河内一秀さんの競馬日記

菊花賞の思い出

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かつて京都に住んでいたこともあって、淀のG1は好きなレースが多いのですが、その中でも一番好きなレースは菊花賞です。なぜなら、僕の原点は血統とパドックだから。そんなわけで、過去の菊花賞を振り返ってみました。

初めて現場で見たのは1995年。本命はシグナルライト。相手は、トウカイパレス、ホッカイルソー、イブキタモンヤグラ、ダンスパートナー、タヤスツヨシ。シグナルライトが、いきなり引っ掛かって終了。しかも、マヤノトップガンってだれ?マヤノトップガン&田原コンビとは最後まで相性が悪かった。

一番印象が強いのが、翌1996年。僕は、フサイチコンコルドの新馬戦を現場で見ています。忘れもしない、1996年1月5日京都7R。とにかく、抜け出すときの脚が凄かった。このレースを見終わった瞬間、この馬がダービーを勝つと確信していました。当時の競馬仲間にも散々言い触らしました。そして数ヵ月後…ロイヤルタッチを軸にした馬券を手に呆然自失。自分の目を信じきれなかった事に対する自己嫌悪。それからさらに数ヵ月後…フサイチコンコルドの単勝馬券を手に再び呆然自失。でも、ダンスインザダークの脚は凄かった。ただ、菊花賞というレースではあの脚が逆に足かせになると思って軽視していました。

フサイチコンコルドの一件で競馬仲間の信頼を得ていた僕は、1998年の菊花賞で本命を聞かれて、自身を持ってセイウンスカイと答えました。スペシャルウィークも強いが、ダービーを見れば明らかに瞬発力がありすぎる。菊花賞向きのタイプではない。ダンスインザダークの時と同じ理屈です。しかし、当日、手にしていた馬券は何故か馬連。当時、貧乏だった僕は単勝よりも僅かに高いオッズに目が眩んでしまいました。おかげで、セイウンスカイがゴールする場面が記憶にない…

最後に現場で見たのは1999年。この年は、どう転んでも三強で決まるだろうというところで保留して、最終判断はパドックに持ち越していました。当日、パドックで目に付いたのは、アドマイヤベガのテンションの高さでした。このテンションだと、ダービーで見せた瞬発力をこの舞台で発揮するのは難しいだろうと判断し、残る二強の馬連一点勝負。

今週末、10年ぶりに菊花賞を現場で観戦します。

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この日記へのコメント

河内一秀 河内一秀|2009年10月23日 0:05 ナイス! (0)

みなさん、色々ですねぇ。

ただ、馬連までしかなかった時代の方が、物語が豊富だった気がするのは歳を取ったせいでしょうか(笑)

すちぇ すちぇ|2009年10月22日 20:41 ナイス! (0)

初めて書き込みます。こんばんは。m(__)m

僕の菊花賞の思い出は。
ヒシミラクルとファストタテヤマの菊花賞です。
ちょっと血統をかじって、気になる2頭が誕生日馬券の馬番に入り、じゃあ!と3連複2頭軸で流した所・・・。ニホンピロウイナーを嫌ったメガスターダムが3着・・・。

見事に外れ♪

なぜ2頭軸の馬連を抑えない?と散々言われました。(><)

(退会ユーザー)|2009年10月22日 20:38 ナイス! (0)

こんばんは。
菊花賞と言えばグリーングラス!

一人札幌の古びたアパートで聞いたグリーングラスの勝った菊花賞。

思えば、それが為吉の競馬人生の始まりでした。

馬龍 > 解☆真人 馬龍 > 解☆真人 |2009年10月22日 18:11 ナイス! (0)

菊花の思い出
そりゃ ビワハヤヒデの 赤面子を 脱ぎ捨てて 二着返上ですね
今回は リーチザクラウンが その役目を演じてくれると 嬉しいですが…
牝馬出走の 菊花は荒れるのかな

河内一秀 河内一秀|2009年10月22日 17:19 ナイス! (0)

>レッドシグナル さん

まぁ、最初からプロだったわけではありませんからね(笑)

ここにたどり着くまでには、いろいろあったわけです。

レッドシグナル|2009年10月22日 6:48 ナイス! (0)

将軍さま

いつもご訪問ありがとうございます。

そうかあ…トップを走るプロでも

私なんか、
間際まで、毎回ですよ。

馬がゴール板すぎたら
うつむき...トボトボ
石ころ蹴っ飛ばし
(/_;)/~~

よしっ

今度はお日様をみて大笑いシタイナ

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