グリーンセンスセラさんの競馬日記

「無敗2歳女王」リエノテソーロ

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もう一人の「無敗2歳女王」リエノテソーロが桜花賞(G1)へ向け今週出走!最強ソウルスターリングと"全勝対決"へ「まずは無敗で桜に向かいたい」─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2017年03月10日 08時00分 http://biz-journal.jp/gj/2017/03/post_2804.html


 無敗の2歳女王ソウルスターリングを中心に、ハイレベルな争いを見せている今年の3歳牝馬クラシック戦線。そんな未来の名牝の中でも、ひときわ異彩を放つ「もう一人の女王」が今週11日のアネモネS(OP、芝1600m)から桜花賞(G1)に向けて始動する。
 ソウルスターリングと同じ4戦4勝の2歳王者のリエノテソーロ(牝3歳、美浦・武井亮厩舎)は、ソウルスターリング「1強」に傾きつつある牝馬クラシック戦線に、一石を投じる存在になるかもしれない。
 ここまで芝で2勝、ダートで2勝。初ダートとなったエーデルワイス賞(G3)を5馬身差で圧勝して挑んだ昨年12月の全日本2歳優駿(G1)では、単勝2倍の1番人気に応えて3馬身差の完勝。無敗のまま2歳シーズンを終えた。
 その後、ドバイからUAEダービー(G2)の招待状が届いたが、陣営は桜花賞挑戦を決断。
 重賞2勝のダートでは共に圧倒的な強さを見せており、本来なら芝でそのパフォーマンスを発揮できるのか疑問視されるところだが、管理する武井亮調教師は『スポニチ』の取材に「今回の相手なら好勝負になっていい」と自信を見せている。
 それも、そのはずだ。リエノテソーロが芝での2勝目を飾った昨年9月のすずらん賞(OP)で、2着に負かしたタイムトリップは現在オープン2勝。世代トップクラスのスピードを誇った快速馬だ。そんなタイムトリップに1馬身1/4の差をつけて完勝しているのだから、リエノテソーロは芝でも相当なスピードを秘めている可能性が高い。


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ただし、芝の2戦は共に洋芝の札幌ということもあり、今回の中山参戦を不安視する声も小さくはない。
「父スパイツタウンは米国種牡馬で、日本ではあまり馴染みがありませんが、祖父のゴーンウエストが日本で芝の活躍馬を多数出しているので、リエノテソーロが洋芝以外の芝をこなしても不思議ではありません。少ない産駒はやはりダートに偏っていますが、芝もこなす"二刀流"も結構目につきます。
 それよりも問題は距離ですね。すでにダートでマイルG1を勝っていますが、陣営からは『短距離馬の体になってきた』という話も聞きます。父もブリーダーズCスプリントの勝ち馬ですし、ここで芝のマイルにも対応できるところを見せてくれると本番でも面白い存在になると思います」(競馬記者)
 記者が言うには距離対応のポイントは、母父ラングフールの血にあるという。
 リエノテソーロはゴーンウエスト系×ラングフールという配合だが、それをそっくり逆にしたのが昨年の東京大賞典(G1)覇者アポロケンタッキー。今年のドバイワールドカップ(G1)にも挑戦するダート王を輩出した底力とスタミナが母父から伝わっていれば、マイル戦でも可能性が広がってくる。
「まずは無敗で桜に向かいたい。その方が盛り上がる」
 そう強気に言い切った武井調教師。ここでも無敗を守り、桜花賞でソウルスターリングとの"全勝対決"なるか。まずは、アネモネSの走りに注目したい。

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