第183話 「NHKマイルC」
07年 34.2-24.3-35.8 =1.34.3 ▼8△2△9 瞬発戦 稍重
08年 34.6-24.6-35.0 =1.34.2 ▼8▼5△9 瞬発戦 稍重
09年 34.3-22.9-35.2 =1.32.4 ▼2△2△3 平坦戦
10年 33.4-22.9-35.1 =1.31.4 ±0△1△4 消耗戦
11年 33.9-23.7-34.6 =1.32.2 ▼6△1△5 瞬発戦
過去3年はとにかく時計が速い。
馬場が異なるのでこの数字がそのまま当てはまるとは限りませんが
安田記念でも即通用する時計で走破しています。
昨年3着だった
リアルインパクトが次走
安田記念を勝利したのは(斤量差という理由もありますが)まぐれでも何でもなくもしかしたら新黄金ローテにもなり得る結果だったでしょう。
過去5年の
NHKマイルCを見てみると瞬発戦ありの消耗戦ありのレース傾向で瞬発コースにしてはバラバラ。
共通な部分とすればテンの方が上がりよりも速い前傾ラップになっていることです。
09年こそ番手先行した
ジョーカプチーノが勝利しているものの基本的には差し追い込み馬が有利なのはテンから飛ばす流れになっているからだと思います。
では連対馬のラップギアを見てみましょう。
瞬発コースですがやはり注目すべきは平坦戦実績。
10頭中平坦戦実績がなかったのはたったの2頭でした。
(しかも平坦戦実績がなかった2頭は平坦戦の経験そのものがありませんでした)
速い流れになりやすいレースなので脚を溜めなくても末脚を発揮できる馬というのが有利になると思われます。
その他ではこのレースは
・前走重賞組が有利
・前走1600m以上有利
・前走好調馬が有利
という傾向にあります。
前走大敗から巻き返したのは07年の
ピンクカメオ、
ムラマサノヨートー、それに11年の
リアルインパクトの3頭ぐらいで
・
皐月賞6着以内
・以外の重賞で3着以内
というのが目安になります。
上記の3頭をレアケースとするか否かが馬券とすればポイントになってくるでしょう。
今年のメンバーでこれらの条件を
クリアしている馬は
カレンブラックヒル、
セイクレットレーヴ、
ブライトライン
の
NZT上位馬のみ
次点では
・前走大敗だがリアルインパクトパターン
アルフレード
・平坦戦実績なし
ジャスタウェイ、
ハナズゴール、
マウントシャスタ
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ブライトライン→マウントシャスタ→アルフレード
NZT上位3頭の扱い方がポイントで舞台が府中に替わり差し有利のNHKであれば
ブライトラインが逆転するだろうと。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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ナイス!(
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