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最速プロ予想『シューナカ☆』~プロ予想家陣がアノ注目馬の見解を語る!Vol.50・G1安田記念2018編~

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最速プロ予想『シューナカ☆』~プロ予想家陣がアノ注目馬の見解を語る!Vol.50・G1安田記念2018編~ | コラム | ウマニティ



前回の~日本ダービー編~では、6着敗退のダノンプレミアムへの“気性面”“調整面”への懸念点や、5着ブラストワンピースへの「“瞬発力のみが求められる特殊なレース”において他の有力馬に多少劣るのは、ラップ的に間違いない」(岡村信将プロ)、12着キタノコマンドールに対する「トモの筋肉が寂しく、馬体が未完成という印象が強い。嫌って妙味」(くりーくプロ)、「重賞を勝っていない馬に多くを期待するのは酷で、過信禁物」(伊吹雅也プロ)といった見解をご紹介した当コラム。人気馬の死角や、的中へのヒントが詰まったプロ予想家の週半ば見解を、ぜひ今週末の予想にお役立て下さい。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125

本日のターゲットは、6/3(日)G1安田記念
ウマニティ公認プロ予想家のスガダイ河内一秀伊吹雅也くりーくの4名に加え、スペシャル参戦の豚ミンCプロを加えた5人にアノ注目馬3頭を中心に、その他の特注馬も含め見解を直撃!
※見解は全て5/28(月)時点のものです。


●今回のプロ予想家陣
スガダイプロ・・・ウマニティ「プロ予想MAX」No.1予想家。タイム理論(主にオリジナルのスピード指数)と血統をベースに、調教や展開などあらゆるファクターをそこに加味し総合的に判断して結論を出すスタイルで「プロ予想MAX」のエースとして活躍中。
河内一秀プロ・・・自身が開発した競馬予想ソフト「カツラギ」ウマニティ特別版を採用し予想を展開。
伊吹雅也プロ・・・埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当する。2018年02月23日には最新刊『コース別 本当に儲かる血統大全 2018-2019』(ガイドワークス)をリリースするなど著者としての活動も精力的に行っている。
くりーくプロ・・・調教中心に予想を展開。関西の新馬戦+重賞が主戦場で、全頭調教評価コメントにも定評。
豚ミンCプロ・・・2017年12月よりスタートした『プロテスト』で優勝を果たし、18年3月にプロデビュー。レースリプレイ分析を基本とし、馬場状態・展開・騎手を見て自分が思っているよりオッズが付くようなら「買い」と判断し、その馬の馬券を買うというスタンスで活躍中。


●各馬へのコメント

スワーヴリチャード
 豚ミンC 前走は鞍上の好判断も光りましたが完勝でした。大阪杯の予想コメントにも書いた通り、左回りの方がパフォーマンスが上なだけで、右回りが苦手ではないというのも確認できたレースでした。今回はマイルという距離が課題になるかと思いますが、行きっぷりもいいことから、この距離になったからといってパフォーマンスを下げるということは考えにくいかと思われます。東京スポーツ杯2歳Sの時に相当な器と評した馬だし、個人的にもここはしっかり勝ってほしいとは思っています。
 河内一秀 金鯱賞をハイレベル指数で快勝して挑んだ大阪杯では、向こう正面でハナを奪ってラチを頼らせる好騎乗で、実績が乏しい右回りを克服し完勝。指数自体も、金鯱賞を上回るものだったね。今回は初のマイル戦がポイントになるんだけど、直線の長い府中であれば克服は可能だし、能力的に最上位であることに疑いはないからね。
 くりーく この中間は間隔もあるのでCWを長めからの追い切りがすでに4本と入念な乗り込み。いつも通りの調教ができていると思います。加えて、1週前追い切りでは一杯に追われて先着と、状態面に関しては特に気になるところはありません。ただ、今回は初のマイル戦でスタートから流れが全然違うと思います。この馬自身、決してスタートが良い馬ではなく後方から行くことになりそうなので、中途半端に動いて息が入らず直線伸びきれず、なんてシーンもあるかもしれません。その点、ジックリ行って直線一気ぐらいのほうが良さが出るのではないかと個人的にはみていますよ。
 スガダイ 安田記念への出走は良い選択だったんじゃないかな。マイルは初めてだけど、対応出来るスピードは十分にあると思う。前走の大阪杯はM.デムーロが上手く乗ったけど、左回りのほうが良い馬なのは間違いないからな。ただ、問題はゲートだろうね。出る時は出るんだけど、出遅れる確率がかなり高い馬だからな。流れや決着タイム次第ではあるんだけど、マイルで出遅れるとやっぱりかなり厳しいよ。左回りで流れに乗った競馬が出来れば、圧勝まで有り得る馬だと思うけど、人気を考えると、この馬を本命にするのはリスキーかなって気がする。実際にどういうオッズになるかは分からないけど、前走がインパクトのある勝ち方だったから、過剰人気になりそうな感があるよね。
 伊吹雅也 馬格のある実績馬が強いレースであり、私も基本的には高く評価したいのですが、やはり今回が初めてのマイル戦である点は気になります。“JRA、かつ1600m以下のレース”において出走経験がなかった国内調教馬は、1990年まで遡っても[0-1-0-5](複勝率16.7%)。2013年にショウナンマイティ(単勝3番人気)が2着となったものの、2013年6着のダークシャドウ(単勝5番人気)、2014年11着のグランデッツァ(単勝4番人気)、2016年11着のリアルスティール(単勝2番人気)と、人気を裏切ってしまった例が少なくありません。オッズ次第では“相手本線”くらいの扱いにするつもりです。


ペルシアンナイト
 河内一秀 昨年のマイルCSを制しマイル路線の頂点に立ったんだけど、指数的には低レベルと言っていい一戦だった。ただ、一方で前走の大阪杯ではスワーヴリチャードに0.1秒差まで迫り、記録した指数自体もハイレベルなものだったね。ちょっと悩ましい部分はあるんだけど、直線の長い府中で末脚を活かせれば、上位進出の可能性は高まるんじゃないかな。
 伊吹雅也 馬格がない馬なので、私は過信禁物だと思いますよ。“JRAのレース”における最高馬体重が500kg未満だった国内調教馬は、2011年まで遡っても[0-0-3-44](複勝率6.4%)と連対例なし。昨年は単勝1~6番人気の馬がすべてこの条件に引っ掛かっており、レッドファルクス(単勝3番人気)の3着が最高でした。
 くりーく この中間はかなりしっかり乗り込まれていて、2週前にはキタノコマンドールを終い置き去りにしてしまう切れを見せていました。1週前追い切りでも楽に先着とこの春3戦目で状態は最も良さそうで、前走以上の走りを期待していいデキにあるのではないでしょうか。
 豚ミンC
 前走の大阪杯は出負け気味だったものの、その後うまく立ち回っての2着。あまり・・・

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