最新競馬コラム

河内一秀の「カツラギ的」宝塚記念2011前走分析

 485

過去の宝塚記念を振り返ってみると、上半期の総決算にふさわしく、各路線のチャンピオンホースによる争いとなっている。

以下は、過去10年の宝塚記念優勝馬と、その前走指数の一覧である。


■2010年 ナカヤマフェスタ
56.3 メトロポリタンステークス(1着)

■2009年 ドリームジャーニー
58.4 天皇賞(春)(3着)

■2008年 エイシンデピュティ
58.1 金鯱賞(1着)

■2007年 アドマイヤムーン
--.- クイーンエリザベス2世カップ(3着)

■2006年 ディープインパクト
63.3 天皇賞(春)(1着)

■2005年 スイープトウショウ
59.5 安田記念(2着)

■2004年 タップダンスシチー
58.9 金鯱賞(1着)

■2003年 ヒシミラクル
58.0 天皇賞(春)(1着)

■2002年 ダンツフレーム
58.2 安田記念(2着)

■2001年 メイショウドトウ
57.8 天皇賞(春)(2着)

以上のように、前走で天皇賞(春)安田記念で3着以内、あるいは金鯱賞・メトロポリタンステークスで1着に入線した馬が優勝していることがわかる。

それでは、今年の出走予定馬の中から前走がG1で3着以内に入線、あるいは前走で勝利している馬をピックアップしてみよう。

59.1 ブエナビスタヴィクトリアマイル 2着)
58.3 ルーラーシップ金鯱賞 1着)
56.3 エイシンフラッシュ天皇賞(春) 2着)
55.6 ナムラクレセント天皇賞(春) 3着)

条件を満たすのは以上の4頭だが、ヴィクトリアマイル組のブエナビスタ金鯱賞組のルーラーシップが、58.3以上の高い指数を記録している一方で、天皇賞(春)組は指数的にはレベルが低いことが分かる。

以上の考察により、今年の宝塚記念は、ブエナビスタルーラーシップの優勝争いになると結論付けたい。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走に関する一考察であり、カツラギの最終結論では無いことをお断りしておきたい。

 ナイス!(17

もっと見る 

このコラムへのコメント

コメントはありません。

関連競馬コラム

新着競馬コラム

人気競馬コラム

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る