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河内一秀の「カツラギ的」マイルチャンピオンシップ2012前走分析

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過去のマイルチャンピオンシップ優勝馬を振り返ってみると、前走の成績よりも、マイル戦でのオープン実績や指数実績が重要であることが分かる。

以下は、過去5年の優勝馬の前走とマイル戦での過去最高指数を記録したレースの一覧である。

■2011年 エイシンアポロン
58.0 富士ステークス(1着)

■2010年 エーシンフォワード
53.8 スワンステークス(8着)
58.1 東京新聞杯(3着)

■2009年 カンパニー
61.4 天皇賞(秋)(1着)
58.5 関屋記念(2007年)(1着)

■2008年 ブルーメンブラット
57.4 府中牝馬ステークス(1着)
59.0 ヴィクトリアマイル(3着)

■2007年 ダイワメジャー
53.8 天皇賞(秋)(9着)
60.4 マイルチャンピオンシップ(2006年)(1着)

以上のように、前走の成績に関わらず、マイル戦で58.1以上の指数を記録し、重賞で3着以内に入線した実績がある馬が優勝していることが分かる。

次に、今年の出走予定馬の中で上述の条件を満たしている馬をピックアップしてみよう。

59.7 ドナウブルー関屋記念1着)
59.4 シルポート読売マイラーズカップ2011年1着)
59.1 ストロングリターン安田記念1着)
59.1 グランプリボス安田記念2着)
58.7 ガルボ(京都金杯2011年2着)
58.5 エイシンアポロンマイルチャンピオンシップ2011年1着)
58.5 フィフスペトルマイルチャンピオンシップ2011年2着)
58.5 リアルインパクト安田記念2011年1着)
58.4 レオアクティブ京成杯オータムハンデ1着)

以上の10頭が条件を満たしているが、やや実績が古い馬が多い点を考慮すると、2012年に最高指数を記録している4頭に絞ることが出来る。

よって、今年のマイルチャンピオンシップは、安田記念組のストロングリターングランプリボスに、3歳馬のレオアクティブと牝馬のドナウブルーを加えた4頭の優勝争いになると結論づけたい。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。

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