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12.2-10.8-11.6-11.8-11.9-12.2-11.9-12.1-11.7-12.0 =1.58.2
(34.6-47.8-35.8) △2▼4△3 平坦戦
発表は稍重でしたが午後になって急に馬場が回復し9R辺りからは既に例年通りの高速馬場となっていました。
今年の秋華賞のラップに目をやると予想通り前半~中盤が速く流れました。
過去5年で比較するとテンは平均、中盤は最速、上がりは最遅というものでした。
こうなると謎解き編で書いた通り瞬発力というファクターの重要度が低くなりスピードの持続力が重要となってきます。
実際、上がり1位のアカンサスは4着、2位のデルマドゥルガーは6着、3位のマルセリーナは7着でした。
(上がり=瞬発力という訳ではありませんが)今回の流れでは上がりの脚だけでは掲示板辺りがやっとというところでしょう。
そのスピードの持続力に一番長けていたのが勝ったアヴェンチュラだったという結果だったと思います。
前走のクイーンSが丁度今年の秋華賞と同じ様な流れだったのも好都合でした。
前走よりも前めのポジションで目標にされながらも押し切ったというのはかなり評価できると思います。
3歳の春を骨折でレースに使えずそれでいて秋華賞を勝ったという馬は過去15回の秋華賞で1頭もいない訳で厩舎スタッフの頑張りもかなり評価されていいことだと思います。
(追記)
厳密にはファインモーションが2歳新馬勝利→骨折→夏500万から復帰→連勝で秋華賞勝利がありました。
次走はエリ女になるのかなと思いますが今回よりは瞬発力が問われるコース、その土俵でどこまでやれるか見ものですね。
2着のキョウワジャンヌは私的には驚きの好走。
ローズSの3着はそれほど評価していなかったのですが展開的には前々走に近いレースを勝利した経験はありました。
しかし、そのレースは1400mであり流石に厳しいと思ったのですが・・・。
血統的にはハーツクライ産駒なので単なる短距離馬とは言い難いのでそこからは軽視禁物だったとは言えますか。
最内を引いて立ち回りの上手さが後押ししたのも確かだとは思うので次走以降のレース振りに注目。
3着は1番人気のホエールキャプチャ。
前走同様前めの位置取りを取ったのは決して間違いではなかったと思います。
池添Jがコメントした通り「立ち回りの差、枠順の差」も確かにあったでしょう。
しかし、内に入れたとしてもあって2着だったかなという印象です。
内回りでも外回りでもどんな距離でもどんな位置取りでも対応出来て常に好走するがちょっと足りない。
結局GⅠでは一芸に秀でた馬達に先着を許したということだと思います。
エリ女では秋華賞よりは条件が合いそうなレースなので最後の最後でリベンジなるかというところ。
ちょっと納得いかないのは紫苑S1、2着馬の惨敗。
今年の紫苑Sは秋華賞に直結するようなレース展開だったにも関わらずこの着順というのは「紫苑S組はやはり消し」フラグが立ってしまったのだろうかとも感じてしまいます。
紫苑S組は関東馬が多いという安易な理由とは考えたくないですが・・・悩
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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