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過去5年のジャパンカップダートの優勝馬を分析してみると、過去1年以内のダート実績が重要であることが分かる。
以下は、過去5年の優勝馬が1600m以上のダート戦で過去1年以内に記録した最高指数の一覧である。
■2011年 トランセンド
58.4 フェブラリーステークス(1着)
■2010年 トランセンド
58.3 アルデバランステークス(1着)
■2009年 エスポワールシチー
58.3 かしわ記念(1着)
■2008年 カネヒキリ←長期休養明け
53.1 武蔵野ステークス(9着)
■2007年 ヴァーミリアン
59.6 川崎記念(1着)
2008年のカネヒキリを例外とすると、いずれも、過去1年以内に1600m以上のダートオープンで優勝し、58.3以上の指数を記録していることが分かる。
それでは、今年の出走予定馬の中から条件を満たす馬をピックアップしてみよう。
60.2 エスポワールシチー(かしわ記念1着)
58.3 ワンダーアキュート(JBCクラシック1着)
条件を満たしている馬は以上の2頭である。
よって、今年のジャパンカップダートは、本来の力を取り戻しつつあるエスポワールシチーと、念願のGI初制覇を遂げたワンダーアキュートの一騎打ちになると結論づけたい。
なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。
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