路線トップの馬なので当然ここは勝ち負け。
問題なのは以外の前走重賞出走馬のメンバー。
アドマイヤセプター、
テイエムオオタカ、
パドトロワ、
マイネルエテルネル
の4頭の実績馬なのですが
テイエムオオタカの前走9着が最高で以外の3頭は二桁着順なのが悩ましいところ。
過去のデータだけ見ればこの辺りの馬は3着欄に塗って前走3着以内だった馬を2着欄に、1着欄に
ドリームバレンチノを塗れば3連単の完成です…ま、なんてそんな簡単にはいかないとは思いますけど。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ドリームバレンチノ→クィーンズバーン→アドマイヤセプター
簡単にはいかないと思いながらもそうしてしまう…。
前走好調馬では
クィーンズバーンが面白そう。
スプリント戦は初ですが前走1400m出走馬は2-0-2-5でそれほど悪くありません。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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