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モーリスがシャトル"種牡馬"に!? 海外でも活躍した名馬は種牡馬としても名声を得られるのか?━ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2017年02月01日 17時00分00秒 http://biz-journal.jp/gj/2017/02/post_2455.html
日本の種牡馬たちの新主流となるかもしれない。
2015年のJRA賞年度代表馬、最優秀短距離馬の2冠に輝き、先日引退式が開催されたモーリスに"シャトル種牡馬"として活動する構想があると、スポーツ紙が伝えている。
モーリスは、すでにJRA年度代表馬(2012・2014年)に選出され、史上最強牝馬の1頭として数えられているジェンティルドンナなどの名牝たちとの交配が決まっている。ノーザンファーム代表の吉田勝己氏によれば、それらに加え「初年度からシャトルをやろうというプラン」を検討中だという。上手く行けば、日本での種付けが終了した8月頃にオーストラリアに発つとのこと。初年度の種付けは300頭前後を予定しているという。
先日、リアルインパクトが昨年の種付けが日本で139頭、オーストラリアで134頭の合計273頭に至ったことが発表されたが、それに勝るとも劣らない数が想定されているようだ。
この発表にネット上のファンなどからは「シャトルに出すレベルという評価なのか?」「最強の血が世界中に散らばることは素晴らしい」「発展すれば世界の血統史に名前を残せるかも」などという意見が出ている。
「季節のずれを利用してオーストラリアで種付けを行うシャトル種牡馬ですが、これまでは日本での人気があまりない種牡馬が行うことで知られており、トップクラスの種牡馬が行うことは稀でした。そのため、モーリスほどの実績を持つ種牡馬が、まして初年度から海外に出ることは驚きを持って迎えられています。オーストラリア競馬は香港とのつながりも深く、香港でGI3勝かつ無敗という実績を持っているため、すでに現地からは熱視線が送られているようです。
また、どれだけ競走成績を残そうとも、日本国内で種牡馬として成功するとは限らない。海外での種付けも行い、優秀な産駒誕生の可能性を高めたいと考えているのでは?」(記者)
すでに試験的な種付けは終了しており、種牡馬としても上々の評価を得ているというモーリス。競走馬として世界を舞台に活躍した名馬は種牡馬としても世界的な名声を獲得することができるのか? 今後に注目が集まる。
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