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●第6回ヴィクトリアマイル(GⅠ)追い切り診断
・アニメイトバイオ
5月11日 美浦W
66秒1-51秒7-38秒2-12秒9 強め
昨秋のエリザベス女王杯以来、実に半年振りの実戦になるが、3月の下旬から毎週のように時計を出し、併せ馬だけでも先週までに7本、おかげで1週ごとに動きもよくなっている。今週も実戦並みの3頭併せ、目いっぱいにこそ追わなかったが、相手2頭に遅れることはなかった。ローズSで4ヶ月のテッポウを決めていることを考えるといきなりエンジン全開もあっていいが、それでもこれだけの相手に半年振りで立ち向かうのはやっぱりマイナス、1割減点だ。
・アパパネ
5月11日 美浦坂
49秒1-36秒6-24秒9-12秒9 馬なり
熱発明けで仕上げ直しだった前走のマイラーズCのときとは違い、今回は何もかも順調。4月中はプール調整にとどめていたが、5月に入ると坂路で時計3本、先週の1週前追いでは4F50秒1ー37秒0、8日にも52秒9-38秒6をマークするハードさだ。そして、今週は併せ馬で別掲の猛タイム、これでまだたっぷりと余裕を残し、瞬時に併走馬を突き放す好内容。叩き台の前走時とは仕上げの意欲、中身がぜんぜん違う。これぞまさしくあとのないGⅠ用の仕上げ。打倒ブエナビスタの準備万端整った。
・アプリコットフィズ
5月11日 美浦芝
63秒6-48秒9-35秒2-11秒0 G仕掛
本馬場の5Fから大きく先行馬を追いかけ、14秒7、13秒7のペース、直線に向いたところで真後ろから外に出すと闘志に火がつき、仕掛けられると並ぶ間もなく前に出てあとは独走、ご覧の好タイム、ラスト1Fはなんとなんと11秒0の速さだ。この時計、反応のすばやさ、軽快きわまる動きを見ていると、前2戦の大敗がウソのよう。心身とものこの状態でレースに臨めるなら2強の一角崩しどころか、Vまでありそうに思えてくる。
・アンシェルブルー
5月11日 美浦坂
51秒5-37秒5-24秒6-12秒2 馬なり
前走2着後も元気いっぱい、1週前の4日には坂路4F48秒7-36秒0をだしたくらいだ。元気というよりさらに上向きというべき。今週はすでに体はできているので馬なりに終始したが、それでも別掲の時計となり、気迫のこもった、きびきびとした動きが目を引いた。こと仕上げに関してはどの馬にも負けない。
・エーシンリターンズ
5月11日 栗東坂
53秒0-38秒3-24秒9-12秒6 G強め
昨年の12月5日以来、5ヶ月余ぶりの実戦。先週の4日のウッドでの併せ馬(82秒5-38秒0-11秒4)の効果だろう、その後のキャンターは流れるように軽快、気合も乗ってきた。今週は坂路で1馬身半ほど先行する相手を目標に14秒7、13秒4のペース、残り1Fで追い出されると、重心を沈め、1F12秒6のフィニュッシュ、ゴールしたときには2馬身半もの差をつけていた。この12秒6はこの日の馬場状態としては圧巻時計で、それでなお余力を残していたところが大きな強調材料。桜花賞の3着馬が得意の1600メートル戦で復活を果たすシーンまであるか。
・オウケンサクラ
5月11日 栗東坂
52秒1-38秒3-25秒5-12秒9 一杯追
牝馬にしてはタフで、3月以降に3戦もしているのに疲れを見せない。今週もいつも通りの坂路でいっぱいに追われた。重い馬場でこれだけの時計が出れば十分といえば十分だが、バテもせず伸びもせずといった内容、強調できるものがない。
・カウアイレーン
5月11日 美浦W
81秒7-67秒6-53秒2-39秒1-13秒4 直強め
ウッドの6Fで1秒以上先行する相手馬を4F標では1馬身差まで詰めた。しかし、ここからはなかなか差が詰まらず、結局1馬身の遅れ。道中、一気に差をつめたといっても特別に速いラップを踏んだわけではないので、この遅れは物足りないし、いかに馬場状態が悪かったといってもしまい1Fの13秒4もかかりすぎだろう。これといった変わり身はなかった。
・グランプリエンゼル
5月11日 栗東坂
52秒1-38秒6-25秒4-12秒9 強め
鞍上・ウイリアムスとの呼吸もぴったりと、軽快な動き。ここしばらく、まったく首位争いにからんでこないので人気落ちだが、今週のキレのあるフットワークを見せつけられると、何やら大駆けムードが漂う。一昨年のNHKマイルCで3着した実力を、鞍上の腕で爆発させるかも。
・コスモネモシン
5月11日 美浦P
65秒7-51秒2-37秒4-12秒4 馬なり
時計の出るポリトラックとしては平凡な時計だった。動きは首を上下に柔軟に使い、軽快に映ったが、でもこれは前走時も同じこと、前2戦の3、2着からさらにプラスアルファがあるとは思えない。
・ショウリュウムーン
5月11日 栗東坂
53秒4-39秒1-25秒3-12秒6 G強め
1週前追いで坂路4F51秒5-37秒2の速い時計を出している。それだけ元気がいいということ。さすがに今週はテンを14秒3と抑えかげんだったが、しまいはきっちり気合をいれた。この伸び脚がすばらしく、1Fは12秒6の速さ、これでまだ余力を残していた。それと懸案の気負いこむふうがなく、乗り手の意のままに動いていたのがいい。ひとたたきされてガス抜され、落ち着いてきたのだ。
・スプリングサンダー
5月11日 栗東坂
54秒6-38秒9-25秒0-12秒6 強め
エーシンリターンズと同じようにこちらも坂路でラスト1F12秒6をマークした。しかし、4F時計は54秒6でしかないから53秒0だったエーシンほどの評価はできない。それはそうなのだが、動きは軽快かつ力強いし、グイグイと伸びてもいたから、ここ一連の好走からの調子落ちは一切なし、以上といってもいいくらいだ。
・ティアアレトゥーサ
5月11日 美浦W
83秒2-67秒0-52秒4-38秒7-13秒7 強め
雨降りの重い馬場もなんのその、牡馬を思わせるパワフルなフットワークを見せたが、時計はといえばまったく平凡、横バイ状態と見る。
・ブエナビスタ
5月11日 栗東W
83秒3-67秒4-52秒0-38秒0-12秒8 一杯追
先週の4日に長め7Fから時計を出し、もはやドバイ遠征の疲れなし、順調さをアピール。それだけに期待された今週の追い切りだが、別掲の時計はともかく、直線いざ追い出されてからの反応が鈍く、まったくこの馬らしさがなかった。そう、前脚がシャープに出て行かないから後肢もついてこず、動き全体が小さく、G前では手前を替えてもいたのだ。これだけの馬である、特別に状態がよくなくても、普通の状態であればいいのだが、今回は少なからず不安を残す最終追い切りの反応の鈍さだった。
・ブラボーデイジー
5月11日 栗東坂
53秒6-39秒7-26秒3-13秒0 強め
重い馬場は百も承知である。それにしてもモタモタと動きが重っ苦しかったのがこの馬だ。もともと鋭さを感じさせるタイプではないにせよ、前走2着好走の疲れがとれていないような鈍い動き、お世辞にも好調とはいえない。
・ブロードストリート
5月11日 栗東坂
58秒0-41秒5-26秒3-12秒6 G強め
4F時計が58秒0ではラスト1Fの12秒6は威張れないが、数字通りのシャープな動き。4日には事実上の最終追い切り51秒6-37秒8を消化していることも併せて考えると、この馬にも一発大駆けムードが感じられる。
・レディアルバローサ
5月11日 栗東P
78秒3-62秒4-48秒8-36秒1-11秒1 馬なり
ポリトラックとはいえ、追ったところなしでこの時計、とりわけラスト1Fの11秒1は光る。この切れは11秒8にとどまった前走勝ち当時をしのぐ。中間も坂路で丹念に乗り込まれてきて、12キロ増えた馬体をそっくりそのままキープ、ケチのつけようがない。あとは力関係。
・ワイルドラズベリー
5月11日 栗東W
79秒5-64秒4-51秒1-38秒3-13秒3 一杯追
4コーナーまでの手ごたえのよさにしては、ラスト1Fからの伸びに不満が。せめて13秒を切っていればと思う。4ヶ月ぶりをひとたたきされての良化はガラリ一変とまではいかない。
鈴木和幸
競馬評論家。ダービーニュース時代には、TBSのテレビ番組「銀座ナイトナイト」にダービー仮面として出演。メインレース予想7週連続的中の記録を作った。
日刊現代では、本紙予想を20余年にわたって担当。58年にその日の全レースを的中させるパーフェクト予想を達成。日刊・夕刊紙の本紙予想では初の快挙。
著書に
「競馬ハンドブック」「競馬・勝つ考え方」「競馬新聞の見方がわかる本」「まるごとわかる 競馬の事典」(共に池田書店刊)「競馬◎はこう打つ」(日本文芸社刊)「距離別・コース別・競馬場別 勝ち馬徹底研究」(ぱる出版刊)など多数。
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http://blog.livedoor.jp/suzuki_keiba/
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