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【アイダホ】
前走:カナディアン国際S 4着
飛び出しで遅れたが意図的?で
位置は取りに行かず後方2番手の内目を追走。
向正面で徐々に前との差を詰めにかかるが、
仕掛けを遅らせる後方集団が壁になりあまり動けず。
3角で周りが加速し始めると
そこには付いていかずワンテンポ待っての追い出し。
直線に入り外目に持ち出すと
コーナーからの加速でバテた集団にジリジリと迫っていき
3着争いに届きそうな所でゴール。
2走前:凱旋門賞 8着
好発を切って先頭、ペースを作ることに。
道中は平均~スロー寄りで
そんなに悪い流れではなかったと思うが、
直線で加速する余力はなく惰性で粘り込む形。
3走前:ソードダンサーS 6着
2頭併走で逃げ続ける日本ではあまり見ない展開。
最後の最後でようやく内にいた併走馬を交わすが、
その間に後方の馬すべてに抜かされて6着。
無駄に思えるペースの強弱もあり、
何でこの苦しい形をとったのかは疑問。
4走前:キングジョージ6世&クイーンエリザベスS 3着
外目4番手を掛かり気味に追走。
道中はエネイブルを前に見ながら運ぶが、
周りが3~4角で仕掛けた所で位置が悪くて動けず。
直線に向いてからの追い出しでしぶとく脚を伸ばして3着。
最後は凱旋門賞3着馬のユリシーズに3/4馬身差まで迫ったが、
相手はエネイブルを目標にコーナーで動いているので、
着差以上に能力の開きはありそう。
蹴りが強く走りが詰まった感じの、
いかにもパワー型の外国馬といった印象。
上位に迫った2戦がいずれも
周りがコーナーで動いて消耗した所を
一頭動かず直線だけの運びで差す形になっているので、
この形を取れないようだとキレ負けする印象は強い。
サトノクラウンタイプの馬なので、
ムーア騎手よりデムーロ騎手のほうが合っている気もする。
【ブームタイム】
前走:メルボルンC 15着
レースは超絶中弛みになり
3200のレースとしては消耗が激しそうな流れ。
好発から3番手にいたブームタイムとしては
決して楽な位置取りではなかったが、
2着馬がこの馬の後ろの5番手を追走していたので、
それを考えると単純に力が足りなかった感もある。
2走前:コーフィールドC 1着
内枠から飛び出し良く内目5番手辺りをキープ。
レースは一頭大逃げする馬を
前半緩めに運んだ後続が残り800過ぎから捕まえにいく形。
各馬がスピードに乗りながら4角に突入したため、
外目はロスが多くなり内を通ってきた馬が上位を独占。
勝負所で内目の好位にいたことと
52キロの軽量で他馬との斤量差があったことも勝ち切れた要因か。
3走前:ハーバートパワーS 4着
内目3番手の追走から
前半は平均ペースで淡々と流れるが、
中盤で前が少し緩みにかかり
内目で身動きが取れない間に後続が差を詰めてくることに。
しかし後続も一気に捲るまではこなかったので、
残り600辺りから比較的余裕を持っての追い出し。
後続が4角で外に振られる中
内目を走れたこともあり直線で一旦は先頭に立つが、
緩みに乗じてきた後方組のほうが脚を残していて
最後まで何とか抵抗するが4着まで。
オーストラリアの競馬はあまり注目したことがないが、
レース展開としては日本に近いのかなという印象。
ただ、コーフィールドC、ハーバードSが行われた
コーフィールド競馬場はコース形態が日本にないタイプなので、
ちょっと参考にしづらい感じもある。
馬の印象としては
飛び出しが良く先手も奪えそうで
勝負所でそれなりに動ける瞬発力も持ち合わせていそう。
ただ、末脚がキレそうな走法ではなく
能力的にも一枚落ちる感じなので、
スローの好位取りができてどこまでやれるか。
ブームタイムはコーフィールド競馬場に合った運びをしているので、
その点で東京2400はイメージしにくい部分がある。
アイダホはレース条件が阪神2200なら買ってみたかった。
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