山崎エリカさんの競馬日記

本日の見所(フェブラリーSなど)

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2016年 小倉大賞典、フェブラリーS
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●小倉大賞典

小倉は、開幕週からいきなり雨、昨日のけっこう雨が降ったわりにそれほど決着タイムを要しておらず、内々を立ち回った馬が活躍をしていました。昨年9月以来の開催だけに、完全良馬場ならば、相当に速い走破タイムが出るのでしょう。本日は、晴れて道悪からの馬場回復。小倉大賞典では、昨日の競馬や本日前半の競馬を意識して、後続勢が仕掛けが遅れるシーンが思い浮かびます。内々、前々有利を想定して予想を組み立てたいです。


●フェブラリーS

フェブラリーSは、根岸S経由の短距離馬が出走してくるために、馬場状態に関係なくハイペースになることが多いレースです。コパノリッキーが16番人気で勝利した一昨年のフェブラリーSは、世間では「前残り」と言われましたが、4-5F目に緩みが生じてはいるものの、けっして前残りとまで言われるほどのスローペースではありませんでした。だからこそコパノリッキーは、昨年は1番人気でもう一度この舞台を勝利することが出来たのです。

確かに、過去10年の勝ち馬10頭中6頭が逃げ、先行策からの押し切りですが、該当馬は2008年ヴァーミリアン、2009年サクセスブロッケン、2010年エスポワールシチー、2011年トランセンド、2014-2015年コパノリッキーと世代トップクラスの馬ばかり。(2009年、2014年はフェブラリーSとしてはスローよりの流れ) つまり、基本は、差し、追い込み有利の流れになるレースなのです。今年も例年以上に、逃げ、先行馬が揃っているので、コーリンベリーやコパノリッキーなどの出遅れ前科者が出遅れない限り、オーバーペースは確定的でしょう。

果たして、世代トップクラスの先行馬が押し切るのか? 新勢力の先行馬が押し切って、世代をリードしていくのか? それとも差し、追い込みが決まって、現行維持か? 今年、一年を占う意味でも非常に興味深い一戦となりました。

1番人気の追い込み馬ノンコノユメは、今回4枠7番に入り、近2年、特に一昨年のように、4-5F目(3コーナー手前から4コーナー入り口)でペースが緩むと、進路を失って4コーナーで位置取りを下げて、直線で盛り返してもアウトの可能性もあり、個人的には対抗評価としました。

ただ、有力逃げ馬が出遅れずにレースを引っ張る(一貫したペースのハイペースになる)前提ならば、今回の内目の枠でも大きくは問題ないでしょう。ただ、この枠順ゆえにノンコノユメらしいコースロスを覚悟した大味な競馬は出来ないでしょうね。

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